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風は西から〜新たな合唱音楽の地平を求めて〜

私ども《岩国混声合唱団(イワコン)》は、創立50周年を迎える本年、これまでの集大成として、そして新たな一歩として日本音楽界を牽引する作曲家3名に「今、歌うべきうた」「これから歌い続けていくべきうた」を委嘱いたしました。この活動にご賛同いただける方々のご支援を募ります。

現在の支援総額

553,500

110%

目標金額は500,000円

支援者数

106

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/08/17に募集を開始し、 106人の支援により 553,500円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

553,500

110%達成

終了

目標金額500,000

支援者数106

このプロジェクトは、2023/08/17に募集を開始し、 106人の支援により 553,500円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

私ども《岩国混声合唱団(イワコン)》は、創立50周年を迎える本年、これまでの集大成として、そして新たな一歩として日本音楽界を牽引する作曲家3名に「今、歌うべきうた」「これから歌い続けていくべきうた」を委嘱いたしました。この活動にご賛同いただける方々のご支援を募ります。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして!

私たち《岩国混声合唱団(通称:イワコン)》は山口県岩国市を拠点に活動している混声合唱団です。
1973年に18名の岩国高校OB会合唱団としてスタートし、地域の皆様に愛されながら活動を続けてまいりました。

私たちは次の理念を三本柱として活動しています。

「地域文化への貢献」
「合唱芸術の追求」
「新しい合唱音楽の創造」

<岩国混声合唱団>

現在は音楽監督・常任指揮者である村上謙一郎氏のもと、全国の合唱団との交流や中・高校生をステージに招き、広く合唱の種をまくべく研鑽を積んでいます。

<村上健一郎氏>

<中・高校生とのステージ>






2023年の今年、私たち《岩国混声合唱団》は創団50年の節目を迎えます。
これを記念して、11月19日にシンフォニア岩国にて《第50回記念定期演奏会》を開催。
この大きな節目に、次代へと受け継がれていく合唱音楽を残すため、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

私たちの想いをご一読いただき、もしご賛同いただけましたら、ご支援いただけますと幸いです!

「合唱曲の委嘱活動」に、ご支援をお願い申し上げます

先輩方から受け継ぎ続けてきた私たちの合唱活動において、現在最も力を入れているのは「合唱曲の委嘱活動」です。東京混声合唱団の桂冠指揮者・田中信昭先生を当団にお迎えして以来、この活動はイワコンの主軸となっています。

 これまでにお迎えした委嘱作曲家には、現代の合唱界を牽引する鈴木輝昭さん、野平一郎さん。現代音楽の作曲家として世界的評価を得ている権代敦彦さんや一柳慧さん。世界的ピアニストである高橋悠治さんなど、現在日本のクラシック音楽界を代表する多くの方々がおり、ともに協力し新しい曲を初演してきました。

この活動によって生まれ出版された数々の作品は合唱界に大きな衝撃を与え、他所での再演も行われています。
地方の合唱団であるイワコンから生まれた委嘱作品は日本各地へと渡り、合唱という手段で人々の縁を結んだこの委嘱作品たちは、私たちにとっても大切な財産となりました。

今年は鈴木輝昭さん、吉川和夫さん、鷹羽晃弘さんの御三方へ委嘱します。


鈴木 輝昭  Teruaki SUZUKI

1958年仙台生まれ。桐朋学園大学作曲科を経て同大学研究科を修了。三善晃氏に師事。第46回(室内楽)および第51回(管弦楽)日本音楽コンクール作曲部門において、第1位、2位を受賞。1984年、日本交響楽振興財団第7回作曲賞。1985年および1987年、旧西ドイツのハンバッハ賞国際作曲コンクール、管弦楽、室内楽両部門において、それぞれ1位を受賞。以後、管弦楽作品がヨーロッパ各地で演奏、放送される。1988年、 仙台において、オペラ「双子の星」(宮沢賢治原作)を初演。1990年、第16回民音現代作曲音楽祭の委嘱による、二群の混声合唱とオーケストラのための「ヒュムノス」が初演される。 

