プロジェクト終了まであと1週間を切りましたが、リターンを少し追加し、残り数日で200%超を目指します！

予想を遥かに超える多くの方に支援して頂き、開始から約13時で目標達成、次の動きを考えている間に150%達成を果たしました。現地だと水ひとつとっても高価格なので、本当に助かっています、ありがとうございます(泣)

ネクストゴールを目指し、支援いただいた分は、アウフグース用の海外製品(日本で見かけないもの)の購入に当てる予定です。そちらは帰国後、各地でやるイベントの時に活用します！

・はむちょおかめTシャツ【受注生産】

・サ飯にもｵｽｽﾒ！ritaの和牛しぐれ煮

・アウフグース講習会in東京(日付必ずご確認ください)

の３つになります。

詳細をリターンページで必ずご確認ください。

こんにちは、初めまして。
センチュリオンホテル＆スパ クラシック出雲所属のアウフギーサー(熱波師)のはむちょです。

この度Aufguss Championship Japan 2023というショーアウフグースの日本大会で、初参加ながら個人部門で2位をいただくことが出来、9月にドイツで行われる世界大会へ出場します。

そしてそこに連れていきたいヘルパーの渡航費が私一人の力では集めきれる額ではなく、今回のクラウドファンディングを立ち上げることにしました。

👇🏻日本選手権決勝の様子👇🏻

ちなみに私を知らない人は

・元看護師（いやで辞めたわけではない）
・サウナとアウフグースの魅力に取りつかれて突き詰めてしまった
・5年以上島根旅行を続けるほど狂った島根好き、PRに携わりたかったので、地域おこし協力隊に転職(収入が半減)

というように変な人だなと思ってください。

丸で囲っているのが今回ドイツ渡航してくださる井草さん

『舞台演出のプロで、これまでの私の大会演目制作にも全面協力してくださった方を、ドイツで行われるショーアウフグースの世界大会へ私のヘルパーとして連れていきたい。そして私だと気づきえない視点の気付きを持ち帰り、更なる国内のショーアウフグースの発展のヒントにしたい』

私の渡航滞在費はありがたいことに日本・サウナスパ協会さんや、WM大会運営からご支援いただけますが、ヘルパーの方が行くための費用は全く出ません。そのため今回こちらのクラウドファンディングと、自分のグッズやイベント代の稼ぎで資金を集めます。

井草佑一

演出家/舞台監督
COMBO×COMBO主宰

学生時代、コンテンポラリーダンスを中心に舞台芸術について学ぶ。
卒業後はダンサー/舞台監督として舞台の表裏を問わず活動。
現状は舞台監督として小劇場から2.5次元舞台まで幅広く手掛けている。

主宰団体COMBO×COMBOでは脚本・演出・振付を担当。
身体表現を多用し、シンプルな舞台空間の中にさまざまな情景を浮き上がらせる演出を得意とする。

▼井草さんの演出作品「茜色に染まるあなたへ」（本人からお借りしました）

▼井草さんの演出作品「星空との出逢い」（本人からお借りしました）

既にヘルパー1人分の往復航空券＋宿代で35万以上支払いが確定しています。

ここに空港からの移動費や、大会会場から宿まで移動するためのレンタサイクル代が更に追加され、なんなら食費まで考えると50万前後は確実にかかります。
所属施設のアルバイトのほかイベントやグッズ販売で稼ぐにしても、県外に出るのに交通費がかさむ上に、月の17日間は基本的に出雲市内での本業に務める必要がある私には限界。
（よほどの理由づけがない限り協力隊の活動時間や活動費を県外での活動に使えません。なんせ国の特別交付金は後払いであり、市の予算で立て替えるシステム。自治体に負担がかかるため予算に差があり、総務省が示す全額を必ず使えるわけではないのです。）

ありがたいことに募金箱はないのか？と聞いてくださる方もいて、今回プロジェクトの立ち上げを決心しました。

主な目的、理由は上記です。
ただ実はそれともうひとつ、理由があります。

『日本選手権までの間、多くの時間をさき、無償でサポートしてくださった井草佑一さん、中佐真梨香さんにお礼をしたい』

▼照明を考えて下さった中佐さんの照明作品（本人からお借りしました）

ここで初めて書きますが、
ACJ2023の地方予選・日本選手権共に、当日の準備、演技・照明・ストーリー構成など演出面のサポートに全面協力してくださった御二方は、無償で、休みの日や仕事の合間を使ってリモート会議をしてくださいました。
大会の日は自費で現地まで来て、"サウナでやる舞台、ショーアウフグースって何だろう、とても面白そう"という気持ちだけで受けたこともないのに協力してくださっていました。
西日本大会で私の次にパフォーマンスされた選手の演目がお二人が初めて受けたアウフグースでした。

