はじめに
子供のごろ父親が西洋蜜蜂を50群以上も飼育していて、小学生の時から蜜蜂に接する機会が多かったためか人より蜜蜂に対する思いが強いです。脱サラで千葉県で飲食店を約10年間営んでおりましたが、いつかは養蜂をやると思っていた子供の頃の思いが、当時の父親の年齢になって実行できるようになりました。
昨年、今まで営んでいました飲食店はコロナの影響の事もあり、やむを得ず閉店し、茨城県鉾田市に移住しました。近くの知人の土地(杉の森、約1200坪)を借り、現在、一人で伐採からはじめ、土地を耕し花の種を蒔いて、蜜源になる果樹や木を植えるなど、毎日養蜂場造成に汗をかいております。今の時点で、約400坪ほど伐採し、蜜蜂を飼育できるように造成し、現在6群の西洋蜜蜂の飼育を始めました。
業務の資格について
養蜂業は都道府県に毎年、飼育届出を出さないといけないです。また、衛生局より家畜の伝染病である腐そ病の検査を受けます。当養蜂場は4月10日に届出を出し、5月2日に衛生局の検査を受けました。来年は、ミツバチの群れも増えるので、増える分も含め、2月に届出を出し、同じく腐そ病の検査を受けることになります。
このプロジェクトで実現したいこと
蜜蜂は自然環境と大切な関りをもっています。日本だけではなく農作物には蜜蜂は欠かせない存在ですし、ミツバチがいなくなれば自然界が壊れるとまで言われています。各自治体でも蜜蜂の飼育を勧め、蜜源になる花や木を植える運動を積極的に支援するところもあります。蜜蜂は主な目的は蜂蜜を採集することですが、蜜蜂は自然界を守る大事な役割を担っているため、私は蜜蜂を通して子供の教育の一環として蜜蜂が自然界にどのように係わっていて、どのような働きをするのかなどの学習場としても活用していきたいと思っております。
茨城県鉾田市は日本で野菜の生産量が一番多いところです。メロンやイチゴの栽培には交配用の西洋蜜蜂を取り入れています。ただ、蜂蜜を採るための養蜂の方は少ないようです。近くにはニセアカシアの森もあり春には藤の花も多く咲き、養蜂環境としては悪くない地域で、さらに蜜源になる木や花を植樹しながら、養蜂場の造成をやっております。造成した畑には、果樹(リンゴの木、梨の木、梅、桜、ミカン、栗の木など)や、花(菜の花、セイージー、ラベンダー、コスモスなど)を植えています。3年後、5年後には必ず実が実ると思っています。
今までは人の力を借りずに一人でコツコツやって半年かけて約400坪が造成でき、多少の蜜蜂が飼育できる環境が整えられました。まだ、残りの約800坪の土地も今から造成しなければならないですし、後は水の供給の為の井戸掘りや資材の置けるハウスを建てることなど、一人でできないことに直面しております。そこで皆様のご支援をお願いいたすことになりました。
目標300万円に設定してありますが、最低限の金額でありまして、伐採する杉の木は直径40センチを超えるものも多く、少なくとも300本近くあるので重機がないとできないほどです。また、その木の根っこ処理にも人の力では時間と体力が想像以上にかかります。
詳細な内容は、
重機レンタルや機械の購入 80万円
休憩室や倉庫などの建築 70万円(建てるのは私本人)
井戸掘り 50万円
蜜蜂の購入、蜂の箱など飼育に必要な備品 50万円
キャップファイヤーの手数料 約50万円です。
今年はやっとスタートできた状態です。今年は蜂蜜の採集することより、蜂を増やす・強い蜂の群れに育てる・蜂の生態や習性の学習、また養蜂場の周辺(蜂の行動範囲約3キロ以内)の蜜源の環境などの調査などを行うに専念します。
来年春4月ごろには、15群~20群まで増やす計画です。
西洋蜜蜂の蜂蜜採集はその年の気候の状況などによりますが、年3~4回行います。茨城県近辺だと主に花の多い春から夏にかけて行われます。来年までは蜂を増やすため、分蜂(一つの群れを2群、3群に分けること)させるので、量的に多くは採集できないと思いますが、2年後からは十分に採集できるようにしていきたいと思っています。
春休みや夏休みには子供の見学できるプログラムを計画し、実施したいと思っております。学習見学は蜜蜂の分蜂が4月に盛んに始まるので、3月の春休みなどに小学生対象に実施できるようにしていきたいです。また、一般の方の見学は蜂蜜の取れる時期である5月から6月に実施できるようになれればと思っています。
最後に
粉骨砕身の思いでこの事業に専念し、成功させる気持ちで、雨の日にも関わらず毎日、汗を流しております。皆様のお力添えが現在の状態から飛躍的に大きく前進する原動力になれると信じております。支援という意味よりご一緒に養蜂を成功させるという気持ちで、ご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
皆さんありがとうございます。一層、力が湧いてきます。明日からもより頑張ります。