こんにちは。HONKE運営メンバーの村松です。下北沢駅から徒歩2分の場所に、本が大好きな皆さんと一緒に本を持ち寄って図書室をはじめました。スタートはしましたが、全て手探りの状態・・・。未知の領域でありながら、私たちは接客が整った「お店」を目指すのではなく、お客さんという概念のない、関わる方すべてが参加者であり主役として考える「本好きが集まる家」を実現しようとしています。
私たちの願いは、まるで友達の家に遊びに来たかのような、また友達を招くかのような雰囲気で、本好き同士が気軽に「住みびらき」を楽しめる特別な居場所をつくり、新しい友人と共感を分かち合う機会を築くことです。
誰もが「交流したい」、「活躍したい」と思っているわけではないかもしれませんが、私たちは「本好きができること」に自然に触れられる居場所づくりを通じて、皆さんの自己表現や、本の世界を共有できる環境を深めたいと願っています。
このような場所をつくるきっかけは、大型書店が減少するなど出版業界の変化の中でシェア型書店や図書室、オンライン読書会、文学フリマなど、本好きが活躍できるフィールドが広がる中、私自身がシェア型書店の運営に携わったり、自ら本棚を借りてシェア型書店の棚主をやってみたり、本好きの皆さんとつながる機会が増えたことからでした。
その中で「本そのもの」の魅力だけではなく、本について語るキラキラした本好きの皆さんとお会いする機会が増え、「本が好きな方を応援したい!」「もっと活躍できるフォールドを増やしたい!」「活躍する姿をもっと見ていたい!」と思うようになりました。本について語る皆さんが私は好きでたまりません。本好きってかっこいいんです!!
現在、下北沢の図書室HONKEでは、シェア型書店やシェア型図書室と同様のスタイルで、1つの棚ごとに本を持ち寄り運営しています。しかし、より多くの方々の思いに触れる機会を提供したいという願いから、棚ごとではなく、1冊から皆さんの想いに触れる場を構築したいと考えています。個々の参加コストを低減し、誰もが輝ける居場所を目指しています。
※「シェア型書店」と「シェア型図書室」とは、みんなで本を持ち寄り、運営する本屋さんまたは図書室のことを指します。参加者は本棚一箱ごとに本を借りたり共有したりしながら、共同で場を運営しています。
HONKE では本に手紙や読み手に対してメッセージを添えることを大事にしています。
例えば、本ひとつひとつに添えている図書カードに持ち主の想いを添える欄を設けていたり、読んだ方がメッセージを添えて返せるように、付箋や交換ノートを設置しています。
なぜ、メッセージを添えることを大事にしているのか。それは、本に手紙や読み手に対してのメッセージを添えることで、本がとびっきりの贈り物になると思うためです。
本の数だけ物語があるのではなくて、読み手の数だけ物語がある。本への想い、本を通した感想、第三者への想いなど、メッセージを本に添えることで、例え同じ本であっても物語は無限に膨らむのです。
本に添えるメッセージでは、小説の場合は主人公の成長に感動し、それを相手にも体験してほしいと思う気持ちを伝えることができます。また、自分自身がその本に救われた経験がある場合は、そのエピソードを綴ることで、相手にとっての本の深みを説明することができます。ご自身が執筆する本であれば、本に対する熱い想いや裏話などを添えることもできるでしょう。
HONKEでは本にメッセージを添えるだけでなく、メッセージに想いを返すことも可能です。図書室に設置された交換ノートに感想や想いを書き込んだり、想いを綴った付箋を本に貼り残すことで、その本に触れる他の人々とのつながりを築くことができます。
本への想いを残す場所(ノートが置かれているような場)はありますが、双方向ではなかったように思います。読み手と持ち主と他の本好きとがお互いにどこかで繋がっていく。テーマを募集し、メッセージが届いて、パーソナリティーの方が読み上げて、リスナーに届くラジオのような温もりが本を通してもできるのではないか。ラジオ番組をハガキ職人(常連リスナー)と一緒に育てていくような交流が、本にだって出来るはずなのです。
手紙やメッセージが本と読者、HONKE の利用者との絆を深め、感情的なつながりを作り出すことで、読書体験がより豊かになるのです。その交差する想いが、受け取った人や他の読者の心に幸せを運び、さらなるつながりを生むことを願っています。
