【2023年11月5日追記】
多くの方にご支援いただいたおかげで、11月1日の開始から5日で当初の目標金額30万円を達成することができました!
ご支援いただいた皆さまには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。心からお礼申し上げます。
達成した目標金額は、製造費用として大切に使わせて頂きますが、アウトドアに新しい楽しみを提案するコーヒービールをより多くの方に知ってもらう為に、僕たちはまだまだ立ち止まる訳にはいきません。
下記項目「資金の使い道」でも記載した通り、アウトドアイベントで「Tobira」をどんどんPRしたい考えておりますが、その為には沢山の費用が必要です。
- 今夏は「アウトドアパーク2023」に出店しました -
来年もアウトドアイベントや、大型音楽フェスなどへの出店を計画していますが、そこには必ず「出店料」の支払いが必要で、人気のイベントになると高額な費用が必要です。
1人でも多くのアウトドア好きの方に「焚き火の香りが肴になるビール」を知ってもらうため、50万円の達成を新しい目標にさせて頂きますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!
皆様はじめまして!
僕たち兄弟は、奈良県との県境に近い山間の町、京都府相楽郡笠置町で今年の4月よりDoors Coffee Roasteryというコーヒースタンドの営業を開始した兄、川﨑正仁と弟の正太です!
アウトドアが大好きな僕たちが、キャンプ飯にピッタリなクラフトコーヒービールを量産化して広く販売するため、そして笠置町が「アウトドアのまち」としてより広く認知していただく為に、皆様より資金のご支援をいただきたく、クラウドファンディングに挑戦させて頂きます。
ふたりは大阪府の出身で、それぞれ大阪市内で小さいながらの会社を経営しており、兄はイベントの企画から運営までをプロデュースする制作会社を、弟はカフェやベーカリーなどの店舗運営を始めとした飲食業を営んでいます。
僕たちのお店がある笠置町は自然豊かな山間にあり、町内を横断する様にゆったりと流れる木津川が周辺地域のシンボルになっています。
なかでも、河川敷の広大な敷地を利用した「笠置キャンプ場」は関西でも有名なキャンプ場として知られており、年間約10万人以上のアウトドア愛好者に利用され、都会の喧騒から離れた開放的な環境の中で自然を満喫しています。
アウトドアが共通の趣味の僕たちですが、このキャンプ場に訪れては「いつかこの地でカフェを開き、アウトドア好きの人たちと地域の人たちを繋いでいきたいね」と淹れたてのコーヒーを片手に語り合っていました。
その背景には、このキャンプ場には大阪や京都、神戸から沢山の人が訪れていますが、町との接点はとても希薄で経済的な効果はほとんどなく、来場者数に見合うだけのお金が地域に落ちていない現状があるからです。
笠置町は「限界自治体」と称されるほど自主財源に乏しい状況にありますが、僕たちは「人さえ繋げる事が出来れば大きな賑わいになる可能性がある」と考えていました。
「⼈を楽しませる知恵」と「人の営みに欠かせない食卓を彩る」という僕たちの得意分野を活かし、笠置町に集まるアウトドア好きな人たちや地域の方々が、美味しく健康的なコーヒーを片手に垣根を超えて交流できる場所を創ることはできないかー。この町で僕たちの将来を賭けた新しいチャレンジが始まりました。
僕たちのお店では、世界中から厳選したスペシャルティコーヒーを店内のロースターで焙煎し提供しており、特にフラッグシップのオリジナルブレンド「扉 -TOBIRA-」は、そのスッキリとした飲み口と風味豊かたな香りから、コーヒー好きの方にも、コーヒーが少し苦手だったという方にもとても高い評価を頂いています。
このコーヒーは、原材料にグアテマラ産、ケニア産、エチオピア産のスペシャルティコーヒーを独自の配合でブレンドし、店内で丁寧に焙煎した新鮮な豆だけを使用しています。
原産国
・グアテマラ(ソロラ県アティトゥラン/生産者 : アティトゥラン パンポヒラ農園)
・ケニア(ニエリ郡ガタイシ生産者組合)
・エチオピア(イルガチェフェ ゲデブ チェルベサ村)
焙煎度:シティロースト
味覚表
苦味 3 ★★★☆☆
甘み 3 ★★★☆☆
酸味 2 ★★☆☆☆
香り 4 ★★★★☆
おいしいコーヒーは人を繋ぐ役割を持ち、地域に住むご高齢の方と、若い来訪者さんが釣りの話題で意気投合された時は思わずニヤけてしまい、その瞬間だけは僕たちがほんの少しだけ町の役に立った気分になりました。
