久留米工業大学| 大森先生との出逢いは、遡ること11年前。「酒蔵」や茅葺き屋根の「主屋」を調査されてからのご縁です。こうして、専門家の先生によって、歴史的建造物として価値ある建物だということをお示しいただいたことはとても光栄です。とともに、厳木・唐津・佐賀の宝として、日本の伝統家屋を維持管理、また活用への想いをより一層抱いた次第です。
大森教授より賛同メッセージをお預かりしましたので、以下にご紹介させていただきます。
久留米工業大学 教授 大森洋子様 博士(芸術工学)
厳木川左岸から中島橋を渡ると直ぐに、旧白水酒造の「店」と煉瓦造煙突をもつ「酒蔵」が圧倒的な迫力で目に入ります。伝統家屋が持つ歴史の深さと気品が醸し出されています。その裏には葦葺き屋根の「主屋」が凛とした雰囲気で佇んでいます。主屋はジュエリー工房として利用されており、ハイセンスな作品がこの200年も経つ伝統家屋で製作されている妙に感動します。
2012年にこの3棟の伝統家屋の調査をし、歴史的にも建築的にも価値が高いと認識しました。残念ながらまだ文化財の指定はされていませんが、厳木町の歴史や文化を語る重要な建築群です。「主屋」と「酒蔵」と「店」が一体として残っていることにも価値があります。
建築の維持には経費が嵩み、特に伝統家屋の維持は個人の負担だけでは難しくなっています。旧白水酒造の「酒蔵」も屋根の傷みがひどく雨漏りしています。これ以上傷みが広がらないために早急な修理が必要です。今回のクラウドファディングで修理が行われ、これを契機に「酒蔵」のみならず「店」や「主屋」の利活用も進み、厳木町の地域活性化に貢献できることを切に願っています。
大森先生、メッセージを寄せていただき誠にありがとうございます m(__)m
大森先生と共に、久留米工業大学の学生が「白水荘」へ遊びに来られる事をとても楽しみにしております^^
以上、
白水荘プロジェクト事務局
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