自分で組み立てる手巻き時計キット【組匠/KUMITAKU】シリーズ
(株)クラウドトレーディングは東京御徒町で時計修理工房を構える時計修理専門会社です。
創業以来今年で20年を迎える我々が時計修理業で培った経験と技術をもとに展開するのが
この【組匠/KUMITAKU】シリーズです。
【組匠/KUMITAKU】シリーズは機械式手巻き時計を自分で1から組み立てるという画期的な商品です。
手巻き時計の仕組みにご興味のある方、あるいはいつか機械式時計を
自分で組み上げてみたいと思っていた方などにぜひ新たな体験をしていただきたい。
そういう思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
【プロダクトのご紹介】
【組匠3】は2019年秋に白文字盤で挑戦させていただき、完成させることができました。
また、【組匠3/黒文字盤】を2022年冬に完成いたしましたが
この度スピンオフシリーズとして、バリエーションを増やして挑戦いたします。
【生産について】
【組匠シリーズ】は海外の契約工場に生産を委託し、
それらを輸入後に完成品のムーブメントをすべてランニングテストにかけ
その中から当社基準に収まっているムーブメントのみを当社の担当時計師が再度分解してキットに収めています。
ですので海外サイドと我々との共同作業で、この【組匠シリーズ】は出来上がっています。
【ダイアル&ケースバリエーション】
今回は、SSケースにサンドブラスト加工(マット仕上げ)を施したパターンやK18イエローゴールドメッキやK18ピンクゴールドメッキを施したパターンなど多岐にわたってバリエーション化いたしました。
1.鏡面仕上げされたSSケースに黒文字盤を合わせました。
2.鏡面仕上げされたSSケースに白文字盤を合わせました。
3.マット仕上げされたSSケースに黒文字盤を合わせました。
4.マット仕上げされたSSケースに白文字盤を合わせました。
5.鏡面仕上げされたSSケースにK18イエローゴールドメッキを施し、黒文字盤を合わせました。
6.鏡面仕上げされたSSケースにK18イエローゴールドメッキを施し、白文字盤を合わせました。
7.鏡面仕上げされたSSケースにK18ピンクゴールドメッキを施し、黒文字盤を合わせました。
8.鏡面仕上げされたSSケースにK18ピンクゴールドメッキを施し、白文字盤を合わせました。
9.マット仕上げされたSSケースにK18イエローゴールドメッキを施し、黒文字盤を合わせました。
10.マット仕上げされたSSケースにK18イエローゴールドメッキを施し、白文字盤を合わせました。
11.マット仕上げされたSSケースにK18ピンクゴールドメッキを施し、黒文字盤を合わせました。
12.マット仕上げされたSSケースにK18ピンクゴールドメッキを施し、白文字盤を合わせました。
これが今回挑戦する全種類のバリエーションです。
ステンレスのケースそのものにサンドブラスト加工(マット仕上げ)をしたものや、
K18イエローやK18ピンクゴールドメッキを施したものがあり
ダイアルの2種類(白、黒文字盤)と合わせて合計で12パターンになります。
【使用ムーブメント】
採用するのは高性能手巻きムーブメントです。
もともとは懐中時計用のムーブメントでして、
初心者の方でも組み上げられるサイズ(大きさ)とシンプルさを備えています 。
【ドーム型サファイアガラス】
ご存じのようにサファイアガラスはとても固く加工が困難な素材のため、今までは平面加工が主流でした。
ところが海外の契約工場の努力によりついに念願のドーム型に加工することができるようになりました。
スイス製の高級時計でも少数モデルしか味わえないこのサファイアドーム風防をぜひお楽しみください。
【シースルーバックケース】
ご自分で組み上げたムーブメントをご覧いただけるように、裏蓋をシースルー(平面形状)にいたしました。
テンプの動きを見ていると、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうです。
素材はもちろんサファイアガラスです。
【組立マニュアル】
組立てマニュアルでは分かりやすいイラストとともに丁寧に組立手順を説明しています。
しかし、このマニュアルだけではなかなか伝わりにくいのも事実です。
そのため当社の担当時計師が組立てを行っている動画をYOU TUBEにて公開しております。
針セッティングの部分を切り出してみました。
【組匠1】製作リポート
当社スタッフ(非時計師)が組匠1を製作トライした際のリポートです。
【キャリーバッグ】
キャリーバッグに収納されているのは・・・
時計本体、それぞれにバラされたパーツ類、ストラップ、専用ドライバー、剣抜き、剣押し、ピンセット、バネ棒外し、ムーブホルダー、ブロワー、オイルと専用オイラー、キズミルーペです。
このキャリーバッグの中にすべての工具類、時計関係パーツ類を収めています。
