はじめに・ご挨拶
はじめまして! kahoと申します。
現在は休学中ですが、新潟県にある、長岡造形大学で建築・インテリアデザインを専攻してる学生です。
フィリピン・セブ島にきて約3ヶ月。少し前まで現地NPO団体でインターン生として活動していました。
突然ながら今回、第七回目の開催となる「セブ盆踊り大会」において、慰霊の想いを込めた空間をデザインすることとなりました。この大会の本当の開催理由を知り、何か自分にできることはないかとこのプロジェクトを立ち上げた次第です。
しかしながら、所詮私はどこにでもいるただの大学生です。まだまだセブことは詳しくないですし、人脈もありません。そして何よりもこのプロジェクトを実現する十分の資金がありません。ただ、成功させたいという想いは誰よりもあります。
不安に苛まれることの多い今だからこそ、街を照らし、人の心を和ませるそんな温かい空間を作りたい。
僅か10日間のクラウドファンディング。プロジェクトの趣旨、そして私の想いに共感していただける方がいらっしゃいましたら、どうか、お力をお貸しください...!
このプロジェクトの内容
竹に穴を開けて、中に明かりを入れ灯す竹あかり。平和の願いを込め2023年セブ盆踊り大会の会場内で空間演出を行う。慰霊塔、その周りを照らす灯籠を作成。さらに当日来場者にも参加いただき、竹あかりを完成させる。上空から見守る、たくさんの魂に、この温かい明かりを届ける。
プロジェクトの展望・ビジョン
○忘れてはいけない歴史
「慰霊の想い」-150万人の犠牲の上にある今の平和
フィリピンでは、日本人が忘れてはいけない歴史がある。
1944年から1945年のフィリピンの戦いでは、アメリカ軍率いる連合軍と日本軍が、ここフィリピンで激しい戦いを行った。結果、何の罪もない100万人以上のフィリピン人、50万人以上の日本兵がフィリピンで亡くなった。その多くが、私たちと同じ、夢や希望を持った若者だった。彼らは家族のため、未来の平和のために、激しい戦火の中戦い、飢えや疫病に苦しみながら、この地で死んでいった。そして、78年がたった今、彼らの犠牲の上に今の平和がある。彼らの死に報いるために、私たちにできること。それはかつては命を奪い合っていた日本人とフィリピン人が、手に手を取って仲良く幸せに生きることではないだろうか。そして、自分たちの親や祖父母を日本兵に殺されたという事実がありながら、それを「許し」、日本人である私たちを温かく迎えてくれるフィリピン人に、感謝して生きていきたい。
○日本の伝統·文化継承
日本人が忘れかけている意味
- お盆(盂蘭盆経)とは -
お盆とは、亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間であり、故人のあの世での幸せ(=冥福)を祈る機会となっている。
- 盆踊りとは -
お盆の時期にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし、一緒に過ごして送り出す行事であり、地域の人々との交流という要素もあわせ持っている。
日本各地で現在も受け継がれている夏の風物詩、盆祭り。しかし現代の日本において、このような「伝統の継承」は徐々に失われつつある。先祖代々受け継いできたご先祖様を思いやる心、慈しみの心を世界へ発信することで、時代が移り行く中でも忘れないでいたい。
○日比交流
コロナによる世界最長のパンデミック、2021年の巨大台風オデット。ここ数年で人々は沢山の辛い経験をしてきた。コロナもまだ完全に終息したとは言えず、これからまた、何かもっと辛い出来事が待ち構えているかもしれない。しかし私たちは沢山の辛い過去を乗り越えて今ここにいる。生まれ育った環境は違えどここまで乗り越えてきた戦友同士、日比の関係を深める機会を提供したい
[私の後輩である、長岡造形大学に学生とともに]
今回の竹あかりに関して、私の大学の後輩が手伝ってくれることになりました。私たちの大学では「地域協創演習」という授業の一環で、三島の方々と協力して竹あかり街道を盛り上げる取り組みをしています。今回スケットとして、そこで経験を積んだ学生が今回のプロジェクトを手伝ってくれることになりました!
現在三人の学生が実際現地に来てくれる予定となっています。
【第1回ワークショップ】
今回、プロジェクトの目的の一つでもある、日比の交流。
4月23日、計13人のボランティアさんが集まってくださり、第1回目のワークショップ「ペーパーランタン」の作成を行いました。日本の伝統文化である「折り紙」初めは慣れない作業で大変でしたが、全員で協力して、約10個のランタンを作り上げました✨
【第2回、3回ワークショップ】
4月29日、30日に第2回目、3回目となるワークショップを行いました。
資金の使い道・実施スケジュール
- 実施スケジュール
4月20日まで. - デザイン案決定
23日 - ワークショップ実施
25日まで. - 必要な資材、工具準備
29日、30日 - ワークショップ実施
5月1日 - 学生到着
5日 - 搬入、設置準備
6日、7日. - 盆踊り大会当日
- 資金の使い道
資材費 (工具、竹、ライト、キャンドル、和紙、など)ー 7万
工具、作業場所レンタル費 ー7万
設置・運搬代(製作費、当日設置費、資材運搬費、)ー5万
外注費・人件費 ー7万
リターン作成費 ー1万
CAMPFIRE手数料 ー 3万
最後に
最後までこのページをお読みいただきありがとうございます。
冒頭にも書かせていただきました通り、今回のプロジェクトは私の人生で一番大きなの挑戦です。ただ、私ひとりの力では何もできません。皆さんのご協力が必要です。
平和の願いを込めてあかりを灯す。
心のこもったお力添えをよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る無事竹あかりプロジェクトを実施することができました!
2023/05/17 13:282023年5月6日、7日、フィリピン・セブ島の来場者2万人を超える盆踊り大会にて、本プロジェクトである、「セブ竹あかりプロジェクト」が実施されました!!地元の人々を中心に2万人以上の来場者を記録したセブ盆踊り大会2023。今回、私が行ったセブ竹あかりプロジェクト、たくさんのハプニングに見舞われながらも、なんとか皆さまのお陰でやりきることができました。ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。この経験は私にとってかけがえのないものであり、宝物です。この竹あかりが、平和への光となり、セブと日本を繋ぐ一つの架け橋となったならば、それ以上に幸せなことはありません。ご支援者の方々にはお一人お一人お礼のメールと報告書を送らせていただいております。ご確認くださいますようお願い申し上げます。kaho. もっと見る
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