A. 自己紹介
大阪で社会保険労務士、キャリアコンサルタント、グリーフケア心理カウンセラーとして
活動しています。
1964年生まれ。4人姉弟の2番目。父は厳しく(ザ、昭和のおやじ)姉は長女だから…弟は長男だから・・・と特に厳しく叱る事が多く、私はその間に挟まれて怒られないように要領よく?育ってきました。
そんな家庭環境のせいか、中学までは引っ込み事案、そんな自分がとても嫌!で、高校は自分の事を知ってる人が少ない高校へ。そこで初めて自分を解放。実は人が好き!人と話すのが楽しい!部活キャプテンやります!とどんどん変化していきました。
就職は常に人と関わる仕事がしたく、流通業に就職。仕事がどんどん楽しくなり、入社式で既存社員としてあいさつをさせていただいたり充実していました。上司が労働組合活動に関わっていたことから仕事をしながら関わる事になり、そこで配偶者になる方と出会いました。
24歳で結婚し、平和で穏やかな日々。子供を2人位作って、ゆくゆくは職場復帰して・・・・と思い描いていた生活。
ですが、長女妊娠中に配偶者の病気が発覚(急性骨髄性白血病)、1年8ヶ月の闘病の末死別、長女1歳、私が27歳の時でした。シングルマザーとして当時グリーフケアなどのサポートも乏しかった時代。ただただ娘と暮らしていかなければ、の一心で必死で自分の感情や悲しみには向き合う時間もなく過ごしていました。
生活も何とかやっていけるかな。。と思い始めていたころ、阪神淡路大震災が起こりました。私は大阪にいて震源地からは離れたところでしたが、それでも震度5くらいの大きな揺れ、家の中は散乱し、まだ幼い娘を抱えてこの先の不安が頭をよぎり、娘に父親がいない生活よりは、もしご縁があるのならもう一度親子、夫婦の生活を送ってみたいなと思うようになりました。
その後2年位でご縁があり再婚、京都に移りました。生活は色々ありましたが、妊娠、長男出産して親子4人の生活。このままの生活が続くと思っていましたが、平成18年12月に配偶者が急死(くも膜下出血)。私42歳、長女高校1年生、長男小学校1年生の時の出来事でした。
あまりにも突然で、心の準備もできない・・・またシングルマザー・・・で私の体重も44キロから38キロまで減少。
「地に足がつかない」ってこの事?みたいな状態。
ただ、生活の立て直しに関しては「なんとかなる・・・」と思えたのは1度同じ経験をしていたせいなのかもしれません。
で、その生活の立て直し。主人が亡くなる少し前位から、仕事の関係で社会保険労務士試験にチャレンジしていて、主人も応援はしていてくれていたので、こちらは絶対に取らないと・・・と継続。そこから取得までにはかなりの年数を費やしましたが
51歳でようやく取得、すぐに独立開業して今に至っています。
2度の死別経験で、自分の悲しみに向き合う時間もなく、誰に相談して良いのかもわからず、途方に暮れることもしばしば。
今はサポートサービスやグリーフケアなどもようやく認知されてきているので、私のような経験はしてほしくないなと思います。
人生壮絶な経験をしていますが、根っからの負けず嫌い、人と接するのが大好きな性格を強みに変えて「七転び八起き」「お節介は世界を救う」をモットーにして「生きていればなんとかなる」という想いで今日まで過ごしています。
B. このプロジェクトで実現したいこと
●死別された方が頑張ろうと前を向いていけるように
●サポ-トさせていただいた方の状態がマイナスからプラスマイナスゼロへ
この2つを感じていただけるような「1on1の面談、手続きの支援、半年の伴走型支援サービス」等を立ち上げます。
このプロジェクトを通じて、その為の資金をサポ-ト頂くとともに、私という人物を知っていただけることを目指します。
【 心理的支援 グリーフケア の ご紹介 】
みなさん、グリーフケアってご存じですか? 簡単にご説明しますね。
●グリーフケアって?
「グリーフ」は悲嘆・悲しみを意味します。グリーフケアは大切な方を失くされて方の悲嘆、悲しみに寄り添ってサポ-トしていくことです
●グリーフケアの歴史とは?
1960年代にアメリカで研究が始まりました。日本では1970年代から研究が始まっています。
一般に認知されるようになったのは2005年に起きた「福知山線脱線事故」がきっかけといわれ、突然の死で重いグリーフを 抱える遺族の姿からグリーフケアの必要性が高まり2009年に研究機関が設立されています。
2011年の東日本大震災でその重要性が一層高まり、現在は医療機関、民間団体、市民グループ、個人の方や葬儀社でもグリーフケアを行っているところが増えてきています。
●グリーフケアは必要なの?
喪失体験に遭遇した時、もちろん自分でしっかり立ち上がれる方もいらっしゃいますが、そうでない方も多くおられます。
気持ちの吐き出しをすることで気持ちを整理できたり、そっとそばに寄り添ってもらうことで気持ちが落ち着いたりと、
自分1人では出来ない事をケアしてもらうことで、心の安定・それが体の回復を助ける事につながります。
また少子高齢化社会に進んでいる日本、2025年には団塊の世代が75歳を迎えます。高齢になってから喪失を経験する方
も増加が予想され、グリーフケアの需要は高まると言われています。
●具体的にどんなサポ-トがある?
