はじめに・ご挨拶
皆さま、はじめまして!!
数多くのプロジェクトの中から、ご覧いただきありがとうございます。
元保育士で元広告業、そして3人のシングルマザーネイリスト塩田史佳(しおたふみか)と申します。
私は、大阪市内で「Tsubominail(つぼみネイル)」というネイルサロンを経営しています。
サロンは40代からの大人女性をメインとしており、シンプルな美しさを引き出すネイルケアが得意です。
多忙な日常生活を送る方が、少しでも自分だけの時間を楽しんでいただけるよう、お席は1席にこだわっています。
このサロンと並行して活動しているのが、中高生を対象にした起業体験コミュニティ「コトナクラブ」です。フリースクールやサロンのイベント企画で、子どもたちに販売用ネイルチップの作り方を教えています。
また地域と連携して、子どもたちと一緒にゴミ拾い&ワンコインお手伝い活動なども、おこなっています。
社会的な体験を通して、得意なことや目標を見つけようとする習慣を身につけ、自分の軸でしっかりと前進していける子どもたちを増やしていくのが目標です。
そうした体験は、地域や周りの大人たちも一緒に成長できるような環境をつくりだすきっかけになると考えています。
ただ、コトナクラブを立ち上げたものの、子どもたちをサポートしようと活動しているのは今現在、私一人だけです。資金的にも物理的にも何かと制約があります。
そこで、同じような想いを持つ仲間と出会うためのきっかけをつくり、自分の想いをカタチにするため、クラウドファンディングに挑戦しました!!
実践型が特徴!「コトナクラブ」
〜「コトナクラブ」への想い〜
コトナクラブは、コドモでもなくオトナでもない、中間的存在である中高生のコトナたちが主役。さまざまな大人や社会的な経験に触れることで、ビジネス感覚を養っていきます。
製作から販売までをサポートしながらお金や時間、思考力を学んでいく実践型のコミュニティです。
ただネイルチップを作るだけには留まらず、どうすれば作ったネイルチップを活用してビジネスに繋げられるのかを子どもたちと一緒に考えていきます。
仕事の基本である物流や売買、社会人としてのマナーを伝えていくことで、生きていくために必要な要素を身につけられるコミュニティが理想像です。
〜私のライフワークバランス〜
私は3人の子どもを抱えるシングルマザー。朝から晩まで働き休みもほぼ取りません。
楽しんで仕事をしているので、生き生きとした母親の姿を見せることはできますが、子どもたちとじっくり向き合う時間が取れないのが現状です。
ですから、子どもたちに何かしてあげたいけれどできない現実を心苦しく思う、保護者の方のお気持ちは痛いほどわかるのです。
そんな想いから、一人ではできないことでも地域社会全体で子育てをするしくみさえあれば、現状を好転できるのではないかと考えました。
コトナクラブの子どもたちは今後、商品を製作するだけでなく、どうすれば自分たちの住む街がより良い環境になるのかを考えていくことを含め、活動していきます。
地域社会に見守られながら、子ども自らがその一員として自覚を持ち、行動する力を身につけられるよう育てていきたいです!
〜「コトナクラブ」が目指すもの〜
コトナクラブでは年間計画を立て、本格的なネイルチップ製作から販売までの流れを実践経験することで、仕事やお金とは何かを自分なりに理解し、ビジネスの発展へとできるよう手助けをしていきます。
【コトナクラブで身につく力】
✔︎ 自分の好きなことや得意なこと(モノづくりや遊び)に没頭することで、集中力を高める。
✔︎ 仕事(稼げること)に繋がるんじゃないかというアイデアを生み出す思考力を育む。
✔︎ 生まれたアイデアを形にするための行動力を身につける。
✔︎ 失敗、成功体験から自分の意見や考えを深く掘り下げられるようになる。
✔︎ 自分の提供する商品(サービス)を必要とする方に購入していただくことで、お金のありがたみや大切さに気付くことができる。
✔︎ お金を生み出すことがいかに難しく尊いことかを体感することで、保護者や身近な方に対する感謝の気持ちが芽生える。
✔︎ 計画から実行までを主体となって活動することで、時間の使い方を学べる。
✔︎ 仕事(アルバイト)をするにあたり、マナーや自主的に働く姿勢が身につく
個人で感じるとこと、身につける力は、それぞれ違いはあると思います。
ですが最終的には、子どもたち自身が自らの手で提供できる商品(価値)をつくり出し、販売する力をつけることで、人生を豊かに楽しく生きていってほしいと願っています。
実践で学んだことを活かし、計画的な人生設計をおこなえるようになることがコトナクラブの目指す道です。
〜活動①:ネイルチップ製作〜
人がモノを購入しようという気持ちが働くのは、そのモノに価値が感じられるからです。
相手に価値を感じてもらうには、どのようにしたらいいのか?
