ワークショップ2日目終了しました。相変わらずの大森節で子供たちと向き合う監督。昨日より少しだけ踏み込んだ内容で、緊張を解く鍵を渡しつつも、感情を少しだけ大きく揺らすことを子供たちに求めていく。自由に感情を動かすことと、決められたセリフを言うという不自由さ、相反する二つの事を求める。感覚でスッと理解する子となかなか理解できない子。根気強くその子へ伝わる言葉を探す監督。子供たちにとって、なかなかできない貴重体験をしたということは間違いないだろう。今日は今回Tシャツデザインをやってくれる”なかよしティア”さんも会場に来てワークショップを見てくれました!!(右手前の後ろ姿)イメージ膨らましてきっと素敵なデザインが上がってくることでしょう!!
初日ワークショップが行われた!元々の定員を超える30名が会場に集まった。(応募はそれを遥かに超える数きたらしい)大森監督と平監督の自己紹介から始まり、監督という職業について、監督を志したきっかけなどの話がありそこから質疑応答へ。想像以上に質問が多く出て、1時間ほどの講義の時間となった。さて、いよいよ演技指導の始まり!『最初にやってくれる人?誰かいる?』前もって渡してあった台本は二人一組のお芝居。恥ずかしそうにしている子供たち、なかなか手が上がらない。やっと、二人の演技経験がある子が手を上げてくれて、お芝居の指導が始まる。ここからが凄かった!大森監督の一声一声で子供たちの演技がどんどん変わっていき、みている子供たちも恥ずかしいを通り越して、「私もやってみたい、僕もやってみたい」と目つきが変わりどんどん前のめりになっていく。優しく、そして熱量のある声で『お互い手を握ってみて』『相手を感じて』『耳をすませて、音を聞いて』『寝転んでみて』『座ってみて』『砂浜にいると思って』などなど、その二人に合った方法で緊張を解きながら、芝居の本質に迫る指導。最初は恥ずかしがっていた子供たちが、自分を解放する心地よさ、表現をする喜び、芝居の楽しさを体感していく。そしてそれを見て感動する大人たち。早くもこの企画をやって良かったと思ってしまった。熱い指導は予定時間を超えても行われ、会場のぎりぎりの時間まで続いた。そこから、大森監督、平監督、主催の神保さんを交え、夏に撮影する短編の内容についての打ち合わせ。というのも今回、子供達の顔を見てから、その子たちに合わせて内容を考えようと、これまで脚本に着手していない。みんなワークショップの手応えからか楽しそうに活発に意見交換が行われた。さて、今日は2日目、講義なしのお芝居指導のみ!楽しみで仕方がない!