こんにちは
先日、支援先として相談していました「わんずふりー」さんに訪問、ご挨拶してかこました。
私がわんずふりーさんの活動に関心を抱いたのは2点。一つ目は噛み癖があり、手に負えなくなった犬達の最後の砦と言われている点。2点目はそういった子達であるにも関わらず、個々で檻を設けず、お庭と犬達室内をフリーにしている点です。
噛み癖がある子達の多くは育った環境にあり、けして犬達だけの原因がではない事がほとんどです。これって人と全く変わらないですよね。私はてっきりそういった犬達は殺処分されていると思っていましたが、特に静岡においてはほぼ殺処分されずに必ずわんずふりーさんのもとに導かれる仕組みになっているそうです。これって凄いですよね。また、そういった子達はほとんど若い子ではなく、それ故に看取りの子も多くなるそうです。
看取りの子が多くなるので、自然と社会ができます。そして、その社会にはリーダーが選ばれます。この施設が個別の檻なしにフリーでストレスなく過ごせているのは犬社会にも自然と役割ができ、リーダーの力が素晴らしいからです。そしてオーナーからして本当の右腕として信頼されている副リーダーがしっかりまとめ上げているからだそうです。
私が到着すると彼らは凄い勢いで吠えて歓迎してくれましたが、しばらくすると緊張を解いてくれて見せてくれた表情は優しくしっかりと前を見ていました。
他の施設に比べて数は少ないようですが、もちろん、里親さんのもとで幸せに暮らしている子もいます。
でも、きっと里親のもとで暮らさなくても今、わんずふりーで暮らす彼らは幸せなんだろう思います。
虹を渡るその日まで、幸せに過ごしてほしいと心から思いました。
微力ですが、これからできる限り大きい声で応援していこうと強く思いました。