9/23から9/25にかけて開催されました全日本女子インカレが閉幕いたしました。
既に何等かの媒体でご覧頂いたかもしれませんが、関大ヨット部女子チームは、掲げておりました「総合優勝」の目標を果たすことは叶わなかったものの、皆様の多大なるご支援とご声援によって「総合準優勝」という非常に大きな成果を得ることができました。
個人としては、470クラス山田・竹村ペアとSnipeクラス赤松・佐田ペアが初日からチームを牽引し、エース艇の大きなプレッシャーの中でしっかりと個人5位入賞、3位入賞を果たしてくれました。また、Snipeクラスの竹中・田中ペアは最終レースで3位フィニッシュを果たすなど、ヘルムスマン(舵取り役)歴1年弱とヨット歴半年弱のペアで入賞目前の個人7位で終え(快挙と言えます)、三品・松岡ペアも要所で光る走りを見せ、4回生で最後となる女子インカレでしっかりとチームを纏め上げてくれました。レースに出場しないマネージャー、水谷・吉田・大江の3名は、陸上では重たい荷物やレスキュー艇のガソリンタンクを運び、海上では選手への細やかな情報提供と激励の言葉を投げかけ、最後まで全力で選手に尽くしてくれました。
冒頭記載の通り「総合優勝」の報を皆様にお届けすることはできませんでしたが、選手とマネージャー全11名が一丸となって、本当に価値のある「総合準優勝」を勝ち取ってくれましたし、なにより関大ヨット部員としての規律や礼儀礼節、チームワークを他のどの大学よりもしっかりとこの葉山の地で示してくれたことが、指導陣の一員として大変誇らしく、嬉しく思います。
さて、そんな全日本女子インカレをゆっくりと噛みしめたいところではありますが、そんな暇もなく今週末には関西インカレが開幕します。関西インカレは、最終目標である全日本インカレに挑むための通過点ではありますが、まずはここで好結果を残す必要があります(全日本切符は各クラス3位まで)。しかし、当然狙うは各クラス優勝と総合優勝ですし、そのためには早々に気持ちを切り替えねばなりません。もちろん、全日本女子インカレを終えたばかりで疲れきった身体を癒す間もない女子選手も出場しますので、この関西インカレと11月初旬に福岡県で開催されます全日本インカレまで、引き続き皆様の熱いご声援を賜れれば幸甚です。
末筆になりますが、当プロジェクトでご支援を賜りました皆様に、選手、マネージャー、指導陣を代表し厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
中村
◆追記◆
選手、マネージャーによる結果レポート等は、全日本インカレ後の11月中にお送りする予定です。今しばらくお待ちください。