☆作業に必要な工具類は全て揃っています。
【こだわり・特徴】
機械式手巻き時計を自分で組み立てるキット【組匠】シリーズは今までにない特徴を持った商品です。
まず、手巻き時計を1から自分で組み立てるといった商品具現化するには
素人でも組み上げることができるであろうムーブメントの存在が必要です。
そこで我々は元々は懐中時計用に開発されたムーブメントを採用することにいたしました。
サイズ感(大きさ)といい、シンプルさといい正に
【組匠】プロジェクトにピッタリのこのムーブメントを採用することで、
一気にプロジェクトが実現可能になりました。
また、重要なのは我々が時計修理専門会社であることです。
機械式時計は定期的なメンテナンスが必要ですので、アフターフォローが完璧にできるということが
ご購入者様がこの【組匠シリーズ】を安心して組立に取り組める理由でもあります。
もし組立が完了できなくても、当社リペアセンターにお送りいただければ
再組立て(オーバーホール/分解掃除)を行います。
また、途中でパーツを破損、紛失しても全てのパーツをご用意しておりますのでご安心ください。(有料)
【プロダクト誕生までのお話】
当社は本来時計修理専門会社です。
時計修理の現場でお客様との色々な話の中で、
機械式時計の中身(ムーブメント)に興味を持っている方が
かなり多数存在することに気づかされました。
中にはご自身でご自分の時計を分解し、その後どうしようもなくなり
我々のところにお持ちいただく方もいらっしゃいました。
そこで、機械式時計を自分自身で組み立てられるように組立キットとして
商品化してみたら面白いのではないかと考えたのです。
【リターンのご紹介】
機械式手巻き時計組立キット【組匠3】1セット
1:必要な工具一式
2:機械式手巻きムーブメント(分解済)
3:時計ケース(サイズは幅45mm/厚み10mm/ラグ幅22mm(革ベルトの幅)
:ダイアル/針/革ストラップ)
4:キャリーバッグ
5:製作マニュアル
キットの中身です
【製品情報・仕様】
時計本体:SS製
ストラップ:カーフ製
キャリーバッグ:合成皮革
使用ムーブメント:高性能手巻ムーブメント/パワーリザーブ48時間
生産国:中国
ムーブメントは完成品を輸入後ランニングテストをし精度規格に合うもののみを当社担当時計師がキット用に分解します。
【有料サービスの価格表】
☆再組立て:オーバーホール 15000円(送料別)
☆精度調整(歩度調整) 3000円(送料別)
☆各パーツ 500円(送料込)~
-ご注意下さい-
このキットで使われるムーブメントは動作、精度確認が取れていますので
正確に組み上げることができれば間違いなくご使用いただける状態になります。
また、ご自分で組み立てるというこの製品の性格上各アフターフォローは有料になります。
【会社の紹介】
(株)クラウドトレーディングは2004年より主に時計専門店の時計修理を承る
時計修理センターとして事業をスタートさせました。
2011年に第1弾である【組匠1】を、2013年には【組匠2】、
2019年には【組匠3】を製造販売いたしました。
【Q&A】
Q:本当に組み立てられますか?
A:過去作品の例ですが、組み立てられずに当社に再組立て(オーバーホール)をご依頼されたケースは約2%、パーツの破損、紛失で再購入のご依頼ケースが約6%ほどでした。もちろん作業自体は細かく大変ですが、プラモデル等の組立作業等に自信がある方でしたら普通に組み上げられるのではないかと思われます。
Q:完成後、普段使いできますか?
A:もちろんできます。ただし、ご自分で組み上げるという性格上、精度の保証ができません。ですので完成後の精度に問題があった場合は当社リペアセンターに精度調整(タイミング調整)をご依頼ください。(有料:精度調整3000円)
Q:組立中にパーツをなくしてしまったらどうしたらいいですか?
A:ご安心下さい。全てのパーツのご用意があります。すべてのパーツには番号が当てられていますので、その番号を当社リペアセンターに お問い合わせください。(組匠パーツ価格表)
Q:万が一組み立てられなかったらどうしたらいいですか?
A:時計として完成させご使用いただけるようにサポートいたします。当社リペアセンターにお送りください。当社担当時計師が再組立て(オーバーホール)をしてお戻しいたします。(有料:オーバーホール15000円)
Q:組立にはどれくらいの時間がかかりますか?
A:過去の例を申しますと、休みの日に少しずつ数日をかけて完成させたという方が多かったです。完成後に普段使いをすることを考えたら、急がず丁寧に作業を進めていただくことが重要だと思います。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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