ネイルチップを求める人たちは、どのようなことに価値を感じるのか?
自分が得意とする表現方法を探りながら、お客様の求める価値にどうアプローチしていくかを学んでいきます。
ネイルチップそのものを作ることを楽しむのも大切ですが、相手が求める価値を想像しそれを生み出すことも重要です。
ネイルチップの実製作では、そういったことも意識して取り組める内容としています。
〜活動②:ネイルチップの販売〜
販売体験については、メルカリでコトナクラブの専門ショップを立ち上げ、そこで各自が販売できる場をつくります。
このほかにも、マルシェへの出店や、地域にあるカフェでスペースを借りて販売するなど、お客様と直接触れ合う活動も予定しています。
もちろん、ただ出品したからといって売れるわけではありません。
事前の宣伝や集客活動をおこなって初めて売れるという仕組みに、気付けるよう学びを深めていきます。
「自分が作り出した商品(価値)は、どうすれば多くの方に伝わり売れるようになるのか」
例えばこんなお題があった場合、目を引くポップを描いてみたり、SNSで発信してみたり、それぞれに違ったやり方や考え方があるかと思います。
そうしたアイデアを実践し失敗を繰り返すなかで、成功へと導く術を学んでいきます。
成功体験が自分に自信をつけ、より挑戦的な行動に結びつくきっかけにしていきたいです。
「ネイルチップを製作し販売する」ことだけでも、先に述べた通りさまざまな力を身につける機会が生まれます。
考えるだけでなく、実際に行動し体験する実践型コミュニティだからこそ身につけることができるスキルです。
「コトナクラブ」を立ち上げた背景
〜会話のなかで見い出した社会課題〜
サロンのお客様と1対1の会話でよく耳にするのが、子どもの将来について。
『お子さん、将来は何になりたいと言っているんですか?』と聞くと、『何なんでしょう?まだ何も考えていないようです。』という漠然とした答えがほとんどでした。
小学校高学年〜中学生を対象とした保護者の方へ将来についてのアンケートをお願いしたところ、そのうち見つかれば…や、特になし…という回答ばかり。
親子ともに目の前の生活が手一杯で、考える時間の余裕すらないのではないか?という印象でした。その背景には、現代の働き方が大きく関わっているのではないかと感じたのです。
1つめは、共働きで働く時間が多くなったのに対し、子どもとじっくり話し合う時間が少なくなってしまったこと。
2つ目は、夢ややりがいを持って仕事をしているのではなく、生活のために働いている保護者の方がほとんどだということ。
3つめは、親や先生以外の大人と関わる機会が皆無だということ。
この3つは、ちょうど我が子との境遇にも重なりました。
〜子どもには得意なもので生きていく力を〜
一番上の子が受験を迎えたとき、このまま漠然と進学していいのかな、という思いがふと浮かびました。
子どもたちには本来、好きなことや得意としているもの、特性や個性が必ずあるはず。
でも、その子どもたちが持っている特性や個性が十分に引き出せているのだろうか、という疑問を感じるようになったのです。
やがてその疑問はさらに、「自分の個性に気がつかないまま、高校、大学へと進学し、そして社会へと、何も考えずにただ敷かれたレールをそのまま進むって危うくない? 」という危機感 に……。
企業ですら生き残ることが大変だといわれている時代のなかで、与えられた環境を当たり前と思っているようでは、これから先はきっと生きづらくなる。
自分の特性や得意とすることで、自分で稼ぎ生きていく力が必要だ!
そう思うようになりました。
〜フリースクールでの体験〜
こうしたさまざまな背景のなか、現状を知るべくお邪魔したのがフリースクールでした。ネイルチップ製作をおこないながら、お金や時間、仕事についての話を子どもたちにしてみたのです。
私はネイルが大好きだということをはじめ、お金や時間の大切さや、仕事に対する姿勢、感謝する心など……。
伝えられる精いっぱいを子どもたちにぶつけていきました。
突然現れた親や先生以外の大人である私に、多少警戒心はあるものの、少しずつ心を開いてくれたのがすごくうれしかったです。
子どもたちの想いや発する声をこぼさないよう、無我夢中で拾っていきました。
限られた時間、そして私自身も初めての経験。
子どもたちにとって、もどかしい部分ももちろんあったかと思います。
それでも子どもたちの、何かに気付いたかのようなはっとした顔や、ネイルチップ製作に向き合う真剣な顔つきが、なんてキラキラ輝いているんだろうと感じたのです。
今の子どもたちが、自分の人生に対してどこか無関心に見えたのは、ただ向き合い方を知らなかっただけなんだと確信した瞬間でした。
クラウドファンディングに挑戦する想い
〜子どもたちの自立を、より一人でも多く〜
子どもたち自身も見つけられずにいる、自分の個性。
好きなものは何なのか?
