こんにちは!茨城県阿見町にある就労継続支援B型事業所コトリノ木で、スタッフとして
働く髙田タカノブです。
●プロフィール
都内の広告代理店でコピーライターとしてキャリアをスタート。35歳のとき茨城県土浦市
にてフリーペーパーの立ち上げに携わる。41歳でグラフィックデザイナーに転向。45歳で
出版社を立ち上げる。50歳で現在も続けているタカダデザインという広告プロダクション
をつくば市に開設。そのときのクライアントのひとりがNPO法人ハチドリを立ち上げ、
協力をするうちにハチドリが運営する就労継続支援B型事業所コトリノ木のスタッフとして
Wワークをスタート、現在に至る。
事業所の開設から6年。
それまでは、個人で広告デザインの仕事をメインに活動していましたが(現在もWワーク
で続けています)、地元のコーヒー屋さんで上級インストラクターの資格をいただくほど
コーヒーが大好きでした。
小さなきっかけからお手伝いすることになったコトリノ木で、その大好きだったコーヒー
を事業所のお仕事にしたくてまったく知識のなかった利用者さんたちにドリップの技術を
教えるところからコトリノ木はスタートしました。
(コトリノ木の代表者との出会いも地元のコーヒー屋さんでした)
一人ひとり技術の修得には差があるものの、何よりうれしかったのは、それまでまったく
コーヒーが飲めなかったり…砂糖やミルクを入れて飲んでいた…利用者さんたちが、
美味しいコーヒーならそのまま飲めるんですね!と言ってブラックで飲めるようになった
ことです。
みんながコーヒー好きになっていくのに併せて、かねてよりコーヒー屋さんで学んでいた、
ピッキング、焙煎、ブレンド、ドリップなどのさまざまなスキルを勉強してもらいました。
そして2022年10月、全国の福祉事業所がオリジナルブレンドを競う<チャレンジ・コー
ヒー・バリスタ2022>(会場:品川プリンスホテル)で、全国第2位に選ばれました!
この受賞は、自分自身のコーヒー技術と、利用者さんたちの努力してきたことが間違って
いなかったことを証明してくれる、とても素晴らしい機会になりました。
この挑戦をバネに現在では同じ阿見町にある<予科練平和祈念館>のオリジナルブレンド
の開発と商品販売、キッチンカーによるイベントへの参加など少しずつ活動の場を広げて
きました。
ところが…
福祉のお仕事に携わるのもはじめて。障害者を支援する事業所を運営するのもはじめて。
現在、日々の中で学び、経験を積んでいるものの、コロナ禍の中で売上を伸ばし、福祉
事業所を維持していくことはとても大変なことだと身をもって実感しました。。。
そこで、わたしたち事業所の活動をみなさんにもぜひ応援していただきたく、今回、
クラウドファンディングに挑戦することを決めたのです。
今回のプロジェクトで実現したいこと。それはずばり
「コトリノ木のコーヒーをみなさんに飲んでいただくこと」です。そのためには…
1.コーヒー豆や包材を大量に仕入れて原価を下げる。
2.生産量を増やしてお客様のオーダーに素早く応える。
3.認知度を上げて販売実績を伸ばし、利用者さんの工賃の向上をめざす。
以上の3点がこの挑戦で実現したいことになります。
現在のNPO法人の代表者とは、広告デザイナーとクライアントの関係で、以前から
お世話になっていからコーヒー屋さんで知り合いました。
それまで広告の世界しか知らない自分にとって、「福祉」の世界はまるで未知数。
お手伝いがしたくて飛び込んだものの、その仕組すらわかりません。ただ、先程も
お話したようにコーヒーのお仕事を事業所のかなめにしたかった!
例えば、コトリノ木でも内職仕事をさせていただいていますが一人ひとりの個性を
活かす仕事をしてもらいたいと感じながら自分に伝えられることはコーヒーぐらい。
そこで利用者さんたちに教えてみると、何とみんなが目を輝かせながら取り組んで
くれました。
楽しいことがお仕事になれば、仕事に対する意欲も積極的に変わっていきます!
ただし、もちろんコーヒーをお仕事にすることは簡単ではありません。例えば…
●内職作業と違って原価がかかること。
●コーヒー作業ができる環境を整えること。
●できあがった商品を販売して売上をあげること。
コーヒーのお仕事を続けていくことはけして楽なことではありませんが、これまで
の頑張りを無駄にしたくない!一人でも多くの方に届けて、このおいしさと活動を
知っていただきたいと思うのです!