申し訳なく恥ずかしい話、私は小道具や衣装・アロマ・大会当日だけでなく練習のための移動費用・スタジオ代・大会エントリー代(むしろ前者たちが多すぎてエントリー代が安く見える)で出費が相当かかっていました。本業、収入カバーのための副業、その合間で練習、これ以上稼げなかった私には十分なお金をお出しする余裕はありませんでした。

それなら辞めちまえ、1人でやれよって話ですよね。でも協力隊の活動外扱いとはいえ、配信のある日本選手権に残れれば出雲のPRとしてはこの上ないチャンス。かけられるお金と時間を考えると、よほどのことがない限り出場は今年だけのつもりでした。その一回に後悔をしたくなく、やれるだけやりたくて協力者を探しました。（貯金が尽きれば協力隊を満期の3年間やり切れないし、協力隊としてきている以上、本来であれば副業の時間以上に地域活動のためにプライベート時間を割くべきだと私は思います。）

▼中佐さんの照明作品（本人からお借りしました）

ただ、0→1を生み出すクリエイティブな仕事がどれだけしんどいか分かる部分もあるため、お金をお出し出来ていなかったことが非常に申し訳ないと感じていました。

だからこそ、演出ヘルパーを連れていくことを諦める人もいる中、私は意地でも連れていくという気持ちで動いております。

私だけが世界のショーやサウナでの体験プログラムを見て来て、口で伝えるんじゃ違うよなと。
私には気づけない視点がプロにはあるからこそ、その目でみてその身体で感じてもらわないといけないよなと。

今回ACJで行った演目「葛藤と気づき」は一人だけでは、ここまで作り上げられないと分かっていました。かつてバレエを習っていたとか、どのジャンルの音楽も好きだとか、それでは補えないほど表現したいことが複雑で、表現の引き出しが少なかったからです。単純にアウフグースとしてだけでなく、ショーとしてもよい物を作りたかった。不思議なご縁でおふたりが協力してくださってあの形にでき、今があります。

今回主に照明演出のサポートをしてくださった中佐真梨香さんは、仕事の都合がつかずドイツへ一緒に行くことはできません。しかしお礼として、井草さんと共に得た沢山の気づきを日本へ持ち帰り、本業でも生かせる情報を共有出来ればなと思っています。

長々書いていますが、そもそもアウフグースをあまりご存じでない方も多いと地方にきて、さらに実感しています。

よくご存知でない方もまだまだ多いと思うので、改めて説明すると

「フィンランド式サウナストーブの上で熱されたサウナストーンに水などをかけ蒸気を発生させ(ここまでの流れをフィンランド語でロウリュと言う)、その蒸気をタオルで撹拌し、お客様に熱風としてお届けするもの」

＝アウフグース（元はドイツ語Aufguss）

アウフグース発祥はドイツで、主にヨーロッパで盛んに行われているサービスです。植物から作られた100%天然のエッセンシャルオイル(※)やお香、時には植物をそのまま使用し、サウナの中で芳香浴を行い、自然を感じることが出来るサービスでもあります。大人数(200人など)で楽しめる大型サウナではアウフギーサーが演技をしながらアウフグースを行い、まるで舞台を見ているかのようなパフォーマンスもあります。

(※精油は可燃性で水に溶けません。高温の石に直接当たると発火する可能性があり、せっかくの香りも焼け、焦げ臭くなります。そのため精油を使う時は必ずアイスボールを使用し、アイスボールの蒸気と共に揮発させて空間に香りを広げます。)

まだ実際にヨーロッパで体感できていないので、正しいかどうかはわからないのですが
"サウナの中で香りまであわせて物語を楽しみ、物語に感動したり勇気づけられ、終わる頃には汗が涙が分からないものが流れ、身体が芯から温まっている"
それが"ショーアウフグース"なのかなと私は思っています。

そしてショーアウフグースを始めとしてアウフグース文化が広がったヨーロッパでは、年に一度ショーアウフグースの世界大会(AufgussWM)が行われます。

参加する各国で予選が行われ、上位の選手のみが、各国の代表として世界大会への出場権を得られます。

もちろん日本選手権も世界大会の予選となる為、プロフェッショナリズム、熱管理、タオルテクニック、アロマ、ストーリー構成、感情と表現、シンクロニシティ(この項目は団体のみ)といった細かな採点項目を海外の審査員も混じえて国際基準で採点されました。

