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姫路城の奥座敷|国登録文化財「旧小國家」を改修し、築400年の宿として後世へ!

江戸から続く国登録文化財「旧小國家」。明治期の播但一揆で農民たちを救った庄屋「小國鐵十郎」の生家として知られ、診療所・産院など形を変えて時代を刻んできた地域のシンボル。主屋を改修し、人の賑わいと輝きを取り戻し、失われゆく文化遺産を次の時代につなぎ地域活性化にも貢献します。

現在の支援総額

1,030,000

34%

目標金額は3,000,000円

支援者数

32

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/11/28に募集を開始し、 32人の支援により 1,030,000円の資金を集め、 2024/01/28に募集を終了しました

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姫路城の奥座敷|国登録文化財「旧小國家」を改修し、築400年の宿として後世へ!

現在の支援総額

1,030,000

34%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数32

このプロジェクトは、2023/11/28に募集を開始し、 32人の支援により 1,030,000円の資金を集め、 2024/01/28に募集を終了しました

江戸から続く国登録文化財「旧小國家」。明治期の播但一揆で農民たちを救った庄屋「小國鐵十郎」の生家として知られ、診療所・産院など形を変えて時代を刻んできた地域のシンボル。主屋を改修し、人の賑わいと輝きを取り戻し、失われゆく文化遺産を次の時代につなぎ地域活性化にも貢献します。

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▼はじめに/今回のプロジェクトで実現したいこと

かつて「東の三木家、西の小國家」と呼ばれた、現在の兵庫県福崎町に残る庄屋跡「旧小國家住宅」が今回の舞台です。

主屋入口

旧小國家は室町時代(1510年頃)に当地に居を構えたと言われています。江戸時代には庄屋となり、1871(明治4)年の「播但一揆」で農民の身代わりとなり処刑された小国鐵十郎の生家としても知られています。鐵十郎の孫・積治の代以降、産婦人科診療所として使われ、その後も形を変えて地域に根付いてきました。姫路城より8年古い1601年築(当地区長老,当家伝承)の主屋を中心に、2007年に、長屋門、診療所、土塀が兵庫県神崎郡内で初めて国登録文化財に登録されています。

国登録文化財に指定され、現在は飲食店として活用されている長屋門

当家の末裔であり現オーナーの山田は、この歴史遺産を次世代へ引き継ごうと決意し、2012年より「ルネッサンス旧小國家プロジェクト」をスタートしました。「ひめじRe店舗計画」浦 篤志氏の協力のもと、旧診療所、長屋門の片付け・整理からはじまりイベント実施により仮装店舗として実績を積み上げ、現在は、長屋門にはカフェとパン屋、旧診療所はアロママッサージ、足ツボマッサージ、花屋が入居し活気が生まれています。

写真中央、首にタオルを巻いているのが山田です。

そしてこの度、いよいよ当家の本丸である築420年を数える主屋の活用に着手し、複合型一棟貸しの宿泊施設としてリニューアルさせます!

地域農民たちを救った「小國鐵十郎」の物語や、診療所(産院)、日本基督教団福崎教会、音楽教室など各時代の変遷と歴史を感じる和み空間を目指して宿のオープンに向けた準備を進めています。

小國鐵十郎像

小國鐵十郎顕彰碑

 

敷地図面


▼わたしたちの地域について

姫路城の奥座敷である福崎町は、古くは姫路藩に属し、東西と南北それぞれを結ぶ街道が交差する、交通の要衝として栄えた町です。現在も、南北はJR播但線・播但連絡道路・国道312号線、東西は中国自動車道・県道三木宍粟線と、交通アクセスに恵まれています。『遠野物語』などの著作で知られる日本の民俗学の父「柳田國男(やなぎた くにお)」が生を受け、幼年期を過ごした町としても知られており、自然豊かな風土と歴史の遺産に恵まれた田園都市でもあります。

福崎町観光協会HPより

▼これまでの活動

この場所を「ルネッサンス旧小國家プロジェクト」として、2012年から活動を開始。若手の職人さんたちによる古民家改修ワークショップの開催、演奏会やマルシェ、婚活などのイベント活用やテナント誘致などを通して旧小國家と関わる人を少しずつ増やし、輪を広げてきました。広く一般の方を対象にした土塀ワークショップは現在も継続中です。