想いに想いが連なっていく現場はHONKEのSNSなど活動の中で発信を継続できたらとも思っています。
お店のある下北沢・代田は東京都世田谷区に位置し、演劇や音楽、ファッションなど若者やアーティストたちが集まるカルチャーの発信地として非常に知られています。皆さんも一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。最近ではフジテレビのドラマ「silent」のロケ地としても有名で、HONKEの前の歩道でも重要なシーンが撮影されました。
このエリアでは線路跡地の再開発が進んでおり、新たなまちの魅力が加わっています。変わっていく寂しさもある一方で、未来に向けて確実に歩んでいます。こうした転換期にこそ、本は時代や世代を超えてたくさんの想いを与えてくれるでしょう。
HONKEのある場所は、下北沢駅から世田谷代田駅へ歩く途中。下北沢駅と商業施設「BONUS TRACK」のちょうど真ん中あたりに位置しています。BONUS TRACKには、本が楽しめる素敵なお店もたくさんあります。本屋の「B&B」さんや、本を読みながらくつろげる「fuzkue」さん、そして日記のお店「日記屋 月日」さんなど。下北沢、世田谷代田エリアは、本とのひとときをゆっくり楽しめる心地よい場所という魅力ももつのです。
本好きの皆さんと共に楽しい時間を過ごせる場所として、下北沢のカルチャーのひとつとして、本が輝く居場所を夢みて。地域と共に成長できればと心から考えています。また、地方から訪れる方にとっても気づきある居場所として育てていきたいと考えています。ぜひあなたのチカラを貸してください!
本を取り巻く業界の変化による厳しい現実、増えない収入と反する電気代を始め物価の高騰、そしてまだまだ職場単位で続くコロナ禍による忙しさや不安感…私たちが生きるこの時代は、心もカラダもお財布も余裕がない日々が続いています。でも、そんな中だからこそ、私たち一人一人に「心の拠り所」が必要なのではないでしょうか?
あなたは「サードプレイス」という言葉を耳にしたことがありますか?「サードプレイス」は、まさにそのような心の拠り所を指します。家でも職場や学校でもない居場所。それは第3の家として、日常の喧騒から離れ、自分自身と向き合い、心を豊かにする場所です。図書室は、まさにこのサードプレイスの一つとして機能するでしょう。SNSの「いいね数」に左右されるような虚無の追求ではなく、確かな居場所として心の安定を手に入れられる..そんな場所が、身近にある本を通して見つかるのです。
『棚ごとであった活躍フィールドを一人1冊として行ったらどのようになるか。』これが今回のチャレンジになります。
私自身、シェア型書店やシェア型図書室の運営に携わる中で、選書のチカラの凄さを感じることが多々あります。本を誰かにおすすめすることは著名なことや肩書も関係ありません。名前も知らない誰かの推しであっても、想いさえあれば対等に心に届くことを確信しています。
本を1冊だけ次世代に残すとしたらどんな本を選びますか?あなたの人生に影響を与えた一冊は何ですか?あなたの心を癒やしてくれた本は何ですか?自分自身の変化や成長、または自分を支えてくれたことなど、あなただけの物語を書いた手紙をあなたの選んだ1冊に添えてお送りください。
その経験は、きっと本を手にした他の誰かの原動力になることでしょう。先代の学びを本から学ぶように、あなたの想いが同じ想いを抱える人の力になるはずです。何となく生きづらさを抱える人々が多い社会にとって、本は情報だけでなく希望を提供する貴重な存在でもあります。あなたの声を聞かせてください。
東京在住でない方の参加もお待ちしております。あなたの想いの詰まった本はきっと訪れた多くの方の心に響き、心温まる体験を提供してくれます。
この厳しい時代に、本を通して届けられる温かな想いを大切にしませんか?あなたの心の支えが誰かをまた救うかもしれない、手に取った本であなた自身も救われるかもしれない。様々な人の「一冊」が集まったのであれば、自分に合う一冊がきっと見つかる。悩んだとき、しんどいとき、「HONKEに行けばなんか見つかるかも知れない。」そう思える場所をつくれたら。新たなる「拠り所」が、図書室の中に広がっています。ぜひ、その扉を開いて、心の充足を見つけてください。
友達がアイドルの推しをしていてなんだか嫉妬した。推しがいる人が羨ましかった。そんな経験はありませんか?
