はじめに
1601年(慶長6年)現在の岐阜市加納の地に遷座し奉られた加納天満宮。 その境内で毎年第4日曜とその前日に開催される「天神まつり」は地元の多くの方々のご協力、有志の方々のご尽力により毎年盛大に行われてきました。しかしコロナ禍により他の多くの行事同様に祭りは中止となり岐阜市加納の秋の賑わいが遠のいておりました。しかしそんなコロナ禍からの脱却、以前の賑わいや盛り上がりを目指して令和5年秋、ついに4年ぶりに天神まつりを盛大に開催することとなりました。
コロナなんかで伝統を途切れさせたくない・・そんな思いで・・・
2日間に渡り、様々な出し物が繰り広げられ、大変多くの観客が見に来られます。
【神輿】
加納天満宮の神輿「金華山」。総金箔が施された八尺二寸(約2500mm)の高さを誇る巨大な神輿は神輿会「神加勢(かみかぜ)」を中心に交代要員含め100人以上で担ぎ上げます。
天神まつり当日は加納天満宮を出立しJR岐阜駅南口まで渡御を行い天満宮まで戻ります。この神輿渡御には、東京・長野・愛知・京都など各地から神輿団体が加勢に訪れ共に担ぎます。
また同じく岐阜の神輿会2団体も神輿とともに参加予定です。天神まつりの神輿渡御は、大人神輿3騎+子ども神輿1騎が地元加納の町を練り歩く盛大なものとなります。
【神楽】
天神神楽は主に小学生~中学生で構成されており、代々、上の子から下の子へと舞踏を教え続いてきました。
しかしコロナ禍により最も影響を受けてしまったとも言えます。3年間という年月は子ども達にとっては大人以上に長いものでその舞踏を継承することも難しくなってきました。
これ以上、祭りを中止すれば神楽舞踏が継承されなくなってしまいます。私たちがこのクラウドファンディングを立ち上げた最大の理由の一つでもあります。
天神神楽は神輿渡御の際に神輿を先導する形で天満宮を出発しJR岐阜駅へ向かいます。JR岐阜駅では大勢の観客に見守られ華やかな衣装と軽快なステップで舞踏を披露します。その後、天満宮へと戻り再度、大勢の観客の前で舞踏を披露してくれます。
【山車(やま)】
明治35年に作られ、現在は岐阜市重要有形民俗文化財にも指定されているこの「鞍馬車」は高さ5mに達します。
祭り1日目の午前中、山車部会の多くの有志により天満宮を出発。その高さから途中の電線や木々の垂れ下がる枝などに注意を払いつつJR岐阜駅へと向かいます。掛け声に合わせてその巨大な山車が転回する様は圧巻です。
駅に到着すると太鼓や笛のお囃子に合わせて「からくり」も披露されます。
【獅子舞の舞踏】
【武神演舞と神事】
【様々な奉納神事】
祭りの期間には「獅子舞(ししまい)舞踏」「武神(ぶしん)演舞」などの奉納神事も盛大な中にも厳かにとり行われます。
【地元の方々も一緒に参加】
祭り期間は境内において様々な出し物が開催されます。地元の小学生によるチアリーディング、ふるさと太鼓、ベリーダンスなどなど。毎年多くの団体がともに祭りを盛り上げてくれます。
【稚児行列】
祭り2日目には稚児行列が行われます。子どもの無病息災を願い天満宮の周囲を1時間ほどかけて練り歩きます。
可愛い衣装とお化粧をした小さな子どもは見ているだけで癒されます。歩き疲れてぐずる子、ベビーカーに乗って寝てしまう子、衣装が嫌で泣いちゃう子、様々ですがどの子もとっても可愛いです。
加納天満宮 林宮司による安全祈願
神事も執り行われます
是非ご一緒に!盛り上がりましょう!
加納天満宮はJR岐阜駅から南東へ400m、徒歩5分の距離です。山車は1日目の朝10時に天満宮を出立、神輿は1日目の午後1時出立予定。出立後は境内において様々な催しものも行われます。
返礼品として「山車舵方(やまかじかた)体験」「神輿担ぎ(みこしかつぎ)体験」も準備させて頂きました。
山車舵方体験では掛け声に合わせ高さ5mにもなる巨大な鞍馬車を共に動かします。(半纏レンタル付)
神輿担ぎ体験では煌びやかな金華山神輿を威勢のいい掛け声とともに担いで頂けます。(半纏レンタル付)
普段はできない貴重な体験をして頂けます!一緒に楽しみましょう!