そしてこの秋、僕たちは木津川の少し下流にある場所でクラフトビールを作っているマイクロブルワリー「ことことビール」さんとコラボする機会に恵まれ、僕たちが作るコーヒーと、木津川の深層水を仕込み水に使うビールが奇跡の出会いを果たした「クラフトコーヒービール」を開発させて頂く事になりました。
2022年に京都府木津川市山城町で誕生したマイクロブルワリー「ことことビール」さんは、笠置町と同じく市内を木津川がゆっくりと流れ、その中でも田園風景が広がる山城地域に醸造所があります。
僕たちがアウトドアシーンで飲むビールを思い立ったとき、パートナーになってくれる醸造家さんを探していたところ、隣接する南山城村で「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」を営む森本社長に「繋いであげるよ」と快く言って頂き、これ以上ないタイミングでことことビールさんをご紹介してもらえる事が出来ました。
「木津川は緑に囲まれて水が美味しくビール造りに適した土地です」と話す代表の板東智也さんは、かつて奈良県にある日本酒の蔵元で営業職として勤務され、酒造りにも携わったという経歴の持ち主です。「女性が活躍できる醸造所」を目指し、奥さんが醸造家としてデビュー。夫婦二人三脚でクラフトビール作りに励んでおられます。
“ことことビールが描く夢、それは、手間も時間も惜しまない本格クラフトビールで地域を活性化し、地域やファンの方々と共に成長していくこと。クラフトビールには人と人の絆を深め、楽しさを演出するチカラがあります。元気になれる、笑顔を届けられる、そんな架け橋になりたいと考えています。”
この理念は僕たちがコーヒーを通じて笠置町で思い描いる事とまったく同じであり、社会や地域のためにものづくりを通じて何が出来るのか?という事を自問自答し実践されていると強く感じました。
女性醸造家として繊細でキメの細かいビールづくりがキラリと光るみつ美さん。麦汁の温度が発酵の良し悪しを決めるため、ガス火でコトコト鍋を煮る「鍋仕込み」では繊細な温度調節が必要だそうです。
「ガス火だとつきっきりで手間暇かかるのですが、そこを惜しまないことで、いい意味で味に変化がでます。それがよそにはマネできないうちにしか出せない味わいであり、クラフトビールの醍醐味かなと」そう話す板東さん。以前からコーヒービールを作りたいと思っていたそうで、運命的なタイミングで僕たちは出会う事ができました。
Doorsがある笠置町と、ことことビールさんの木津川市を横断する様に川が流れ、古来より自然や歴史文化で大きな繋がりがありました。
近年では、木津川市は温暖な気候と生活環境の良さから人口が増加傾向にあります。
一方、町に住む人がいない、子どもがいない笠置町。
ビール醸造家とコーヒー屋がコラボしたありきたりなストーリーではなく、僕たちが出来ること、僕たちにしか出来ないことで地域全体をうまく活性化する物語にしたいと心から願っております。
今回開発するコーヒービールは「アウトドア専用ビール」というコンセプトを立て、多くの方がキャンプシーンで飲んでいただく事をイメージして作りました。
それはアウトドアという非日常的な場面において、いつも飲んでいるビールとは「すこし違うものを飲んでみたい」という僕たちの想いから始まりました。とりわけキャンプ飯と呼ばれる料理にはスパイスの効いたものが多く、グリルの香ばしい香りによく合うビールが必要だと考えたのがキッカケでした。
そして追い求める味わいは、焚き火の香りさえも肴になるビールを目指すという答えに辿り着きました。
そんな想いから、コーヒー屋としてのこだわりをビール作りに存分に注入し、3つの工程でDoorsが誇るスペシャルティコーヒーを使用して作る事となりました。
一般的なスタウト(黒ビール)は焙煎した大麦(チョコレートモルト)を使用するため、しっかりとした重みがあり、ドライで苦味のある味わいが特徴的ですが、今回僕たちが作るコーヒースタウトはチョコレートモルトを使用せず、コーヒーが持つ風味と色味を最大限に活かすために徹底して豆にこだわる手法を取りました。
焚き火を囲いながら気の合う仲間と飲み交わすもよし、ソロキャンプでお気に入りのギアを愛でながら飲むもよし。
薪が爆ぜる音と揺らめく炎の陰影を眺めながら、コーヒービールで贅沢な時間を気の向くまま感じてほしい。
それが実現できるビールだと心から確信しております。
醸造所で初めてテイスティングした時の感動は忘れる事ができません。
