【ごあいさつ】
はじめまして。川越文化振興会「音快」川越市民舞台芸術プロジェクトの会長をしております中口毅博と申します。川越は「蔵造り」で知られる、歴史ある文化的で美しい、人口35万人の街です。2022年に市制100周年を迎えました。蔵造りの街並みや大正時代のモダンな建物など風情豊かな市です。毎年10月には縁結びで名高い川越氷川神社の祭礼である「川越まつり」が行われ、山車同士がお囃子と踊りを披露しあう「ひっかわせ」は圧巻です。
私たちは川越市の音楽文化の振興を目的として、川越音楽文化振興会「音快」を設立いたしました。2020年のオリンピックイヤーに、スポーツと共に音楽芸術も盛り上げていこうと、このオペラ公演の実現に向けてスタートしましたが、コロナウイルス感染症拡大のため延期を余儀なくされました。その後もコロナが収まる気配もなく、2021年も延期、2022年も再々延期になってしまいましたが、3年目の今年、2023年9月17日(日)やっと開催が決まり、現在参加者一丸となって公演に向け準備をしております。また、広報活動の一環として、出演者による広報演奏会を市内各所で積極的に展開しています。日本の歌や、ポピュラーソングなど、皆さんに馴染みのあるプログラムで好評いただいております。
広報演奏
また、昨年コロナ禍で実現出来なかった本公演の代わりに、小規模ながら指揮者によるレクチャー付きのコンサートを開催いたし、こちらもほぼ満員のお客様にお越しいただきました。
レクチャーコンサートの様子
現在は本公演に向けて、一般公募で集まったオーケストラ、合唱とパート毎に集まり、練習を始めています。
オペラのチケットはとても高額で、プロの演奏になると数万円するので、音楽愛好者でもなかなか手が出せない人が多いです。図は、年収別の1年間の教養娯楽関係費を示したものですが、年収の最も少ない層は最も多い層の1/3以下になっています。ましてや、年金暮らしのお年寄りや、ひとり親世帯の子どもたちなど、オペラはおろか、生の演奏会を聴きにいくことなど、とてもできないのが現状です。
私たちがパートナーとさせていただく川越市社会福祉協議会では、高齢者や子ども、障がい者の皆さんをさまざまな形で支援しています。私たちは、家に閉じこもって孤独に暮らしているお年寄りや、ひとり親の家庭でお母さん・お父さんが働きに出ていて家でひとりぼっちにしている子どもたち、学校になじめず友達も少ない子どもたちに、生の音楽を聴ける機会を提供することで、さわやかな気持ちになったり、心を開くきっかけになってくれたらと思っております。
【このプロジェクトで実現したいこと】
私たちは川越を上質な音楽が溢れる街にしたいという信念のもと、この活動に取り組んでいます。
子ども達からご高齢の方まで、音楽を愛する人々が気軽に音楽を楽しめる街。 演奏する側も聴く側も、もっと手軽に身近に音楽を感じられる街。 川越をそんな音楽で溢れる場所にしていきたいのです。
そのための第1歩として、今回のオペラをどうしても成功させたいのです。
「総合芸術」であるオペラの上演は、演出家がシナリオを描き、指揮者の元、ピットのオーケストラが艶やかな音色を奏でます。ステージ上ではソリスト達が歌いながら演技をし、合唱団は歌声と心を合わせハーモニーを作ります。バレエの華やかな舞踊が舞台に花を添え、照明や舞台装備や美術がステージをドラマチックに盛り上げます。もちろん、オーケストラも歌もすべてが生演奏です。練習風景(合唱の参加者をまだ募集しています!)
