こんにちは！　「ジェンダーカフェinもりおか」主催メンバーのりょうこ、すみれ、そらです。

私たちは、岩手県盛岡市でジェンダーに関するいろんな"モヤモヤ"について、お茶を飲みながら、おしゃべりする会「ジェンダーカフェinもりおか」を月に一度のペースで開催しています。

ジェンダーカフェinもりおかは、2022年11月から始まりました。

参加者が気軽におしゃべりができるよう、対象は10～30代としています。

毎回テーマを決めて開催しており、これまでに「恋愛」「家事」「仕事」「家族」「結婚」「見た目」「学校」などを取り上げ、ジェンダーの視点から話し合ってきました。

これまで、高校生、大学生、社会人などさまざまな立場の人たち、のべ30人の参加がありました。

参加者からは「ジェンダーに関係するモヤモヤは日常で感じることが多いけれど、それを話せる人がほとんどいない」とか、「他の人がどのように感じているかわからず、自分だけが変なのかなと思うこともある」などが話されています。

ジェンダーカフェinもりおかの様子

仲間がいると知ること、安心して話せる空間があること

ジェンダーに基づく偏見や差別が根強い社会では、違和感を感じても、それを誰かに伝えることを躊躇してしまうことがあります。

「こんなことを言ったら変な人だと思われるかな？」　

「こんなことで悩んでいるのは私だけかな？」

「私だけが我慢すれば丸く収まるかな・・・」

こうした日常のモヤモヤを一人で抱えて生活するのは大変です。

結果的に何も悪くない自分自身のことを責めてしまったり、一人で悩んで体調を崩してしまうこともあり得ます。

最近はSNS等でジェンダーやフェミニズムに関して情報を得たり、同じ関心のある人たちとつながれるようになりました。

ただ、私たちは、普段生活している地域に同じことを感じている仲間がいると知ること、そして、顔の見える関係のなかでジェンダーやフェミニズムについて安心して話せる空間があることは、大変な日常のなかで、少しでも前向きになれる大切な取組だと感じています。

2023年5月にはNHK盛岡のローカルニュースで活動が紹介され、7月にはウェブサイトでも紹介されました。

NHK盛岡「岩手取材ノート」 ジェンダーのモヤモヤ　語り合う場「ジェンダーカフェinもりおか」の取り組み

新たな取り組み

このように昨年から続けてきたジェンダーカフェinもりおかは、これから新しい取組として、これまで話し合ってきたテーマをより深く学ぶ勉強会を開催したいと考えています。

ジェンダーに関する問題について、日常で感じるモヤモヤの原因は何なのか、どんな社会の仕組みが問題なのか、そんなことを専門家をお招きして学ぶ機会をつくります。

自由におしゃべりするカフェの取り組みも続けながら、ジェンダーやフェミニズムについて専門的な知識を身に着けることで、より多くの人々のエンパワーメントにつなげることができます。

ジェンダーやフェミニズムを学ぶ機会を地方でも

岩手県は、首都圏や関西の大きな都市と比べると、ジェンダーやフェミニズムについて学ぶ機会が少ないのが現状です。

そんな岩手県で、同じ関心を持つ仲間が集い、そして学び合える場所をつくりたいと思っています。

また、この勉強会はジェンダーカフェのようには対象年齢は設けない予定です。学びたい人が誰でも参加できるようにしたいと考えています。

講師は、LGBT（かもしれない人を含む）の子ども・若者の居場所づくりに取り組む「一般社団法人にじーず」代表の遠藤まめたさん、「人生をデザインするために性を学ぼう」をコンセプトに科学的に正確な性の知識と人権尊重に基づく情報発信に取り組む「NPO法人ピルコン」理事長の染矢明日香さん、室蘭工業大学大学院教員の清末愛砂さんにお願いしています。

３人とも盛岡に来て、直接、参加者にお話ししてくださる予定です。

本勉強会を開催するためには、講師への謝礼や旅費交通費、会場費、宣伝費、記録用の器材購入費等の資金が必要です。

本プロジェクトでは、ジェンダーカフェinもりおかの新たな取組として開催する連続勉強会の費用を集めます。

プロジェクト成功のためのご支援をどうぞよろしくお願いいたします！

ジェンダーカフェinもりおか連続勉強会のスケジュール（予定）

第1回　テーマ「フェミニズムの歴史や運動について知ろう」（仮）　
講師：ジェンダーカフェinもりおか主催メンバー
※盛岡市内にて2023年9月開催予定

第2回　テーマ「知っていますかLGBT/多様な性」（仮）
講師：遠藤まめたさん（一般社団法人にじーず代表）
※盛岡市内にて2023年10月に対面で開催予定

第3回　テーマ「性とからだに関する知識を身につける＜性教育＞が大事な理由を学ぼう」（仮）
講師：染矢明日香さん（NPO法人ピルコン理事長）
※盛岡市内にて2023年12月に対面で開催予定

