こんにちは!初めまして。加藤裕太と申します。
福岡市で理学療法士(リハビリ職や介護職)の仕事や、Treu Communication(トロイコミュニケーション)という会社を立ち上げ、「高齢者や障害のある方の豊かで明るい未来」のため、専門分野以外の仕事をかれこれ10年以上続けています。
まずは、プロジェクトの内容をより理解していただくためにも、私、加藤について紹介させてください!
《これまでの経歴》
理学療法士という職業柄、これまでたくさんの人と出会い、つながりにも恵まれてきました。現在は、介護施設や訪問リハビリの仕事以外にも、留学エージェントのサポート業務や飲食店での接客業、シェアハウス事業など幅広く活動しています!
近年、医療の進歩や介護保障の充実により、私たちは以前よりも長く生きられるようになりました。しかし、これまで培ってきた長年の臨床経験から言うと、今の世の中は、例え長く生きられたとしても、「人生を楽しむ」ための環境は、まだ十分でないと考えます。
私が提供する「360度撮影」は、長く生きていく上で、「より人生を楽しめる世の中にするには」という課題感からでした。
例えば、高齢者や障害がある方にとって、外出先の段差の高さや店舗の入口幅がどれくらいあるのかは、介助を要する上で事前の情報を得ることが必要不可欠です。けれど残念ながら、このような情報が提供されている場所はほとんどありません。
そこで、360度撮影したパノラマ画像にバリアフリー情報を掲載することで、高齢者や障害がある方も安心して外出いただきたいという想いからサービス提供を始めました。
この他にも、リハビリ患者さんと日々接していると、高齢者の方々はいろんな問題を抱えていて、既存の医療福祉では解決できないことが多いと分かりました。そのためこのプロジェクトを通じて、医療福祉では手が届かない問題を解決し、誰もがもっと「豊かな人生を送ることができる」世の中へと変わるきっかけを作りたいです!
高齢者が抱える問題には、介護や遺産相続といった、自分一人では解決できない課題もいくつかあります。そのうちの一つが、「所有する建物の管理」です。以前、ある高齢のリハビリ患者さんから「建物をどうにかしたい」という相談を受けたことがあり、建物を買い取ってシェアハウスとして現在も運用しています。
そしてもう一つが社会との関り方です。「高齢者」というと「お年寄り」というイメージを持たれる人も多いと思います。ですが、私の周りには「高齢者」という言葉が似つかわしくないほど、元気な方々がいらっしゃいます!
しかし残念ながら、元気な高齢者や障害があり動ける人たちが、安心して働けるような場所はそれほど多くありません。というのも、日本では労働力不足を補うため、高齢者や障害のある方を積極的に採用しようという動きがあるものの、彼らの力を上手く活用できていないからです。
ある高齢者向けに実施された「仕事につくつもりがない理由」という調査結果には、「体力や健康上の理由」以外にも、「収入を増やしたいと思わない」や「仕事以外の趣味や社会貢献に力を注ぎたい」という回答も見受けられます。
要するに、高齢者のなかには「頑張って働いて稼ぐ」ことよりも、「自分のための時間を優先にしたい」と考える人が一定数いるため、こういった方たちが安心して働ける環境をつくること、そして、生きがいややりがいを感じられるようきちんと整備していくことが大切であり、結果、日本の労働力向上にもつなげられるのです。
そこで今回、高齢者や障害のある方にとって「人生を楽しみながら長生きにつながる」場所を、新たにつくることに挑戦します!!
今回のプロジェクトの目的は、大きく3つあります!
高齢者にとって社会との関わりが減ることは、「その後の人生をどう過ごしていいのか」という不安要因でしかありません。このプロジェクトでは、定年退職後のご夫婦が所有する建物をリフォームし、新たに地域住民の交流の場として再活用することで、日本の空き家対策につなげると同時に、高齢者の社会参加を目指します!
さらに、建物を所有する高齢者や地域の皆さまと一緒に実現していくことにより、次のような未来も達成できます!
