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●プロジェクトをご覧くださり誠にありがとうございます。
私はEFRICA(エフリカ)代表の中嶋と申します。岩手県宮古市生まれで現在も宮古市を拠点に釣り、キャンプ、山登りなど自然の中での活動をライフワークとしています。
私の住む岩手県宮古市は森、川、海、自然豊かな土地で、幼少期から野山を駆け巡り自然にいろいろなことを教わり育ちました。EFRICAは現場で得た経験やアイデアをもとに自然遊びが楽しくなる製品の企画開発、販売している会社です。
“Feel nature with EFRICA , a fusion of nature and traditional crafts.”と掲げ、岩手の豊かな自然、歴史、文化を取り入れ、大好きな岩手の風土の中で製品作りをしております。
根幹にあるのは岩手の伝統工芸と融合させたものづくりです。この度、岩手県奥州市水沢で南部鉄器の歴史を受け継ぐ及富(おいとみ)さん協力のもと、新しい南部鉄器が完成し、この製品とともにEFRICAをより多くの皆様に知っていただきたくプロジェクトを立ち上げました。
●自然と歴史の融合 職人がひとつひとつ仕上げる 新作”南部鉄ケトル”完成
900年の歴史を持つ南部鉄器。岩手県を代表する伝統工芸品です。
岩手県奥州市水沢で170年以上続く南部鉄器工房 及富と岩手県で誕生したアウトドアブランドEFRICAがタッグを組み、アウトドア製品の共同開発を始めて3年目になります。
共同開発の第1弾としてマタギたちが御守にしたオコゼの干物を模した”オコゼ鉄玉”を作製し、クラウドファンディングにて販売を開始。目標の200%に迫るご支持をいただきました。また第2弾、2枚1組のスキレット”オコゼパン”もキャンパーを中心にご注文をいただき124%でゴールいたしました。
このふたつの作品は今でもEFRICAを代表するアイテムとなっております。オコゼ鉄玉、オコゼパンも伝統的な製法で最初から最後まで職人の手が入り作られています。
南部鉄器といえば…頭に浮かぶには鉄瓶かと思います。私自身、いつかは鉄瓶を・・・と考えていました。
及富専務の菊地章さん、息子さんで次代を担う海人さんとのミーティング中に海人さんからEFRICA×及富第3弾としてケトルはどうでしょう?と提案をいただき、ふたつ返事で”やりたいです”と伝えました。
その時点で海人さんの中ではおおまかなカタチがすでにイメージされていたようです。ファーストサンプル、鉄瓶でありながらアウトドアケトルを思わせるフォルムを見せられた時は感動しました。
それから約2年・・・。
何度も手を加え修正をし、オコゼ鉄玉、オコゼパンに続く、EFRICAと南部鉄職人集団”及富”の第3弾となる新製品が完成しました。
●自然と寄り添いながら南部鉄の醸し出す世界観を感じることができる南部鉄器ケトル”イノシカ”
キャンプギアとして圧倒的な存在感。焚火に映える姿。焚火台や五徳に直置き、トライポッドで吊るしても良し。薪ストーブとの相性も抜群です。
鉄瓶のもつ機能美がアウトドアというフィルターを通しても薄れずに上品な佇まいとともに表現されています。
ガス火はもちろん、IH対応ですので日常の普段使いケトルとしてもおすすめの製品です。
洗練された見た目もさることながら、機能面においても南部鉄瓶のメリットはたくさんあります。熱伝導率が良いため加熱から沸騰までが早く、保温性も優れていますのでキャンプシーンではお湯を沸かすだけでなく、熱燗やゆで卵などアイデア次第で様々な用途にお使いいただけます。
※ガス缶をお使いの場合は輻射熱には十分に注意してください。
お湯を沸かすと鉄分が溶けだし、飲めば自然に鉄分補給ができるのも特徴のひとつ。お湯に含まれる鉄分の量は、アルミやステンレスと比べて10倍以上と言われいます。
それでいて南部鉄器で沸かしたお湯は鉄臭さがなく、水中のミネラルが南部鉄器の内部に付着し軟水化することにより、沸かしたお湯はまろやかな味わいになります。
口当たりの良いお湯で淹れたお茶やコーヒーは鉄瓶の雰囲気も相まって心を豊かにする時間を演出します。
●製品情報・仕様
名称:イノシカ ”inoshika”
材質:[本体] 鋳鉄 [ツル] 鋼材
本体直径:約16cm
ツルまでの高さ:約8.5cm
容量:600~700mℓ 満水容量:1ℓ
重量:約1.8kg
