▶︎はじめに・ご挨拶

コザママ応援団の沖田です。沖縄の自主映画上映団体NICEを主宰しています。
2023年1月に全国対象の映画コンペティション・沖縄NICE映画祭を実施。全国から156作品を集め、うち52作品を上映しました。その審査員長を、本作の中川陽介監督につとめていただき、その縁から、同じ時期に制作を進めていた本作のお手伝いをすることになりました。

尊敬すべき映画の大先輩・中川陽介監督の長編映画を全国の皆さんに見ていただき、笑って泣いて、素晴らしい音楽に酔いしれる時間を過ごしていただきたいと思っています。

▶︎映画『コザママ♪ うたって! コザのママさん!!』を、全国で上映したい！

映画『コザママ♪』は、沖縄市銀天街を舞台に、生活に追われながらも夢に立ち向かう4人のアラフォー女性と、それを支える家族と街の物語です。女性の生き方、こどもの居場所、街おこし、沖縄の近代史などさまざまなテーマを含みながら、逞しく生きていく女性の姿を、涙と笑いで描きます。

また、jimama、ジョニー宜野湾、上門みきの3人が、沢田穣治による劇中歌を歌います。ポップなR&Bから、ブルージーな歌謡曲まで、心に染み入る名曲が映画を支えます。

【あらすじ】
かつて一世を風靡したJK R&Bバンド「銀天ガールズ」。時は過ぎ、それぞれが家庭を持つ中で、街起こしイベントでバンドを再結成することに。だが、そこには大きなハードルが待っていた！

【出演】
中川組の常連・上門みき、ジョーイ大鵞、玉城満をはじめ、県内で活躍する俳優陣、コメディアンが多数出演。
歌手のjimamaは、映画初出演にして初主演です。

主演：上門みき、jimama、畠山尚子、新垣美竹
出演：田島龍、ジョーイ大鵞、ナオキ屋、ゆっきー(キャン × キャン)、謝花 喜司・石川 賢・喜瀬 剛(さんさんず)、K ジャージ 仲座健太、山内千草、玉城満、ジョニー宜野湾、芳野友美 ほか

【中川陽介監督】
デビュー作『青い魚』（1998年）と第2作『Departure』（2000年）でベルリン映画祭正式招待作選出。夭逝した柴理恵を主役に圧倒的な音楽性と神秘性で沖縄の青春を描いた『FIRE!』、『真昼ノ星空』（2004年）で鈴木京香、『群青　愛が沈んだ海の色』（2009年）で長澤まさみ主演と、数々の傑作を生み出してきました。
『群青』後に沖縄県糸満市に移住し農家に転身。その後9年を経て、盟友・沢田穣治の強いススメにより、2018年短編『探偵新垣ジョージ』で映像制作復帰。中川監督を慕うキャスト・スタッフとともに以降、沖縄の地域映画として短編をコンスタントに発表するようになりました。

▶︎プロジェクトをやろうと思った理由

■理由１：地元の評判がスゴイ！

本作は、沖縄国際映画祭をはじめ、舞台となった銀天街や、監督の地元・糸満市などで限定的な上映活動を続けてきました。その中で、多くの観客から「思ったより３段も４段も上をいっていた」「何度も泣けた」「jimamaさんの歌声がサイコー！」「4人の主人公の中で誰もが、自分と当てはめる部分があるはず」など、熱れるな支持を得ることができました。
この活動を経て、県内のさまざまな女性団体や、大手スーパーなどの協力を得ることもでき、2023年10月に県内劇場でのロードショーが実現することになりました。

応援団としては、このまま県内だけで終わらせてはいけない！
全国の夢に立ち向かう女性たち、夢をもちながら燻っている女性たち、そしてそれを支える男性と家族に、この映画のメッセージを伝えたいと思っています。

この映画に参加してくれた、地元のダンススクール「ワッツアップ アケミ ダンススクール」の子どもたちと。スクール代表のアケミさんはダンスの振り付けやレッスンまで引き受けてくれました。
ラップを担当した二人は、数々のダンス全国大会で優勝経験を持っているとのこと。

　▷ワッツアップ アケミダンススクール

■理由２：中川陽介長編復活！

中川陽介監督は、3作目『FIRE!』で本格的な音楽映画に取り組みました。稀代の歌姫・柴理恵を主演に迎え、傑作映画を作り出した直後、柴理恵が突然夭折。激しい喪失感に襲われながら、映画を作り続けます。長澤まさみを主演に迎えた『群青　愛が沈んだ海の色』の撮影後、10年以上映画の現場から離れることになります。

