目次
1. はじめに・ご挨拶:自己紹介
2. 私たちが参加するプロジェクトについて
3. プロジェクトで実現したいこと:新商品を開発して…
4. プロジェクトをやろうと思った理由:気軽に参加したら…
5. リッチゴについてて:福井県高浜町の大きくて甘いイチゴ知ってますか?
6. 規格外の基準:厳しい基準を乗り越えたイチゴのみが‼
7. 新商品について:フルーツのふりかけ⁉
8. 世界から見たふりかけの印象:私たちの大学の留学生に食べてもらいました‼
9. 海外で何を調査するのか:海外の方の評価は⁉
10. これまでの活動:様々なことに取り組んできました。
11. プロジェクト協力者
12. リターンについて
13. スケジュール
14. 最後に
1. はじめに・ご挨拶
こんにちは!
福井県立大学(創造農学科)の仲良し二人組です。
私たちは農を取り巻くものすべてを学んでいます。
農業はもちろん農にかかわる環境・文化・人のつながり、人の心、夢のことなどそれらがどのように農とつながっているのか、今後どのように農と関わって生きていくべきかを学んでいます。
また、環境と人はどのようにつながっているのかなど、取り巻くもの同士がどのようにつながっているのかを授業を通して学んでいます。
福井県立大学生物資源学部創造農学科HP↓
https://www.fpu.ac.jp/faculty/faculty/biotechnology/about/d153062.html
2. 私たちが参加するプロジェクトについて
農家の課題である規格外品を新しい「何か」に変えて多くの消費者に親しんでもらうために学生の突飛な発想を生かしてアイディアを提案します。そして、でてきたアイディアをもとに実際に新商品を形にしていき、海外での販売を目指して日々試行錯誤を繰り返していきます。
最終的には海外での販売を行い、日本や地元の魅力を伝えるだけではなく、海外の方々との「つながり」を作っていきます。
3. プロジェクトで実現したいこと
規格外品を新しい形で消費者の方々に知ってもらい、リッチゴの魅力を伝えたいと考えています。リッチゴのふりかけ⁉というインパクトから多くの人に手に取ってもらい、フルーツを使ったふりかけというふりかけ界の新しい形になれたらと思っています。
そして、私たちの活動を通してSDGs12に掲げられている「つくる責任・つかう責任」をクリアしていくきっかけになり、フードロス削減につなげていきたいです。
4. プロジェクトをやろうと思った理由
きっかけは「気軽に参加してください」という先生からの紹介でした。
軽い気持ちでプロジェクトに参加した当日、農家さんの廃棄する道しかない規格外品をどうにかしたいという強い思いを聞き、農家さんの悩みや課題を学生の視点で解決しようと決めました。
題材としてはイチゴ、レンコン、サツマイモがあり、その中で私たちはイチゴに目を付けました。イチゴの名前は“リッチゴ”。リッチゴの特徴はだれにも負けない大きさと甘さを兼ね備えたイチゴであり、笑顔が素敵でイチゴに対する情熱が強い生産者さんの人柄を表すかのようです。生産者さんの人柄の良さに触れた私はこのイチゴをより多くの人に伝え笑顔にしたい。生産者の危機を救って私たちが生産者も笑顔にしたいと思いリッチゴに決めました。
5. リッチゴについて
リッチゴのひみつ
〈その1 大きさ・味〉
大粒で酸味が少なくて甘みが強く、特徴的な長めの円錐形をしています。
〈その2 産地〉
リッチゴの産地は高浜の山の上にあるため寒暖差があり、水がとてもきれいです。
●寒暖差があると何がいいの⁇
リッチゴは寒暖差があることによってゆっくりと熟し甘みとうまみが凝縮し身持ちもよくなります。また、一般的なイチゴの栽培は4月末から5月の初めまでしか行われません。しかし、他の場所より1~2℃涼しいため、7月までイチゴを出すことが可能です。
〈その3 栽培〉
栽培方法は高設栽培です。そのため、収穫後は洗わずに食べることができます。
また、高設栽培をすることでご年配の方や車いすの方でもいちご狩りを楽しむことができます。
農薬は環境のことを考え、既定の半分に抑えるようにしたり、天敵を設けて害虫対策を行っています。