※本体直径に注ぎ口は含まれません。
※容量は満水容量です。
※本体大きさや重量、容量は制作工程の都合上表記と若干誤差がある場合がございます。
※ガスレンジ並びにIH対応(中火以下推奨)。
※洗剤は使用不可。※スポンジやタワシは使用しないでください。
※鉄製品につき大変熱くなります。革手袋、ミトン等を装着してご使用ください。
蓋には蒸気穴があいていますので蓋をずらさなくてもお湯を沸かすことができます。持ち手となる”つる”部分はトライポッドでも使用できる山型の形状になっています。注ぎ口からの湯量にもこだわり、コーヒーを淹れるときにもやさしく注げるようになっています。
製品という前に作品。歴史と作家さんの想いが詰まっています。
●イノシカと出掛ける いつもより自然に近づくアウトドア遊び
EFRICAで鉄瓶を作るにあたり意識したのは自然と共生してきた我々の先祖が繋いできた思想です。自然には八百万の神が存在し、自然現象や信仰、畏怖の対象とされています。
岩手にも自然を祀る山岳信仰などが根強く伝わり、 自然を尊び、恐れる気持ちを体現するものとしてあらゆるものに神が宿ると考えられてきました。イノシシやシカは古来より神の使いとされ、神聖な存在です。
我々の住む領域、野生動物の棲む領域には境界線があり、山野を駆け回るイノシシやシカなどの野生動物は昔からその境界線に近いところに生息しています。
自然に足踏み入れる時、境界線を越える時に我々を自然に一歩近づけてくれるアイテムを作りたい。自然と繋がる接点としての鉄製品。そう考えた時、我々より山野を知る彼ら野生動物の存在が作品づくりに大きく影響しました。
自然の中に身を置くとき、我々と自然を繋げてくれる道具になってほしいという想いからアイデアが形になっていく過程で我々はこの作品を”イノシカ”と名付けました。
伝統、歴史を持つ南部鉄器は日常で使う道具でありながらこうした思想や想いをも表現できる工芸品です。丸型、平型などその形にも個性があり、味わいがありますが、”イノシカ”の無骨ながら洗練されたフォルムからは野生動物の力強い生命を感じます。
機能美、装飾美などモノの用途や目的を果たしながら醸し出される美しさは様々ですが、真は人の心を満たすデザインであることだと思います。
”イノシカ”が作られるまでのこうした思想や物語を読み取ることで、モノは人の心を満たし、”イノシカがある”自然遊びはより一層上質な時間に変わると考えています。
●蓋には山の御守り オニオコゼの印
東北地方などで狩猟を生業にしてきたマタギ。一般の猟師やハンターとは違い、古い方法を用いて集団で狩猟を行うことが特徴で、マタギ独自の儀式や習俗を持っています。
アウトドアブランドとして人と自然の関わりを深く知ろうと思い、日本に伝わる山と共に生きた人々の暮らしを勉強する中でマタギ文化に出会い興味を持ちました。
マタギは山に入るとき、乾燥させた「オコゼ」を紙に包んで常に持ち歩いていていました。天候が荒れると、袖から少し出して山の神に見せるのです。山の神は「女神」で「醜い顔」をしていると言われています。
したがって、見た目がよくない「オコゼ」を見せると、世の中に自分よりもまだ醜いものがあることを知って機嫌がよくなり、天候が回復すると信じられていました。オコゼの干物には御守の意味合いがあるのです。そこから着想しオコゼロゴは生まれました。
オコゼのロゴマークはつまみのところに入っています。
本体底の裏面には及富の家紋。
我々が大好きな自然遊びにおいてもオコゼを持ち歩いたら・・・きっと御守として守ってくれるはずです。
●キャンプへの持ち運びには専用のデニムきんちゃく袋を
イノシカを持ち運ぶこだわりのきんちゃく袋を作りました。
イノシカとともに長く付き合えるきんちゃく袋です。
厚手で耐久性のあるオリジナルのデニムきんちゃく袋に岩手県八幡平市のレザー工房4358aging&antiagingにて作製したオコゼロゴ革パッチを取り付けました。
●リターンのご紹介
詳しくはリターンページをご覧ください。
●プロジェクト スケジュールについて
2023年6月中旬 プロジェクト開始
2023年8月12日 プロジェクト終了
2023年8月下旬 製品発送開始予定
※1ヶ月50個の生産ペースとなります。
8月下旬 50個
9月下旬 50個
・・・のペースで申込順で配送となります。
●会社・チームの紹介
・4358aging&antiaging様 岩手県八幡平市
