こんにちは!私たちのページをご覧いただきましてありがとうございます。
私たちは福岡県小郡市を拠点とし,障がい者の方の行動援護を行なっております介翔と申します。
小郡市は佐賀県との県境に位置しました、自然豊かな暮らしやすい地です。
小郡市については、こちらをご覧ください
↓
リンク 福岡県小郡市ホームページより
福祉の分野では珍しい、多彩な職員構成も私たちの強みのひとつです。
メンバーの特技を生かした様々なリターンもどうぞお楽しみください。
多彩な職員構成を生かし、より自由な発想でそれぞれの分野の専門だからこそ提案できる
アイデアを出し合い、より新しい複合施設を地域全体で作り上げていきたいです。
私たちが日々行動援護を通して関わらせていただいております方々は強度行動障がいと呼ばれる障がい者の方々です。
私たちが普段行動援護を通して関わらせていただいております利用者さんの中には重度自閉症の方、
ご自身のこだわりを大切にされており思い通りにいかないと不穏な状態となってしまう方、
様々な利用者さんがおられます。しかしお一人おひとり
個性豊かな感性をお持ちで、私たちも日々多くのことを学ばせていただいています。
しかしながら、私たちが行動援護を通して関わらせていただく中で強度行動障がいということ、
また、他害行為により施設などへの受け入れを拒まれたり、入所していても退所を
迫られるなど、行き場がなく社会から孤立してしまっている方もいらっしゃいます。
他害行為には必ず背景、理由が関係していると私たちは考えております。だからこそ
『お一人おひとりに合わせたより柔軟な関わり方』
をさせていただくことで個々の障がい者の方の日々の生活がより充実したものとなると思い
日々向きあっております。しかし、
行動援護だけではカバーしきれない課題点を解決すべく
強度行動障がい者の方のより充実した日々を過ごしていただける方法をずっと模索していました。
そこで、今回私たちが創りたい施設は強度行動障がい者の方も働ける就労継続支援B型の施設です。
普通の施設には入所することが難しい強度行動障がい者の方も、
より『社会との関り』を深めていただきたいと思っております。
私たちが大切にしたいことは、お一人おひとりの、できないことを言い訳にせず
『今できることを探しつつ、長い目線で向き合う』
ということです。
障がいは『個性』であり、同時にその方にしかない『強み』です。
この考えのもと
お一人おひとりのできることを大切にする施設
を私たちは作っていきたいです。
就労するだけの施設ではなく、誰でも気軽に訪れることができるカフェの併設
所属美容師によるカット、カラー、シャンプーなども行えるような設備も計画しております。
これにより、普段なかなか普通の美容室に行くことが難しい強度行動障がいの方でも
安心してカットなどでメンテナンスをしていただける環境をご提供します。
また、スポーツジムも併設し、新しい社会に開かれた複合型施設を目指していきたいです。
スポーツジムを併設することにより就労作業所に来ていただく日に
運動もしていただき運動不足の解消等を目指します。
強度行動障がい者の方の中には社会との関りが少なく外に出て体を動かす機会が少ない方も少なくはありません。
そういった状態を解消し健康を維持する上でも運動は欠かせないことだと思います。
また、夜間の不眠、不穏により昼夜逆転がみられるケースも珍しくありません。
そのような状態は日中の運動不足も原因として考えられます。
運動をして体を動かすことにより睡眠サイクルを改善し、
夜間安眠していただけることも十分に考えられることと思います。
また、強度行動機能障がいをお持ちの方のご家族とお話をさせていただく中で
悩みや相談を打ち明ける場がない、同じ障害を持ったお子さんのご家族となかなか話す機会がない
といったお声を聞かせていただくことも多くあります。
そのような悩みを抱えていらっしゃるご家族のレスパイトケアにも
より一層力を入れていきたいとわたしたちは考えております。
このように、本人だけではなく、ご家族の方も日常生活、社会の中で様々な不安や問題を抱えている例も少なくありません。
日々真剣にご本人と向き合っていらっしゃるご家族の方のお悩み、不安も解消し
心も体も元気な状態でお子様とも向き合っていただけるように。
そのためにもリラックスできる雰囲気の中で、同じような悩みを抱えている人とコミュニケーションを
図ることにより悩みを共有し、問題の解決、緩和を図っていただくことも大切だと考えます。
忙しい日々の中に、ほっとリラックスしていただける安らぎの場所をご提供し、