1991年、松村賞受賞。1994年、演奏・作曲家集団アール・レスピラン同人として、第12回中島健蔵音楽賞を受賞。2001年、宮城県芸術選奨受賞。2007年より、邦人室内楽作品による公演〈Point de Vue(視座)〉を主催。日本作曲家協議会理事、2012年~2017年、東京藝術大学作曲科講師を勤める。桐朋学園大学音楽学部教授。 器楽作品・合唱作品の多くが出版、CDリリースされており、『鈴木輝昭の音楽~管弦楽・室内楽作品集』が<レコード芸術>特選など、各誌で高い評価を得ている。


吉川 和夫  Kazuo KIKKAWA

東京芸術大学大学院修了。室内楽曲、合唱劇などを中心に作曲活動を展開。
1996年放送文化基金賞(音楽・音声・音響効果賞)受賞。作品は「遠野地方の伝承歌」(カワイ出版)、合唱劇「銀河鉄道の夜」、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ風幻想曲”SANRIKU”、 「長田弘の詩による2つの女声合唱曲」、オペラ「鹿踊りのはじまり」など多数。CDは「魂の行方」(フォンテック)、竹田恵子オペラひとりっ切り 「にごりえ」(ALM)など。作曲家グループ「緋国民楽派」同人。宮城教育大学教授、附属小学校長(2016年4月~2019年3月)を経て、現在宮城教育大学名誉教授、聖和学園短期大学長。


鷹羽 弘晃 Hiroaki TAKAHA

2001年桐朋学園大学作曲理論学科卒業。パリ・エコール・ ノルマル作曲科にてDiplome Supérieur取得。 第68回日本音楽コンクール作曲部門入選。作品は、アール・ レスピラン、アンサンブル・ノマド、日本音楽集団等によって演奏されている。合唱作品に「あらべすく」 (「創る会」初演)、「ブルレスカ」(東京混声合唱団委嘱)、「歓喜の歌-草野心平の詩による-」、「尾形亀之助の詩によるエチュード・シリーズ」(全音楽譜出版社)などがある。また、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲(「手紙」「 Yell」)や、「東京混声合唱団・歌い継ぎたい日本の歌」 シリーズ、「NHK児童合唱団が選ぶ日本の歌」 シリーズなど合唱アレンジも多い。ピアノ演奏で1999年第9回日本室内楽コンクール第1位(ヴィオラ奏者との共演)。2015年には向井山朋子監修のピアノコンサートシリーズMULTUS#3にてテン・ホルト作曲の2時間を越える4台のピアノ作品の演奏ツアーに参加した。室内楽、現代音楽での活動を中心に東京混声合唱団や松原混声合唱団、樹の会など合唱との共演もしている。また、2005年より和楽器と古楽器による「アンサンブル室町」の指揮者をつとめるなど指揮でも活動中。現在、NHK-FMラジオ「ビバ!合唱」 のナビゲーター(毎月第4週)を担当している。

なぜ「委嘱活動」か

日本で初めて、日本人による合唱曲が出版されたのは1900年。(瀧廉太郎「花」)日本が欧米の文化に目を向け次々と文化を花開かせ、教育制度が整えられた明治時代でした。教育目的のための唱歌が多く作られるようになり、「カエルの学校」や「赤とんぼ」などの愛唱歌と呼ばれる曲たちが生まれました。

「合唱」は時代が進むにつれ、その社会情勢に影響されていきます。

昭和の戦時中は国民を鼓舞する軍歌が作られ、戦争を終えてからは平和を尊ぶ合唱曲が。
天災に見舞われた時には、被災した人々を勇気づける合唱曲が作曲されました。

その作品は生まれた時代背景を色濃く映し出し、社会における人々の心情や、どんな社会が希求されていたかなどを知ることができます。また作曲家が作品を作るとき、人々が声を合わせ心をひとつにする「合唱」という手段を選ぶ理由も窺い知ることができるでしょう。