地域に新たな交流スポットができると、まちの活性化につながります。また、高齢者や障害のある方が、自らもっと働きたい!誰かの役に立ちたい!と積極的に社会に出ることで、日本の未来社会全体に活気が溢れ、誰もが楽しく人生を過ごせる世の中になるはずです。
この取り組みを、理学療法士である私自らが挑戦することで、専門性を活かしながら社会に貢献できることを示したい。そして、全国にいる理学療法士や医療福祉関係者の方々の活躍の場を広めていただけるきっかけにつなげたい!
どうかプロジェクト達成に向けて、皆さまのお力をお貸しいただけると幸いです!
今回のプロジェクトへの挑戦は、たくさんの方々からの協力のおかげでもあります。以下、ご協力いただく皆さまのご紹介もさせていただきます!
■平本ご夫婦
今回のプロジェクト立ち上げのきっかけになった、建物の所有者の方です。元保育士としてのご経験がある奥様からは、カレー屋と子ども食堂のスタッフとしての想いをメッセージでいただきました。
■門田さんご夫婦
知り合いの農家の方。カレーの材料として規格外の野菜を提供していただきます。丹精込めて育てられた旬の美味しいお野菜をぜひ味わってみて下さい!
■平本奈々さん
オーストラリア留学中に出会った方で、平本ご夫婦の娘さん。現在は、福岡市で留学エージェントQ.L.Dを経営されており、私も業務のお手伝いで関わるなど、とてもお世話になっている方です。お婆様のリハビリをオーストラリア帰国後に担当したこともあり、長年の付き合いからプロジェクトへの応援をいただきました!
■原田さん
親戚のお米農家の方。カレーで使うお米を安く提供いただきます。丹精込めて毎年栽培されるお米は甘みがあり、カレーとの相性も抜群!笑顔いっぱいでいつも元気を分けてもらっています!
■山崎さん
僕のリハビリ患者さんで、事故で脊髄損傷となり下半身が全く動かない障害をお持ちです。ご自身で車を改良するほど車好きでとても優しい方です。カレーのデリバリーやケータリング販売を担当いただきます。
多くの方に応援・協力いただき、この場所が単なるカレー屋としてや子ども達の居場所としてでなく、平本ご夫婦にとってはセカンドライフを楽しめる空間として、また、来訪者にとっては、互いに自由な会話や交流を楽しめるハブスポットのような場所として活用いただけたらと想像が膨らみます。子ども達にとっても、多様な人との触れ合いは心の成長へつながります。
誰もがここに来るだけで元気になれる!そんなパワースポットのような場所になるよう、皆さんと一緒に盛り上げていきます!
平本ご夫婦にとって、ここで過ごす時間を「働く」ためでなく、自分たちのやりがいや人とのつながりを感じてもらいたい。そのため、お二人が無理のない範囲で対応できる方法を、新たなビジネスプランとして考えました。
・ご夫婦は接客のみを担当。
・週3日、好きなタイミングで開店できる。
・開店日は都度SNSで告知。
・11〜15時のランチタイムのみ営業。
・子ども食堂は土日のどちらか月4日間のみオープン。
お店の運営や開店日のお知らせを私が担当することで、ご夫婦の負担を極力減らせます。メニューとしてカレーを選んだのも、サーブするだけでお客様に提供できるため、平本ご夫婦のように元気な高齢者や障害がある方も簡単に作業できると考えたからです。その分、接客に時間をかけ、お客様との会話を楽しんでもらいたいと思いました。
また、親戚のお米農家や門田農家にある規格外の野菜を活用するためにも、応用のきくカレーが最も適していると判断しました。建物も築年数が古く、一般的な建物を借りるよりもはるかにランニングコストを抑えられます。コストをかけず、且つ毎日お店を開けなくても最低限営業が続けられる方法を思案した結果、このようなプランが生まれました。
ちなみにお店で提供するカレーは、料理歴25年のカレーマニアである私が、旬の野菜を使って毎回いろんなカレーをつくるので楽しみにしていて欲しいです!