作り手の繊細さをそのまま表現した、なんとも贅沢でキメの細かい味わい深い。そんなビールに仕上げて頂きました。
新たに開発したコーヒービールをより多くの方に知ってもらう為、そして、より多くの方に「飲んでみたい」と思って頂く為に、僕たちが作るコーヒーの特徴や、ことことビールさんの醸造家としてのこだわりをしっかりとブランディングに繋げます。
そして、ビジネスとして自立したサイクルに乗せるためのプロモーション(宣伝活動)を行う事で、より多くの方に木津川が流れるこの地域のことを知ってもらい、「アウトドアのまち笠置町」の交流人口を増やして地域を活性化を実現したいと考えています。
そのためにも、まずは量産化に向けてしっかりとした体制を整えるべく、原材料豆の確保、プロモーションツールのデザイン、WEBや紙媒体への広告出稿、百貨店やイベント等への催事出店など、やるべき事は沢山ありますが、本プロジェクトを通して応援頂いた資金を有効的に活用し実行していく計画です。
商品化へ向けて2023年5月からミーティングを重ね、全国各地よりコーヒービールを取り寄せては試飲会を開き、自分たちが理想とする味を追い求めてまいりました。
クラフトビールを製造する工程(仕込み・煮沸・発酵)ごとに異なる挽き目の豆を用意し、加える量や浸け込む時間を双方の経験から意見を出し合って決めてまいりました。
そして9月中旬に原材料となる焙煎豆をことことビールさんに納品し、いよいよ商品化に向けて待望の仕込み作業が開始されました。
また、並行してボトルラベルのデザイン制作を開始し、新商品のネーミングはDoorsの看板商品とおなじく「扉」の名前を拝した「Tobira」とする事になりました。
2023年10月に待望のファーストバッチが完成。今後は、11月中旬にボトルへの充填が完了し、念願のコーヒービールが商品として仕上がる予定となっております。
アウトドアでご利用いただける数種類のリターン商品をご用意しました。
送料:全国一律 送料込み
[クラフトコーヒービール Tobira]
3本セットと6本セットをご用意しました。
クール便で新鮮な状態をキープしお届け致します。
[ふたつきタンブラー]
ステンレス製の真空二重構造で適切な温度をキープします。冷えたビールはもちろん、ホットコーヒーもキチンと保温してくれます。木製の蓋がしっかりはまり、屋外でも安心して使うことができます。
[ゆらぎタンブラー]
ガラスの様にクリアな透明度を保ちながら、落としても割れない新素材「トライタン」で出来ています。
ゆらぐように波打つ形状は、逆さに置いた時に空気が通る様に設計され衛生的にも安心です。
[Doorsオリジナルコーヒー]
Doors Coffee Roasteryが自信を持っておすすめするブレンドコーヒー「扉」。店内でローストした新鮮な豆だけをお届けします。(新鮮さを保持するため挽いておりません)
[コーヒーバッグ]
通常のドリップバッグとは異なり、ティーバッグの様に淹れる新しいコーヒーバッグ。揺する回数や浸ける時間でお好みの味わいが調整でき、ドリップバッグの様にコーヒー粉が散乱する事もありません。
[トートバッグ]
オーガニックコットンで作られたオリジナルトートバッグ。内側にポケットが付いていてとても使いやすいデザインです。
A4サイズのノートがラクに入る大きさで、いろんな場面で活躍してくれます。お色はナチュラルとブラックの2色からお選びいただけます。
これまで構想段階からビール作りまで計画通り順調に進めてまいりました。
今後も目標に向かって着実に歩み続けてまいります。
スケジュール
2023年11月初旬 クラウドファンディングを開始
2023年11月中旬 ボトリング開始
2023年11月下旬 プロモーション戦略策定
2023年12月上旬 リターンの準備を開始
2023年12月中旬 クラウドファンディングを終了
2024年 1月下旬 リターン発送開始
2024年 2月中旬 量産化に向けた製造を開始
2024年 3月上旬 プロモーション活動を本格的に開始
Doors Coffee Roasteryは2023年4月にオープンしましたが、そこに至るまでの過程は資金繰りとの格闘の日々でした。
設計を始めた途端に巻き起こる物価高、リノベーションにかかる工事費の大幅な増加、円安の影響による設備機器の高騰…。
膨らむ夢とは裏腹に予想以上の費用を掛ける結果となり、自己資金だけでは不足した結果、金融機関からの借入も増え続けていきました。
店舗作りに使えそうな物は全てリユースし、自分たちで出来る塗装や什器の製作はDIYで仕上げコスト削減に取り組みました。