グリーフの回復には平均で4.5年かかるというデータもあります。それより短い期間で回復される方、もっと長い期間を必 要とされる方、1回は回復したけどある時にまた戻る方などお一人お一人違います。
この方にはこれ!といった絶対的に決まった形はなく、その方に合わせた方法でサポ-トしていきます。
面談や、セッション、分かち合いの場など、色々な方法でサポ-トしていきます。あまりに身体的・精神的症状が強い場合は
医療機関を紹介する場合もあります。
【 わたし が プロジェクトを立ち上げた想い 】
冒頭の自己紹介にも書いておりますが、私自身、2度の配偶者死別経験からの立ち直りは、とても苦しかったです・・。
1度目の死別時は、グリーフケアという概念さえもなかった時代。2度目の死別時もグリーフケア自体はあったようですが、私自身が知る機会もなく、サポートを求める方法も知らず、自分で何とかして立ち上がってきました。今思い起こすとこれが本当に辛く、自分の心にも蓋をして今まで過ごしてきました。
2年前のある講座で自分が生きる意味・意義を考える場面で、私が経験してきたこと自体が意味があるのでは??と気づく。
その後の1年間の講座でその想いがどういうものなのか、自分に問う日々、ここから自分と向き合う日々が始まります。
この時期に「グリーフケア」というサポ-トがあるのを知ります。
学ぶことが嫌いではない私、グリーフケアの学びを開始しました。この過程の中で最初の死別経験がフラッシュバックして
32年位経っていたにも関わらず、涙腺が大崩壊。でもグリーフケアを学び始めていたからしっかりと向き合い越えていけたのだと思っています。
その結果
社会保険労務士、キャリアコンサルタントの資格がある私、そして何よりも配偶者との2度の死別を経験してきた者だから
こそ寄り添える部分が多いのでは?
私のような辛い想いを抱えてほしくない。自分が経験した事がどなたかの希望の光を
見出す手助けになるならと、このプロジェクトを立ち上げようと思いました
C. みなさんに応援して頂けると有難いこと
【 現在の準備状況と今後の活動に向けて 】
現在は、グリーフケアのホ-ムページを構築中です。私の人生において、今までもライフワークのボランティアとして、配偶者の死別の方のケアはしてきましたが、社会の大きな課題解決として本格的に事業サービスを立ち上げて活動をしていきます。今後は、1on1の面談・各種手続きの支援・半年間の伴走支援・定期開催サロン・全国の講演会活動を通じて、この問題を世の中の多くの人に知って頂くと共に、問題を抱えて独りで悩んでいらっしゃる方々に寄り添う支援をして参ります。
また、本業や副業において、社会保険労務士とキャリアコンサルタントの資格を活かした、個別面談支援や人材育成支援などはしてきましたが、改めて、グリーフケアの知識を取得する為、現在は、一般社団法人日本グリーフケア協会グリーフケアアドバイザーの2級は取得しており、1級は講座受講済みです。その他にも、自己肯定感アカデミーグリーフケア心理カウンセラー講座を受講済みです。今後、様々な方の心境や状況に合わせた最適な支援ができるように専門性を磨いていきます。
【 プロジェクトのリターンについて 】
ひたすら応援・・・・リターンは要らない、ひたすら応援します!と言ってくださる方がもしいらっしゃいましたら大変有難いです。ぜひお力添えのほどを宜しくお願い致します。
リターンあり・・・・プロのキャリアコンサルタントですので、あなたの生きるor働く中での悩みや相談の面談やセッションをさせていただきます!
また、最近、ハーバリュームの小物作りを学びました(今回は5000円コース。ボールペン)ので、ご提供させていただきます。
【 今後のスケジュールについて 】
現在、配偶者の死別者の方の支援サービスの立ち上げに向けてホームページを構築してきており、今回のクラウドファンディングを同時並行で募集しますが、例え目標金額が未達であっても支援をして頂いた方々と共に、私たちで提供できる限りの小さいな支援サービスは開始していく予定です。今後の計画の詳細については、ご支援頂いた方に別途ご案内を致します。
2023年10月 ホ-ムページオープン
2023年12月 クラウドファンディング終了
2024年01月 本格稼働開始&リターン発送
【 活動資金の使い道について 】
現在、一般社団法人の設立なども検討中ですが、配偶者が死別されたクライアントから面談や伴走に関する支援料は、私たちが活動を持続する為に、支払い可能な金額は幾らかは頂戴する方針です。しかしながら、下記の支援サービスを開始するにあたり必要な初期費用や運営費用が不足しており、ぜひ今回のプロジェクトでご支援を頂けると大変有難く、とてもお助かります。
写真動画撮影 約15万円
サイト制作関連 約30万円
広報チラシ作成 約5万円
SNS等広告宣伝費 約30万円
外注費 システムマーケ専門家 約12万円
販促費 ノベルティグッズ制作返礼品 約8万円
手数料(17%+税) 約20万円
合計 約120万円
【 みなさんへの最後のメッセージ 】
「明日死ぬとしたら何をしますか?」
と問いかけさせていただく事がよくあります。
けれど「明日死ぬ訳ではないし・・・」というお答えが返ってきたり、「実感が湧かない」というお答えもいただいたり。
私もかつてはその一人でした。けれど実際に2度のグリーフを経験し、今日1日1日って大事だなと。生きたくても生きれなかった人に想いをはせてそう感じます。
身近な人を失くした方もきっと哀しみに直面しながら1日1日を刻んでおられます。その辛い1日が少しでも前を向ける日になるようにお手伝いさせていただく事が私の役目なのだと今感じています。
お世話になっているお寺の僧侶さんに「残された者が精一杯生きる事が亡くなった方への最大の供養ですよ」とお話いただいて自分の心が救われた。こんなお話や他にもお伝えしていきたいお話もたくさんお伝えする事。
その活動のためにこのプロジェクトをご紹介しました。
またここまでの過程に至るまでにお世話になり、関わって頂いた皆様には感謝しかございません。本当にありがとうございます。
この私の活動にもしご縁を頂けるのであればこんなにうれしい事はございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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