不登校児の機会損失をなくし、一人でも多くのお子さんの再チャレンジを支援する!
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発達障害・ギフテッドのオンラインフリースクール「リバランス」(以下当校という)を開校予定の津嘉山晋弥と申します。
私は2023年3月にオンライン個別指導塾(以下当塾という)を立ち上げ、すでに全国の発達障害・ギフテッドのお子さんの学習支援を行っております。
その活動の中で、保護者の方から以下のような相談を受けました。
<ある保護者からの相談>
息子は発達障害(ASD)と診断されており、中学1年生のときに友人関係の軋轢でイジメられ、不登校になってしまいました。
ずっと無気力状態でしたが、中学3年生になって本人なりに思うところがあったのか、高校受験をしてみたい、環境を変えて復学したい、県立M高校に行きたいなどと言い出すようになりました。
そこで担任の先生に相談をしたところ、出席と内申点がほとんど無い状態なので志望校の県立M高校は受験できないと言われてしまいました。
前向きに行動し始めた途端に出鼻をくじかれ、親子共に心が折れそうになっています。
一度不登校になってしまったら、高校受験で再チャレンジするチャンスさえも奪われてしまうのでしょうか。
私はこの相談に対して、解決策を提示することができませんでした。
確かに不登校になってしまうと出席日数や内申点のデメリットが大きく、進路選択の面で確実に選択肢が狭まります。
この生徒はイジメに巻き込まれずに普通に登校できていれば得られていた受験のチャンスを失ってしまったのです。
しかも公立の小中学校は原則として自分で学校が選べず、たまたま割り当てられた学校の環境が合わなかったというだけで、機会損失を受け入れざるを得ないというのはあまりにも理不尽です。
しかしながら、現在行っている個別指導塾という形態では学習支援は出来ても、不登校の原因となっているコミュニケーションや集団参加等のソーシャルスキルを十分に支援することはできません。
そこで、発達障害・ギフテッドを原因とした不登校児の学習とソーシャルスキルを支援するオンラインフリースクールを開校し、進路選択における機会損失をなくしたいと思い、当校を立ち上げるに至りました。
当校は10月1日開校を予定しておりますが、万全の体制を構築するには、あと230万円必要です。
一人でも多くの不登校児の再チャレンジを支援し、社会で活躍できる人材に育成するために、どうかご協力いただけないでしょうか。
<オンラインフリースクールのホーム画面>
<オンラインフリースクールの教室の様子>
不登校児の劣悪な支援環境の是正が目的
そもそも発達障害・ギフテッドのお子さんはソーシャルスキルの弱点がある場合が多く、不登校になるリスクが高いです。(実際、当塾に在籍する小中学生の約2割が不登校)
では不登校児を支援する環境はどうなっているかというと、推定で1割程度しか支援を受けられていないという酷い状況です。
2017年の文科省の調査(※注1)によると、約12万6千人の小中学生が不登校になっています。
それに対して受け皿となる教育支援センターは全国約1,300箇所に設置されていますが、4割の自治体は設置しておらず、約1万6千人の不登校児しか受け入れられていません。
また民間のフリースクールでは分かっているだけで約4千200人の不登校児を受け入れていますが、教育支援センターとフリースクール(以下フリースクール等という)を合わせても約2万人程度しか支援できていません。
さらに、2021年の文科省の調査(※注2)によると、コロナの影響もあり、不登校児は約24万5千人へ急増しています。フリースクール等の受け入れ体制が2017年から大幅に改善していないと仮定すると、約8%しか支援を受けられていないことになります。
※注1:不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実 2017年 文科省
※注2:誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策について 2023年 文科省
仮にフリースクール等に通えたとしても、一般的なフリースクール等には必ずしも発達障害・ギフテッドの専門知識はないため、ソーシャルスキルの支援は期待できません。
また、刺激に敏感な特性を持つお子さんはフリースクール等でも通学の負担が大きく、いたずらに通っているだけで、時間をやり過ごしているケースも非常に多いです。
今回のプロジェクトは、不登校児の質・量ともに劣悪な支援環境を是正することが目的です。
当校の主な特徴
他のフリースクール等には無い発達障害・ギフテッドの特性に合わせた特徴的な不登校支援を行います。
主な特徴は以下の通りです。
●全国の発達障害・ギフテッドを対象としたフリースクール
オンラインフリースクールなので、全国の発達障害・ギフテッドの特性を持つ不登校児が対象です。
また発達障害・ギフテッド専門塾が母体なので、各生徒の発達特性に合わせた個別指導計画書を作成し、学習とコミュニケーションの両面から支援します。
コミュニケーションについては、講師陣は応用行動分析学に基づいたコミュニケーションの技術を用いて、授業運営を行います。
また、フリートークだけでなく、同じ趣味の生徒同士でのグループワークや課外活動を通してソーシャルスキルトレーニングを行います。
学習については学習指導要領に基づいたカリキュラムをベースに、分からない問題を講師に質問する自習形式です。
質問に対しては講師は普通教育に適応するためのアコモデーションという技術を用いて学習支援を行います。
