はじめに
こんにちは!今回のクラウドファンディングを主催させて頂く、
岩田 憩と申します。
私は大田区の中学校に通う、中学3年生です。
去年私の学校で、「私の主張」と言う、スピーチコンテストがありました。
全校生徒の前で、選ばれた数名が自分の主張をスピーチします。
その中で、最も印象に残ったスピーチは、中学1年生の女の子のスピーチでした。
その子は、名前が呼ばれ、壇上に上がり、原稿を広げたまま、しばらくの間何も喋りはじめませんでした。
どう言う事かと、周りが少しざわざわして来たところで、ようやく一言目が発せられました。
「私には吃音があります。」
一つ一つの言葉を丁寧に心を込めて語りかけるようなスピーチは私だけでなく、全校生徒の心を打ちました。
吃音を笑わないで欲しい、吃音で苦しんでいる人がいる事を知って欲しい、そういった彼女の主張に感銘を受け、私は帰宅後に家族にも伝えました。
そしてインターネットで調べ、「注文に時間がかかるカフェ」の存在を知りました。
私は学校で生徒会の役員をしています。
是非学校で「注文に時間がかかるカフェ」を開催したいと考え、生徒会に提案し、学校側へ提案しました。
しかし、残念ながらコロナ禍の影響が残る今は、飲食を伴うイベントは学校で開催する事ができませんでした。
そこで私と家族が関わっている団体、イコノスクラブ主催で、大田区の施設「ゆいっつ」を借りて「注文に時間がかかるカフェ」を開催しようと思い立ちました。
勇気を振り絞って全校生徒の前でスピーチをした彼女のように、大田区にも沢山同じ思いを持っている人がいるでしょう。
そしてその人達の行動に私のように勇気づけられる人も沢山いると思います。
是非「注文に時間がかかるカフェ」を大田区で実現したいと思い、クラウドファンディングに挑戦します!
一言目を発するのに沢山時間のかかった彼女のように、初めの一歩はいつもとても大変です。
是非、応援よろしくお願いします!
活動の特徴
「注文に時間がかかるカフェ」は吃音症を持ちながら、接客業に挑戦したい若者とそれに理解ある地域の人々や当事者の方々が一体となって作り上げる1日限定のカフェ。発起人である奥村さんは、吃音への理解を広めたいという思いから全国各地でこのような活動を行っています。
工夫① お客様は吃音について説明を受けてから、スタッフとの交流を行います 吃音当事者にとって不安なことの1つとして、吃ったときに他人からどんな反応をされるかということがあります。「注文に時間がかかるカフェ」では、スタッフと接する前に受付にて吃音についての説明を受け、一般的な対処法を知ることができます。
工夫② 接客のセリフをマニュアルに入れない カフェの接客では「いらっしゃいませ」等、マニュアルでセリフが 決められています。 吃音者には定型文が苦手な人も多く、言い換えをしたせいで叱ら れた経験がある人も少なくありません。そこで、マニュアルに接客のセリフを一切入れません。
『吃音がある若者たちが、本当にやりたいことをあきらめずに、前向きに挑戦できる』
この活動の重要な要素の1つです。吃音があっても安心して挑戦できる場を提供することで、成功体験をして自信を取り戻し、自分がやりたいとこをあきらめずに前向きに生きられるきっかけづくりを行います。
工夫③ 自分が求めるニーズをマスクで表す「吃音」といっても、人それぞれ症状やニーズは違います。例えば、「最後まで話を聞いてほしい」タイプもいれば、「推測して分かってほしい」タイプの人もいます。店頭で一般的な説明をしますが、スタッフは自分のマスクの頬部分に自分が求めるニーズを記載しています。
解決したい社会課題
「吃音を持つ若者には接客体験を通して自信を、吃音を知らない人には吃音者との交流を通して理解をしてもらいたい。」
このようなスローガンを掲げ『注文に時間がかかるカフェ』は開催されます。
吃音者の多くは自分が理解されていないと感じることが多いといいます。
参加者の方々には今回の体験を通して吃音への理解をより深めてもらうと共に、自分も何かしよう!と思うきっかけになったらいいなと思います。
また今回のような取り組みが、メディアなどでより多くの人に広まることでより多くの人の理解を深めることができれば、多様性を受け入れる社会に大きく近づけることになると思います。
このプロジェクトで実現したいこと
吃音にある方にとっては「注文に時間がかかるカフェ」に参加すると決断すること自体、とても勇気のいることだと思います。その決断を後悔させないように、参加してよかったと思ってもらえるように一生懸命に取り組むつもりです。
また様々な地域の方々が注文に時間のかかるカフェに参加くださることで、今まで吃音が身近ではなかった方々にも理解を広げることができます。
みんなの夢への挑戦を一緒に体験頂き、双方ともに理解と勇気を持ち帰えれるような機会にしたいです!
応援メッセージ
吃音のある若者たちは、上手く話せないかもしれないという不安から人の輪に入っていくことに躊躇してしまうことがあります。
不安が大きくなると学校に行くのが怖くなってしまうなど、深刻な状況につながりかねません。
大田区を中心に、幅広い年代の子どもたちがスポーツやアートなどを通して仲間の輪を広げるサポートをするイコノスクラブは、これまで様々な背景を持つ子どもたちを受け入れてきました。
彼らが培ってきた知見をもとに注カフェを開催することが出来れば、より多くの若者に寄り添い、支援をすることができます。
注カフェを東京で開催するには多くの力が必要です。
是非、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
注文に時間がかかるカフェ発起人 奥村安莉沙
ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
人件費:50,000円
会場費:10,000円
広告費:15,000円
上記税:7,500円
備品:8,500円
手数料:9,000円 (9%)
ーーーーー必要資金合計:100,000円
実施スケジュール
2023年4月上旬 スタッフ募集
2023年4月下旬 スタッフ顔合わせ
2023年5月上旬~実現に向け複数回のミーティング
2023年6月25日 「注文に時間がかかるカフェ」開催
2023年7月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
『注文に時間がかかるカフェ』詳細情報
場所:東京都大田区(住所は予約された方にのみお知らせします)
日程:2023年6月25日(日)13:00-17:00(開催期間1日)
内容:コーヒー、ジュース等のドリンク販売(客席あり)
定員:40名様(整理券配布予定)
備考:スタッフは高校生~大学生のボランティアを募っています。
リターン
■2,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。
■3,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。
②イベントの報告書をお送りいたします。
■10,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。
②イベントの報告書をお送りいたします。
④ヨセッティにてWeb寄せ書きをお送りいたします。
最後に
学校でのスピーチを聞き、その後「注文に時間がかかるカフェ」について知ってから、吃音とどう向き合うか、当事者もその周りの人も考えるべきことだなと思うようになりました。
当事者の方たちが、勇気を出して強い意志を発信してくれています。
沢山の人に届けるために、皆様の力が不可欠です!
是非、ご協力下さい! よろしくお願いします!
主催団体イコノスクラブとは??
大田区中心に、スポーツ、アウトドア、アート、勉強など、様々な活動を通し、楽しく学び、成長し、仲間の輪を広げる団体です。
放課後を使ったスクールや、土日を使ったイベント、団体所有の施設「イコノスフロンティア」でのキャンプなどを行っています。
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