ひとこと
こんにちは。むつみこども園のすぎもとけいたかです。100年の歴史を誇るむつみで園長になって11年目。僕を含めて家族4代が卒園生です。こどもたちと接していると発想の豊かさや斬新さに驚くことばかり。こどもたちと一緒にこの町のためにできることがたくさんある気がします。今回はそんなこどもたちのことを町のみなさんにも知ってほしい。一緒におもしろがりたい。そんな思いで、クラウドファンディングに初挑戦です!
むつみこども園 こんなとこ
むつみこども園は大阪市阿倍野区にある認定こども園。2歳~5歳のこども90人とおとな30人がくらしています。時代とともに変わってきたこども園のあり方。大切にしていることをさらっとご紹介します。
<かんがえるまち>
こどももおとなも「かんがえるまち」の住人。ここではいろんな人がくらしています。それぞれが自分らしく、お互いの違いを認め合いながらあそび、くらし、しごとする。そうあるためにどうすればいいか、みんなでかんがえる。そんなこども園を目指しています。
<一緒にかんがえる>
くらしの中心は「まち」と呼ばれる異年齢クラス。いろんな人がいるからこそ、いろんな思いがあって当たり前。だから一緒にかんがえる。たくさんの対話を通してみんながHappyに。
<思いっきりあそぶ>
あそびに夢中になる。そんなとき、人はたくさんのことをかんがえています。いろんな場所にいろんなあそびのしかけがあり、自分の「好き」と向き合う時間がたっぷり。
<くらしと向き合う>
自分のために生きる。あたり前のことですが、忘れがちな現代人。おなかがすいたから食べる。暑いから脱ぐ。使いやすいように整理する。自分の住む町を好きになる。すべては自分たちのため。
なんでアトリエづくり?
アトリエづくりのきっかけとなったのは、こどもが思う存分表現ができる場が必要だと感じたから。そもそもこどもは誰でもクリエイティブ。世界の美しさや不思議に気づいたり、感じたことを既成概念にとらわれずに表現するだけの力があります。そんな力をいかんなく発揮するためには、表現するための特別な空間や、素材や、時間が必要なのです。
町とともにあるアトリエ
自分らしさを表現するためのアトリエ。むつみのためだけにあるのももったいない。かんがえればかんがえるほどいろんな人の居場所となるアトリエのイメージがふくらんできました。名付けて「町とアトリエ」。町とこども園をつなぐ存在。そんなアトリエを町のみなさんと一緒にかんがえていきたいです。
たとえばこんなアトリエに
まだまだ構想段階ですが、こんなことできたらいいなと妄想をふくらませています。こんな場になったらいいなというみなさんの思いも募集中!
<表現の場>
・乳児から大人まで、町のみんなのための表現の場。こども園の保育でも使います。
・すごい作品をつくることが目的ではなく、自分と向き合い、自分らしさを出す、その過程を大切に。
・表現するための空間・もの・時間をつくる。
<ギャラリー>
・作品そのものだけではなく、表現の過程が見える過程を展示したい。
・こどもの表現のおもしろさを町のみなさんとおもしろがりたい。
・大人のギャラリーとしても開放。
<素材基地>
・表現のきっかけとなる素材や画材、工具などを使いたくなるような配置に。
・自然物・ファブリック・プラスチック・木材・金属・電子部品などをストック。
・素材のもっているポテンシャルを研究する。
・使っていない・使わないものを町のみなさんご協力のもと収集しリユースする。
<町の居場所>
・自分らしくあることができる場。表現してもしなくてもOK。
・勉強・お仕事・子育てなどから少し離れてほっとできる場所。
・ちょっとおしゃべり。本を読む。ちょっとコーヒー。いろんな使い方。
・ワークショップ、こども食堂、読書コーナー、貸しスペースなど検討中。
<町との接点>
・誰でもふらっと立ち寄れる場所にしたい。
・おじいちゃん・おばあちゃんも大歓迎。
・町の人同士やこども園とがつながれる場をつくる。
・おべんとうや野菜販売、カフェ運営も視野に。
DIYでアトリエづくり
アトリエ予定地はむつみの一本北側の通りにある趣きある長屋。40年以上空き家になっていたところをたまたまお借りできることに。DIY好きとしては血が騒ぎます。現在は、屋根と外壁の工事がほぼ終わり、これから水回りの工事。あとは、自分たちのDIYで壁や床の補修と棚づくり。我こそはという方お手伝いをお願いします!アトリエとしては冬からオープン予定ですが、植樹やウッドデッキなど、園庭でも活動できるようにするための作業は続きます。
さいごに
こどもが自分らしくあるためにおとなも自分らしく。おとなだって思いっきりあそんでもいいんです。いろんな人がふらっと立ち寄れる。ここに来たら何かがある。何もなくても心地いい。そんな町の居場所「町とアトリエ」をみなさんと一緒につくっていきたい。むつみのかんがえるまち構想。一緒ににかんがえる仲間になってもらえたら嬉しいです!