誰でも気軽に訪れることができる、地域に開かれたコミュニティの場を創りたいです。
この最初のプロジェクトを成功させ今後もさらに活動の幅を広げていき、
より広く共生社会の実現を目指していきたいと考えております。
そのためにもみなさまのご支援をいただけましたら幸いです。
現在、法定雇用率の上昇に伴って障害者の雇用数は増えています。
しかし、知的障がい者の方、精神障がい者の方の数からしましたら限られた枠です。
図1.雇用されている障害者の数の推移。出典:「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」厚生労働省
中でも強度行動障がいの方の「働く」居場所は本当に限られたものです。
障がいのあるなしに関わらず、社会参加の意味でも働くことの意義は大きいと思います。
そのような社会生活の基本である働ける場所を確保し、ハンデの有無に関わらず
『その人がその人らしく居られる』
居場所を創りに取り組んでいきたいです。
下の表は障がい者の職場定着率です。
『障害者の就業状況等に関する調査研究』 (2017年、JEED)によりますと
障がい者の方の「働く」課題点ではこのようなことがあげられます。
まず、離職率の高さです。入社から1年以内の知的障害者の離職率は約30%と
10人のうち3人が一年以内に離職している状況があります。
また平均給与の低さも課題の1つです。2018年に厚生労働省により行われた
「平成30年度障害者雇用実態調査結果」によりますと
知的障がい者の1ヵ月の平均賃金は、11万7,000円(超過勤務手当を除く所定内給与額は11万4千円)です。
全労働者の平均給与の30万7,000円(2021年調査)と比較すると19万円ほどの差があります。
そして、障害者雇用の求人は、首都圏や関西圏など、
大都市に偏っている傾向があるため、地方在住の場合、就職の選択肢が限られているという課題もあります。
障がい者枠でのハローワークの求人数とその割合は
実際に私たちが計画している九州地方での
求人は14.25%なのに対して関東地方では28.66%で、
約2倍もの差があります。(2020年1月現在)
このような課題から考えましても、障がい者の方でもやりがいを持って継続して
働ける場は今後もより必要となってくると思います。
そのような障がい者の「働く」問題の解決のためにも、私たちは障がい者の方の特性を強みとして捉え、
合致した活躍の場を提供し続けていきたいです。
このプロジェクトを通して強度行動障がい者の方、またそのご家族の方の日々が充実した
より良いものとなるよう私たちのこれまでの経験を活かし、取り組んでいきたいと思います。
私たちのプロジェクトに賛同していただけましたら、皆様のご支援をいただけましたら幸いです。
資金の使い道
今回いただきました資金は以下のように使用させていただきます。
〈内訳〉
賃貸物件の初期費用 :700000円
改造費 :500000円
設備費 :300000円
運動器具購入費用 :220000円
リターン原価:発送料 :100000円
Campfire手数料+消費税 :180000円
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合計 :2000000円
実施スケジュール
10月初旬:クラウドファウンデイング終了
10月中旬:賃貸物件契約
11月初旬:賃貸物件改造 物品配置
11月下旬:複合型施設オープン
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
お礼一覧
最後に
今回挑戦する就労継続支援の施設は、多くの強度行動障がいのある方の社会との懸け橋となると私たちは信じています。
今回のプロジェクトを成功させていただけましたらさらに地域、施設を拡大してより大きな
『共生社会』の輪を広げていきたいです。
皆さんのご支援をいただき、ハンデの有無に関わらず共生していける社会の実現を目指していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
活動実績
2022年 訪問介護 介翔 設立
これまで、強度行動障がい者の方を中心に、行動援護を行ってきました。
行動援護だけでは強度行動障がい者の方の生活のサポートに限界を感じ今回このプロジェクトに
挑戦させていただき、より多くの方が実感できる『共生社会』を実現
させていただければと考えております。
そのためにも、皆さまのご支援をぜひよろしくお願い致します。
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