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岩手県初の昆虫館を開きます!

岩手県初の昆虫館を開館し、現代の教育課題の最も重要な点である、子供の自然とのふれあい不足に貢献したいと考えております。私自身、岩手県で何十年も昆虫採集・研究をしており、ウスバシロチョウという原始的な蝶の斑紋の研究や、各種地域分布調査、マメゴモクムシの新種を発見したりしています。

現在の支援総額

101,500

0%

目標金額は80,000,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 2024/04/29に募集を終了しました

岩手県初の昆虫館を開きます!

現在の支援総額

101,500

0%達成

終了

目標金額80,000,000

支援者数4

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 2024/04/29に募集を終了しました

岩手県初の昆虫館を開館し、現代の教育課題の最も重要な点である、子供の自然とのふれあい不足に貢献したいと考えております。私自身、岩手県で何十年も昆虫採集・研究をしており、ウスバシロチョウという原始的な蝶の斑紋の研究や、各種地域分布調査、マメゴモクムシの新種を発見したりしています。

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岩手県、北東北・北海道初の昆虫館を開館したい!!

現在、山形県によねざわ昆虫館があるのみで、それより北には一切昆虫館がありません。岩手県初の昆虫館、北東北・北海道初の昆虫館として、岩手県昆虫館をオープンしたいと考えています。

環境保全を考える上で基盤となる昆虫学の発展に寄与し、昆虫をきっかけに今少しずつ減っている自然と気軽に触れ合い、自然史に興味を持つきっかけとなることができ、子どもたちの自然遊びの拠点となるような教養施設として社会に貢献したいです。

自然離れの進む子どもたちの教育施設として

昭和時代から、子どもたちの自然遊びの主な対象は昆虫であり、昆虫を採集して遊びながら、自然について学び、同時に大人になる過程で必要となる探究心や思考力を身につけるために役にたっていました。実際、昆虫は他の動植物や自然の中の観察対象物と比べて、身近でかつ、動くという点で子どもの興味を引き出しやすい存在です。そんな昆虫を観察することで探究心や思考力を育てることができます。これは養老孟司先生や池田清彦先生も著書の中で語っています。しかし、デジタル化、スマホ化、ゲームの流行により昆虫採集の経験のない子どもたちが増えています。そんな子どもたちにもう一度自然から学ぶことの楽しさに気づいてもらう、子どもたちの豊かな探究心、思考力などを育てるきっかけとなれるような施設になりたいと思っており、また必ずなれると思っています。

岩手県昆虫館プロジェクト立ち上げの経緯

昆虫を調べること。これは同時にそこに住む他の動物や植物を調べることができます。例えば、草原生でススキを食べる昆虫がいれば、その標本を調べることで、どの時代にどこにどんな環境、動植物の生態系ができていたかを推測することが可能です。これは、自然環境を保全していくために必要です。また、生態系の最下層である昆虫は他の動植物を支える基盤となる存在のため、昆虫を研究し、自然を保全するための事業を提案することは、いつまでも人間が地球に住み続けるために必要不可欠となります。昆虫標本は、過去にいつ、どんな昆虫が、どこに、どのくらい住んでいたのかを示す物的証拠となります。これは、データを継続的に蓄積していくことで、その地域の環境の変化等にいち早く気づくことができるのです。そのような貴重なデータを守り、引き継いでいくための施設として岩手県昆虫館をオープンしたいのです。

岩手県立博物館で勤務する知人の学芸員とバックヤードを訪れた時に、通路にまで積み上がった標本の数々を目にました。キャパオーバーとなっていて、これらは安全に管理できているとはいえず、資料の収蔵施設が不足していることが明らかでした。学芸員によると、岩手県立博物館は元々歴史学・考古学メインの施設として建てられたため、自然史に予算が立たないようで、これ以上、資料を受け入れることは限界となっている、との話でした。私は自然史資料を保全し、後世に引き継いでいくために博物館をいますぐに作らなければいけない危機感を感じました。昆虫ブームの頃昆虫採集を始めた人の多くが今ご年配となっています。そんな方々が生涯集めた、昆虫学にとって、世界の科学にとって、大切な宝である貴重な標本等の資料を、大切に預かり、後世へ伝えていくための施設が必要なのです。

岩手県昆虫館を開館することで、岩手県立博物館と共に北日本の昆虫学の研究の拠点として、研究の発展に貢献し、また同時に自然離れの進む子どもたちが自然と触れ合うきっかけとなる教育の場として活動していきたいと考えています。

岩手県昆虫館プロジェクトの進捗状況

長年自分自身で採集してきた昆虫標本が5,000点ほどあります。

この他にも昆虫採集を引退された方から数々の貴重な標本を譲渡していただいた他、多数の貴重な昆虫標本をすでに購入、譲渡していただきました。所有しているコレクションの一部をご紹介します。尚、すべて合法品になります。法律で採集禁止となる前に採集されたものになります。

【岩手県の希少な郷土資料】

・イワテセダカオサムシ(現在採集禁止)

岩手県固有亜種の絶滅危惧種です。宮古市の一部のみに生息しています。発見間も無く採集された標本が2点あります。現在は岩手県の条例で採集が禁止されています。

・チョウセンアカシジミ(現在採集禁止)

岩手県固有亜種となります。4町村の標本を所有しています。中でも岩泉町産は50頭以上となります。現在は県内のすべての市区町村それぞれの条例で採集が禁止されています。

・ミチノクケマダラカミキリ

岩手県固有亜種の絶滅危惧種です。3地点の計50頭の標本を所有しています。

・ゴマシジミ(現在採集禁止)