お金の使い道
目標金額:50万円
・素材や画材、工具集めのための資金
・DIYの材料費(木材・塗料等)
・活動を町のみなさんに知っていただくための宣伝費(チラシ・動画作成等)
・クラウドファンディング手数料
として大切に使わせていただきます。
【実施スケジュール】
クラウドファンディング終了: 12月31日
リターンの履行:1月〜2月に準備の整ったものから実施いたします。
町とアトリエ OPEN:1月(予定)
リターンについて
本文で登場したサービスをリターンとしてご用意していますので、一部ご紹介させていただきます。リターン詳細は一覧をご確認ください。
睦美学園アトリエに興味のある方はどうぞ体験へお越しください!
4回利用可能
営業時間:14:30〜15:30
利用可能時間:60分
1回の上限人数:5名
睦美学園アトリエに興味のある方はどうぞ体験へお越しください!
4回利用可能
営業時間:15:30〜17:00
利用可能時間:60分
1回の上限人数:5名
むつみこども園に関心がある方はぜひ1日体験にお越しください!
利用可能時間:9:30〜14:30
1回の上限人数:3組給食付き
この他、「アトリエづくり応援」の募集もおこなっておりますので、ご覧いただけると嬉しいです。
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本プロジェクトへのご寄付は「学校法人 睦美学園」への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に「学校法人 睦美学園」が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。(領収書の発送はクラウドファンディング終了後に個別にご連絡いたします。)
※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします
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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る急に暖かくなったり寒くなったりの2月
2024/02/20 18:24『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る』と言いますが、今年も例外ではなく月日の過ぎる早さを感じています。クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま。大変お待たせ致しましたが、お礼の品を送付いたしております。もしもお手元にまだ届いておられないようなことがございましたら、ご一報くださいませ。アトリエ内の木製プレートの記名につきましては、まだ作業が進行中ですので、もう少しお時間いただきます…*”こどもぶんかさい”先週行われた ”こどもぶんかさい” では、各まちのこどもたちが普段の保育活動の中で生まれたあそびを基に、ステージ発表やお店屋さんのおもてなし、トーナメント対戦、ゲーム大会などレパートリーに富んだ内容の活動を、こどもたちが主体となって計画・作成・発表し、つくりあげました。こどもの発想の豊かさや着眼点、計画力や実行力には驚かされるばかり…!大人も子供も、来る人来る人、みんな笑顔になって楽しんでくださいました。この日に向けて、こどもたちが素材を探しに、製作をしに、お絵描きをしに、アトリエに来てくれました。アトリエも大忙しの、楽しい時間でした。*ウッドデッキ兼階段の完成!ここに腰掛けると、とっても心地いいんです。むつみ職員のりょうさんは、何でもつくれる大工さんでもあります。 もっと見る
2024年 辰年
2024/01/17 13:41新年も明けて 早半月が経ちました本年もどうぞ宜しくお願い致します在園児・小学生のアトリエ体験 むつみの一日保育体験 リターンの商品等ただいま準備に取りかかっています体験は2月後半から3月にかけてご用意する予定ですお待たせしてすみません…むつみでは 墨汁を使って書き初めをしました点と線 つなげた模様筆の太さ 墨の濃淡描いた直後と乾いた墨との色の変化じっくりじっくり 墨と筆と向きあう素敵な時間 もっと見る
ゆるやかなつながりを感じる。
2023/12/22 16:38念願だったアトリエづくり。空き家活用の話をお声がけいただいた時は、ここしかないと思いました。プロジェクトをおもしろがってくださる方。空き家がどうなっていくのか気にしてくださる方。こんな素材あるよと持ってきてくださる方。こころよくDIYをお手伝いしてくださる方。こんなことしたら面白いねとアイデアを出してくださる方。アトリエどうなったと気にかけてくれるこどもたち。このプロジェクトをきっかけに、ゆるやかな、心地よい温度のつながりをたくさん感じることができました。みなさんのご支援のおかげで、目標を達成することができました。本当にありがとうございました。より充実したアトリエづくりのため、期間内は引き続き支援をお待ちしております。よろしくお願いいたします!いよいよスタートラインに立ったな。という実感が湧いてきました。これからもみなさんと一緒に、町とアトリエづくりを楽しんでいきたいです。 もっと見る
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