支援者の皆様
こんにちは!
先日より始まっていました修繕工事ですが
早いことに間も無く工事終了となるとのことです!
思った以上に早く完成となることにとても驚いています。
本日は修繕工事を行なったからこそわかったことがありましたのでご紹介させていただきます。
既存の床板の上から新たな板を被せるような形での工法をとっています。
四隅の床板を切り出して基礎を見てみると……
1mほどの大きさの甕が四隅に中央を向いて配置されておりました。
以前の修繕が約50年以上前ほどですが、当時の宮司(私の祖父)が「甕入ってた」と現在の宮司(私の母)に伝えていたようです。
さて、この甕ですが何のためにあるのか?と思い聞いてみると
「床板で神楽や能楽を舞った際の音を反響させる役割がある」とのことでした。
移転前の旧社地の舞殿にも同じように甕が入っていたのかな?と想像するとワクワクしました。
普段は見えない箇所を見ることができて本当に良い機会となりました!
床板の材木ですが、前回は米松だったそうで今回は檜を使ってくださいました。
ピカピカになった床板が美しく、5月の薪能が大変楽しみです。
是非お近くにお越しの際は、新しくなっている床板を見ていただけたらと思います。
最後になりましたが、薪能のチケットについてお知らせします。
3月21日現在の残席となります。
もしご興味ありましたら下記よりお申し込みください。
蟻通神社
権禰宜 木戸睦晃