はじめに・ご挨拶
はじめまして。数あるページの中からこちらをご覧いただきありがとうございます。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
『ニャンズときどきワンコ』はさいたま市で長年保護猫活動をしてきた浅生富美子さんが立ち上げた小さな保護猫犬団体です。浅生さんは2022年の暮に末期がんでお亡くなりになりました。その後を現代表の北尾千絵が引き継いでいます。
本来なら代表の北尾が筆をとるところですがPCの扱いが苦手なため、相談の上、代行して団体で主に広報を担当している向井が本文の作成をしています。ご理解いただけたら幸いです。
猫たちの毎日のお世話や、里親様につなげるべく譲渡会の開催やSNSを使ったPR 活動、さらにTNR活動や、地域猫のお世話などを8名のボランティアで日々頑張っています。
ニャンズときどきワンコHP
https://sites.google.com/view/asao-catsroom/home
このプロジェクトで実現したいこと
私たちの団体には現在約30匹の猫がいます。その猫たちの餌代.トイレの砂代、医療費、施設維持に伴う補修費、TNR活動費、など日々費用がかかります。今は支援者の方々からの寄付金で細々と繋いでいる状態です。
医療費に関しては3月頃に腸重積を発症した猫が緊急手術、手術後FIP(猫伝染性腹膜炎)も発症していることがわかり、治療が始まりました。
さらにもう1匹同じくFIPの発症がわかりました。FIPの治療は84日間の投薬と検査通院です。薬は大変高額です。
FIPとは
猫伝染性腹膜炎で原因は猫腸コロナウイルスと呼ばれるウイルスの突然変異です。感染しても発症をしなければ問題ありません。しかし猫の体内で猫腸コロナウイルスが、何らかのきっかけ(ストレスなど)で突然変異を起こし、FIPウイルスになってしまうことがあります。発症するとほぼ助からないと言われていて、猫にとっては大変怖い病気です。
今のところはじめの手術も合わせて160万ほどかかっています。2匹とも無事に寛解期になりましたが、今後完治に向けて半年間のサプリメント服薬と検査通院があります。
施設補修費に関しては、施設の猫スペースの壁の補修、洗面所のひび割れによる水漏れの補修、猫部屋を行き来する扉の交換、各部屋の換気扇の設置などが必要になっています。
譲渡会でのご寄付もありますが、私たちの団体だけではなく、他に参加された方とわけるので猫にかかった分全てを賄えないこともあります。実際賄えないことの方が多いです。
そうなると、代表の北尾の経済的負担が増えていきます。ボランティアもです。譲渡会や譲渡先への移動費などは自己負担です。
猫を救いたいと思っても、先立つものがなければなにも行動を起こせません。悲しい現実でした。
北尾は受け継いだ時に自分で決めたことだからなんとかしないと、と言っていますがそれにも限界はあります。病気の子も立て続けに増え、団体の経済的困窮を強く感じ、今いる猫たちのことも考え、北尾とも相談し、今回クラウドファンディングを立ち上げる決心をしました。
プロジェクトを立ち上げた背景
前述したように『ニャンズときどきワンコ』は、故浅生富美子さんが立ち上げた団体です。
浅生さんは25年前からさいたま市で保護猫活動を1人で続けてこられ、TNRした猫、譲渡に繋げた猫は合わせて4000匹とも聞いています。猫のために家も改修しました。
猫に愛情を注いでいた浅生さんですが3年前に末期癌を宣告され、残される猫たちの将来を心配して団体を立ち上げました。
現代表の北尾との出会いは、2020年に北尾が近所の仔猫を捕獲した時でした。この時、北尾は猫を捕獲することも初めてだったそうです。捕獲器もなく地べたに這いつくばって探してやっと餌付けして1匹の仔猫を捕まえました。
捕獲後病院で個人でも参加できる譲渡会の存在を知り、手作りのポスターや、PRカード持参で参加したそうです。
その譲渡会で浅生さんと出会いました。