ご支援いただいた方へのお礼は
以上のブレンドを豆やドリップバッグ、コールドブリューにした詰合わせとして
ご支援いただいた金額に応じてお届けします。
※コトリノ木では2つのオリジナルブレンドをごご用意しています。
さわやかな香りと清々しい味わいが特徴のミディアムロースト「コトリブレンド
リトルバード」。深い味わい中に豊かな甘味を届けるダークロースト「コトリ
ブレンド ブラックバード」。
またタカダデザインで広告制作でお世話になっている鍋屋本店さんのご協力も
いただきます。鍋屋本店さんは茨城県笠間市で350年以上の歴史を誇り、現在
は笠間市の観光を盛り上げるためかさまの名を冠した「かさま焼き芋」「かさ
ま焼き栗」「かさまチップス」「かさまケンピ」などメイドイン笠間スイーツ
の開発、販売を続けているお店さんでそのほとんどのパッケージデザインを
タカダデザインが作っています。その中から特にコーヒーと相性の良いお菓子
とのセットでお届けしたいと思います。
・3,000円の方にはサンクスメール
・5,000円以上の方にはコーヒー+かさまスイーツのセット
・100,000円のご支援をいただいた方には、その方だけのオリジナルブレンドを
お届けします。
【クラウドファンディング後のスケジュール】
2024年6月 原材料および資材、環境準備
2024年6月 販促物の準備と通販サイトの制作
2024年7月 通販サイトのオープン
2024年6月〜7月 リターン発送
【資金の使い道】
設備費:約50万円…サンプルロースター、ガス代、電動ミル、ポットほか
材料費:約60万円…コーヒー豆代(ブラジル×50kg、コロンビア×50kg、グァテマラ×50kg)、
ドリップバッグやギフトで使う包材や移動販売で使用するコップやスリーブほか
販促費:約20万円…パンフレット制作、フライヤー制作、ラベルやPOP制作
通販サイト制作費:約20万円(サイトの制作+ドメイン、サーバー代など年間の維持費を含む)
障害があっても夢を持つことはできます。一人ひとりの力は小さくても、焙煎が
好きな人、ドリップが上手な人、ラベルの絵を描く人、お客様にコーヒを出すの
が好きな人…みんなが協力しあい、それぞれの得意なことを活かせば大きな結果
を生み出すことができると思うのです。
コトリノ木で生まれるコーヒーたちは、まさにみんなの想いの結晶です!
ここでしかできない、ほかでは味わえないオリジナルコーヒーのおいしさをぜひ
全国のみなさんにお届けしたいと思います!そのためのお手伝いをどうかよろしく
お願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターンのご報告です
2024/08/29 09:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
応援ありがとうございました
2024/08/01 08:00最後も今朝の空の写真です、笑クラウドファンディングが終わって8月1日の朝になりました。応援していただいたみなさんのおかげでとにかく無事にプロジェクトを終えることができました。最後の最後まで支援や寄付をいただき本当にありがとうございます。ありきたりなことしか言えませんが今は終わったことの安堵感と感謝の気持ちでいっぱいです。コトリノ木のコーヒーをひとりでも多くの方に知っていただきたいという気持ちで始めた挑戦でしたがいつの間にかB型事業所の活動や福祉事業のことを知っていただきたいという想いに変化していったような気がします。だからクラウドファンディングを経験したことは自分にとってもとても意味のあることでした。ご支援いただいた方に送るリターンの発送時期のことなど少しお時間をいただきますがもうしばらくお付き合いください。そして、まずはコトリノ木のコーヒーを味わっていただきその先の活動についても引き続き注目していただけたら幸いです。ここまでおつきあいいただき本当にありがとうございました!タカダ もっと見る
ラストワン
2024/07/31 08:002024年7月31日。このプロジェクトもいよいよ最終日となりました。昨年の夏、コトリノ木のコーヒー事業がなかなかうまくいかずクラウドファンディングに挑戦してみようと決心しました。しかし、日常の業務やもうひとつの仕事との並走でなかなか思い通りに進まず昨年9月から準備に入り結局スタートできたのが先月のことでした。それから約1カ月半不安の中ではじまったチャレンジでしたがたくさんの方からお電話や応援メッセージFacebookのシェア毎日の投稿にいいね!をいただき気がつけば支援金、寄付金を合わせ50万円を越える金額になりました。降りやまない雨はないし雨がやめば青空が必ず見えてくる、、、今はそんな想いでいます。この最終日もいつもと同じようにコトリノ木に行ってきます。最後まで応援よろしくお願いいたします!タカダコトリノ木の日々の活動をFacebookに毎日投稿しています。こちらも併せてご覧ください。Facebook↓https://www.facebook.com/takanobu.takada127/ もっと見る
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