自己紹介
はじめまして。宮城県大崎市にて、お裁縫が楽しめる場『coton』を開いております千葉春美です。
2013年に、主人のバイクショップの片隅にオープンし今年で満10年となりました。
『コトン』を開くきっかけとなったのは、
1995年、長女の幼稚園入園がきっかけで仲良くなったママ友たちと、月1回のハンドメイドサークルをひらき、お裁縫を中心としたものづくりを14年ほど一緒に楽しんできました。
2011年、東日本大震災の影響もあり、サークル活動を行う機会が減り、以前のようにものづくりを楽しむことができなくなってしまいました。
サークルの開催は難しくなりましたが、ものづくりを楽しむことは続けたいと思い、今までとは違ったカタチで、2013年にハンドメイドを楽しめる場所を開き、多種多様のワークショップを開催してきました。
2019年、新型コロナウイルスの影響を受け、人が集まるワークショップを開催する事が難しくなりました。マスクの需要が求められ、布マスクを必要としている方へ個別での講座を開催したり、地元のTVニュース番組でつくり方の取材をされ、こんなにわかりやすく大量にマスクが作れる作り方を教えていただきありがとう!と、遠方の方からお電話を直接いただき、感謝をされたときは、これまで行ってきたハンドメイド活動と裁縫を続けてきた30年間の経験を活かすことができたと、とても嬉しかったです。
そして、お客様が必要とされている『お裁縫に関する事』への、ご提案やご提供、お手伝いをしていきたいと思うようになり、現在に至っております。
このプロジェクトで実現したいこと
これまで、ものづくりの楽しさを伝えたく、個別でのレッスンはもちろんですが、ワークショップやハンドメイドイベントの企画&開催、復興支援のイベント参加や学校や企業、福祉施設での出前講座の依頼などをうけて開催をしてきました。
ワークショップを開催するときに、参加人数分の道具を準備をすることが必要となる事が何度かあります。
ワークショップの参加者さん同士で、道具を共有して使う事も可能ですが、つくるものによっては、作業時間のロスにつながる事もありますし、『道具』を準備するとなると、少なからず収益にも影響がでてしまいます。
YouTubeのDIYの動画を見ているとき、電動工具はホームセンターの貸し出ししている工具を使っている。と、言うシーンをみて、とあることに気づきました。
手芸の『道具』もレンタルできたら、ワークショップを開催するときに、講師側の負担も少なくなる!と・・・。
私がご提供をできるワークショップで使う『お道具』を、必要としている講師様やイベント主催者様にお貸しすれば、開催時のコストダウンにもつながることになるので、お道具レンタルというシステムを作りたいと思いました。
もちろん、お道具をお貸しする際に、講座の進行に関するノウハウや作り方も一緒にお伝えできますし、手芸屋さんで入手できるお道具ですので、使い方を覚えれば、スタッフさんが講師として開催することも可能となると思っております。
プロジェクト立ち上げの背景
2017年に、私の活動をSNSで見つけてくれた方から連絡が入り、小学校のPTA活動で、開催できる講座はありませんか?と、ある小学校の保護者の方から、お問い合わせをいただきました。
学校では、毎年、6学年の行事で卒業式で使うコサージュつくりを行っており、親子で作って同じものを式典の時に身につけて、出席しているという事でした。例年とは違うコサージュにしたいというご依頼でしたので、手芸のお道具メーカー(株)クロバーから販売されている『つまみ細工プレート』を使ったコサージュ作りはどうでしょうというご提案をしたところ、関心をもたれ開催にいたりました。
この講座の時に作ったコサージュがこちらです。
こちらの『つまみ細工プレート』を使って作りました。
この時は、親子で30人ぐらいの参加だったと思います。
つまみ細工プレートを使った、コサージュの作り方はこちらです。
翌年、この行事の様子をSNSに投稿をしたものを見かけた方から、同じような内容で当校でも開催したいというお問い合わせをいただき、同様の内容で開催をいたしました。
この時の参加者さんは、親子160人ぐらいだったと思います。
(こちらの小学校では、翌年も同様の講座のご依頼をいただき開催をいたしました)
この行事は、どちらの学校も児童一人当たりの予算が300円前後の予算で、ものづくりの講座を開くとなると予算的にはかなり厳しいものでした。
予算が足りない分は、行事の担当だったご保護者の方でお話し合いをされ、別途集金をされたそうです。
↑学年委員会の保護者の方々が、事前講習の際につくられたコサージュです。
この時に作ったコサージュは、校長先生にプレゼントをされ、
校長先生は、卒業式のときに胸元に付けられていました。
2017年に開催した講座の時は、参加人数が少なかったこともあり、お道具の『つまみ細工プレート』は、私が持っていたものや友達からもお借りし、人数分のプレートを集めて開催しました。この時の参加費の内訳は、生地やブローチ台の材料費にあて、残りを講師料になりました。
2019年以降の講座では、参加人数が多いため、プレートを人数分準備をすることができず、『つまみ細工プレート』を各自で購入をしていただき、予算の足りない分は、集金をされ開催をしました。
道具を購入して、その後、自宅でも作るかもしれないということでしたが・・・
さて、どのくらいの方が作られたのかな・・・?