学習の遅れが著しく、自習だけで足りない場合は個別指導を併用することも可能です。
<アコモデーションの例>
●低刺激かつ参加しやすい環境
オンラインなので、刺激に敏感な特性を持つお子さんにとっては刺激が少ない自宅で受講することができます。
また当校は週1〜3回の自由登校とし、起立性調節障害を併発している生徒にも配慮して午後授業(12:00〜16:10)のみの参加しやすいハードルにしています。
そして授業は学習とコミュニケーションの割合を1:1としています。
コミュニケーションではフリートークだけでなく、同じ趣味の生徒同士でのグループワークや課外活動も含まれているので、楽しみながら参加できる環境になっています。
このようなコミュニケーションおよび集団参加のトレーニングができる環境が、個別指導塾では実現できなかった点です。
ただし、当校にずっと通うのではなく、あくまで将来的な復学を目指したステップアップの場にしてもらいたいと考えています。
<授業のイメージ>
●中学受験・高校受験対策
不登校になってしまったときに最も困ることは進路選択です。
出席日数や学力、内申点の面で高校進学の際の選択肢が狭まり、能力に見合った教育を受ける機会が著しく減少します。
一方で受験は自身の学校環境を大きく変えるチャンスでもあります。
中学受験・高校受験対策で個別指導を併用することが可能です。
志望校選びや志望校から逆算した目標の設定、発達特性を考慮したテキスト選び・ペース配分・科目選択などの具体的な受験戦略を策定し、進学支援を行います。
またオンライン授業でも在籍校の判断次第で出席扱いとなりますので、出席のデータや必要書類の提出等の出席支援も行います。
<個別指導計画書の例>
実施スケジュール
8月中旬 開校準備開始
9月1日 入校希望者募集開始
9月30日 クラウドファンディング終了
10月1日 正式オープン
10月1日〜 リターン開始
資金の使い道
発達障害・ギフテッドのオンラインフリースクールを10月1日に開校しますが、従来の個別指導塾とは異なる新しい試みのため、新たな人材の追加採用と生徒獲得のための宣伝活動が必要となります。
具体的にはプロジェクトが軌道に乗るまで6ヶ月と想定し、フリースクールや放課後デイサービスを経験した講師1名の給料150万円とGoogle広告等での広告費60万円、手数料約20万円を加えた230万円が必要です。
設備や備品、その他の人件費については、既存の設備やスタッフを活用します。
生徒の獲得については、まずは当塾の会員や見込み顧客に案内した上で、新たにGoogle広告等にリスティング広告を掲載し、広告活動を行ってまいります。
全国の悩める不登校児の受け入れ態勢を万全にするためにご協力をお願いします。
<費用明細>
人件費:講師1名25万円×6ヶ月=150万円
広告費:1ヶ月10万円×6ヶ月=60万円
手数料:約20万円 (9%+税)
合計:230万円
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターンについて
リターンは以下の6種類を用意しております。
●お礼メール
5,000円を支援していただいた方には、心をこめたお礼メールを送らせていただきます。
●個別指導提案書の作成
10,000円を支援していただいた方には、お子さんに合った個別指導計画書を作成させていただきます。
●授業料割引権
30,000円を支援していただいた方には、当校へ入会いただいた際に支援額分を授業料から割引するチケットを提供いたします。
●授業料割引権
50,000円を支援していただいた方には、当校へ入会いただいた際に支援額分を授業料から割引するチケットを提供いたします。
●スポンサー掲載
100,000円を支援していただいた方には、当校HPにスポンサーとしてお名前(ニックネーム・法人名可)を掲載させていただきます。
●スポンサー掲載
300,000円を支援していただいた方には、当校HPにスポンサーとしてお名前(ニックネーム・法人名可)もしくはロゴ・バナーを掲載させていただきます。
最後に
私の夢は「発達障害という概念を無くし、多様性のある社会を実現すること」です。
発達障害の”障害”という言葉は「能力の困難」を意味するだけでなく、その能力を原因とした「学力や学校生活の不適合状態による社会的困難」という意味も含まれます。
また、ギフテッドはいわゆる天才と思われがちですが、2E型のギフテッドは、”得意な分野では突出した才能”を示すのですが、”苦手な分野では発達障害の特性”を持つため、社会的な困難が生じやすいです。
私は先天的な能力自体を変えることはできなくても、適切な発達支援によってこの社会的困難は解消できると考えます。
将来的に全国の発達障害・ギフテッドへ等しく発達支援が行き届き、社会的困難が生じなくなれば、不登校児は大幅に減少し、また発達障害という言葉はただの得手不得手と見なされて死語化し、発達障害という概念が無くなるはずです。
このような多様な人材が活躍できる社会が実現する日を夢見て精進いたしますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
代表の自己紹介・活動実績など
代表者:津嘉山晋弥
横浜国立大学卒業。
金融機関に勤務した後、2012年に発達障害専門の個別指導塾を立ち上げ、2022年までに1,857名の学習指導・学習相談実績あり。
2023年からは新たに発達障害・ギフテッドのオンライン個別指導塾を立ち上げ、現在にいたる。
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