その中でも自分の得意とするものは何なのか?
それを見つけるきっかけをつくっていくことも「コトナクラブ」が目指す姿のひとつです。
企業ですら生き残ることが大変だといわれている時代のなかで、与えられた環境を当たり前と思っているようでは、これから先はきっと生きづらくなるだけではないでしょうか。
だからこそ、自分の好きなもの、そこから個性や得意とするもの見つける。そこからさらに自分で稼ごうとする力、生きていく力、という感覚を養っていけたら、と思っています。
自分で作ったものをいかに売るかという体験を通じて、「自分がいま何を思い、どうしたいのか」を考えられるきっかけにしたい。その想いが、コトナクラブを立ち上げる強い動機となっています。
資金の使い道
ご支援いただいた資金につきましては、コトナクラブの本格的な立ち上げ、運営のための費用として大切に使わせていただきます。具体的な内容につきましては、以下の通りとなります。
・子どもたちに教えるためのネイルチップ製作キット購入費用:8.5万円
・コトナクラブで活動する場所の費用:18万円(月額1.5万円、12ヶ月分)
・コトナクラブの宣伝活動費用:12万円
・CAMPFIRE手数料:8.5万円 *目標金額50万円×17%
なお、目標金額は50万円としておりますが、目標金額を達成しても公開終了日まで活動を続けていきます。
リターンのご紹介
リターンとして、次の内容のものをご用意いたしました。
・お礼のメール(爪の悩み別セルフケア情報付き)
・ネイルサロンでチラシorサンプル配布
・コトナクラブによるフィードバック(商品、企画等について)
・水性ネイルセット(3本・5本)
・水性ネイル付きネイルレッスン
・ネイルケアセット
・サロンで使えるお得なチケット
・オンライン交流会(R5年11/12、11/20)
・リアル交流会(R5年11/12、11/20)
スケジュール
・2023年10月31日:プロジェクト公開終了
・2023年11月〜:準備の整ったリターンより実施いたします。
最後に
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!!
コトナクラブは、3人の子どもを持つ母親だからこそ痛感した子育ての難しさと限界値が起点。
将来の夢が描けないでいる子どもたちが自分の得意を見つけ、有限である時間を無駄にせず学びと経験に費やしてほしいという想いを込めて始めました。
その想いをもっと広めたい!そして、子どもたちがワクワクするような夢を描ける未来を実現したい!と考え、初挑戦したのがこのクラウドファンディングです。
現在は、コトナクラブに所属する子どもたちとともにネイルチップ製作や、地域のゴミ拾いをしています。
また、社会問題に取り組む一環として、困っている人のお手伝いを500円でしたり、ゴミとして捨てられている資源を集めて商品化できないかといった活動もしています。
将来的にはコトナクラブを社団法人とし、この他の活動だけでなく、さまざまなものづくりをおこないながら販売する体験や、自分たちでコンセプトカフェを運営するなどへと展開していきたいと考えています。
一人でも多くの子どもたちが、自分の力でこれからを生きていくための支えになりたいと思っています。
この想いに共感してくれる仲間を増やしネットワークをつくりながら、子どもたちにより多くの体験をしてもらえる環境をつくることに、これからも全力を注いでいきます。
どうかこの想いにご賛同いただきましたら、あたたかいご協力とご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします!!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るネイルチップ製作!
2023/10/10 19:27無事にハロウィンネイルチップ製作イベントが終了しました。どんなに難しくても、一点集中で黙々と作業。好きなこと、やってみたいことにチャレンジする姿は本当に微笑ましいと感じました。出来上がったネイルチップは繰り返し使えるので、ハロウィンイベントでめいっぱい楽しんでほしいです。まだまだクラウドファンディングに挑戦中!!!https://camp-fire.jp/projects/view/697524ご支援、シェアしていただけるとめちゃくちゃ喜びます!ぜひご覧ください。 もっと見る
ハロウィンネイルチップ製作
2023/10/08 09:11近日、中高生向けのハロウィンネイルチップを製作します♪ちょっとリアルなゾンビに仮装して、今年のハロウィンを楽しんじゃおう企画です♪コトナクラブメンバーでなくても、参加できますので興味のあるコトナたちが来てくれます。出来栄えをまた投稿しますので、お楽しみに〜。https://camp-fire.jp/projects/view/697524 もっと見る
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