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はじめまして、佐賀県武雄市でパクチーを栽培しています
農家の江口 竜左(えぐち りゅうすけ)です。
高校卒業後は野菜の栽培技術と農業経営を学ぶため滋賀県のタキイ種苗研究農場付属専門学校に入学。
その後、就農し、今年で9年目になります。
現在は、株式会社江口農園を経営し、パクチーの大規模な栽培を行っています。
また、福祉と農業の連携という新たな可能性に着目し、障害者の方々の就労を支援する福祉施設『NPO法人菜菜』を運営しています。
”エスニック料理が夕食にでてきてもいいんじゃないか”
そんな想いから、立ち上げた今回のプロジェクト。
昨今の日本では様々な食材にあふれ、様々な国の料理が食べられます。
中華料理、フレンチ料理、イタリアン料理。
しかし、エスニック料理が食べられる場所は少ないのが現状です。
江口農園は食文化の多様性を提案します。
エスニック料理に使う様々な野菜の栽培を実現させ
飲食店、大手スーパー、通販サイトで販売し、エスニック料理をもっと身近な料理にしたのです。
そして、何回もタイやベトナムに行ったからこそ、皆に伝えたいことがあります。
「エスニック料理だって負けないくらい美味い!」
辛い! だけど、それがたまんない。
ココナッツミルクのコクが濃厚で病みつきっ!
言葉を失う美味しさ。甘辛く炒められた香ばしい鶏ひき肉。
とろりと滴れる卵の黄身...。初めて食べる味、だけどどこか懐かしい。
このシャキシャキ感は空芯菜じゃないと引き出せません。さっと油で炒める。たったそれだけで食感の虜に。
庶民の料理はバンコクが世界一! イギリスの食関連サイトChowzterが、2014年最もおいしいファストフードを発表し、タイ・バンコクが 最もおいしい都市に選ばれました。
Chowzterは「バンコクでは経験豊富な庶民料理の魔術師が、新鮮な農産品、魚、肉を合わせて調理している」とし、「売り子たちは、食の世界における無名のヒーローだ」と述べています。
エスニック料理とは本来民族料理のことを指します。
そんなエスニック料理の代表ともいえる東南アジアの料理。
特徴として香草やスパイスがあげられます。
ショウガ、ニンニク、パクチー、レモングラス、バイ・マックルー。
香りの強いものを使用するため、エスニック料理独特の味、香りを引き出すことが出来るのです。
本場の味を再現するには、香菜が大事であると判断し、江口農園は日本でもいち早くパクチーに着目、
武雄市や支援者に支えられながら、栽培を始め、武雄市の特産品「たけおパクチー」としてブランド化に成功しました。
「たけおパクチー」の特徴は、独特の香りの強さにあります。
タイから直接輸入し、厳選した種のみを使います。種、無農薬、有機肥料にこだわることで本場と同じ強い香りを引き出しました。
しかし、栽培当初は試行錯誤の連続です。
タイまで栽培方法を何度も学びに通いました。日照時間、水管理、有機肥料・・・。
環境が違えば、パクチーの味や香りだって変わります。
例えばハウス栽培と畑栽培のパクチー。食べ比べると驚くほど違うんです。
ハウスのパクチーは最適な温度と水の管理が可能なため、エグミを少なくでき、瑞々しく育ちます。
畑栽培ですと、厳しい環境のため、じっと堪え、時間をかけ逞ましく育ちます。悪条件を乗り切る力強い生命力は、太い根を育み、強い香りと味を引き出すのです。
今でこそ満足できるパクチーを栽培できるようになりましたが、栽培当初は本場との味や香りの違いに悩みました。
タイ在住の方に試食をしてもらいましたが、やはり味も香りも物足りないと言われ続ける日々。
また、日本で飲食店やスーパー、通販に出荷するためには通年栽培が欠かせません。一年中同じ味をお届けす
る。その難しさを感じました。
もともとパクチーの旬は春と秋です。特に美味しいのは冬の寒さを耐え、乗り越えた春先の路地のパクチー。
本場のタイでもパクチーは山間部で育てられます。気温の高い夏場は苦手としているのです。日本の夏は暑
い上に湿気が多い。試行錯誤を繰り返しても平地では思うようにいきませんでした。
そこで思い切ったのは父です。
タイでは山間部で育てているのであれば、日本でも山間部で育てよう!
