『農産物をシェアしたら、社会がちょっぴり優しくなった』

オスソワケから、社会を変えていく種を蒔こう！

このプロジェクトでは、たくさんの方に「オスソワケ」をとおして

近くにいるのに”知らない”隣人たちと交流をしてもらうプロジェクトです。

沖縄のおいしいシークワァサーを「オスソワケ」して挨拶を交わすことで生まれる

新しい関係性の発見や、繋がることの意味を農家である発起人と一緒に楽しんでいきましょう！

はじめまして

沖縄県名護市で農業をやっている。

まんまるファームの林と申します

僕は「LGBTQ+」と呼ばれる、セクシャルマイノリティの一人です。

数年前から「LGBTQ＋」という言葉が、社会に少しずつ認知されるようになって

僕たち当事者を取り巻く環境が、すごい速さで変わっているように思います。

当然、良いリアクションもあれば、悲しくなるような反応もあります。

心無い言葉や汚い言葉を投げつける人たちにはきっと、僕たちのことが見えてないのでしょう。

僕たちはこの社会で共に暮らす人間で、もしかしたら隣人かもしれないのに。

憶測や誤解は、差別や偏見を生み、孤独な社会はそれらを加速させていきます。

だからこそ、私たちの繋がりを作っていく必要があると、考えます。

どうしたら繋がりを作っていけるのか。考えた結果、僕が出した答えは「農業」でした。

生きるということは食べること、食を共有することは、共に生きること。

人間の基本である「農業」を生業にすることで、多様な人々とも繋がっていける

そしてそれが僕の居場所にもなるんじゃないか。そう考え、僕は農家になりました。

皆さんが日々の暮らしの中に、少しだけ「農」との繋がりを取り入れてくれる事で

「LGBTQ+」と「農」の新しい関係性が生まれ、その繋がりを社会にフィードバックしていけたらいいな。

今回の「オスソワケ」プロジェクトはその第一歩となります。

経済活動ではない小さな「オスソワケ」というアクションが連なれば

きっと僕たちから優しい社会って作っていける。

「オスソワケ」のご案内

ちょうどいま、沖縄の太陽をいっぱい浴びて、畑のシークワァサーは収穫時期を迎えます。

昔からこのやんばるで大切に育てられ、人と人をつなげてきた小さな柑橘は、

作り手の高齢化や担い手不足により、農地の維持が年々困難になっています。

この小さな柑橘が遠く離れた人たちとつながるきっかけとなり、

それが、廃れゆく地域の資源や風習を残していくことにも繋がったらなと思います。

「オスソワケ」をとおして、豊かな人間関係をデザインしよう。

リターンのご案内

自社農園で栽培期間中無農薬、無科学肥料で育てた

青切りシークワァサーをご用意しました。

今回沖縄を襲った大きな台風にも負けず、つなげることができました。

シークワァサーには「ノビレチン」と呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれています。

「ノビレチン」とは動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を防ぐことが知られていて、

血管を保護する効果も期待されています。

さらに、認知機能の改善や抗がん作用があることが、最近の研究で示唆されていて、注目を浴びています。

クエン酸もビタミンCも豊富なので、毎日の生活にぜひ取り入れてほしい柑橘なのです。

レモンやお酢代わりに料理に使ったり、炭酸水に搾りいれたり、泡盛や焼酎・ビールに搾りいれたりと使い方は多用です。

特にお酒にシークワァサーを入れると、二日酔いの防止にもなります。

豆乳に入れると、トロトロラッシーの出来上がり！

体にとても効果的な成分が、たっぷり含まれたシークワァサーを、お隣やご近所さんに「オスソワケ」しましょう！

①『とにかく応援文通セット』3,000円

少量のシークワァーサーとお手紙のセットです。

返信用の封筒を入れているので、良かったらお手紙頂けると幸いです。このプロジェクトを通して感じた事や

日々考えてらっしゃる事等、お手紙交換をしましょう

【内容】
・沖縄県産シークワァーサー 20個 約400g

到着後冷蔵庫で保存しお早めにお召し上がり下さい

・お礼のお手紙と返信用封筒（許可いただければ、このページにて紹介させていただきます）

②『オスソワケセット』5,000円

※画像はイメージです

個別にパッケージした、おすそ分けしやすいセットです。
シークワァーサーを20個ずつ袋に入れて、
そのまま誰かに渡せるように、準備してお送りします。

名刺サイズのメッセージカードも、5パターン同封しているので、
シチュエーションに合わせてお使い下さい。
ちょと照れ臭いけどガンバ💪

【内容】
・沖縄県産シークワァーサー20個　約400g入りの袋×5袋

到着後冷蔵庫で保存しお早めにお召し上がり下さい.