沿岸産1頭、内陸産1頭を所有しています。現在は、岩手県の条例で採集が禁止されています。

・マグソコガネの一種

今からおよそ80年前の1945年6月に宮古市区界で採集された標本で、太平洋戦争戦時中のものとなり、所有する標本の中では最古の標本となります。

・キタヒョウモン

・クロシジミ

・キマダラルリツバメ

・キバネツノトンボ

・ヒメシロチョウ

【その他の地域の貴重な資料】

・コヒョウモンモドキ(現在譲渡・採集禁止)

種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されているため、譲渡さえ禁止されています。当方は帰省前に寄贈していただいた標本を5頭所有しています。

・アマミマルバネクワガタ(現在採集禁止)

・ヤエヤママルバネクワガタ

石垣島(採集禁止)、西表島産の標本を所有しています。

・チャイロマルバネクワガタ

・トカラノコギリクワガタ(現在採集禁止)

・アマミミヤマクワガタ(現在採集禁止)

・キンオニクワガタ

・アマミシカクワガタ(現在採集禁止)

・イオウマメクワガタ

一般人の立ち入りができなくなっている硫黄島固有亜種です。

・ヤマトサビクワガタ(現在採集禁止)

・ウスバキチョウ(現在採集禁止)

この種は国の天然記念物に指定されています。10頭以上の標本があります。

・アサヒヒョウモン(現在採集禁止)

この種は国の天然記念物に指定されています。

・ダイセツタカネヒカゲ(現在採集禁止)

この種は国の天然記念物に指定されています。15頭以上の標本があります。

・タカネヒカゲ(現在採集禁止)

・ミヤマシロチョウ(現在採集禁止)

・ミヤマモンキチョウ(現在採集禁止)

・カラフトルリシジミ(現在採集禁止)

この種は国の天然記念物に指定されています。

・タカネキマダラセセリ(現在採集禁止)

・フタオチョウ

現在採集禁止となった沖縄県産の標本を所有しています。

・ニホンザリガニ

絶滅危惧種。自身で採集した北海道産の液浸標本が2頭収蔵されています。

・カワシンジュガイ

【世界の魅力ある昆虫】

・ヘレナモルフォ

世界3大美蝶の中でも世界一美しい蝶として有名です。南米に生息しています。モルフォチョウの仲間は他にも5種類程所有しています。

・ゴライアストリバネアゲハ

世界3大美蝶の一つで、世界一大きな蝶として有名です。ワシントン条約により保護されています。トリバネアゲハの仲間は他にも4種類所有しています。

・クラウディナミイロタテハ

世界3大美蝶の一つで、その蛍光ピンクとギラギラ光る青色の派手さには驚きます。

・プラチナコガネ

・ウンナンシボリアゲハ

有名なミニヤコンカ山の日本人登山家遭難事故の際に再発見されたことで有名な珍蝶です。

・オオカバマダラ

数1,000キロを旅する蝶として有名な渡り蝶です。ハワイで自身が採集した標本が複数あります。

・ベニスカシジャノメ

・タマオシコガネ

〝スカラベ〟としてエジプトの太陽神に見立てられ祀られている有名な昆虫です。

・ダヴィッドミドリトゲオサムシ

このオサムシという仲間は〝歩く宝石〟と呼ばれる、とても美しい仲間です。オサムシの仲間は50種ほど所有しており、標本の数は100点以上となります。

・コーカサスオオカブト

世界で最も強いカブトムシとして有名です。

・エンガノオオカブト

近年新種として発見されたCalcosoma属として有名です。標本は日本でも数える程度しかありません。

また、今回クラウドファンディングでご協力・ご支援いただいた資金を使った土地購入費、建設費、その他事業費、維持費等については昆虫館の規模を審議し確定した後に開館前に即時公開させていただきます。

リターンについて

当館では博物館を運営しながら、ミュージアムショップもオープンしたいと考えております。開館後しばらくしましたら、運営状況に応じて、入館料・各種料金とミュージアムショップでの売り上げから返礼金として支援者様には生涯支援額に応じて配当金をお送りさせていただきます。また、ミュージアムショップ内に支援いただいた方の広告、商品を店頭に並べることができるようにいたします。その他、博物館内に開館にあたり支援いただいたすべての方のお名前・企業名等を永遠に掲示させていただきます。その他博物館の入場料・各種料金は生涯無料となります。

スケジュール

・2024年2月〜資金が集まるまで

クラウドファンディング等で資金集めをさせていただきます。

・2028年春(予定)

事業の詳細に関して、規模やイメージ、ポリシー、開館までの計画等の会議を行い、決定した後、ホームページにて公開・開示いたします。

・2029年春(予定)

施設の細かな設備、間取り等を他の昆虫館のアドバイス等もいただきながら決定していきます。

・2029年夏(予定)

建築担当業者を公開で募集し、建築業者とのすり合わせを行います。

・2029年秋(予定)

オープンに向けて施設の建築を開始し、中の作業等も進めます。

・2030年夏(予定)

オープン


現時点での経費の予想

7000万円:施設建設費

1500万円:土地購入費

80万円:内装・展示物の作成費用

300万円:昆虫標本箱(ドイツ箱)、標本棚購入費用

30万円:事務費用(パソコン、プリンター、エアコン設備等)

80万円/年:人件費

80万円/年:維持費

最後に

岩手県昆虫館は私自身の儲けを出したいわけではなく、自分の好きな昆虫に関してその研究の重要性を踏まえた上で、資料保全や研究拠点、日本の未来をつくる子どもたちのための教育施設として私が建てるべきという使命感や、私の夢・希望に順ずるものです。私自身、人生をかけて全力で取り組むと決意したことになります。まずは事業内容に興味を持っていただきありがとうございます。ご協力よろしくお願い致します。

支援に関するよくある質問

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