このように、総合芸術であるオペラを上演するためには、大勢の人が関わるため通常の演奏会よりも莫大な費用が必要となります。各方面への働きかけやスポンサー依頼などの資金集めに奮闘はしていますが、実績の無い私達ではなかなか資金が集まりません。今回クラウドファンディングで皆様のお力を借りたいのです。どうぞ皆様のあたたかい御支援をお待ちしております。
コンサート概要
1.公演日時 令和5年9月17 日(日) 13:30開場 14:00 開演
2.会場 ウェスタ川越(埼玉県川越市新宿町1-7-17) 大ホール (定員1,700 人)
3.主催 川越音楽文化振興会「音快」川越市民舞台芸術プロジェクト
4.曲目 ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲 喜歌劇「こうもり」
5.出演者 指揮者:佐藤宏充、演出:直井研二、合唱指揮:小林昭裕
キャスト:下村将太、牧野元美、福士紗希、一條翠葉、照屋博史、堺 裕馬、山本澄奈、那須琢乙、松山郁雄
必要な資金と使い道
必要な資金:約800万円(収入見込み クラウドファンディング130万円(提携先への支払いや手数料を除く)、コンサートチケット340万円、協賛金150万円、演奏者参加費180万円)使い道:会場費(練習時含む):200万円、指揮・演出・キャストなど謝礼:260万円、設営・舞台費:240万円、楽器・楽譜代、通信費など:100万円
最新の活動報告
もっと見る他団体のチラシ挟み込み
2023/09/20 06:00本番前日に、チラシの挟み込みをやっている様子です。本番前日はもちろん、「ゲネプロ」というリハーサルがあるのですが、その前に、プログラムに他の団体のチラシを挟み込むという作業をしなければなりません。近隣で実施されるオペラ演奏会や、キャストさんが出演する演奏会のチラシが多かったです。13時にオーケストラ、合唱メンバー入り乱れて作業開始。4つのテーブルに分かれ、流れ作業でやっていきます。他の団体の方は、12:45までに挟んで欲しいチラシを持ち込んで、作業も最低1人は手伝っていただかなくてはなりません。我々も、他団体の演奏会プログラムにチラシを挟み込まさせていただいているから、音楽愛好家のみなさんに情報を届けることができるのです。持ちつ持たれつの関係ですね。 もっと見る
オペラ本番終了しました!
2023/09/19 05:24おかげさまで、市民オペラ「こうもり」の本番が終わりました。ご来場の皆様、ご支援いただいた皆様、大変ありがとうございました。来場者は約770名でした。14時開演でしたが、13時半の会場前から入口を先頭に長蛇の列でしたので会場を15分早めました。自由席でしたので、皆さん早く来て良い席を確保したかったようですね。1階席はほぼ満杯になりました。社会福祉協議会さまを通じての招待チケットで、約10名の子どもたち、約40名のお年寄りのさんがご来場され、2・3階席に座っておられました。川越市長様もご来場されていたようです。まだ舞台や演奏の写真が入手できていませんので、プログラムの表紙でごめんなさい。とりあえずのご報告です。 もっと見る
招待チケットを贈呈した「川越市社会福祉協議会」って何?
2023/09/07 07:00招待チケットを贈呈させていただいた「川越市社会福祉協議会」について少し書きたいと思います。「社会福祉法」に基づき、設置されている民間団体で、どんなまちにも存在します。全国社会福祉協議会 のホームページによれば、 福祉サービスや相談活動、ボランティアや市民活動の支援、共同募金運動などを行っていますが、福祉サービスは非常に幅広く、保育園や学童クラブなどを経営しているところもありますね。「川越市社会福祉協議会」は川越市の施設である総合福祉センター「オアシス」の中にあって、施設の管理運営を委託されていています。写真は、「オアシス」 の2階フロアの平面図です。体育室、高齢者および障がい者のデイサービス室、機能回復訓練室、日常生活訓練室、特別浴室などがありますね。高齢者および障がい者の皆さんを車で迎えに行って終わったら送り届けます。皆さんも、ヘルパーさんが、大型ワゴンに車椅子のお年寄りを乗せたり下ろしたりしているのをまちで見かけることがあるのではないでしょうか?お風呂に入ったり、運動したり、何か作ったりして楽しんで、また家に帰ります。これが「デイサービス施設」です。「川越市社会福祉協議会」さんは、川越の「福祉のまちづくり」に欠かせない存在となっていますね。 もっと見る
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