シェア型書店の運営に携わる中で、たくさんの本好きさんと出会いました。その中で、本が好きで、たくさん本を読み、好きな作家さんがいて、書店に何度も足を運ぶ、けど、推しがいないことをコンプレックスに抱えている方がいることを知りました。私からすると、「本好き」も立派な推し活で、熱中できるものをしっかり持っているように思うんです。本が好きなことも立派な推し活なのだと。自分を持ちながら本に熱中するカッコよさを知っているからこそ、私は「本の推し活」を広めていきたいです!
本を読む、本が好きというのはアーティスト、キャラクター、俳優などの推し活と同じ、本好きのあなたが活躍できるフィールドです。推し活を通じて、共通の趣味を持つ仲間と交流したり、読書会や一箱古本市などの本のイベントに参加したりすることで、コミュニケーションの場が広がります。推し活は、個人のアイデンティティの一部となり、情熱やエネルギーを注ぐことで、充実感や喜びを感じることにも繋がります。
本は先生であり、友人であり、同僚であり、私たちを新しい世界に連れて行ってくれる心強い仲間です。「本が好き」という共通の想いがあれば性別や年齢なども関係なくナナメに繋がることもできるもののひとつです。
HONKEには、自分の「好き」の想いを込める方がいます。「好き」で満たされた心地よい時間を過ごされる方がいます。推したい作家さんを応援するためにイベントをやる方がいます。読書会や本イベントで共通の趣味を持つ仲間と交流する方がいます。新しい世界に連れて行ってくれたり、ナナメに繋がるからこそ、推し活がもっと豊かに膨らんだものになっているように見ています。
自分の暮らしを豊かにするためにも、あなたも本の推し活をはじめてみませんか?
推し活の一つの選択肢として、自分のとびっきりの一冊を選書し想いを込めることを一緒にできたらと考えています。本を1冊だけ次世代に残すとしたらどんな本を選びますか?あなたの人生に影響を与えた一冊は何ですか?あなたの心を癒やしてくれた本は何ですか?自分自身の変化や成長、または自分を支えてくれたことなど、あなただけの物語を書いた手紙をあなたの選んだ1冊に添えてお送りください。一緒に本の素晴らしさを広め、新たな出会いや感動体験を広めていきましょう。
あなたの想いを本に添えて。本に旅をさせてみませんか?
誰かの視点や生き方に触れることで、刺激を受けたこと、チカラをもらったこと、悩みが軽くなったことありませんか?
本は知識や情報、物語を伝える貴重なツールです。実在する誰かの物語であり、架空の登場人物の視点や生き方を綴ったものです。余裕がないと木を見て森を見ず状態で視野が狭まってしまいがちですが、時に本は読者である私たちの視野を広げ、人生に影響を与えことがあります。
そんな本に、あなたの体験を添えるとどうなるでしょう。あなたの声によって、本は新たな経験や感動を纏い、人生や考え方を変えるきっかけを与えることになると思うのです。
海外では実際にブックセラピー(ビブリオセラピーや読書療法とも言う)を国家公認を得て行う国もあります。薬のかわりに誰でも手にしやすい本を処方することで心や暮らしの中の生きづらさに「寄り添い」を与えるのです。
私たちHONKEでは日本でもブックセラピーを普及できればとBOOPY(「ブッピィ」ブックセラピーの略)という「悩みに対して本を処方する」活動も行っており、実際に喜びの声をいただくことも増えてきています。
私たちは、誰かのココロに寄り添い本を処方するブックイベント「選書会」を立ち上げました。この日は「この春卒業してしまう先輩に想いを伝えたいけど、一歩踏み出せない。でも後悔したくない。」(21歳・大学生・女性)の悩みが選書テーマでした。 彼女に本を贈るとしたらどんな本を贈るだろう。そんなテーマでそれぞれの選書を紹介し対話を行いました。
ブックセラピーは「BOOPY」というサイトを立ち上げ様々な悩みに対して本を処方していますのでぜひ覗いてみてください。近々ではひきこもり支援を行う団体と連携をし、本を処方することも経験させていただき、嬉しいメッセージもいただきました。日本でも本が誰かを救う世界の実現を目指していければと思います。
HONKEだけでなく、BOOPYもぜひご支援ください!
