クラファンの最大の目的、「パリでストーリーを切り取った写真を撮る」ために、
9月14日から21日まで、パリに行ってまいりました。
今日はそのご報告をさせていただきます。
撮影のために私に与えられた時間は、飛行時間を除く、丸6日間。
朝から日が暮れるまで、自分の足で歩き、街の空気を吸い、全身でパリを感じ、
「かわいい!大好き」と思うもの、「パリらしい」と思うものを、たくさん撮ってきました。
いかにも「観光名所」と呼ばれるようなところへはあえて行かず、
(私にとって「ストーリーのある」場所へは行きましたが)
心赴くまま歩き、撮り続けました。
パリの街はエレガントでアートで、やさしくて、自由で、騒々しい!
・・・というのが、私の率直な感想です。
なんとも可愛いスイーツが並んだパティスリー
色とりどりの果物が並んだ八百屋さん
モデルのようにかわいいパリジェンヌ
カフェは歩道にテーブルと椅子が所狭しと並び、
夜遅くまでワインを片手に語る人々・・・
今もそのざわめきが聞こえてくるよう。
どこを切り取っても絵になる風景があり、
すべてが美しいパリの色に染まっていました。
一方で、大きな道路では一日中サイレンの音が鳴り響き、
ゴミ収集車がカフェで食事をする人の前でゴミ箱をひっくり返したり、
ワンちゃんと一緒にテントで路上生活をする人がいたり、
メトロの中でアコーデオンを奏でるおじいさんや、
物乞いをする人もいました。
でも、そういった文化の違いや貧富の差を目の当たりにして、
実際に行ってみないととわからない、今のパリを感じることができました。
皆さまにも写真からパリを感じていただけたらと思っています。
これからたくさんの写真の中から厳選し、写真展に向けて準備していきます。
また、同時に写真集の作製にも取り掛かります。
早く皆さまに写真を見ていただきたくてウズウズしています!
写真集、ポストカード、パネルを選んでくださった皆さまも
お届けまでもうしばらくお待ちくださいね。
中出真理子