ここ笠置町でお店を始めると決心した以上、お客様にも、地域の方にも満足いただける美味しいものを提供したい。
その想いだけをモチベーションにしながら、使命と責任を持って営業を開始しました。
本プロジェクトでも無駄なコストは極力省き、変わらず自分たちで出来ることは自分たちで取り組みます。
しかしながら、クラフトコーヒービールの量産化に向けて必要な資金がまだまだ足りていません。
どうか皆様のご支援をお願い致します。
目標金額 30万円
・製造費(1バッチ400本分) 25万円
・宣伝広告費 50万円
・リターン作成・発送費用 20万円
・CAMPFIRE手数料 5万円
・自己資金 70万円
・本プロジェクトでの調達 30万円
クラウドファンディングの目標金額は、初期のイニシャルとして発生する費用(製造費や広告宣伝費のほかリターンの費用等)のうち、自己資金では不足している30万円となります。
もし、有難いことにご支援いただきた金額が30万円を超えた場合は、百貨店やアウトドアイベント等への催事出店など、アウトドア専⽤ビール「Tobira」をより広めるためのPR活動の費⽤に積極的に充てさせていただきます。
「笠置町でカフェをしよう!」と決めたのが約5年前。
外から見て感じていた課題と、実際に町に住み、生活してみて感じた課題に大きな違いはありません。
ただ、その根の深さや解決の難しさは想像以上であり、きっと日本中にも同じ様な課題を持つ地域は少なくないと思います。
地域を盛り上げる。地域を活性化させる。
クラフトビールや自家焙煎コーヒーで貢献できることは、実はそんなに多くないのかもしれません。
でも、商品はひとつのキッカケにしか過ぎず、思い描く未来の具体性や、取り組みに対するエネルギー、そしてなにより、その地域にある魅力をたくさんの方達と共有できたとき、活性化へ向けて確実に進むんだと思います。
僕たちがつくるアウトドア専用のコーヒービールで地域を活性化したい!
皆様のご支援を、何卒よろしくお願い致します。
Doors Coffee Roastery
川﨑正仁・正太
Doors Coffee Roastery 店舗情報
店舗名
Doors Coffee Roastery
よみがな
ドアーズ コーヒー ロースタリー
Instagram
https://www.instagram.com/doors_coffee_roastery
Google MAP
https://maps.app.goo.gl/a1Q89Cg49sVRENMb9
所在地
〒619-1303 京都府相楽郡笠置町笠置平田26
電話番号
0743-99-2122
営業時間
9:00-19:00(L.O.18:30)
定休日
毎週⽕・⽔曜⽇ ※祝⽇の場合は営業 そのほか不定休
(そのほかの休業⽇はHPでご確認ください)
アクセス
JR関⻄本線「笠置駅」徒歩1分 / 笠置キャンプ場まで徒歩2分
運営会社
アナザーテーブル合同会社 (ANOTHER TABLE.LLC) ※弟(正太)の会社
株式会社CREA (CREA EVENT DESIGN) ※兄(正仁)の会社
酒類販売管理者
1.販売場の名称及び所在地:Doors Coffee Roastery 京都府相楽郡笠置町笠置平田26
2.酒類販売管理者の氏名:川崎正仁
3.酒類販売管理研修受講年月日:2023年3月2日
4.次回研修の受講期限:2026年3月1日
5.研修実施団体名:一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告とお礼】クラウドファンディングが終了しました。
2023/12/16 10:4311月1日よりスタートしましたクラウドファンディングが、12月15日をもちまして無事に目標を達成し終了しました。皆さまからのご支援や応援メッセージが大きな力となって、目標額の145%を超えるご支援を集まりめる事が出来ました。ご支援いただいた方々の気持ちにお応えできるよう大切に活用させていただきます。皆さまへのリターンは現在準備に取り掛かっており、2024年1月末までにはお届けができる見通しです。ここからが新たなスタートです。皆さまの気持ちに応えられるよう、「アウトドアのまち笠置町」を一人でも多くの方に知ってもらえるよう取り組んでまいりますので、引き続き、コーヒービール「Tobira」をよろしくお願い致します!本当にありがとうございました! もっと見る
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