ー始めに・ご挨拶ー

初めまして、こんにちは。
映画監督　寺原 侑希（テラハラ ユウキ）と申します。

今回の私のプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます！

本プロジェクトは、この度制作する短編映画『 Lovin' it 』を一人でも多くの方に見ていただけるよう発信し、国内外の映画祭で受賞することを目指すプロジェクトです。

ー『 Lovin' it 』の描く世界ー

今作が向き合うテーマは「クオーターライフクライシス」です。

人生の4分の1（クォーター）が過ぎる20代後半から30代にかけて訪れる、理想の人生と現実にギャップを感じたり、周囲と比べてしまうことによって、自分は何者なのか、何をしたいのか、どう生きていくのかといったことについて深く考え込む時期のことを指す言葉です。

私、寺原は今年26歳になりました。人生100年時代を考えても、私は今人生の折り返し地点、の折り返し地点にいるわけです。一般に言う26歳といえば大学を出て就職していれば社会人5年目を迎え、人生のパートナーを見つけて結婚、子供がいるなんてこともあり得る年齢です。私の学生時代の同級生たちも例外ではなく、しっかり社会に貢献して大人の階段を登っている同級生を見ると純粋にかっこいい。しかし、これは大きなプレッシャーにもなり得ます。ふと自分に目を向けると、未だにアルバイトをしながら映画を作っている。

「俺、何してんだろう」

「このままで良いんだろうか」

そんな漠然とした不安が押し寄せてきて、それらが自分の生きた26年を否定しているような気持ちになります。私は今まさに「クオーターライフクライシス」に陥っているのだと思います。

それでも、私は私なりに26年間で積み上げた人生があり、人格があり、大好きな人や物があって、そして生きがいがあります。私にとってそれが映画であり映画作りであり、26年物の私を形作る大事な大事なピースなんです。

自分は何者なのか、将来どんな人間になりたくて、そして実際にどんな人間になるのか。そんなものはおそらく一朝一夕でわかるものではなくて、それなら自分が好きなものくらいははっきりと好きだと言いたい。

今作『Lovin' it』は、そんな自分の在り方を模索する全ての同世代に捧げる、愛の物語です。

そんな映画を一緒に創る仲間として、是非あなたのお力をお貸しいただけないでしょうか？

皆様の期待を裏切らない素敵な作品にすることをお約束いたします。

ーキャスト紹介ー

あゆむ役 向 歩夢

主人公あゆむ役を演じさせていただきます、向歩夢です。はじめてこの脚本を読んだ時監督に自分を見透かされてるのではないかと思うほど自分に性格が似ていて、でも逆にどう面白く演じれるのだろうか、あゆむではなく向歩夢にならないかという不安を抱きました。ただ、主人公あゆむは不器用ながらも夢を必死に追い続けコツコツ努力ができる人間で、どこか周りの人達もつい応援したくなる一面を持つ、さとしとはまた違った魅力があるキャラクターだと思うので、そのあゆむの魅力を自分の演技で引き出せればと思っております。

また、個人的には映像に対しても演技に対しても熱すぎる寺原監督はじめ熱量を持つ宮本さん、工藤さんと作品を一緒に作れるのがとても楽しみです！自分も彼らの熱量に負けないくらい全力で頑張ります！どうぞよろしくお願いします。

さとし役 宮本聖矢

振り返ってみても、自分っていうものを作り上げてきた輪郭は凄く曖昧なような気がします。まして、世界に1人だけしかいない状況だと自分を自分たらしめるものってもっと掴みにくくなるのかな...。何が言いたいかというと、いつだって"誰かと比べて"違いを見出して、差異を認識して、そして自分という輪郭が出来上がっていくんじゃないかなって。よく「人と比べるな」みたいな言葉や教えがありますが、どうしたって比べてみないとわからないこともある。その結果に良い悪いをつけろということでもなく、相対的になって初めて自分ってこう言う人間なんだって思えることがある。

今を生きるにおいては、たくさんの比較対象があって、繊細な方は特に生きづらい世の中だと思います。比べてしまって苦しくなることもあるけど、その他者との違いに気付いた時にどう向き合うか。

この作品を通して、その過程を経て"変化すること"に少しでもポジティブを持ってほしいですし、"比べること"も案外悪いもんではないんだと感じてほしい。

アツい、アツい監督とスタッフ、共演者の皆様と作り上げる作品です。少しでも多くの方と一緒に走り切りたいです！

まゆ役 工藤雛香

まゆ役を演じさせていただきます、工藤雛香です。

私もまゆと同じ25歳で周りと比べて不安になったり、焦ったり、これでいいのかと立ち止まりそうになったり、私自身も抱えていてすごく共感する問題でした。

だからこそ作品を通して同じように感じている方に寄り添えられればいいなと思います。

寺原監督や共演者の方、スタッフの方々とともに今回の作品が観てくださった方の心に残るような作品になるよう全力でまゆという人間を生きていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

ーリターンについてー

◆エンドロールにお名前掲載  ／3,000円

◆本編限定公開、エンドロールにお名前掲載、
　撮影台本（メインキャストサイン入り）＆オリジナルロゴステッカー送付　／ 5,000円

◆本編限定公開、エンドロールにお名前掲載、
　撮影台本（メインキャストサイン入り）＆オリジナルロゴステッカー＆本編Blu-ray送付　／ 10,000円

◆本編限定公開、エンドロールにお名前掲載、
　撮影台本（メインキャストサイン入り）＆オリジナルロゴステッカー＆
　本編Blu-ray＆オリジナルA4ポスター送付　／ 15,000円

ー実施スケジュールー

・〜10月上旬　撮影、制作期間
・10月中旬〜　映像編集

・11月〜　　　リターン制作開始
・11月末日　　クラウドファンディング終了
・12月上旬　　リターン発送、本編限定公開開始

ー今回の資金の使い道ー

いただきましたご支援については下記の補填とさせていただきます。

・機材費　約3万円
・人件費　約8万円
・ロケーション費　約7万円
・制作費　約2万円
・リターン用オリジナルグッズ制作費、発送費　約4万円
・国内外映画祭への出展費用　約3万円
・クラウドファンディング手数料　約3万円

合計30万円

※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。