クラウドファンディングから少し離れてしまいますが…
夕張太鼓の経緯については簡単ではありますがご紹介させて頂きましたが主にイベントなどで演奏している曲について今日はお話しをさせて頂ければと思います。
プロフィールの方でもお話ししていますが夕張太鼓の特徴は炭鉱とともに歩んできた街の太鼓であり、坑内の轟音、危険、死などがあり、その炭鉱で働く勇壮、活達、危険に身をもって挑む男たちの力を表現することの特徴が私たち夕張太鼓であります。
その中で一番最初に出来た曲が「夕張祈願太鼓」として炭鉱で働く男の心意気と炭鉱の安全、街の繁栄を祈るとして作られました。
次に出来た曲がレースイ山から昇る朝日に1日の安全を祈る曲として「夕張旭光太鼓」が二曲目になります。
続いて夕張太鼓の中では一番演奏が難しく打ち手には激しく厳しい曲でリズムや力強さを表現するのが難しい曲が作られました。その曲が天に響けと炭鉱の男の激しい底力、荒々しさを表した曲「夕張男太鼓」が三曲目に出来ました。
そして、四曲目に「夕張暁鐘太鼓」が私の師匠である人が夜明けの鐘の響き、人々の心意気を表した曲として作られました。この曲は夕張太鼓が30周年を迎えた年に作られ、宮太鼓(よく見る太鼓)の他に小締やチャッパーを取り入れてお祭りのような曲となっています。
その他にもイベントではあまりやらなくなりましたが夕張の夏祭りでは夕張の踊りでもある黒ダイヤばやしを太鼓で演奏する黒ダイヤまつりばやし太鼓や昔、アンコールなどがあった時に演奏しました夕張炭鉱(やま)太鼓などがあります。
私たちの演奏は他の太鼓団体さんとは違った打ち方やリズム感がありますがこれが夕張ならではの良さだったり、歴史が感じられる良い所ではないかと自信を持って言えます。こうして、夕張の歴史や伝統を伝えていけたらと日々、練習にも励んでいます。
最後になりますがこの伝統を絶やさない為にも頑張って活動していきたいと思います。これからも夕張の歴史を繋いでいけるように、また人と人との心も繋いでいけるように、この時代を生きていく為に頑張ります!応援の程、よろしくお願いします!