浅生さんも自宅で保護している猫を譲渡会に出していました。捕獲器を常に車に乗せ活動している浅生さんをみて心を打たれたようです。すぐに浅生さんの手伝いを始め様々な捕獲現場で保護活動を続けてきました。
病気の進行もあり、浅生さんは、2022年の夏に団体を立ち上げました。
私は、その夏、隣家で猫が多数放されているのを相談に伺いました。浅生さんは歩くのもやっとでしたが北尾とすぐに駆けつけてくれました。
成猫のTNR、仔猫の保護、医療処置、合計28匹もの猫に施してくれました。
そんな2人の活動を目の当たりにして私もボランティアに参加するようになりました。そして団体の厳しい財政状況もわかりました。浅生さんはご自身の年金、パート時代のわずかな貯蓄、全て猫に充てていました。
これまでの活動
浅生さんが亡くなった後、私達は今いる猫達をどうにか里親さんに繋げたいという思いで日々活動をしています。
保護した猫も里親様に繋げてきました。
さらに野良猫の保護をして去勢手術を施し、再び戻すというTNR(Trap・Neuter・Return)の活動や、仔猫を中心に保護し、医療を受けさせて里親様探しも行っています。
一度リターンした猫も場合によっては保護しています。
去年の多頭飼育崩壊現場でリターンした兄弟猫です。縄張りを持てずに2匹で移動してました。生きるのに必死でした。
ボランティア仲間が少しずつ距離を縮め人馴れさせ、ニャンズに仲間入りになりました。今ではボランティア達を可愛い声で迎てくれます。
去年と同じ現場で今年も黒猫が仔猫を産んでいることがわかりました。この家は家人が孤独死した後、事情もありそのままになっていました。窓も閉まらなく悪臭が漂っていました。地域の方と連携し、家の関係者とも連絡をとりきちんと閉めることができました。家の中に猫がいないことも確認しました。
仔猫達は預かりボランティアのところで人慣れ真っ最中です。
FIPの寛解を迎えたココアとカステラです。今では食欲も戻りとりあえず元気になりましたが、どちらも白血病キャリアの猫なのでリンパの腫れが少し残っていると言われています。日々の観察、検査通院をして完治を目指しています。
地域猫も見守りながらお世話をしています。
資金の使い道・実施スケジュール
皆様にご支援いただいた大切なお金は経費を除き全てニャンズの活動費に使わせていただきます。
夏場の譲渡会は猫にも負担になるためお休みになります。その間ご支援はないので夏場の猫達のお世話代にも、使わせていただきます。
猫餌代15万 砂代8万
医療費80万
施設維持費25万
リターン送料など20000円
CAMPFIRE手数料272000円
その他 税金27200円
目標金額160万
当団体入金額1300800円
リターンのご紹介
1000円 感謝のメールをお送りします。
3000円 感謝のメールと猫画像をお送りします。
5000円 感謝のメールと猫画像2つお送りします。
10000円 感謝のメールと猫画像と心を込めてオリジナルポストカードをお送りします。
30000円 猫画像と感謝のメールとスタッフ手作りの羊毛猫ブローチをお送りします。羊毛で一つ一つ丁寧に作った物となります。裏側にブローチピンがつけてあります。猫の模様をお選びいただけます。
ご希望がなければこちらで選んでお送りします。
50000円 感謝のメールと猫画像、スタッフ手作りの猫トートバッグをお送りします。(限定10個)
かわいい猫柄のトートバックです。サイズは縦34cm横33cmマチ4cm肩ひも44cm、使いやすいサイズになっています。
デザインの指定は布の在庫の都合上、できません
100000円 お礼のメールと猫画像、スタッフ手作りの羊毛猫額縁をお送りします。額縁の後ろは立てるタイプのものになります。額縁は四角と、丸が、あります。猫の種類、額縁の種類は在庫の都合上指定できません。
(限定8個)
最後に
『ニャンズときどきワンコ』代表の北尾千絵です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