土塀ワークショップ

過去のイベントでは、たくさんの出店者さんが集まってくれました。

音楽教室時代の名残も生かしたグランドピアノでの演奏会も。

土塀ワークショップなど新聞掲載多数


▼現在のテナント様

農家のごはん ことほぎ

福崎町にひっそりと佇む登録有形文化財の旧小國家。ここの長屋門を利用した古民家カフェ「農家のごはん ことほぎ」です。牛尾農場の新鮮な旬の無農薬無化学肥料の野菜と自家配合の発酵飼料にこだわった平飼い卵や鶏肉を使ったランチを提供しています。

📷Instagram  @kotohogi_ushiofarm
💻公式サイト


『からだケア 漢方アロマ さゆら』(「シェアサロン つばめ野」内)

整体(仙骨 頭蓋骨調整)と漢方アロマを主に使い、コリや痛みを緩和していきます。 固めてしまったところを緩め筋肉や骨格、こころのバランスを整え癖を調整し軽やかに動けるように導きます。一人一人に合う施術を提供しています。

📷Instagram  @k.sayura
💬LINE公式アカウント 

 

足つぼ&エシカルサロン「福つぼ」

ココロも身体も健康に、人生も変わる足つぼ専門店。 サロン内にある物販スペース「エシカルサロン」では、エシカル&mottainai(もったいない)をテーマに環境や身体に優しいオーガニック製品を取り扱っています。

📷福つぼ Instagram  @fukutsubo
💻福つぼ 公式サイト
📷エシカルサロン Instagram  @fukutsubo_salon
💻エシカルサロン 公式サイト


お米と小麦のオーガニックぱん 一粒

身体と心に優しい自家製天然酵母で作るこだわりの詰まったぱんを焼いております。季節の果実や麹をいちから育てた酵母でふくらませるぱんは、日がたっても美味しく食べていただけます。一つ一つ丁寧に作っているので数は多く焼けませんが心を込めて作っています。また、栽培期間中農薬不使用で育てたお米で作るもちふわ生米ぱんは、お子様やアレルギーのあるお客様から喜ばれています。

📷Instagram  @hitotubu88
💻公式サイト


chiaro organic flower

自然栽培のお花や山草を使用し、 自然の一部を切り取ったような 素朴で季節を感じる花を...。 空間とそこで出会う人たち。 その片隅で活けられた 決して派手ではないけど 存在感のある花が 場を和ませ笑顔やおしゃべりの 手助けになればと思います。

📷Instagram  @chiaro_organicflower
💻公式サイト

 

▼応援メッセージ

福崎町文化財審議委員会 会長
足立 裕美子

 「旧小國家住宅」は平成19年、神崎郡内第一号に登録された国登録有形文化財です。福崎町では県指定文化財「大庄屋三木家住宅」が既に宿泊施設やレストランへと活用され、川東の賑わいの拠点となっておりますことは周知のとおりです。「三木家」は平成16年に町有化され公的資金の投入により改修、町の指定管理者により運営されています。それに対し、当「旧小國家住宅」は、末裔であられる山田さんご自身がワークショップで土塀を修復されたり花を植えられたりと、コツコツと大切な「庄屋の家屋」を守ってこられました。そして今、ようやく念願の「母屋」の活用が動き出される運びとなられたところです。しかし、個人の力だけではとても限界がございます。どうか皆様のお力をお借りいたしまして、この歴史深い「旧小國家住宅」が、「三木家住宅」と共に、当町東西の賑わいの中心として再び地域に貢献できる施設として甦りますことを祈ってやみません。


浦篤志建築設計室/Aura Architect Office(ルネサンス旧小國家プロジェクトの初期主要メンバー)
浦 篤志

大切な文化財を次世代に残すことを考えたとき、最初にお金の問題にぶつかります。公金をいただいて保存改修しても文化財法でがんじがらめになって、釘一つ打つこともできません。旧小國家は登録文化財。これは自費で保存改修をしなければなりませんが、比較的自由に建物を使うことができます。ならば、上手く建物を使ってお金を生み出すことができれば、無理なく運営できるのではと考えたことが最初でした。建物はたくさんの方に使っていただいて初めて輝き始めます。これからもたくさんの方々に支援をしてもらいながら使っていただくことで、旧小國家は輝き続けます。


