はじめに・ご挨拶
はじめまして。現代美術作家の井口雄介です。これまでインスタレーション作家として約15年ほど活動して参りました。2023年4/22~6/11までは福井県金津創作の森美術館での個展や2022年六本木アートナイト、過去には岡本太郎太郎現代芸術賞展に四度入選といった経歴を持っております。
この度は大型の新作インスタレーション作品制作に辺り皆様にご支援いただきたくクラウドファンディングを立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
こちらが今回制作しようと思っている作品のイメージスケッチになります。ANEMOIとは東西南北の神の総称を表す言葉であり、この作品は鑑賞者が作品に搭乗しペダルをこぐと風車が回りその風圧で作品全体が回転していくというものになります。
発電所美術館は日本国内の美術館の中でもインスタレーションアートに特化しており、過去には数多くの著名な作家が大掛かりな展示を行っております。今回私自身新作となるANEMOIという作品で全長13m高さ約6mという人力をもとに風車を回し巨大な作品全体が動くインスタレーションアートを企画しております。安全面はもちろんのこと、それだけ巨大な作品を動くようにするためにも非常に多く資金と労力が必要になります。過去にはKALEIDO-SCAPEシリーズとして全長4mの万華鏡を搭載した自走式万華鏡などを制作してきており、一つの代表作として扱われるようになってきましたが、今回それを超える大規模な体験型作品をどうしても成功させたいと思っております。
リターンのものは人によっては物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、できる限り満足していただけるよう多数の返礼を考えております。
人力で10m以上の動く作品、成功させるためにも皆様のご支援をお願いいたします。
プロジェクトをやろうと思った理由
これまでの代表作となっている自走式万華鏡(KALEIDOSCAPEシリーズ)
を初めて制作したとき、おおよそ200万円近い出費がありました。今回それを超える作品を作るにあたり、どうしても資金面で展覧会費用だけでは賄えない部分があります。しかしインスタレーションアートを専門で行っているアーティストからしてみると発電所美術館とは全力で新作を披露するだけの価値あるスペースであり、なんとしてでもこれまでに見たことのない巨大な作品を作りたいと考えております。資金面もですが、私自身の新作に期待、ご支援いただければと思います。
これまでの活動
2008年武蔵野美術大学建築学科卒業、2010年同大学大学院彫刻コース修了、2013年同大学大学院博士後期課程修了 博士(造形)
2010年の東京ミッドタウンアワード、2012年六甲ミーツ・アート奨励賞と同展覧会に2017年には招待作家として2016年グランシップアートコンペでグランシップ賞、その他岡本太郎現代芸術賞展に4度入選するなど数多くの場所でインスタレーションアートを発表してきました。2023年4月22~6/11には福井県金津創作の森美術館にて個展も行っております。
細かい経歴は私のHP「井口雄介HP」を見ていただければと思います。
体験することで見え方が変わってくるアートというものを一つのテーマとしており、今回発電所美術館という巨大な空間をかき回すような作品にしていきたいと思います。
資金の使い道
主に制作費に充てさせていただく予定です。
大まかにではありますが
鉄部材材料費20万円、
加工費一式25万円
木材材料費80万円、
その他部材20万円、
輸送費18万円、
制作アシスタント費用30万円
作家滞在費10万円
広告費(ポスター、チラシ等)15万円
図録制作費用35万円
その他雑費20万円
の計273万円が最低限経費として掛かります
クラファンで集める200万円の内訳としましては
手数料17%(決済手数料含む)34万円
返礼品の準備費用約15% 30万円
残りの約135万円分を上記の材料費を含む制作費として充てさせていただきます。
リターンについて
5,000円 ①ポストカード1枚 ②作家からのお礼状 ③会期中に発行予定の図録等にお名前掲載,
10,000円①ポストカード1枚 ②作家からのお礼状 ③会期中に発行される図録にお名前掲載 ④入場チケット1枚(1名様分) ⑤図録1冊
15,000円①ポストカード1枚 ②作家からのお礼状 ③会期中に発行される図録にお名前掲載 ④ 入場チケット2枚(2名様分) ⑤ 図録1冊 ⑥印刷した制作図面(A3予定、作家直筆サイン入り)
30,000円①ポストカード1枚 ② 作家からのお礼状 ③会期中に発行される図録にお名前掲載 ④入場チケット4枚(4名様分) ⑤図録1冊 ⑥印刷した制作図面(A3作家直筆サイン入り) ⑦A2判制作イメージスケッチの印刷ポスター(作家直筆サイン入り、簡易額付き)
50,000円①ポストカード1枚 ② 作家からのお礼状 ③会期中に発行される図録にお名前掲載 ④入場チケット4枚(4名様分) ⑤図録1冊 ⑥これまでの作品のウッドモデルキットE-SCAPEまたはCUBeSCAPE、THEWALLのどれか一つ(備考欄に希望を記入) ⑦A2判制作イメージスケッチの印刷ポスター(作家直筆サイン入り、簡易額付き)
1,000,000円①ポストカード(欲しいだけ上限1000枚)②作家からのお礼状③入場券50枚(50名様分)④図録に名前掲載⑤図録最大10冊⑥制作図面(a3作家直筆サイン入り)⑦A2版制作イメージスケッチの印刷ポスター(作家直筆サイン入り)⑧発電所美術館で同時展示予定の1/10模型(会期終了後お渡し)
基本的にリターンの中の入場券に関しては会期が始まる7/8以降(7月7日でクラウドファンディングの締め切りとするためその日の夜に集計し翌日に投函いたします)できる限り早く送付させていただきます。その他のリターン品(図録や図面など)は制作が上がり次第発送となりますので複数回に分けてリターンが発送されるものもありますのでご了承お願いいたします。
実施スケジュール
6月現在~7月7日まで制作準備
7/8~9/24 発電所美術館個展 「ANEMOI」 (一部休館日あり)
リターン品のうち入場券が該当するものは7/8以降なるべく早い時点で発送いたします。図録に関してましては制作後写真や寄稿文等がそろってから8月を目安に発行されますのでそのあとものがそろい次第発送になります。
9/25以降撤去作業
最後に
私自身の話になりますが、2007年の大学4年のとき、ゼミ旅行で訪れた先が富山の発電所美術館と福井県の金津創作の森美術館の2か所でした。その時は学生だったこともあり、「将来こんなところで展示できるようになりたいな」という希望を抱いていた程度でしたが、偶然にも今年2023年に両方の美術館からお声かけいただき何か運命のようなものを感じました。金津創作の森美術館では新作含めて10種17点の大掛かりな展示を行いましたが、富山の発電所美術館でも新作で勝負したいと考えております。
思い入れの強い美術館だけにどうしても新作成功させたいです。ご支援のほどよろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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