●豆知識
おいしい「リッチゴ」の見分け方基本的に鮮やかな紅色ですが、あまり濃いほうではありません。少し色が薄くても全体に紅色がまわっていて、香りがよければ大丈夫でしょう。
6. 規格外の基準
リッチゴの基準は曲がり、傷、サイズがあまりにも小さい物、完熟過ぎる物(色味が赤過ぎる)、実擦れが基本的な規格外になります。
また、腐ってしまったり、傷がついてしまって廃棄するイチゴについては獣害対策のための餌として提供されています。
7. 新商品について
新商品はずばり「リッチゴふりかけ」です。
〈リッチゴふりかけが生まれた軌跡〉
リッチゴのとても甘い、酸味が少ないという特徴、今までにないもの、生産者さんの高浜と言えばこのお土産!という商品を作ってほしいという希望から果物のふりかけを作ってみようと考えました。
最初はご飯にもスイーツにもかけることのできる商品を目標に考えていましたが、今回アメリカへの販売ということなので日本らしいふりかけに絞って開発を進めました。もちろんスイーツにもかけられるような商品は今後試行錯誤して作っていきたいと思っています。
リッチゴふりかけには主にドライフルーツのように乾燥させたリッチゴと福井県産の規格外品になってしまった春菊を使用しています。そしてそれらをミルに入れて消費者が自分で削ることで削った瞬間特有の香り、削るということを楽しんでほしいと考えています。また、袋に入っているふりかけに比べ、自分でかけたい量を決めやすいという利点があります。
8. 世界から見たふりかけの印象
福井県立大学には外国語会話や多文化交流を楽しめるWorld Caféがあります。
そこで留学生や外国人インストラクターの方およそ30名にリッチゴふりかけを試食していただきました。
(国籍・性別にわけて意見をまとめています)
[日本・女性]
・酸味が強い
・春菊が強い
・梅しその味がする
【提案】
・味が薄いので塩を加える
・福井県産の鯖、昆布、米五のみそを加える
・和風感を出すためにだし醤油やかつお節を加える
・お茶の素にする
・ミルで削るのが大変なのでブレンダーでもっと細かくする
・お茶漬けにする
・餅にかけてみたい
[台湾・女性]
・味がしないので塩を加える
[台湾・男性]
・味が薄いので塩を加える
・一般的なふりかけは塩っぽいが甘いふりかけも良い
[韓国・男性]
・味が薄い
・いちごの香りが良い
・春菊が強い
【提案】
・ごはん用のふりかけにこだわらずデザートにかける (アイス、ワッフルにかけたい)
・チヂミにかけたい
[ベトナム・女性]
・味が薄いので塩を加える
[アメリカ・男性]
・優しい味なのでご飯にかけることで良いバランスになる
・美味しい
調査結果からリッチゴふりかけにはスパイスを加える必要があると感じました。福井県産の食材や塩を加えることで改善させていきたいです。
現在のリッチゴふりかけは優しい味なので苦手な人がいないことが強みだと思います。今後も調査をし改良することで、皆さんと共に美味しいリッチゴふりかけを作っていきたいです。
9. 海外で何を調査するのか
海外では日本のように白米とお味噌汁とおかずのように主食+主菜+副菜というよりメイン+お米やジャガイモ少しの食事のため、ふりかけを使う機会がないのではと思い、まずふりかけの知名度を調べたいと考えています。
それから私たちが開発したリッチゴふりかけの評価・改善点・購入したいかなどを調査したいともいます。海外の方が求めている味や、ふりかけにご飯にかける以外でも他の用途が無いのかを聞いてみる予定です。
10. これまでの活動
【規格外品加工プロジェクトに参加】
・生産者との交流(いちご、れんこん、さつまいも)
・試食
・商品開発会議
・発表
・プレゼンテーション
・加工品会社とのマッチング
・商品開発
・パティーフルーツパーク見学
現在→リッチゴふりかけによる海外の人の反応を調査するためクラウドファンディング中→試作品作成(改善中)
11. プロジェクト協力者
パピィフルーツパーク園長:馬場さん
「いいものをつくる」パピィフルーツパークの馬場さんは高浜町生まれ。