私がシェアハウスを始めたのは13年前のこと。きっかけは、家族と住んでいた自分の家を引き払う際に、築年数が経っている建物を安く売るよりも、自分たちでリフォームし、シェアハウスとして貸し出す方が遥かに効率がいいからです。
さらに、古い建物を再利用するメリットは、単にコストが抑えられることや、リノベーションの自由度が高いだけではありません。「建物所有者のこれまでの思い出を、変化させることなく残せること」にも価値があります。
今回、平本ご夫婦が所有していた建物は、画像からも見てわかるように、縦長で床面積の広さが狭いためシェアハウスには向いていませんでした。しかし以前、奥様のお母様が「たわら」という洋装店を営まれていたことを知り、大切な思い出をそのまま「たわら」として残すことで、建物に新たな価値を生み出したいと考えました。
また、建物がある北九州市東八幡区地域は、住宅やマンションの建設によって人口流入はあるものの、スーパーやその他食料品が買えるところや家庭的な料理が食べられるお店は、周囲にほとんどないため、近隣住民の方や仕事中に通りがかったサラリーマンの方もお昼ご飯を買いに立ち寄っていただける。この場所が、皆さんの憩いの場として気軽に利用してもらえると嬉しいです!
「たわら」オープンに向け、少しでもたくさんの方々にご協力いただきたいと思い、お店で使える食事券やDIYを一緒に楽しむものなど、様々なリターンをご用意しました。私が提供する「360度撮影サービス」もお選びいただけます。
また、私のリハビリ仲間や知人・友人からも、各サービスをお得にお試しいただけるリターンをそれぞれ提供いただきました。ここでしか受けられない施術やお食事券など、いろいろ取り揃えています。各コメントをご覧の上、この機会にご利用ください!
■『よるめし屋なみ』:お食事券4,200円分
『大分県中津市でおばんざい屋をしています「よるめし屋なみ」です。カウンターに10種類ほどのおばんざいを並べてその中から好きなものを選んでいただきます。季節の食材を積極的に取り入れてその時期にしか食べられないおばんざいを作っています。今の時期だと春キャベツのロールキャベツ、筍とわらびのおにぎりなど並べています。また焼酎づくりが盛んな大分県。麦や米を中心に7種類ほど並べています。ぜひお気に入りの焼酎を見つけてください。』
■メンバーズキャラウェイ:60分5,600円
・プラス1000円で飲みきりボトル1本付き
『初めまして、メンバーズキャラウェイでママをしております。ゆうたくんとは10年以上前にオーストラリアで出会い意気投合し、お互い帰国してからも食事に行ったりキャラウェイで一緒に働き現在も交流を持ち続けています。ゆうたくんの事業、人生を心から応援したいと思っています!』
■『Think Reh』:施術1時間分7,000円
・訪問または来店にて。リラクゼーションやストレッチをメインに1時間の施術が受けられます。
『作業療法士免許取得後は、二次救急病院、整形外科クリニック、訪問リハ事業に従事しました。また、スポーツクラブでのテニスコーチ業務にも携わらせて頂きました。勤務する中で、なかなか通院する時間がないと言う声を度々お聞きします。業務時間や子どもの練習時間と合わない、空いた時間は診療をしていない、予約が取れないなど。そのような方々に少しでも生活や身体の苦悩を改善したいと思い現在に至ります。今よりも良い生活をモットーに対応していきます。』
■マシーンピラティス体験レッスン:60分6,200円
〒810-0011福岡市中央区高砂1-1-27 プレミールホサカ302
ピラティススタジオLIGARE(リガーレ)にて
『福岡市でピラティスインストラクターをしている補沓茜(ほくつあかね)です。私は14年間、病院で理学療法士として活動し、現在は福岡市内でピラティスのインストラクターをしています。ピラティスでは正しい動きを意識し自己コントロールすることで、動きの癖を改善し、正しい身体の使い方を身につけます。身体の正しい動きを獲得することで、姿勢や身体機能を改善し、痛みや不調を抑え、日常生活を快適にします。また、理学療法士として培った経験と知識を活かした姿勢カウンセリングと個々に合わせたオーダーメイドのレッスンを提供します。医療現場でも採用され、初心者や運動が苦手な方にも安心して受けていただけます。』
■保険外で活躍するセラピストセミナー:120分70,000円(交通費別途)
・テーマ:「理学療法士が企業からスポンサーをもらい世界を旅しながら施術をする方法」について、セミナーを開催します!