2023年、日本はアジアの中で唯一、2度目の参加です。今年は昨年よりショーとしての部分が強くなり、映像だけでもかなり見応えがあったと思います。

（ちなみにヨーロッパでは、ロウリュしてタオルで仰ぐだけではなく、植物由来のものも多く取り入れ、より自然を感じ、リラックスできるリチュアルや、パックやスクラブなどを取り入れたサービスもあわせて行われているようで、サウナの楽しみ方がかなり多様だと思います。日本国内でも都市部で取り入れておられるアウフギーサーの方がいらっしゃいますが、まだ体験できる機会はそう多くない印象です。そのあたりも短い期間ですが学んできたいと思います。）

グッズの売上やイベントでの稼ぎでは賄いきれない、ヘルパー1人分の

・往復航空券とドイツ国内でかかる移動費
・大会準備・大会期間中の宿泊費
・相当高い食費への足し

・残りは中佐さんへの照明プログラム制作費とします。

・また余裕ができれば、アウフグース使用物品（日本で入手不可な海外製品）の購入に充てたいと考えています。

※1部はCAMPFIRE手数料として引かれます。また社会貢献NPOの資金調達では無いので、消費税も引かれます。全額が私のもとへ入るわけではありません。

各リターンの注意事項、詳細は各リターンごとに記載していますので支援ページをご覧下さい。

全ての支援者の方→リターンに関するお知らせ、海外渡航後のメールでのご報告

①1000円→感謝のメッセージ

②3000円→感謝のメッセージ＋現地から写真5枚

③5000円→感謝のメッセージ＋現地から写真5枚＋現地からお礼動画

④10000円→感謝のメッセージ＋現地から写真5枚＋現地からお礼動画+オンライン報告会（10月～11月上旬を予定）

⑤50000円→【企業様向け】感謝のメッセージ＋今後のアウフグース時に使用する世界基準タオルにご希望デザインのワッペンを取り付け(詳細を十分ご覧下さい)

【追加リターン】

・3500円→はむちょのおかめTシャツ

・4000円→ritaの和牛しぐれ煮3食セット

・5000円→アウフグース講習会

8月上旬→クラウドファンディング開始

9月上旬→クラウドファンディング終了

9/8→ドイツへ飛び立ちます

9/11〜16（現地時間）AufgussWM　（写真や動画のリターンはこの期間に送信します）

9/18→帰国

帰国後→感謝のお礼メッセージ、ご報告

10月～11月上旬→オンライン報告会（アーカイブは限定公開）

ACJ2023が終わったあと、日本サウナスパ協会の方から言われたこと、そして大会前に受けた講習で海外講師の方から聞いたメッセージが印象深く、ずっと心の大切なところにしまっています。最後にこの場を借りて紹介したいと思います。

「日本人は感情を抑えながら過ごしてしまう人も多く、それによって健康に見える人でも、精神的に問題を抱えてしまう人が多い。ショーアウフグースは目に見えない問題を持つ人々が感情を表に出し、精神的なウェルネスにつながるきっかけの一つになると思う」

「ショーアウフグースは、広いシャワールームの一室だと思ってください。お客様から見えるのはあなたがシャワーを浴びるために通ったタイルだけ。だけど通らなかったタイルも確かにそのシャワールームには存在していて、ショーを構成する大切な1ピースなのです。その事を忘れないでください。」

サウナで泣けば、薄暗く、汗も涙も分からなかったりします。普段流せない涙を流したり、泣きながら笑ったり、五感を研ぎ澄まし、香り、熱、全身の全てを使って感じ、少しでも日頃の生活が色鮮やかに見えるようになればいいなと思います。 

そして、この文章を最後まで読んでくださった皆さん一人一人の気持ちや、支援額に関わらず支援してくださった全ての方が、ドイツで行う私のショーアウフグースの1ピースです。

このふたつはこれからも忘れずに、ドイツに行く前も、ドイツでも、そして帰国してからも1回1回のアウフグースに向き合っていきたいと思います。また、得てきた学びは、帰国後に自身が行うアウフグースにしっかりと取り入れ、より良い体験を提供できるよう精進いたします。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

ACJ2023演目中の画像は、日本サウナ・スパ協会提供、撮影:池田晶紀

当プロジェクトは”はむちょ”が実行しており、日本サウナスパ協会、ACJ実行委員会、AufgussWMとは関係はありません。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。