EFRICA様の革製品を製作している4358aging&antiagingです。コーヒーのドリッパーケースやガス缶カバー、各種グリップカバーなど手掛けています。そしてこの度、柔らかなシープスキンを使ったミトンを共同開発いたしました。岩手県一関市の羊の革を使用しています。岩手の伝統、歴史を取り入れた製品作りをしているEFRICAらしい素敵なミトンが出来上がりました。私たちもEFRICAと”イノシカ”を応援しています。
・一般社団法人日本地域色協会(1116)様 岩手県盛岡市
(一社)日本地域色協会は、地域資源を「地域色(愛称:いいイロ)」として定義した色と活用により地域の魅力を発信する活動をしています。2021年には、宮古市の景勝地「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」を応援する地域色「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」を発表しました。EFRICAさんとは、この地域色を活用したコラボ製品の開発からご一緒しています。今回は、地域色を活用した「浄土ヶ浜のいいイロ」万年筆インクと万年筆(プラチナ万年筆 プレピーにコンバーター)のセットでEFRICAさんと南部鉄瓶「イノシカ」を応援します。
・合同会社グラムス様 岩手県盛岡市
岩手の伝統と自然を融合したプロダクトを続々と生み出すEFRICAのブランド立ち上げ当初からデザインでサポートさせていただいております。中嶋さんとお会いした当初から南部鉄器の鉄瓶を作りたいというお話をお聞し、段ボールで自作したモックを持ち込み、熱く思いを語ったとお話しを聞いた時から楽しみにしていた鉄瓶が、ついに完成したことをとてもうれしく思っています。シンプルながらも直線的で無骨なデザインは洗練されていてとても素敵です。蓋に刻まれる「オコゼマーク」はかつて山に入るマタギたちのお守り「おこぜ」がモチーフです。岩手・西和賀にある碧祥寺博物館でマタギの歴史をリサーチし、制作したロゴマークです。イノシカを持って自然の遊びを楽しむ皆様のお守りになることを願って制作しました。山や川、海で自然を楽しむアクティブな方々にピッタリの南部鉄瓶「イノシカ」で素敵な時間を楽しんでください!
・釜揚げ屋 代表 川村将崇様 岩手県下閉伊郡山田町
岩手県山田町で地産地消にこだわったうどん店、釜揚げ屋を経営しています。シーカヤックのインストラクターの他、アウトドアに関連した事業も展開しており、店内にEFRICA製品の販売ブースを設けて応援しています。待ちに待った鉄瓶が完成したと聞き、早く家の薪ストーブに置きたい!とウズウズしております。今後もEFRICAさんと薪の販売や各種アクティビティガイドなど一緒にやっていきたいと考えております。釜揚げ屋スタッフ一同、心より応援しています!
●イノシカと共に岩手の素晴らしい伝統、文化を世界に広めたい
私の大好きな趣味のひとつ”釣り”。山間に入る渓流釣りはEFRICAのもの作りに直結する着想や刺激をもらえる場で、私にとっては創造的で精神面の鍛錬においても大事な釣りです。
まだ薄暗い中、夜明けのもやに包まれるときや日没から暗くなるまでの一瞬、静かな興奮とともに奥底には恐怖心があって、それが自然への畏敬の念なのだと感じます。
魚を釣ることが目的なはずなのに釣りの楽しみ以上に心が昂り、日常にはない特別な時間の流れ方を味わえるのが渓流釣りの魅力です。
自然に身をゆだねた時の感覚に似た、普段は味わえない心の領域を満たす道具を作りたいと考えた時、浮かんだのが伝統、歴史を持つ工芸品とのコラボであり、そこがEFRICAの製品作りの原点になっています。
EFRICAはこれまで岩手の伝統工芸を取り入れた作品を企画してきましたが、作り出す作業と並行して想いを込めた製品を世の中の多くの方に知ってもらうため、日本全国に向けた営業活動も行ってきました。
営業活動の中であるきっかけからお客様は産地で製品を選んでいないのでは?と思うようになりました。もちろん良い製品であることが第一であることは言わずもがなですが、 どこで作られたか?ではなく、海外製であっても、国産であっても機能を満たしていれば産地は関係なく評価されていました。
自信をもっている製品が価格であったり、好みで選ばれないということはしょうがない。しかしながら製品ができるまでの歴史や作家さんの想いを伝えること作業をもっと頑張らないとお客様の心を動かすことはできないと強く感じました。