第4回　テーマ「憲法24条はなぜ大切なのか－人権・ジェンダー平等・平和」
講師：清末愛砂さん（室蘭工業大学大学院教員（憲法学・ジェンダー法学・家族法））
※盛岡市内にて2023年12月に対面で開催予定

資金の使い道

ご支援くださった資金は、岩手県盛岡市での連続勉強会開催費用として大切に使います。

講師謝礼：約９万円
講師宿泊交通費：約15万円
勉強会用会場費：約1万円
資料等印刷費：約1万円
記録用機材購入費：約1万円
広報費：約3万円
リターン関連経費：約3万円
クラファン手数料：約4万円

実施スケジュール

2023年
9月　　第１回勉強会開催、リターン（お礼メール）送付
10月　 第２回勉強会開催、リターン（ポストカードセット、トートバッグ）発送
11月　 第３回勉強会開催
12月　 第４回勉強会開催
2024年
１～２月　  リターン（報告書）送付

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン

本プロジェクトにご支援くださった皆様に金額に応じて以下のリターンをお届けします。

3,000円
・お礼メール

5,000円
・お礼メール
・報告書（PDF版の簡易報告書をメール添付にてお送りします。）

10,000円
・お礼メール
・報告書（PDF版の簡易報告書をメール添付にてお送りします。）
・さいとうゆきこさんポストカードセット（5枚。お送りするカードの絵柄はこちらにお任せください。）

【ポストカードセットについて】
岩手県盛岡市在住のイラストレーターでデザイナーのさいとうゆきこさんによる盛岡の風景を描いたポストカードセットをお送りします。

素材：紙
サイズ：100×148(mm)

盛岡で活躍するアーティスト・さいとうゆきこさんのプロフィール↓↓
さいとうゆきこ　SAITO YUKIKO
　イラストレーター。青森県十和田市出身、岩手県盛岡市在住。岩手大学教育学部特別教科（美術・工芸）教員養成課程で染織を学ぶ。書籍の装画や挿絵、キャラクター制作、ノベルティや雑貨のプロデュースなどイラストレーションをベースとしたデザインを手がける。
HP：https://www.saitoyukiko.net/

10,000円
・お礼メール
・報告書（PDF版の簡易報告書をメール添付にてお送りします。）
・オリジナルトートバッグ（デザインは現在作成中の「ジェンダーカフェinもりおか」の新しいロゴになる予定です。）

【トートバッグについて】
素材：オーガニックコットン
サイズ：本体…約360×370×110(mm)、持ち手… 約25×560(mm)

30,000円
・お礼メール
・報告書（PDF版の簡易報告書をメール添付にてお送りします。）
・さいとうゆきこさんポストカードセット（5枚。お送りするカードの絵柄はこちらにお任せください。）
・オリジナルトートバッグ（デザインは現在作成中の「ジェンダーカフェinもりおか」の新しいロゴになる予定です。）

100,000円
・お礼メール
・報告書（PDF版の簡易報告書をメール添付にてお送りします。）
・さいとうゆきこさんポストカードセット（5枚。お送りするカードの絵柄はこちらにお任せください。）
・オリジナルトートバッグ（デザインは現在作成中の「ジェンダーカフェinもりおか」の新しいロゴになる予定です。）
・ジェンダーカフェinもりおかHPにお名前を掲載（希望しない方のお名前は掲載しません。）

最後に

私たちは、今回のプロジェクトを成功させて、ここ岩手県で、より多くの人と共にジェンダーやフェミニズムについて学ぶ機会を作りたいです。

勉強会の参加は県内の人に限定しませんし、年齢制限も設けません。どなたでもご参加いただけます。

私たちはジェンダーカフェの活動も継続します。

そして、新たな取り組みとして勉強会を開催することができれば、その後もさらに活動を発展させていくつもりです。

本プロジェクトが成功するように、全国からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします！

メンバー紹介

りょうこ
　盛岡で大学に通っている、りょうこです。私は、地方で、世代や所属を越えてジェンダー平等に関心のある人が出会い、安心して話せる場はまだ少ないと感じています。ジェンダーに関する日々のモヤモヤを話したい、フェミニズムについて勉強したいと感じている人が、身近で集まれる場をこれからもっと広げていきたいです。

すみれ
　私はこれまでジェンダー平等に関するさまざまな活動に取り組んできました。なかでもジェンダーカフェのような日ごろ感じているけれど、なかなか言葉にできないジェンダーのモヤモヤを語り合うことは、たくさんの新しい気づきが得られるとても大切な取組だと思います。ここ盛岡でも、たくさんの人と語り合いたいと活動をスタートしました。

そら
　大学1年生のそらです。私は東北に生まれ、東北に育ちました。今まで周囲にはジェンダーの問題に関して話せる場所がなかなか無く、だからこそこの活動はとても意義のあるものだと思っています。盛岡でこの活動を通して、より多くの方と意見を共有し、みなさんと考えを深めていきたいです！