そして、歴史を紐解いてみれば、日本史において「合唱」の歴史はまだまだ生まれたばかりといえます。

「合唱の委嘱活動」は文化を育て、皆が精一杯に今生きている“時代の心を記録する”行為なのです。

この数年間で、私たちの生活は大きく変化しました。
家や街どころでなく、地球規模の大きな変化です。

そんな私たちが今、歌うべきうたとは。これからどんな歌を歌い続けていけるのか。

今回の委嘱曲へのテーマリクエストは
「今、歌うべきうた」「これから歌い続けていくべきうた」です。

これまでに数多の素晴らしい合唱曲が生まれてきたように、激動の今を生きる作曲家はどんな作品を生み、今を生きる私たち演奏家はどんな演奏をしていけるだろう。そんな疑問と希望が私たちの委嘱活動にはあります。

この委嘱活動を今後も継続して行なっていくためにも、もし私たちの活動にご賛同いただけましたら、ご支援をお願い申し上げます。これまでの活動記録、皆様からのご支援の使途、そして皆様への返礼品は以下になります。

これまでの活動

■岩国混声合唱団沿革


■これまでの委嘱作品一覧




⚫︎CAMPFIRE手数料

⚫︎作曲家への委嘱料

⚫︎リターン物品用意・発送に関わる諸経費

⚫︎第50回記念定期演奏会(委嘱作品の初演)に関わる諸経費


◆「パンフレット御記名」について

掲載期間:2023年11月19日
掲載方法:第50回記念定期演奏会でご来場者様にお配りするパンフレットに、ご支援者様のお名前を記載させていただきます。


◆「初演演奏会*1名招待」について

日程:2023年11月19日(日)
   14:00開演(13:30開場)*約1時間半の演奏会です。
場所:シンフォニア岩国 コンサートホール
座席情報:全自由席
ご招待可能数:500名様まで
備考:□会場までの交通費や滞在費は支援者様負担となります。
   □招待ご希望の方はお名前をイワコン事務局にて控えさせていただきます。
    支援時、必ず備考欄に支援者様のお名前をご記入ください。

*「初演演奏会」は「第50回記念定期演奏会」を指します。


9月30日 クラウドファンディング終了〜リターン準備

11月19日 第50回記念定期演奏会(委嘱作品初演演奏会)

11月20日〜順次リターン発送

最後に

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
私たちイワコンが50年という大きな節目を迎えることができるのは、一重に皆様のご支援があるからこそです。
日本文化としての「合唱」を育てる委嘱活動は、私たち日本人のアイデンティティを残す活動でもあります。
音楽や歌うことが好きなこの国に住まう人々が、これから先の時代も歌い続けていける「日本の曲」を、私たちイワコンは生み出し続けていきます。皆様のお力が添えられ、新たな曲が生まれる瞬間の感動は今までにないものへ。この感動をCAMPFIREで出会った皆様と共有することで、また次の新たな感動へと繋いでいくことができます。

風は西から。新たな合唱音楽を日本全国へお届けいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • リターンの発送について

    2024/03/20 21:20

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 演奏会DVDの制作について

    2023/12/26 12:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 皆様先日11月19日に、第50回記念定期演奏会を無事終えることができました。おかげさまでたくさんのお客様にご来場いただき、楽しんでいただけました。支援してくださった皆様に、改めてお礼申し上げます。前日のリハーサル時に、吉川和夫先生と鷹羽弘晃先生に、安東栄一団長からクラウドファンディグで集まった皆様からのご支援金をお渡し致しました。残念ながら、鈴木輝昭先生はこの場にいらっしゃることができませんでしたので、振込にてお渡しいたしました。支援者の方々の中には、当日ご来場くださり、リターンの楽譜を片手に聴いてくださった方もいらっしゃるかと思います。今後はぜひ、多くの方にこれらの素敵な新曲を演奏していただきたいと思っております。なお、リターン(楽譜とDVD)は準備でき次第、順次送付させていただきますので、もうしばらくお時間をいただきますようお願い申し上げます。担当者 もっと見る

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