みなさまおはようございます!プロジェクト”MOONRAKERS”です。
本日は嬉しいお知らせとして、生産が順調に進捗していることのご報告です!
現状、みなさまへのお届けは、第一陣のみなさまに7月10日週より配送を開始、第二陣のみなさまに7月19日週からの配送開始を予定しています。
今年は暑さと湿度が例年にもまして厳しい環境ですので、1日でも早いお届けを実行できるよう、引き続き生産に全力を尽くしていきたいと考えています。
お届けまで今しばし。ぜひ商品の到着を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
今回の「MOON-TECH®」商品の縫製を担うのは栃木県足利市を拠点とする「サンガレージ」。
今シーズンはみなさまより「MOON-TECH®」にたいへん多くのオーダーをいただきましたので、年明けより継続して量産を進行いただいています。
縫製工場の中を見ることは一般の方には多くはないとは思いますので、この機会に少しご紹介させていただきたいと思います。
縫製は労働集約型産業の典型と言われますが、もちろん自動化も進んでおり、縫製工程のファーストステップである「裁断」は、全自動裁断機で進行します。
全自動で裁断が進む姿は未来的で、見ているだけでわくわくする光景です。
続いて、裁断されたパーツは熟練の手わざでなめらかに「縫製」が進んでいきます。
そのスピードはほんとうに素早くスムーズで、ついつい見とれてしまう美しさです。
縫製するミシンは日本の「JUKI」製。
工業用ミシンは今でも日本製が世界の主流であり、日本のみならず世界中の縫製工場で日本製ミシンが使用されています。日本が誇る技術の一つです。
「モノづくり」の最終工程である「縫製産業」は、非常に重要な産業であり、上記の通り日本の技術も世界中で多く使われていますが、一方で日本では産業としての存続が危ぶまれる状況にあります。
みなさまもご存じかも知れませんが、日本の縫製工場は日本人のみならず海外からの研修生のみなさまとの連携によって運営がなされている工場が大半です。
日本人と若い海外研修生がしっかり連携を取りながら進む現場の姿は美しいものですが、現在は従来に比べ海外の方々が日本に来ていただけることも減っており、また、同様に日本の若者が縫製工場でモノづくりを行うことも減っています。
そうした状況の中で、個別の縫製工場としてはがんばって運営をされているところも多いものの「産業」としての「縫製」は日本では存続が危ぶまれる状態にあるのです。
わたしたちは、そうした状況に対しても何らかの対応を取りたいと考えています。
個別の縫製事業者のみなさまのがんばりに頼るだけではなく、様々な連携も含めて、新しい縫製産業の「未来図」が描けないか?という取り組みです。
今後、そうした「縫製産業の未来図」についても、みなさまとともにあるべき姿を考えていければと考えています。
わたしたちは今後ともみなさまに出来るだけ透明に「モノづくり」の中身を共有させていただき、みなさまとともにあるべき姿を創造していきたいと考えています。
現状の姿をみなさまに透明に伝え、知っていただく。
現状をより良く変えようとするわたしたちの「挑戦」の姿をみなさまに見ていただく。
そしてみなさまとともにあるべきミライの姿を描く。
わたしたちは誰も見たことのない「未踏」を、みなさまとともに創りたいと考えています。
プロジェクト”MOONRAKERS”