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【江の川で自然体験】伝統アユ漁の仕掛け=簗漁を観光にするための施設を!【島根県】

島根県美郷町を流れる江の川で行われてきた伝統漁法”簗漁”。竹を組み、川の恵みをそのまま浴びるような豪快なその漁を通して自然との関りを学べる機会を残したい!存続のための観光ヤナ実現を目指し、3年目となる今年は『鮎の家』創設のためのクラウドファンディングに挑戦します!

現在の支援総額

295,000

14%

目標金額は2,000,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/26に募集を開始し、 19人の支援により 295,000円の資金を集め、 2023/08/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

295,000

14%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数19

このプロジェクトは、2023/07/26に募集を開始し、 19人の支援により 295,000円の資金を集め、 2023/08/31に募集を終了しました

島根県美郷町を流れる江の川で行われてきた伝統漁法”簗漁”。竹を組み、川の恵みをそのまま浴びるような豪快なその漁を通して自然との関りを学べる機会を残したい!存続のための観光ヤナ実現を目指し、3年目となる今年は『鮎の家』創設のためのクラウドファンディングに挑戦します!

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このプロジェクトで実現したいこと

  □鮎の伝統漁(簗漁)を守り次世代に繋げたい!

  □そのための観光ヤナの実現!

  □基地となる「鮎の館 雨瀬荘~AMAZE SOU~」を!


島根県で唯一の観光ヤナ実現に向けて!

初めまして。島根県の中山間部、広島との県境にあります美郷町で『大和伝統漁業簗保存組合』 の組合長をしています栗原進と申します。去年、一昨年と続けて参りましたクラウドファンディング、今年で3回目の挑戦となります。

人手も少なく、高齢化の進む山間部ですのでその歩みはゆっくりではあります。しかし皆様の支援のおかげで観光ヤナの実現のため一歩づつ着実に歩みを進めることができました。

昨年は町外の方々に向けて9月から10月の土日に計7回の観光ヤナをイベントとして実施することが出来ました。まずはその紹介から始めさせてください。

まずは簗に上り、上流から流れてきた鮎をそれぞれにキャッチ!

隣に設置された簾では放流された鮎を手づかみで追いかけます。

ちょっとぬめりのある鮎は気を抜くと逃げちゃうよ!

鮎を串に刺すにはちょっとコツがいるけえなあ。

コツをつかむと上手に身を踊らせて串に刺すこどもたち。

炭火でじっくり焼いた捕れたて鮎の塩焼きはそりゃあウマい!

鮎の塩焼きに鮎ご飯、川べりで美味しく頂きました。

自然という生きる力の源を

自然と一体となり、その恩恵である鮎をその川のほとりで食す。
いうなればそれは原初の人の営みと変わらぬ景色であり、現代において最も欠けているであろう生きる力の源です。私たちはこの伝統ある簗漁を通じてそんな体験を広げたいと考えています。そのためには観光ヤナの確立が不可欠。毎年少しづつ前進していますが、今年は更なる飛躍を目指して「鮎の家 雨瀬荘~AMAZE SOU~」を作りたいのです。

なぜ必要なのか?

実際に県内、県外からたくさんの方々に来て頂いて簗を体験してもらって新たな課題に直面したからなのでした。

それはトイレ問題と休憩場所問題です。

簗漁は当然川の中で行われるのですが大きな江の川のそばには備え付けのトイレもなく、強い日差しを受けて、休めるスペースもないのです。観光ヤナとして進めるためにはそれを可能にする基地が必要だと私たちは考えました。そして簗漁を設置する川べりに向かう入口にある空き家に目を付けたのです。

予定地となる空き家。簗の仕掛けを置いている美郷町都賀西の天瀬にあります。ここを拠点に簗漁、及び簗を楽しみに来る方々との交流を実現したい!

どんな施設にするのか?

雨瀬荘のリフォームイメージは次のように考えています。

<使用用途>

  ・ふるさと学習
  ・体験イベント時の休憩所兼トイレ
  ・備品管理室
  ・周辺環境向上
  ・調理室(イベントのための簡単な調理やゆくゆくは”鮎うるか”などの加工品を)

【1階】

・玄関を入って右側にある和室2部屋の続き間はフローリングにして開放し、子ども達へのふるさと学習の場に。また、そこには学習に関するものや資料写真などを展示する予定です。