一級建築士事務所造計画
高橋 美沙子

今回のプロジェクトで私がお手伝いさせて頂いたのは、主屋基本計画、耐震補強計画、敷地内建物全般の都市計画法及び建築基準法に関する許可申請等、女性建築士目線での活用方針への助言等々です。旧小国家住宅 山田さんとは、不思議なご縁の繋がりで出会わせて頂きました、先ずはヘリテージアーキテクトとして貴重な経験をさせて頂いた事に感謝いたします。旧小国家住宅の様な歴史深い建築物は、古の彼方の時を妄想する楽しみと、日常からの開放感を与えてくれます。この場所、この建物で、江戸、明治、大正、昭和、平成、令和、と長い年月の間に、多くの人々が、住み、訪れ、生まれ、繋がり、旅立って行きました。そのリアルな痕跡を残しつつ、魅力に磨きをかけたこの場所で過ごす時間を、多くの方に味わって頂きたいと思います。旧小国家住宅が多くの人々に愛され、後の世に引き継がれる事を心より願い祝福いたします。


太田工務店株式会社
代表取締役 太田 亨

戸主と知り合ったのは、私が代表を務める「若匠(じゃくしょう)」という若手職人の集まりのワークショップでした。旧小國家にて「若匠」がワークショップをさせていただくことになり、お付き合いが始まりました。一目見て、立派な建物であると分かりました。戸主自ら立ち上がってワークショップを開催し、少しずつ元の姿に修復されていく姿を一緒に見てきました。そしてこの度、大本命の母屋の改修を当社に任せていただくことに。老朽化により大変傷みが激しく(柱腐朽による不等沈下、捻れ等)そのままでは使えない状態でしたが、解体が進むにつれて元の姿が立ち現れ、文化財にふさわしい建物であることを柱や梁が物語っていました。全面的な改修となり大きな費用が掛かりましたが、これから100年200年と時を刻める改修ができたと思っています。今後も戸主ご自身が力強く動いていかれることと思っていますので、この素晴らしい建物を文化財として後世に残していくためのご支援をよろしくお願いいたします。


▼資金の使い道

皆さまからの支援金は、人力車修復や厨房設備機器の購入費等に充てさせていただきます。人力車は、この場所が医院だった時代に使用されていたものです。また、料理人さんが使いやすい厨房機器を導入するため、その費用が必要です。

人力車修復  約100万円
厨房設備機器 約300万円

旧小國家に残された人力車を修復
主屋の歴史と趣きが感じられる飲食スペース

▼クラウドファンディング実施スケジュール

2023年
11月28日目標 クラウドファンディング開始
12月上旬 ホームページ公開

2024年
1月28日 クラウドファンディング終了 〜 リターン送付開始  
2月下旬〜3月頃 オープニングパーティー/グランドオープン

※改修工事は2023年10月下旬に完成。家具、寝具、備品類は年内に揃う予定です。

家屋の趣きと作りを生かしながら全面的に改修

宿の目玉として、庭を一望できる檜風呂をオーダーメイド製作

▼最後に

主屋の改修工事は概ね完了しましたが、宿として魅力的なものにするための調度品や寝具類、什器備品類、庭の整備、人力車修理等も進めながら、皆様に愛される場所となっていくよう丁寧に育てていけたらと思っています。最後のひと押しの応援をぜひよろしくお願いします!

ルネッサンス旧小國家プロジェクト 代表 山田威史


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②公式Facebookアカウント:「ルネサンス旧小國家プロジェクト」

※当ページの掲載画像等は、すべて許諾を得て掲載しています。

最新の活動報告

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  • 近々、待望の旧小國家のホームページをリリースする予定です。ご支援頂いたお金は、そちらの費用にも一部使わせて頂きます。勿論、多く集まれば全額使わせて頂きますので、引き続きご支援よろしくお願い致します。 もっと見る

  • 工事前と比べると、見違えるようによくなってきました。 もっと見る

  • お陰様で支援金が少しづつ増えてきましたので、中庭の工事に取り掛かってます。竹垣もだいぶ出来上がってきました。残り後二日ですが、最後のご支援よろしくお願い致します。 もっと見る

コメント

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