【神輿の出立式:地元酒造会社協賛のたる酒で鏡割り&威勢のいい掛け声が響きます】
祭りの伝統を絶やさないこと、これが今の私たちにできること
令和2年春、突然のコロナの爆発的な流行。他の多くの祭りやイベント同様、天神まつりも中止を余儀なくされました。
コロナ前の天神まつりには地元の多くの方々、多くの団体が参加していました。
「提灯募金」としてご寄付を頂けた近隣の住民の皆様、「高張提灯募金」をしてくださった地元の店舗様、企業様。
小学校のスポーツ少年団や子ども会からは「子ども神輿」に団体として参加してくださいました。
交通安全協会の方たちは「山車巡行」「神輿渡御」の際のボランティアとしてご協力頂いてきました。
このように大変多くの方たちの協力のもと開催されていた天神まつりを、コロナにより途絶えさせることは絶対にあってはなりません。
しかし、3年の月日というのは実に長いものです。
小中学生が中心の「天神神楽」は演舞の伝統を上の子から下の子へと引き継いできましたが、中止が長引きその継承が危ぶまれています。本当にこれ以上の中止はできません。今年が今後を左右する正念場と言っても過言ではありません。
また、この3年間で地元の小学校では子ども会が無くなった地域もあり、子ども神輿の存続さえも危ぶまれてきております。
今の私たちにできること、それは天神まつりの継続です。
以前のような賑わいや地域の一体感を取り戻すために、コロナ以前と同様とまでは例え無理でも、規模を縮小してでも、何としても今年の祭りを成功させたい!という一心でこのクラウドファンディングを立ち上げました。
皆さまのご支援を本当に本当にお願いいたします。
【子ども神輿:本当に多くの子ども達が参加してくれていました】
【大抽選会:夜になってもこの賑わい、参道には入りきらない人たち】
加納天満宮 天神まつり とは・・
2003年、加納天満宮の本殿が新築されました。
新築に合わせ戦後60年近く途絶えていた「山車・鞍馬車」の曳行を行うために第1回天神まつりは始まりました。
開催に当たっては当時の加納天満宮奉賛会長の不破利兼さんを中心に、岐阜市長(当時)の細江茂光氏、地元岐阜1区選出の衆議院議員の野田聖子氏らも駆けつけ盛大に開催されました。
開催に合わせ準備を進めてきた神輿会の神加勢(かみかぜ)の神輿、天神かぐらの舞踏、獅子舞の演舞もこの時から始まりました。
その後は毎年開催を続け、2019年天神まつりは第17回を数えるまでになりました。徐々に規模を拡大しつつ地元の祭りとしてしっかりと定着し、地域の方々や地元の商店や企業様からも協賛金や募金を頂きつつ成長を続けてきました。
しかし。。。
2020年春に始まったコロナ禍により、2年連続の祭りの中止。
2021年には有志の方たちのお力により第18回天神まつりは小規模開催を行いました。
本来は2日間に渡って多くの出し物が催されるのですが、1日目の午前中だけ、観客動員なし、神輿(人数制限のため小神輿にて)のみ小規模の渡御、マスク着用、飲食禁止、打ち上げ中止など多くの自主規制の中、何とか継続をしようと試行錯誤を行いました。
そして今年2023年。第19回。天神まつりを完全な形で復活させたいのです。
実施スケジュール
2023年 第19回天神まつりスケジュール 令和5年10月21日(土)22日(日)
【1日目】
午前9時より開会式(試楽祭)
午前10時 山車曳行とからくり披露 天満宮~JR岐阜駅南口まで曳行します。
午後1時 神輿出立、神楽出立 神楽が先導する形で、子ども神輿・大人神輿が天満宮~JR岐阜駅南口まで渡御します。
午後 神輿出立後は天満宮境内において様々な出し物が催されます。
午後3時 子ども神輿が天満宮に帰社
午後3時半 大人神輿が天満宮に帰社、宮入りの総練り(そうねり)の迫力は一番の見ものの一つです。
午後4時 神楽舞踏、武神演舞、獅子舞舞踏
午後4時半 大抽選会 地元の商店や企業から提供の商品の抽選会
【2日目】
午前 稚児行列 かわいい衣装を身にまとった子ども達が天満宮を出発し約1kmを30分ほどかけて歩きます。
午後 太鼓、舞踏などの出し物
資金の使い道
集まった資金は
1.神輿の装飾品、山車の飾り、神楽の衣装の補修や洗濯、痛んだ提灯の補修と再購入など天神まつりを実施するにあたり欠かすことのできない費用に充てさせて頂きます。
2. 返礼品としての「名入り提灯」「木札」の作成と郵送費、「山車舵方体験」や「神輿担ぎ体験」の半纏や足袋などのレンタル用品の購入・補修・洗濯の費用にも充てさせて頂きます。
3. CAMPFIRE手数料として充てさせて頂きます。
リターンのご紹介
お寄せ頂きました金額に応じて、
・お礼のお手紙(加納天満宮宮司、天神まつり実行委員長の両名の名前にてお礼のお手紙をお送りさせて頂きます。)
・木札(首から下げられる焼き印入りの木札になります。)
・名入り提灯(広げた際には約40cmの提灯です。ご希望のお名前をお入れします。※会社名などでも構いません。)
【ご協賛頂いた方の名入り提灯は提灯車に乗せ神輿や神楽とともに練り歩きます】
・高張り提灯(山車曳行、神輿渡御の際に先導する提灯です。広げた際には約80~90cmの大きな提灯です。ご希望のお名前をお入れします。※会社名などでも構いません。)
【ご協賛頂いた方の名入り高張り提灯は提灯車とともに練り歩きます】
・山車舵方体験(10月21日の午前9時までに加納天満宮へお越しください。揃いの半纏を着て巨大な山車の舵方を一緒にやりましょう!)
・神輿担ぎ体験(10月21日の午後0時半までに加納天満宮へお越しください。揃いの半纏を着て絢爛豪華な神輿:金華山を一緒に担ぎましょう!)
最後に
コロナなんかで伝統を途絶えさせたくはない!
この思いにご協賛をお願いできましたら嬉しいです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る