・玄関を入って左側には小さな和室が2部屋ありますが、一部屋は簗組合の事務所として活用。もう一部屋は、観光事業などでの休憩所として利用できるような空間を作ります。

・台所は観光事業の際の料理の仕込みや、将来は収獲した鮎の加工品製造(うるかなど)ができる場所として整備。


【2階】

・和室1部屋と洋室1部屋がありますが、洋室が江の川の方を向いており、その部屋の窓からは簗を見ることができるので夏には江の川と簗、その周りを囲む緑豊かな山々の風景が楽しめます。観光事業としての客室利用や、ボランティアスタッフの休憩所として運用していきます。


【庭】

 ・前庭が広いので、将来的にはテーブルやいすを設置し、竈なども作って体験スペースとして開放予定です。


予算の使い道

  ・施設の修繕、材料費

  ・ふるさと学習の経費

  ・国際ワークキャンプ実施費用(簗を通して国際交流&簗設営)

  ・その他諸設備費用

   ※ほかにCAMPFIREの手数料として17%(弊社掲載手数料12%、決済手数料5%)+税が含まれます。

スケジュール

  7月中旬 クラウドファンディングスタート

  8月中旬 簗漁の設置および国際ワークキャンプ招致

  8月下旬 クラウドファンディング終了

  9月上旬~10月上旬 週末に簗体験のイベントを開催(※開催日の詳細は活動報告で行います。)

  10月上旬 リターンの発送

 

「簗(やな) 」というのは川の瀬に杭を打ち並べて水をせきとめ、一か所だけをあけて簀(す)を張り、川を上り下りする魚をそこに受けて取る仕掛けのことです。その歴史は古く、日本書紀にもその漁法の記載があります。ここ美郷町の大和地域では昭和20~30年代の原風景として伝わっており,私の幼少期には数百kgにもなる鮎が捕れるのを目の当たりにしてきました。あれから50年以上が経った現在は下流にダムが出来たり、川周辺の生活環境が変わったりということもあってそれほどの漁獲量は期待できませんが、ダムを境に海への産卵に向かえない子持ちのアユを捕獲し、海に近い下流へと放流することで自然のサイクルを保全することも大きな目的の一つになっております。

私たちの町の紹介

島根県美郷町 面積:282.9 km² 人口:4550人(2020)

島根県中山間地域である邑智郡にある広島県との県境にある街です。広島県から日本海へ向けて流れ込む”江の川”が町の中央を貫く、その雄大な景色が特徴で、近郊には世界遺産となった石見銀山や自然豊かな三瓶山があります。1990年初頭からカヌー博物館に展示されているバリ式カヌー製作を依頼した縁でバリ島マス村と姉妹都市提携を結んでいたり、獣害対策に積極的に取り組むイノシシ肉ブランド”山くじら”や今年からは麻布大学との官学連携で「麻布大学フィールドワークセンター」が開設されるなどするなど、未来に向けた力強い動きのある街です。

島根県美郷町

https://www.town.shimane-misato.lg.jp/




最後までお読みいただいてありがとうございます。観光ヤナの実現まであと少し。古くから繋がる伝統を次世代につなぐためどうぞ皆様の力をお貸しください。

そして自然と一体となった簗漁を体験しに島根県美郷町へ一度足を伸ばして頂ければ幸いでございます。高齢者ばかりの大和伝統簗漁保存組合ですが、ますます元気に取り組んでいきます!




訪れる人が笑顔で帰れる遊び場を。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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■ 特定商取引法に関する記載

    ●販売事業者名:大和伝統漁業簗保存組合
  ●事業者の住所/所在地     〒696-0704 島根県邑智郡美郷町都賀本郷239−1
  ●電話番号: 請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
  ●送料:送料込み
  ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

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クラウドファンディングも3年目となる今回。ご支援くださる皆様のおかげで簗の伝統漁を続けてこられております。自然との共生を学べる機会をつくるための土台を、今年も皆様と作り上げれたら幸いです

最新の活動報告

もっと見る
  •  8月6日から14日までの9日間、簗簾づくりなどをワーク内容とする、国策ワークキャンプが終了しました。 今年は、福岡県内の高校生6名も福岡県のプロジェクトの一環として参加してくれ、NICEのキャンプリーダーと外国人3名を含むケ10名で活動していただき、無事に簗簾を敷き詰めることができ、8月15日からの解禁を待つことができるようになりました。 屋簾制作作業は、今回リフォーム中の雨瀬荘の中で行うなど、雨瀬荘を積極的に活用するようにしました。 まだまだ決まった部屋とトイレくらいしか使用することができな状況ではありますが、少しずつ拠点として使えるよう整備していきたいと思います。 台風7号の影響で、本日から雨が降り始めましたので、江の川が増水してくれば、簗漁のほうも期待できると思います。 また報告をしたいと思います。  もっと見る

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