私たちは小さな団体です。しかし小さいからこそ、地域に根付いた保護猫活動を続けていくことが出来ると思っています。野良猫がただいるのではなく、地域猫として皆さんで見守っていけたらと思います。
そして保護している猫達には人のあたたかさを知ってもらい、里親様に繋げていこうと思っています。それを自身のライフワークと思っています。
どうかこのような活動に少しでもご理解いただけたら嬉しいです。ご支援ご協力をよろしくお願いします。
※当団体は第二種動物取扱業を保有しております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る感謝の気持ち
2023/09/30 21:0946日間の挑戦も、あと3時間で終わります。思えばクラウドファンディングへの挑戦の始まりは元代表の思いからでした。今いる子たちをなんとか救いたいという浅生さんの願いをつなげるべく私たちは転がるようにここまで来ました。その間、残念ながら救えなかった命がありました。サンタ、病気と戦いながら25歳という長寿を全うしました。甘えん坊のあーちゃん穏やかで癒しの存在だったテン、トン最後まで頑張ったシェイクおやつが大好き、ルイちゃんと仲良しだったあんこみんないい子でした。ボランティア一同決して忘れません。今回の挑戦に賛同してくださった皆様に大変感謝いたします。人が生きるのにも大変厳しい世の中です。しかし猫のためと思ってくださる方がとても多いことに感動しました。ボランティア一同とても心強く感じました。今後も今いる子たちをなんとか里親さんに繋げていけるよう活動していきます。毎週土曜日には浦和駅西口で譲渡会を開催しています。ぜひ猫たちに会いに来てください。皆様のあたたかいご支援を猫たちのために大切に使わせていただきます。ありがとうございました。 もっと見る
近所のキジトラ君
2023/09/29 21:208月に始まりましたニャンズの挑戦にご支援をいただきありがとうございました。明日がいよいよ最終日です。譲渡会も開催しますし最後まで頑張ります。今日は近所のキジトラ猫君の報告です。ご近所の方から家に出入りしてたキジ君がしばらく来なかったけど、昨夜急に玄関から入ってきてご飯も食べないと相談がありました。元気な頃のキジ君は庭の桜の木を登って2階に上がりベランダのところからお部屋に出入りしていたそうです。なでようとすると、シャー、名前はシャーに決まったそうです。捕まえられたら家猫にと考えていたそうです。それが訪ねてきたら元気がない。。お風呂場から一晩動きませんでしたすぐに病院に連れていきました。結果は白血病キャリアで、貧血、黄疸…白血病の発症のようでした。ご近所さんは積極的な治療は望みませんでした。でも最後まで看取ると言ってくれました。せっかくうちを選んでくれたのだから、と。シャー君、あなたは最後にいい決断をしたね。1人ではないよ。明日でクラウドファンディングは終わりますが、私たちの活動はまだまだ続きます。今後とも応援よろしくお願いします。 もっと見る
扉設置しました!
2023/09/27 21:50ニャンズときどきワンコへの応援ありがとうございます。応援メッセージも読ませていただいてます。あたたかいお言葉に胸が熱くなります。あと残り3日、最後までよろしくお願いします。今日は猫部屋の扉設置のお知らせです。猫の部屋はそれぞれ扉で区切られています。特に白血病キャリアの子たちの部屋は通常の扉では高さが足りません。猫のジャンプ力はすごいです、よじ登り天井近くまで行きます。ラムネちゃん(里親様決定した子)はよくよじ登って天窓でこちらを見ていました。動物ふれあいセンターからの指導もあり、さらに扉の設置をしました。二重扉、天井までの網も設置しました。さらに水もれしていた洗面所の補修もしました。裏側からパテでしっかり塞ぎました。今のところ水漏れなしです。全取り換えになるとかなりの高額な費用がかかるためこちらはしばらくこのまま様子見です。白いところがパテです壁はこれからです。少しずつ補修をしていく予定です。安全で過ごしやすい環境にしていくつもりです。今後も私たちの活動を見守っていただけたらとと思います。 もっと見る
コメント
もっと見る