皆様こんにちは、まずは2ndアルバムのレコーディングが無事に終わりましたこと、ここにご報告させていただきます!作業終了直後の放心状態の中ですが、メンバー皆で動画を撮りました。ご覧ください! そして、本プロジェクトが達成率100%を超えました!! ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。メッセージも一つずつ読ませていただき、激励のお言葉一つ一つ噛み締めております。 お披露目会の詳細含め、プロジェクト終了まで、そして終了後もリリースまでプロジェクト上に情報と報告をアップして参ります。今後の展開にも引き続きご注目くださいませ!!! 昨日、ラフミックスをエンジニアよりいただきました。はい、まさに思い描いたサウンドが生まれつつあります。どうぞご期待ください。
まずはお話をする前に世界各国の民族音楽から派生した音楽を聴いてもらいたいのです。 もちろん、個人的な好みはだいぶ入っておりますが! ひとつ大きく言えるのは、とっても大衆的だということです。 元を辿れば宗教的な儀式から発展して形成された音楽。つまり民からすれば一段高いというか、日本的に言えば簾越しのところから、音楽が独立して発展する。その過程で大衆が楽しむもの、共鳴するものになってゆくわけです。(だいぶ端折っておりますが、ご勘弁下さい) 文明開化以前の日本の伝統的な音楽の中で、民謡/端唄 等がそれに当たるのかな、と勉強中ながらに感じているのですが。大きな点として鎖国していた期間、それら単旋律の日本の音に色んな意味で外的な刺激は無かったわけです。文明開化が起こり、一気に西洋文化が入り込み生まれるのは歌謡曲。確かに大衆的にはなりましたが、やはり何かスッ飛ばしてしまった部分があるのではないでしょうか。 先に挙げたインド音楽にしても、北欧〜アイリッシュ系の音楽にしても、元々は単旋律に近く、和声(いわゆるコード)には乏しかったのです。語りの伴奏であったり、舞踊の伴奏であった音楽が更に音楽として発展する過程にはこの和声の発達が欠かせないのですが。日本の伝統音楽にはその和声の発展時期が少なかったように思います。 知識がついて、西洋の和声感も手に入れた現代においては、逆の聴き方になってしまいますが単旋律の伝統音楽は"難しい"という見解になる。この"難しさ"はつまり聴き方として和声的な落とし所を見つけられない。というところが多々あると思うのです。 そんなもの必要ない、と言われるかもしれない。でも、もしそこに我々がスッ飛ばした何かがあるとしたら、、、とっても面白くないですか? 我々が知らない我々の感覚を紐解くには、その"間"が必要なのです。ALIAKEが今目指しているのは、その"間"を旅すること。それこそが日本におけるNu-folk 新しい民謡の始まりだと感じております。 その出発点となる2ndアルバム、更なるご注目のほど宜しくお願い申し上げます! 文章 : 土屋雄作 続く!!