日本の山を開墾しだしたのです。開墾すると言っても、容易いことではありません。元々の畑には微生物
が多く住み着き、分解してくれるため栄養も豊富で、土もふかふかです。
それをいちからとなると、気が遠くなる思いでした。
しかし、パクチー農家なんて当時はいません。日本での栽培方法なんて、実践あるのみです。
がむしゃらに作り続けなければ作れない、それがパクチーでした。
水やりの大切さに気づくまで1年かかりました。海藻や馬糞などの有機肥料とパクチーの相性の良さに気
づき、土を改良。2年目は記録とノウハウの蓄積の日々。やっと栽培が成功するまでに3年はかかりました。
このときの感動は今でも忘れません。
洋食の日本での歴史は開国時から始まります。明治元(1868)年、維新政府は東京開市のため築地に外国人居留地を置きました。これに合わせて、西洋料理を提供する店も登場したのです。
中華はもっと歴史が古く、江戸時代初期からはじまります。外国との貿易の窓口である長崎・出島には、ポルトガル人や中国人が多く滞在していました。1689年(元禄2年)には、中国人居住区として「唐人屋敷」が 出島に建設されると同時に中華料理も普及したのです。
料理の歴史とは人と人の繋がりでした。
エスニック料理にはその繋がりを作るきっかけが今までなかったのだと考えています。
第二の故郷といえるまでに足繁く通ったタイ、ベトナム。
その国の料理で使う野菜を栽培し、繋がりをつくりたい。
それが私の夢です。
現在、パクチーを栽培し、主に飲食店に卸していますが、飲食店は都市部にしかないのが現状です。
世界一のファーストフードならば、日本でも家庭料理に定着できるのはないかと考えています。
しかし、家庭で作るにはいくつかの問題に直面しました。
エスニック料理には入手困難な食材、調味料が多いのです。
また、それらを手に入れても、毎日作るわけではないので材料が余ってしまい、一食分の単価がどうしても高価になりがちです。
それでは家庭料理にまで普及させることは不可能だと考えました。
そんな問題をどうやって解決するか。
私の答えは、
”エスニック料理の食材、レシピをセットで通販サイトで定期販売する” ことでした。
農家が直接販売することで、現地に行かなければ食べられなかった野菜を採れたて新鮮な状態で味わってほしい。そんな想いから「たけおパクチー」で培った栽培技術を活かし、誰にも負けない最高品質のエスニック野菜を作りたいと考えています。
日本人にも美味しいエスニック料理を!最高の夕食を届けたい。
そのために、レシピや食材はこだわります!
たくさんの人たちの支えのおかげで、現在では都市圏を中心に全国各地200店舗以上の飲食店に出荷しています。
パクチーウォーク。福岡の大名・今泉地区の20店舗でパクチー料理がウォークラリー制で食べることが出来るイベントを開催しました。多くの来訪者に恵まれパクチーの福岡や九州の宣伝普及にも繋がりました。
都市圏の飲食店で提供されるパクチー料理です。
さらに、Oisixイーズキューブなどの通販サイトや福岡の百貨店ボンラパス4店舗にも出荷しています。
たけおパクチーは6次化にも成功しています。柚子胡椒で有名な川津食品とのコラボ商品その名も「パクチーペッパー」。
手摘みによる新鮮なパクチーの葉を使った濃厚なパクチーペーストに九州産のパンチがある辛味が特徴の唐辛子を合わせました。麺やスープはもちろん 揚げ物や蒸し料理に振り入れると、ご家庭で手軽にエスニック料理をお楽しみいただけます。
これまでの活動や取り組みを数多くのメディアや雑誌にも取りあげていただきました。
パクチー好きのためのイベント「佐賀パクチーナイト」も佐賀県嬉野で開催
↓
福岡のフードビジネスマガジン ソワニエ↓
4,400人の地域クラブが競う全国青年農業者会議にて、農林水産大臣賞受賞↓
1、エスニック野菜の栽培経費
カナー、空芯菜、ホーリーバジル、ガパオバジル、レモングラス、ノコギリパクチ―を栽培計画中です。
2、エスニック料理セットを大手通販サイトや自社サイトで定期購入
気軽に自宅で調理できるよう、エスニック料理の材料をできる限り揃え、通販サイトで販売します。
曜日指定配達など、自社サイトで定期販売します。
3、料理家フジモトシマさんと簡単エスニック料理のレシピ提案
様々なレシピを提案し、上記のエスニック料理セットにお付けします。
4、エスニックの食文化を広めるイベントの企画・開催。宣伝広告費。
これからも江口農園はエスニック料理を広める活動に邁進いたします。
パクチーBBQ の開催。あなたの畑オーナー制度の栽培管理費
皆様のご支援、どうかよろしくお願いします!!
今回、リターンは、皆様に
『たけおパクチー』『エスニック野菜』を知っていただきたい!
という願いから
1.たけおパクチー
2.エスニック野菜
3.パクチーペッパー、パクチー紅茶、パクチーピリ辛緑茶
4.江口農園 農場見学 たけおパクチー収穫体験 パクチーBBQ
最新の活動報告
もっと見る西日本豪雨による浸水被害状況について
2018/07/12 19:16こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
825%達成ありがとうございます!!
2018/07/02 18:11825%達成ありがとうございます!! プロジェクトを開始してから2時間で目標金額を達成。 それからもたくさんの方から支援をいただき、最終的には825%達成できました。 そして、何よりも129人の方に支援いただき、江口農園スタッフ一同本当にうれしく思っております。 『たけおパクチー江口農園の挑戦』毎日の食卓にエスニック料理を届けたい!! エスニック野菜というまだまだ市場が小さく売り先も極端に少ない、さらに作っている農家さんも少なく栽培技術も失敗を重ね一から始めないといけない大きなリスクを抱えながらの挑戦に悪戦苦闘する毎日です。 でも、江口農園は今回の支援、応援のメッセージを送って頂いた方の為にもさらなる努力を惜しまず、全力で頑張ります!!! エスニック野菜も続々植え付けています。 これからも江口農園を愛情をかけて育てた野菜たちも何卒宜しくお願い致します!! もっと見る
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