未来のために何か残したいという思いから農業の道に進みそこで出会ったのが家族の大好きなイチゴでした。イチゴは柔らかい、作り方が難しいため苦労することが多いですが、 “パピィさんのイチゴじゃないとだめだ” というお客様の声にこたえるために日々努力されています。いいものをつくり、いいものを出すためにと熱い思いでイチゴと向き合っています。
活動範囲はハウスだけではなく、キッチンカーでパピィさんから出向きジェラートなども販売しています。また、和菓子店やパン屋などの異業種とのコラボを積極的に行い、いちご餅やいちごコッペパンの開発を行いました。学校給食にもイチゴを提供し、パピィさんの愛称で親しまれています。
パピィフルーツパークHP: http://pappyfruitspark.com/
12. リターンについて
- ①リッチゴふりかけ(1袋) 2,000円
- ②パピィさんいちご狩り+お土産(参加は2人まで) 5,000円
- ③ジェラート・シャーベットセット1箱 5,000円
- ④リッチゴ2パック(約200g× 2パック) 4,000円
- ⑤リッチゴ4パック(約200g× 4パック) 8,000円
- ⑥リッチゴ大粒6個 ※先着5名 20,000円
- ⑦お礼状(手紙) 1,500円
- ⑧お礼メッセージ動画 2,000円
- ⑨お礼メール 500円
- ⑩あなたへのポストカード(メッセージつき) 2,000円
- ⑪【生産者向け】規格外品の新商品アイディア提供 10,000円
- ⑫福井の風景待ち受け画面 500円
- ⑬私たちの学科紹介Zoom(福井県立大学 創造農学科) 1,000円
- ⑭福井県立大学創造農学科による収穫祭招待+学校案内 1,000円
- 詳しくはリターン詳細欄をご覧ください。
13. スケジュール
■2023年7月13日 中国・上海でリッチゴふりかけの試食会・展示会(実施終了しました。詳細はCAMPFIRE上で報告させていただきます)
■8月23日 アメリカ・サンフランシスコ州でのリッチゴふりかけ販売会
■2023年10月下旬 クラウドファンディング終了
■2023年11月以降 支援者様にリターン発送予定
14. 最後に
新商品開発は初めてで正直自分の想像を超える難しさがあることを知ることができました。それに対してパピィさんや加工に協力をしてくださったねぎたさんとの出会いやかかわりがあり一緒に一つの商品を作っていくという楽しさを知るきっかけになったと思います。
福井県は田舎でき他県の方々に「福井出身なんだ」といっても「どこなんだろう」となるくらいの知名度の低さであることを日々痛感していました。そんな福井をもっと多くの人に知ってもらうために何か行動を起こしたいけど何をしたらいいのかわからないまま時間が過ぎていました。でも、今回の新商品開発を通して福井のための一歩を踏み出したことによって私だけじゃ小さな力だけど人のつながりを通して大きな力になったのではないかと思います。ぜひ福井の味を楽しんで、福井に興味を持ち遊びに来てくれたらうれしいです!今後も福井を、世界を笑顔にするために頑張っていきたいです‼
(五島)
福井に生まれた私は、田舎で何かを発信しても何も変えられないという無力さを感じていました。しかし今回の商品開発に参加したことで、私たちが開発したリッチゴふりかけをアメリカまで届ける機会を頂きました。
人のつながりの素晴らしさと発信することの大切さを知り、行動を起こせば可能性が広がっていることに気づきました。
福井の情報・自分の思いを発信し挑戦することで人脈を広げ、人との繋がりを大切にしていきたいと思います。そして福井県の魅力を多くの人に伝えたいです。
規格外品によってできた「リッチゴふりかけ」が多くの人の笑顔に変わればと思っています!「リッチゴふりかけ」を通して世界中に幸せを届けられるよう、まずはアメリカでの販売成功を目指していきます‼
(松井)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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