昨日は支援者としてとても大切なことを学ばせていただきました。
先日他の施設の行事に参加させていただく機会がありました。
その際に茨城県内で尊敬する一人の先輩と話をする機会がありました、その際に
「いいかい石井さん、利用者様はラジオ局で支援者はリスナーなんだよ」
と言われ、私は初め意味が分かりませんでした。
「ラジオは放送局と周波数が合わなければ聴くことができないだろ。私達支援者も同じさ、利用者様の発信する気持ちに私達が周波数を合わせなければ、決して利用者様の本当の声を聴くことはできないんだよ」
私はこの話がとても心に響きました。果たして今までの私は利用者様の声に周波数を合わせることができていたのだろうか?と…
しかし、この先輩は同時にタッチケアの良さについても話してくれました。
「タッチケアをこの半年間続けてきて、とても効果を感じている。タッチケアは即効性はまだ証明されていないと思うが利用者様と支援者の信頼関係を作ることにおいては確かな結果を残してきていると思います」
このタッチケアを広めていくことで私はもう一つの効果を期待しています。
それは支援者がタッチケアを施術する中で放送局である利用者様の心に周波数を合わせ、その気持ちに寄り添い、お互いの心が通じ合えることです。
先日の新聞報道でも昨年度の障害者虐待件数は過去最多の3079件となっており、依然として障害種別は知的障害が72%と最多となっております。
どうか多くの皆様に支援現場での実際の起こっていること、支援者、保護者の本音、タッチケアの効果をぜひとも聞いていただければと思います。
いよいよこのプロジェクトも残り3日となりました。皆さまへの感謝の気持ちと、残りの期間もなにとぞご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
石井浩之