お道具はまだ保管しているのかな?
もう捨ててしまったかな??と、
講座終了後にそんなことを思ったりしました。
2019年の講座のあと、コロナ禍に入ってからは、同じ講座を開く事はなかったのですが、今年に入り、また、講座開催のご依頼が来ました。
当時の講座に参加されていた先生からのご依頼でした。とても、思い出に残る講座だったと仰られて、私としても大変うれしいご依頼でした。
そこで改めて考えたのが、お道具の『つまみ細工プレート』のプレートの件です。お道具を買取りをしていただく事で開催は可能とはなりますが、予算以外の集金が発生する事や、後々、また、同じ講座を開く事になった場合、また、道具を参加者さんに買取りをしていただく事になります。
お道具の購入は、本当に欲しい方に購入して欲しい!・・・と、
思うようになり、以前から考えていた『お道具のレンタル』を、これを機会に、立ち上げてみようとおもいました。
そして、今後は、このプレートを使った講座を私が出張して教えるカタチと、
必要な枚数のお道具を貸し出しをし講座を開きたい講師さまや団体さまに講座を開いていただくカタチが、
できるのではないか・・・と思っております。
*今の時点で、通信制高校の特別活動の担当の先生から、ものづくりの一環としてお道具を借りたいというお話をいただいております。
私のこのお道具レンタルの考えに共感をいただき、お道具購入資金の調達にご協力をいただけないだろうかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
後々には、プレートの種類をふやしたり、プレートをつかった作品のバリエーションも増やしていきたいと思っております。
これまでに、ワークショップ等でお客様がつくられた作品やサンプル品を公開いたします。
現在の準備状況
今年、ご依頼をいただいた講座は、12月に開催予定です。
参加人数は、親子で100名。
予算は児童おひとり230円という事です。
今回の講座の予算内訳は下記のとおりです。
*お道具レンタル代として・・・100円 *お道具をお借りする際の送料等も含まれております
*材料費・・・80~100円
*出張および事前講習の講師料・・・3,000円〜5,000円
今回の講座で100枚のプレートが必要となります。100枚の内の20枚はプレートの販売元である、(株)クロバーにある、手芸普及プロジェクトの東北チーム・伊達手藝隊よりお借りし、私の方では自分が持っている分とお友達からお借りした分を除いた70枚を準備します。
このプロジェクトでご支援いただいた資金は、プレート購入の資金調達に、充てることが出来たらと思っております。
リターンについて
『つまみ細工プレート』を使って、今回開く講座でつくるコサージュつくりを体験していただく体験クーポン券をご準備しました。直接ご来店していただいてもOKですし、遠方の方へはオンラインでのレッスンも可能です。
また、当店で人気のがまぐちづくりとソーイングレッスンのそれぞれのクーポン券をご準備しました。がまぐちづくりは、ご来店された方限定でご対応いたします。
またソーイングレッスンの2時間無料券は、店内でのソーイングレッスンと、コサージュつくりの出張講座でもお使いいただけます。
物品でのリターンには、私の友人が、伝統技法で作ったつまみ細工の作品をお届けいたします。ブローチとバッグチャームなどがありますが、何が届くかはお楽しみでお願いします。
また、私が作った人気のレジ袋型のエコバックもご準備しております。
スケジュール
令和5年9月下旬 クラウドファンディング スタート
令和5年10月下旬 クラウドファンディング終了
令和5年10月 プレート購入
令和5年12月 コサージュ作り講座開催
令和6年1月中旬より リターンの発送。プレートレンタルの予約開始
*令和5年12月まで 古物商の資格をとり、令和6年よりレンタル業を開始できるよう準備をしていきたいと思います。
資金の使い道
集めた支援金は、下記の4点の購入に使わせていただきます。
①クロバーつまみ細工プレート 70枚(@605円)・・・42,350円
②返礼品 つまみ細工ブローチ等 ・・・37,650円
③グルーガン・ディスクスレダー(糸通し機)・返礼品送料・手数料 ・・・40,000円
最後に
つまみ細工は、日本の伝統工芸のひとつです。小さな布を『折って』『つまんで』『組み合わせて』つくります。クロバーの『つまみ細工プレート』を使う事で、針と糸で、本格的なつまみ細工のような、布飾りを作ることができます。針と糸が使える方でしたら、どなたでも作れますので、是非、皆さんにも作っていただきたいです。
お道具がそろう事で、開催できる講座が増えます。
この講座をきっかけで、布に触れる機会とものづくりの楽しさをこども達に伝え、
高齢者の方には、昔の針仕事を思い出して楽しんでいただけたらと思います。
大人数向けの講座の開催で悩まれている方で、お道具レンタル共有というものに共感をいただけたら幸いです。
また、このような内容で無理なく低予算で講座が開く事ができることに共感をいただき、ご支援をいただけたら、さらに幸いです!
お道具レンタルは、来年よりスタートします。支援が多ければ、プレートの種類も増やせますし、プレートを変えると、つくるお花の形やコサージュのアレンジを変えることができ、講座のバリエーションも広がりますので、どうぞ、ご支援をよろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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