その間、中川監督は沖縄県糸満市に移住し、農家に転身。今もトマトなどを作っています。

中川監督は、2018年に小説『唐船ドーイ』で沖縄文学賞を受賞。同じ時期、中川作品を愛してやまない盟友・沢田穣治（本作で音楽担当）からの強いススメがあり、2018年に短編映画『探偵 新垣ジョージ』を原作・監督することになります。
その後、3本の短編を経て、満を持しての長編復活なのです。

かつての中川節に心酔したファンとマニアに、そして創作に絶望してしまったクリエイターに、
一人の映画監督の復活劇を感じてほしいのです。

↓これは、応援団であるNICEで実施した、沖縄県名護市での『FIRE!』上映会の予告編です。

■理由３：音楽の素晴らしさ

音楽を担当する沢田穣治は、ショーロクラブなどで活躍するミュージシャン。アニメ『ARIA』シリーズや映画、ドラマ、などの音楽監督から、現代音楽のプレイヤーとしても活躍。中川監督作品に参加してきた古くからの盟友でもあります。
そんな彼が、今回はフレッシュなR&Bや、染み入るブルース調の歌謡曲などを提供。
『大丈夫』『でいご』などのヒット曲で知られるjimamaや、沖縄県内では知らぬもののない人気ロックシンガー・ジョニー宜野湾が参加して、非常に質の高い音楽性を実現しています。
特に、クライマックスで歌われる『青鳩の島』は、これまでにない沖縄音楽のようなブルースのような歌謡曲。この歌声を、全国に広めたいと思っています。

▶︎資金の使い道

全国配給にあたって以下の費用が必要です。

　■映倫・DCP・劇場用整音など実費：50万円程度
　■配給実費：50万円程度
　■全国向けプロモーション：100万円程度

合計200万円。また、

　■リターンの制作費用：50万円程度
　■CAMPFIREの手数料 : 12%、決済手数料 : 5%

が発生するので、その分を載せて、合計290万円を目標金額とします。

▶︎リターンについて

クラウドファウンディングを実施するにあたり、特別に以下のリターンを用意しました。
他では手に入らないものばかりです。
これを機会に、ぜひ手に入れてください！

■コザママ特別ライブ
2023年11月7日（火）、沖縄・那覇で特別ライブを開催、リターンとして、このライブに招待いたします！
出演：jimama、ジョニー宜野湾、上門みき、沢田穣治。
劇中歌を中心に、出演歌手の往年の名曲も聴けるかも？

■劇中歌MV集BD
劇中歌４曲のMVを美しい映像で！

■中川陽介 短編集
映画『群青』の後、長く映画制作から遠ざかっていた中川陽介監督。沖縄本島の南の端で農業を営みながら20年近くを過ごしました。その後、盟友・沢田穣治の強いススメから短編映画『探偵新垣ジョージ』で監督復帰。以降『コザママ♪』に至るまで、コンスタントに短編映画を作り続けてきました。
この時期の短編作品を1枚のBDにまとめました。

■中川陽介 初期作品集
デビュー作からベルリン映画祭に出品し、国内外で高い評価を得てきた中川陽介監督。しかし、現在では制作会社もなくなり、数々の名作を見ることができなくなっています。
今回このクラファンのリターンのために、デビューからの3作品『青い魚』『Departure』『FIRE!』の4作品をFHD・BD化！
流通の予定もないので、現在のところ、ご支援いただける方にだけ、限定各40枚を提供します。

■中川陽介 特別インタビュー I・II
I：デビュー作からメジャー作品を手がけるまでの経験や裏話、ベルリン映画祭の経験など
II：沖縄に移住して、小説執筆、短編映画を作り始め、コザママに至るまで。

▶︎実施スケジュール

映画『コザママ♪』の全国上映は2024年1月の東京上映を目指して、目下準備中です。
その後、関西、全国へと上映館を広げていきます。
本クラファンを続ける中で、並行して準備します。進捗状況は、逐次報告します！

▶︎最後に

この素晴らしい映画に参加しませんか？
笑いと涙と感動と美しい歌の数々の後、エンドクレジットにあなたのお名前を加えてください。
何卒、ご支援・ご協力、よろしくお願いします。

クランクアップの中川監督の泣き姿！

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。