■ 自己紹介
はじめまして、沖健汰と言います。23歳。
普段はデザインやイベント企画に携わる仕事をしています。紙のチラシを愛でる収集家でもあります。
こういうイベントなどもやっています
■ このプロジェクトで実現したいこと
大型商業施設や駅ビル、テーマパークや公園などの全国のフロアガイドを集めること。
僕は関西在住のため大阪京都兵庫は比較的アーカイブが進んでいますが、そこ以外はコレクションというにはまだまだです。そのため今回は大都市・東京に絞って、フロアガイドを集める旅を行います。
■ プロジェクトをやろうと思った理由
もともと僕は5歳くらいの頃から、映画のチラシやフロアガイドをはじめとして、街のあらゆるフリーペーパーを集めるのが趣味でした。実家も貧しく、たまのお出かけでも何かを買い与えてくれるわけでもなかったので、お土産のつもりであらゆるフリーペーパーを持って帰っていたんですね。それが今の職業にも繋がっていますし、この収集癖は今も衰えていません。
大阪エリアのフロアガイド ファイルにコストをかけられる今日この頃。
そのようなルーティンを続けるうちに(当たり前ですが)フロアガイドを含めたフリーペーパーは段々発行部数が落ち込んでいることに気づきはじめます。
特に新型コロナはフロアガイドのデジタル化に一役買っていて、加速度的に減少しています。(グルメガイドだけ残しているところが増えた。)
デジタルはとても便利ですが、基本的には今この瞬間役に立つ情報を提供するという考えで使われていますから、アーカイブを意識した作りでない限りすぐに消えてしまいます。
一方、紙は捨てなければ残りますから、そんなつもりはなくても自然と過去を参照することができます。
しかし、これは業界で働いて意外だったのですが、民間のイベント会社などでも自社の配布資料などは残すことなく捨ててしまうことが多いのです。それは本質的には民間がどうというより、現代人の感覚として、残すということの重要性を自覚していないということに、行きつくのだと思います。
さて、話が少しそれましたが、
”デジタル化が進むことで消滅傾向にあり、制作サイドすらもアーカイブを残さない”という現状を知り、ただの趣味として処理するのではなく、アーカイブとしての紙のフロアガイドのコレクションを残していく必要があると考えています。(言い換えれば、これただの趣味としてやっていたけども、自分はもっと重要なことをしているのではないかと思うようになりました。)
これはあくまで個人活動ですので、美術館や博物館のように力をもってコレクションすることはできませんし、たとえそういった機関に提供したとしても取り合ってくれることはないでしょう。しかしながら、民芸のように日常生活の中のあらゆるものは、体系立ててコレクションを行っていくことにより後世に語り継がれるものとして残るようになると思っています。
これは僕個人のためのコレクションのようでありながら、文化的な豊かさをつくるためのコレクションです。
この特殊でニッチなコレクションに賛同しださる方のご支援をお願いしたいです。
今回のプロジェクトはただ収集のための旅費を募るだけでなく、価値のあるリターンを提供することでそのコレクションの面白さや奥深さにも繋げたいと思っていますので、よろしくお願いします。元マルアイ
千里中央の「千里セルシー」
■ リターンの紹介
フロアガイド収集があなたも楽しくなる、そんなリターンを用意しました。
【嘘の商業施設のフロアガイドつくって送りますプラン】 5000円
自分の持っているフロアガイドのデータベースを活かして、嘘の商業施設フロアガイドを作ります。寂れた地方都市のショッピングモールなのか、大都市の駅ビルなのかは届いてからのお楽しみ…。
【東京でのフロアガイド収集レポートZINEを記録して送ります。プラン】7000円
恐らく謎…に包まれたフロアガイド収集の様子をレポートとしてまとめたブックレットをお送りします。
東京編は果たしてどのくらいの量になるでしょうか…。
【新しい観光のすすめ「フリーペーパーを集める旅」入門ZINEを作って送りますプラン】 10000円
主に京都市をメインにして、フリーペーパーが集まるおすすめのエリアを紹介しながらも、フロアガイドを取れるスポットをベースに旅のルートを書き上げて、入門ガイドとして送ります。オススメフロアガイドの紹介もあります。
※ZINEとは?:個人または少人数の有志が、非営利で発行する自主的な出版物のことです。
【感謝そして成果報告プラン】2000円
感謝のメッセージ、そして成果報告とコレクションの紹介をnoteを利用し、テキストとしてお送りします。
■資金の使い道
・CAMPFIRE手数料:約2万円
・旅費:約12万円
・ファイル代:約1万円
・リターン制作費:約3万円
■実施スケジュール
2023年7月 東京へ収集活動
2023年8月中 レポート・リターン制作/印刷
2023年9月中-10月上旬 発送
■最後に
ニッチなものを好きなった人は、マスではないからこそ、
それを持続させたり発展させたりする責任を担わされているのだと考えています。
こういう偏愛が文化を豊かにすることを信じています。
その活動を維持するための支援をしていただけるととても嬉しいです。
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