【講師】柿澤健太郎:理学療法士、著書5冊出版・重版、TENGAヘルスケア商品開発、企業との関わりも多数あり
『「セラピストの価値は無限にある」という思いから世界25カ国500人の方へ施術をしながら世界一周を行いました。この旅にはmont-bell、ABCマート、Marmotと名だたる企業がスポンサーにつき旅を支援して頂きました。本セミナーではそれまで病院で勤めていた普通のセラピストがどのように世界中で施術を行いスポンサーを獲得したのか、保険外でセラピストが活躍するための具体的な方法をお伝えします。』
■「綾塚趾科」トレーニング又はリラクゼーションコース:60分4,400円
場所:福岡県行橋市今井「綾塚趾科」にて*時間は要相談
『はじめまして。綾塚趾科の綾塚と申します。ゆうたくんとは専門学校で出会い、そのときから彼はいつも笑顔で飾らない良き友でした。その後、彼がオーストラリアに留学し、日本に帰国して起業したと聞きました。そのとき、理学療法士の枠にとらわれない彼の生き方にとてもワクワクさせてもらったのを覚えています。今回も、理学療法士としての視点を残しつつ、人との繋がりを大切にしてきた彼らしいチャレンジに賛同したいと思い、私も微力ながら応援いたします。数少ないRedcord®による個別対応が可能な当施設にて、新感覚のリラクゼーションやトレーニングを体験しませんか』
■レンタル孫 :訪問60分5,000円
『はじめまして、集 孝博といいます。私は10年間、理学療法士や介護福祉士として医療機関で働いてきました。この経験を活かし、「レンタル孫」というサービスを提供しています。高齢者に外出や病院の付き添い、家事や掃除の手伝い、訪問での安否確認、お話し相手などを孫のような存在として提供します。楽しい時間を共有し、心のつながりを深めたいと思います。皆様に温かさと笑顔を届けるため、全力を尽くします。』
■360度撮影サービスをご利用いただける券
私、加藤が提供する「360度撮影サービス」をご利用いただけます。バリアフリー情報をGoogle Mapへの掲載、自社または自店のホームページなどでご活用いただけます。詳細は、以下サービス価格と導入事例をご参考下さい。
●Treu Communication
《360度撮影サービスの導入事例》
・つまんでご卵直売店さま
・友デンタルクリニックさま
・プロジェクト公開日:6月中旬
・プロジェクト終了日:7月31日
現時点では、建物の内装工事が9月中にスタートし、オープンは2025年1月を予定しています。ご支援いただいた皆さまへのリターンは、準備が整い次第順次対応させていただきます。ご了承ください。
一日も早く完成させて、皆さまにお披露目できることを楽しみにしています!
クラウドファンディングで集まったお金は、CAMPFIREのシステム手数料17%(税抜き)を差し引き、「たわら」のオープンに必要な費用として大切に使わせていただきます。
万が一、目標金額よりも多くのご支援をいただいた場合、「たわら」オープン後の運営資金として使わせていただきます!少しでも多くの方からご支援いただけると励みになります!どうぞよろしくお願いします。
あらためまして。このプロジェクトの実行者である加藤裕太です。最後までお読みくださり、ありがとうございます!
今思えば、理学療法士らしくない働き方をずっと実践してきました。世間では、「理学療法士=病院や施設内でリハビリをする人」という枠にとらわれたイメージを持つ人や、それ以外の分野において理学療法士は活躍できる場がないと思い込んでいる人もたくさんいらっしゃいます。
けれど私は、理学療法士という仕事こそ社会に貢献できるスキルだと考えています!
今回のプロジェクトへの挑戦が、全国の理学療法士や医療福祉関係者様にとって新しい専門性の活かし方として拡がり、そして、挑戦する方たちが増えることで、日本の空き家や高齢者の課題解決に少しでもつながっていくことを願います!
最後に、このプロジェクトに協力してくださり応援くださった皆さまの想いを無駄にしないためにも、「たわら」オープンをなんとしてでも実現させます!!どうぞ最後まで見届けていただきますよう、よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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