・名刺サイズのメッセージカード5種
（・いつもありがとう
　・これからもよろしく
　・はじめまして
　・先日はごめんなさい
　・おせわになりました）

③『乾杯セット』10,000円

Barや居酒屋、カフェや当事者コミュニティへ

皆さんでシェアしていただけるよう沢山入ったセットです。

全国に数ある当事者コミュニティとの繋がりも頂けたらなと思います

同封のコースターを使って皆さんで乾杯してください。

【内容】

・沖縄県産シークワァーサー 200個　約4ｋｇ

到着後冷蔵庫で保存しお早めにお召し上がり下さい

・コースター 50枚　通常のグラスサイズ。

シークワァサーの商品説明と、僕たちが目指すものを記載したコースターです。

 ④『Zoom飲み会セット』10,000円

⑤『Zoom飲み会セット』

届いたシークワァーサーを使い一緒に乾杯しましょう。

画面共有が難しければ聞き耳参加でも是非

テーマはこのプロジェクトに沿った内容となります。皆さんそれぞれのお話しもお聞きしたいです。

※追って参加手順はDMにてご案内いたします。

【内容】

・沖縄県産シークワァーサー 100個　約2kg

到着後冷蔵庫で保存しお早めにお召し上がり下さい。

・コースター 10枚  通常のグラスサイズ

シークワァサーの商品説明と、僕たちが目指すものを記載したコースターです。

・Zoom飲み会　以下の日程で開催します。

※追って参加手順はDMにてご案内いたします。

9/15(金)19:00〜22:00　　9/22(金)19:00〜22:00

9/30(土)19:00〜22:00   上記の日程で参加できない方はDMにて別途調整します。         

支援金の使い道について

・農業から多様な社会を作っていくをテーマに株式会社を立ち上げます。

今回頂けた繋がりを形にし、社会課題を解決していけるような提案を、農業を楽しみながら作っていきたい

・シークワァサー維持費、梱包代、送料
・CAMPFIRE手数料

そして次なる挑戦への支度金として使用させていただきます。

リターンのスケジュールについて

2023年9月上旬より、順次発送させていただきます。

プロジェクトで実現したいこと

打ち合わせの段階からすでに弱気な僕に、仲間がかけてくれた言葉

「一緒に社会に出て生きましょう」

がずっと刺さっています。

いままで、本当の自分では社会に出ていなかった僕にかけてくれた、

「一緒に」って言葉が

とても優しくてとても勇気をもらえました。

この世の中に課題意識はあるけれど、具体的なアクションまではちょっと…というあなたもよかったら一緒に。

本当は素敵なこの社会に一緒に出ていきましょう。

「オスソワケ」って楽しいよね。

自分では手に入れられないものをもらえたり、田舎の産物を知れたり。

「オスソワケ」にはたくさんのワクワクが詰まっています。

だから、このプロジェクトでは、たくさんの方に「オスソワケ」の楽しさを知ってもらい、

体験してほしいと思っています。

どうか、みなさんには『オスソワケ』を通して得た嬉しかった体験を共有していただきたいと思います。

ここでの投稿でも構いませんし、TwitterやInstagramなどをやっている方は

#オスソワケ

とハッシュタグを入れて投稿していただければ嬉しいです。
（僕が探しに行けるので）

待ってます。

このプロジェクトが生まれたきかけとなった青年

あるとき、捌ききれないキャベツで畑が溢れました。

「廃棄するしかない」と頭を抱え、思いきってキャベツのシェアを呼びかけたところ、

子供食堂・お弁当屋さん・福祉関係の職員さんから一般の方まで、

沢山の方が畑に遊びに来てくれました。

皆さん笑顔で収穫してくれ、とてもうれしい気持ちになりました。

そんななかで、大きなことに気付かせてくれた青年がいました。

農業なんて興味あるの？と思ってしまうような畑が似つかわしくない、今どき風の大学生です。

彼は言いました。

「話した事ないけど、お隣さんにおすそ分けするんだ」と。

お隣さんはびっくりするんじゃないか。今どき風のイケイケな隣人がいきなりピンポンを押してきたら、

ひょっとしたら怖くなるんじゃないか。

なんて思いながら、開いたドアの前でキャベツ抱えてる彼の姿を想像したら、

なんだかちょっぴり優しい世界が見えたのです。

キャベツをおすそ分けしたことにより、普段話さない隣人とのあいだに

「ありがとう」という会話が生まれます。

そしてきっと、次に会った時には「おいしかったよ」とか「サラダにして食べたよ」とか

「うちもこれたくさんもらったから、よかったらどうぞ」なんていう会話が、生まれるかもしれません。

そんなコミュニケーションから、優しさが芽生えるんじゃないか、と期待しています。

マイノリティーから、日本のはしっこの小さな畑から、一緒にアクションを起こす事で

いろんな人が、隣人として共に生きているという、当たり前の認識が育っていく。

「農」からはじまる「オスソワケ」が、当事者から社会へ拡散し還ってくるかもしれない。

それが、僕が目指すものです。

「オスソワケ」の種をまいて、優しいつながりを作っていきませんか？

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。