場を維持するためには費用も必要です。これまで通り、棚単位で図書室を応援してくださる方のご支援も必要かと思います。しかし、「本」なら思いさえあれば肩書やフォロワー数、収入に関係なく、誰もが活躍ができると思っています。本好きなら誰でも参加できる居場所を目指すためも、一人あたりの負担が少ないプランについても模索していければと思います。何より本があなたにとっての心の支えとしてより輝けることを願って。皆さんのチカラが必要です。
今回のメインチャレンジになります。あなたの想いを代弁する居場所に、あなたの心と本を住まわせませんか?月500円×12ヶ月=6,000円で本の推し活ができます。『想いの詰まった1冊』に、あなたの気持ちを込めた付箋や手紙を本に挟み込んでお送りください。これであなたもHONKEの書架主の仲間入り。私たちも、その気持ちがしっかりと届くよう、全力で努力いたします!
想いがたくさんある方々には、通常の棚単位での貸し出しも行っています。想いが止まらない方はぜひこちらもご利用ください。新書約15冊収納可能です。通常時は直接本をHONKEにお持ちいただき、棚づくりを行いますが、クラウドファンディングでは遠方の方でもご利用しやすいよう、郵送代をご負担いただければ事務局で棚づくり必要な図書カードの作成や見出しプレートの作成などを代筆させていただきます。
HONKEにお越しいただくのが難しい方や、オンラインで本好きの皆さんと交流したい方向けに、オンライン読書会を企画しています。ぜひお気軽にご参加ください。皆さんで本を語り尽くしましょう!オンライン読書会は2つのプランをご用意しました!
1つ目は『読書会』です。HONKE内でもたまに開催しているイベントで、オンラインでもHONKEらしいリラックスした雰囲気で、ゆるりと過ごせたらと思っています。皆さんでお菓子をつまんだり、お茶やお酒を楽しみながら、気軽に「好き」を語り合う読書会です。(11月以降、随時お知らせし、ZOOMにて開催予定)
2つ目は『選書会』です。こちらはBOOPY・HONKEが提供する、オリジナルのブックイベントです。悩みをテーマに、それぞれが悩みに寄り添う本を紹介し合う新しいブックイベントです。本が好きだからこそ、本を通じてそれぞれの視点を共有する場となります。(11月以降、随時お知らせし、ZOOMにて開催予定)
感謝のメールやHP、お名前をHPへ掲載させていただくなどで感謝を伝えられたらと思います!
HONKEを支えてくれている素晴らしい仲間たちを紹介します。自分自身が助けられた経験、人生や夢に影響を与えた特別な本との出会いのエピソードなど、これらはHONKEに足を運ぶことで出会うことができます。ぜひ、あなたも素晴らしい仲間として、本の魅力を分かち合いませんか?(※順不同)
◎賛同者(順不同)
◆泉山衿花さん(BOOPY編集長/選書会 主宰・オーガナイザー)
『「生きづらさ・心の豊かさ」が人生の研究テーマで精神科で管理栄養士。BOOPY編集長をしながら選書会を主宰していたりしています。私自身、本と出逢い、村松さんと出逢い、本の可能性を見つけてから、生きづらさを抱えていた日常がずっとずっと生きやすくなりました。HONKEがあって、自分の好きな読書活動ができて、本のある暮らしがより豊かになっています。新たな本の可能性を感じるプロジェクトにワクワク、「本が好きが世界を救う。」そんな社会を一緒に創っていきたい。応援しています!』
◆三好愛(イラストレーター)
『2020年『ざらざらをさわる』(晶文社)、2022年『怪談未満』(柏書房)刊行。 村松さんに以前絵をご購入いただいたご縁でHONKEのキャラクターを描かせていただきました。HONKEさんが行っている本を通して人と人をつなぐご活動、応援しております。』
◆小幡 泰江(社会福祉法人 世田谷区社会福祉協議会 / 主任)
『世田谷区社会福祉協議会「ぷらっとホーム世田谷」でひきこもり状態にある方々を支援する取り組みなどを行っています。HONKE・BOOPYさんからブックセラピーという心理療法があると聞き、本が好きな利用者さんへ本の処方を行って頂きました。利用者の方からの喜びの声もあり、本の可能性に驚かされています。』
◆松本典子(駒澤大学経済学部教授)