EFRICAが大事にしているのは作り手が見えるものづくりです。
人と道具の繋がり、関わり方は時代の流れとともに少しずつ変わってきました。大量生産、大量消費となった現代でも脈々と受け継がれてきた伝統を守りながら作品と向き合う職人さんがいます。
実際にひとつひとつ職人の手によって作られていく工程を目にし、仕事への誇りや想いを感じ、ものづくりの精神を学びました。
この素晴らしい伝統、文化を世界に広げたい。
製造元とお客様の間にいる私ができることは、作り手の苦労や、作品にかける想いを伝えることだと感じています。
多くの苦労があり完成したイノシカは自然と共生してきた我々の先祖が繋いできた思想、伝統、文化が融合した心躍るギアです。
このギアを通してEFRICA、そして岩手の文化、伝統を感じていただきたいです。
応援よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る本日すべての発送を終えました
2023/09/09 17:00南部鉄ケトル”イノシカ”先行予約にてお買い上げいただきました皆様、この度は誠にありがとうございます。及富さんのご協力により予定より早く納品していただき、本日すべてのお客様への発送を終えました。すでにお手にされている方も多いかと思います。”イノシカ”岩手の良いものをEFRICAなりに表現したプロダクトです。末永く愛していただけましたら幸いです。”イノシカ”と共にアウトドア、そしてご家庭で豊かな時間をお過ごしくださいませ。今後、”イノシカ”は一般販売に向けまた準備が始まることと思います。また新しいプロダクトも歩みだそうとしております。進捗についてはこちらでまたご報告させていただきます。次の夢に向け邁進して参ります。今後ともEFRICA、及富を何卒よろしくお願いします。EFRICA 中嶋 もっと見る
イノシカ 取扱説明書
2023/09/01 18:09こんにちは!イノシカの梱包、発送作業も進んでおり、すでにお手元に届いた方もおられる思います。お手元に届きましたら、封入されている取扱説明書をご覧いただき、慣らし作業をしていただきたいです。手順や注意事項などは以下となります。◎使い始めと使い方初めてご使用の際は、水を7~8分目まで入れて沸かし、内部を慣らしてください。過熱後、つるを持つ時には革手袋、ミトン等を装着してください。沸いたらお湯を捨て2~3回ほど繰り返します。これで使い始めの準備は完了です。錆びの原因になりますので、くれぐれも内部に水をいれたままにしないでください。余熱利用、または弱火で20~30秒程温め完全に乾かします。内部はタワシ等でこすらないでください。外部は乾いた布巾等で拭いてください。◎ご使用後のお手入れ使い終わったら、内部を乾燥させます。鉄瓶の内部に残った湯はそのままにせず必ず空の状態にしてください。その後、フタを取り、余熱や軽い空だきで内部を完全に乾燥させてからおしまいください。鉄瓶外側についた水分は、布巾、キッチンペーパー等で拭いて、水気が残らないように注意してください。※鉄瓶の内部は手を触れないでください。※内部は赤く錆びたような斑点が現れ、湯あかが付き始めます。それ以降は湯あかが徐々に表面を覆って水は美味しくなり、内部が赤くても水は透明を保つようになります。錆びと思って拭いたり、洗ったり、こすったりしてとらないでください。※鉄サビは身体に害はございませんので、ご安心ください。◎その他注意事項※洗剤は使用不可。※スポンジやタワシは使用しないでください。※鉄製品につき大変熱くなります。必ず革手袋、ミトン等を装着してご使用ください。※つる部分を倒すときは倒し過ぎず、キズ防止のため、つると本体が干渉しないようにしてください。以上です。想定よりも早く、9月中旬には全てのお客様にお届けできる予定です。よろしくお願いいたします。EFRICA 中嶋 もっと見る
本日より発送開始いたします!
2023/08/29 11:37いよいよ本日より出荷を開始いたします。ご予約いただいた順にて発送させていただきます。1ヶ月ほどでご予約いただきました皆様全員に届くように準備していきます。よろしくお願いいたします!EFRICA 中嶋 もっと見る
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