KUDENのデザイナーTakこと佐藤貴浩です。
この度は「【着物シャツ第2弾!新色&新生地追加!重ね衿で魅せる和モードなkimonoシャツ」のプロジェクトにて、たくさんのご支援ありがとうございます!
皆さまのシャツを心を込めて職人と共に一針一針大切に縫ってお届けさせて戴きます。 KUDENの服は着物Styleなので、重ね着(レイヤード)で色々な洋服や着物小物などと組み合わせて楽しめる遊べるシャツです。 また、西洋風のシャツに比べて着物襟なので、見た目のシャープさに反してとても着心地が堅苦しくないため、一度着たお客様はそのギャップに驚かれます。
お手元に届いてからもお手入れやコーデなど何かございましたら、KUDEN公式サイトのチャットやライン、メッセンジャーなどでお気軽にご相談ください。 現在、シャツに関して企画も進行中です。 シャツはどうしても襟元含め汚れやすく(そのため別のシャツであるJubanシャツという商品は半襟りパーツが取り外せる機構にしました)なるため、なるべく長く楽しんで着ていただく工夫として、黒や藍色にシャツを染め直しが出来ないか鋭意検討を進めております。
また、今後はKUDENでは新型が続々登場いたします。
現在、撮影衣装様のサンプル縫製を福島県相馬の三恵クレアさんでお願いして、9月中に都内で撮影予定で進めております。
-新型紹介-
・Kimonoコート
(Kimonoガウンをトレンチコートとレインコート生地で仕立てたもの)
・和の外遊び着
和のワークジャケット
モンペパンツ
・和のセットアップ
ストレッチジャケット
ストレッチ袴パンツ
・Samurai Mode VネックTシャツのポケット付き
(ポケットは和柄)
などをCAMPFIREで9月10月11月と公開予定で進めております。
大量生産大量廃棄を無くすため、シーズン毎のコレクションを廃止しているKUDENでは、僕が10年愛せるデザインが出来たときだけ新商品が生まれます。 ぜひ、新しいKUDEN by TAKAHIRO SATOの世界をお楽しみにお待ちください。
【KUDEN by TAKAHIRO SATOが生まれた理由】
知的障害で自閉症の息子のために将来一緒に働く場所を創るそれがKUDENを立ち上げた理由です。
私たちは日光の地に和裁と洋裁の縫製工場を持ち、そこで障害者雇用をすることを目標としています。
その夢を追うなかで、着物文化の衰退やアパレル業界の労働問題などを知る事になります。
ファッション、アパレル業界の大量生産大量廃棄をはじめとした様々な社会問題の影響で、短納期低賃金が長年の慣習として縫製工場を苦しめてきました。
現在、そのお陰で日本の高い縫製技術をもった工場さんがどんどん潰れています。
また生き残った職人も高齢化しており、短納期低賃金では若い世代に魅力的な条件を提示出来ず、後継者がおりません。
このまま行くと数年後にはメイドインジャパンの服に袖を通すことはなくなるかも知れません。
私たちは最初にSamurai Mode Jacketを一緒に作り上げた縫製工場のマロンさんが目の前で廃業する場面を目の当たりにしています。
KUDENは僕が障がいある息子と将来働く場所を作る障がい者雇用を目指す事に合わせて、日本の高い縫製技術を後世に残すために、日本での縫製に拘り、工賃も適正にお支払いするブランドとして、途中からEthical(倫理的な)継続性のあるファッションブランドを目指しております。
なぜなら、誰かを犠牲にしたファッションを息子に着せたくないと心より思ったからです。
KUDENの目指す未来
・外貨を稼いで助成金に依存しない独自の障がい者雇用
・日本の高い縫製技術を守る
・日本の伝統文化、着物を愛する人を国内外に増やし、着物に興味を持って貰う人を増やす
僕が離れて暮らす自閉症の息子と働く場所を作る夢を
応援してくれてありがとうございます。
僕の息子の様な個性の子ども達が暮らしやすい世界は、
きっと皆さまや皆さまの大切な方にも優しい世界であると僕は信じて今日も頑張ります。
あなたの1日が素晴らしい日になりますよう。
引き続き、KUDENを応援いただけるととても嬉しいです。
2023/09/11
佐藤貴浩