『駒澤大学で非営利・協同組合の経営学についての研究をしている大学教員です。HONKE ・BOOPYさんとの出会いは生徒と運営に参加した「せたがや居場所サミット」でした。本の魅力を活かした居場所づくりや本×メンタルヘルスケアの事例などを会場で伺い応援したいと思いました!世田谷区の魅力の一つとして広がっていくといいですね。応援しています!』
◆ころねこ(図書館司書)
『いつか猫のいる図書館をつくることが夢です。HONKEで書架主を務め、猫に関する本を通しての交流が生まれる中で、その夢がくっきりと鮮やかな像となってきました。また、私自身は難聴者でもありますが、耳の聴こえに関係なく、誰もが気兼ねなく集まれる場所を作りたいと考えています。HONKEもそんな場所のひとつになるといいな。様々なイベントを計画中なので、一緒にHONKEを盛り上げていきましょう!』
◆しらい図書(お弁当と本が好きな会社員)
『毎日お弁当を作り、会社で働き、日記をつけ、本を読んで、東京で生活しています。ずっと子供の頃から本を読んできました。インスタの読書会に参加してみて、本を読んでいたことで人と繋がりができることがあるのか!とびっくりしました。
HONKEには、たくさんの人の想いの詰まった本が置かれています。本を読まなくても、その空気感の中に居られるだけでも、とても居心地がいいんです。ふと、気になった本があったら手に取って、パラパラとめくってみることができる。のんびりと、ゆったりと、本と人が出会える場所だと思います。』
◆Haruka(well-reading発起人 / docomo STARTUP挑戦中)
『幼少期から本が好きで、新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」にて"読書でウェルビーイングを高めていく"サービスの事業化に挑戦しています。様々なご縁の中でHONKEさんに出会い、棚に本を置かせて いただいたり、対話選書サービスを手伝ってもらったりと大変お世話になっています!本を囲みいろんな方と出会う中で人生を豊かにする、その可能性を一緒に見出していけたらと思っています。これからも一緒に頑張りましょう!』
◆きりん(読書研究家)
『はじめまして。きりん 読書研究家(@morimoto_kirin)と申します。下北沢HONKEさんとの出会いは、インスタでお繋がりのあった、いずさんよりご紹介頂いたことがきっかけです。ちょうど、私がインスタで読書の発信を始めて3年ほど経った頃、もっと読書好きな人たちとリアルの場で交流する機会を持ちたいと思っていたタイミングでした。一度訪れてみると、昭和にタイムスリップしたかのような昔懐かしいホッとする空間に、恋してしまいました!私のきりん文庫は、インスタという「ネット」と下北沢HONKEという「リアル」が結びつく不思議な書架です。ぜひ、みなさんも遊びに来て、私の本と出会ってみてくださいね。その他にも、推し作家さんのイベントを企画して、その活動をインスタに発信することで、楽しく読書好きな世界観を循環させています。HONKEに訪れると、個性あふれる本好きな書架主さんの推し本に出会えることも楽しみです。これからも、HONKEと読書好きさんが、色とりどりの活動ができるよう、心から応援していきます!』
◆SETA COLOR事務局 (世田谷区 地域連携ハンズオン事業)
『「SETA COLOR」は、世田谷で暮らすひと、働くひと、拠点を置くひとが集うプログラムであり、コミュニティです。HONKEさんは2022年度「SETA COLOR」の卒業生です。他の様々な事業者とともに世田谷区のひとつの魅力として輝いていくことをSETA COLOR事務局一同祈っています。』
HONKEの目指す未来の一つに、「本のない図書室」という視点があります。
「こんな本に救われました。」「この本があったから今があります」・・・そんな風に、本を通した想いやメッセージが溢れる場所があったら、と思うのです。本との新しい出逢いの場でもあり、人や想いとの出逢いの場にもなる。なんとなくしんどい、そんな時でも「HONKEに行けば何かあるかもしれない」そう思える場所を目指していけたらと思っています。
