「ゆるゆる劇場」のシリーズプロデューサの河上です。
思い出話をしようと思います。
消滅会社・旧G-mode時代、多分、私は社内のプロデューサーで最も多く、
RPGタイトルをプロデュースしています。
なぜかというと、「RPGの定番タイトル」を持ったゲーム会社は潰れない傾向があるので、
旧G-modeにもそれを提案し、旧G-modeはロープレサイトまで作りました。
「R.P.G-mode」というサイト名は、社内のコンペで勝ち抜いた私が出したサイト名案でした。
「ドラゴン×ドラゴン」、「マジカルファンタジスタ」をはじめ、RPGのタイプを埋めることから始めて、プロデュースのコンセプトを決めて埋めていくプロデュース戦略を進めました。
自分のプロデュースタイトルが割と軒並み、ヒットしていたので、
元々コンシューマーのRPG出身で、
代表作も王道RPGのプロデューサーになれそうなところで、
つい、「ゆるゆる劇場」シリーズを出してしまいました。
「ゆるゆる劇場」は、笑いのツボが受け入れられなかったら、
自分はめっちゃ面白かったので、全否定されたようなものだなとリリースが怖かったのですが、
人気が出て、よかったねとなりました。
一緒に作ったスタッフはみんなそうだったと思います。
こんな可笑しい製品ない!とみんなで笑っていたので。
おかげさまでシリーズ累計380万DL以上遊んでいただきました。
ミニゲームの女王との異名もあった私だが、RPGの人というミッションを達成しそうなところで
「お笑いの人」というイメージがついてしまいました。(笑)
プロモーション部の私という神輿の担ぎ方も変わりましたwww
「王道の本格RPGとかで、自分のイメージにしたかったよ・・・・」と言ったところ、
と仲間内で、笑われていました。www
実際は、DSiの「10秒走」や、他の結構なヒットもあったりしたのですが、
「正統派の人」という夢は砕け散ったのです。
思い出話をお送りしました。
「ゆるゆる劇場」を忘れてしまった人たちも多いと思うのですが、
内容は、何回もやってしまう感じが「漫画を読み返す」みたいなゲームです。
懐かしんで思い出してもらったり、新たに知ってもらって、
「悩むのがバカらしくなる」とか、「単にもう笑える」とか
たくさんの人に笑って欲しいと思っています。
新作を作る費用を作るのに、できるだけ旧作をいろんなプラットフォームや
海外などにも出して、市場を広げなければ、、、と思っています。
もしかしたら、「新作が出たら、買うよ」と思っている人たちもいるかもしれません。
しかし、作った本人たちですらネタ全てを覚えてません。
やったら思い出すんだけど、やり直すと新鮮で爆笑します。
全部覚えてるつもりの方も、やってみて欲しいです。
NPC(プレイヤー以外のキャラ)も可笑しなことを言っています。
幸田御魚氏の細かいネタの仕込みを舐めてはいけません。
ぜひ、楽しんでみてください。
先にリリースされた「ゆるゆる劇場-劇場版-2」のiOS版の不具合に
メドが立ちました。
まもなく、iOS版も配信されると思います。
クラウドファンディングも残り9日で、8月30日までとなっています。
レギュラーのようにご支援していただいてる支援者様も多くて、
温かいクラウドファンディングになっています。
1人でも多くの方にご支援いただけたら嬉しいです。
支援いただいたお金のうち、CAMPFIREの手数料を引かれた金額で、
・支援者様へのリターンと送料
・スマホ版4本の開発費
・アプリの保守開発費 など
に使用させていただきたいと思っています。
少しでも多くの支援を必要としています!
どうぞよろしくお願いいたします。
リターンの品も、河上がデザインを決めて、入稿データまで担当しています。
ゲームも遊びやすく移植いたします。
これからも、「ゆるゆる劇場」シリーズをよろしくお願いいたします!