あなたの想いに触れて、訪れた人のチカラになることもあるでしょう。あなた自身が、遠く離れていても自分自身が「HONKEに自分の想いがある」と思えることで、心で繋がりを感じ心強く思えることもあるでしょう。
地域を超えて、多様な人が交わる場所。心を温め、つながりを育む心の拠り所として。本がきっかけにあるからこそ、関わりやすくなる居場所。皆様と共に、本のない図書館=本を通した想いやメッセージが溢れる居場所 としてのHONKEを描いていきたいと考えています。
本への感謝の手紙を書くように。心と向き合ってみましょう。心で繋がる場所、それがHONKEです。
この世界には、夢中になれるものがあります。夢中になる人達がいます。それは年齢や障がいなども関係ありません。多様な時代において誰もが輝ける場を目指せたらと願います。
例えば、小学生が選書を通して活躍したり、自ら執筆した本を並べたり、この機会にZINEやリトルプレスと呼ばれる小冊子をつくってみたり。本好きが活躍するフォールドは今後も拡がっていくでしょう。紙の本は無くなるというのはけしてないと私は思います。本は誰もが表現できるメディアとして、今後も発展し、その中で皆さんがより活躍できる場をつくっていければと思っています。
これから先、残して生きたいこと、繋いでいきたいことは人それぞれにもあると思います。どうか、あなたの想いがこの時代を彩り、未来へと繋がっていくよう、ぜひ支援いただければと願っています。私は「本好きは世界を救う」と本気で考えていますし、そう信じたい。ご支援のほど、どうぞよろしくおねがいします。
HONKEの利用者さんが素敵なメッセージを残してくれました!
HONKEは古いアパートの一室です。
暮らしの中に本が溶け込む、
家のようで家じゃない。
不思議な空間です。
お客さまに対する接客があったり、
最新設備の整ったような
快適空間ではありません。
多少の暑さは
昔ながらの扇風機で過ごしていますし
強い西陽は、
すだれで和らげています。
本を読みにきたのに、
気づくと
ぼーっとしているかもしれないし、
うたた寝してることもあるようです。
だけど、
そういう時間があるからこそ、
日常の中で豊かに生きる
糧になるのではないでしょうか。
毎日を一生懸命頑張るのもいいですが、
「余白」があるから
頑張れることもあるはずだと。
本だって
「読まなきゃいけない」
のではなくて。
読みたいときに読めばいい。
明日も心豊かに
生きていたいから。
HONKEは
読書活動を通して
日常の余白を作っています。
◆スケジュール
9月初旬:クラウドファンディング開始
11月中〜:一部改装や備品の準備
12月初旬〜:1冊書架主入居開予定
支援金は、HONKEの棚の整備や維持など、事業運営に必要な資金として活用します。(今回お世話になったCAMPFIRE手数料にも充てられます)
◆HONKEについて
場所:世田谷区代沢5丁目34-6-2F(小田急線「下北沢」駅 南西口より徒歩2分)
営業時間、利用料金、利用方法に関する詳細については、ウェブサイトをご覧いただけますと幸いです。また、私たちの想いや情熱も同ウェブサイトを通じてお伝えしております。どうぞお気軽にご覧いただき、私たちの思いに触れてみてください!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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※本文に記載されている「silent」は、フジテレビ系で放送されたテレビドラマです。当プロジェクトとは直接の関係はありません。ただし、下北周辺を散歩する際には、「silent」の舞台を訪れることで楽しい時間を過ごすことができますので、ぜひお試しください。
※本文に記載されている書籍は、当プロジェクトとは直接のつながりはございませんが、ぜひ手に取ってご覧いただければ嬉しいです。どの書籍も興味深い内容が詰まっており、おすすめです。
※CAMPFIREのチームの皆様へ、何度も気軽に内容を相談させていただいた結果、このような素晴らしいページが完成しました。皆様のおかげで、本プロジェクトの募集を開始することができます。心から感謝申し上げます。
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