初めてCAMPFIREにプロジェクト公開させていただきます
Nameless Distillery 名もない蒸留所 ブランド ウイスキー事業を行う当社は みずなら材 だけで出来た「北海道産ミズナラ樽」をはじめ、さくら材だけで出来たサクラ樽を所有しており、国内蒸留所からモルトニューポットを仕入れて単一の自社樽で熟成し直接加水瓶詰めした商品で、 出来るだけ多くの ウイスキー好きの方々に楽しんでいただけそうな魅力あるコンセプトとして今回プロジェクトを立ち上げることとなりました。
ボトラーズビジネス としてはあまり見かけない スタイル
酒類販売免許を取得してから10年以上経ち、周りの要望を聞き歩んでいく間に様々な境遇に出会うことがあり
与えられた環境と条件で出来ることを常に試行錯誤しながら無我夢中で取り込んでいました。
乗り越えなければならない課題を追求していく中で逆に新しい発想や可能性があることに気づき、今まで考えもしなかった面白さとわくわくする楽しみを見つけることができました。
ここまで辿り着いた ウイスキー事業の世界観、このビジネススタイルはちょっと変わったスタイルのウイスキーをお探しの方々に喜んでいただけることを願っております。
Nameless Distillery 名もない蒸留所 ブランド ウイスキー のおはなし
ミズナラ樽で熟成した シングルモルト ウイスキー
当社が6年ほど前に樽製造社から購入した450L樽は、九州の洋酒樽職人が精魂を込めて 北海道産 みずなら材だけを使い手掛けた今では購入が難しい逸品です。
全て みずなら材で出来た樽の中に、国内蒸留所で製造されたニューポット原酒をひとつの樽に詰めて熟成した「ミズナラ樽熟成 シングルモルト ウイスキー」。
シングルモルト ならではの雑味の無い飲みやすさと ミズナラ特有の風味は香木感と優しい果実味が特長です。
とてもシンプルではありますが、まだ飲まれたことがない方にはミズナラ樽熟成 ウイスキーの風味と薫りをこの機会にぜひお試しいただきたいです。
ミズナラ「新」樽で熟成した ラム酒
琥珀色に輝く透明感抜群で希少性の高い ミズナラ樽で3年熟成され生まれてきたラム酒。
樽を購入した当時は酒類製造者の設備増強と増改築などの諸事情ですべての樽にすぐニューポットを充填出来ない状況があり
やむを得ずスピリッツのラム酒を充填しました。
これは、そんな事情から希少価値の高いミズナラ樽を使って出来た偶然の賜物でした。
サクラ樽で熟成した シングルモルト ウイスキー
樽メーカーの試作として購入した200リットルのサクラ樽。
九州産 さくら材だけで造られた樽にこちらも 国内蒸留所で製造されたニューポット原酒を仕入れて、その樽に詰めて熟成した「サクラ樽のみで熟成した シングルモルト ウイスキー」です。
個性が強いので、そういったものをお好みの方におすすめです。
各樽に使用した蒸留したての無色透明なシングルモルトニューポット(原酒)
自社樽に投入したウイスキー原酒であるシングルモルト ニューポットをご用意しました。
モルト独自の果実味豊かな風味が特徴です。名もない蒸留所の樽熟成 ウイスキーに使われたニューポットがどんなものかが気になる方におすすめです。モルトの味わいと果実味の基礎となる原酒を是非ご賞味下さい。
名もない蒸留所の由来
ウイスキーの世界では出身とストーリーが大事です。
だから、どこの蒸留所かを問われます。
ところが、ボトラーズビジネスの販売者の立場から正真正銘の国内で製造したウイスキーを仕入れて「シングルモルト ウイスキー」だとうたっても
その蒸留所以外のブランドがあってはならないことから、ニューポットウイスキーの供給をいただける代わりに蒸留所名を出さないように、ありのままの「Nameless Distillery 名もない蒸留所」と名付けることとなりました。
蒸留所名非公開の ジャパニーズ ウイスキーで今回のプロジェクト公開させていただくことは大変心苦しいですが、蒸留所名がなくとも既に多くの皆様に支持してもらい勇気を頂きました。
この味を少しでも伝えたい・知ってもらいたい、それが当社のミズナラ樽熟成 ウイスキーです。
名もない蒸留所の生い立ち
ボトラーズビジネスとしては当社の欧州パートナーの依頼で日本のウイスキーを作ってくれるところを探してほしいと言われ
元々得意先であったクラフト酒類メーカー様に相談したところ、新たな洋酒製造免許を取得したとの朗報を受けたことが始まりでした。
当社が国内で製造する樽を6年ほど前に注文製作してもらった当時は、北海道産みずなら材だけでミズナラウイスキー樽を製造販売しているのは国内では他に1社しかありませんでした。
当時樽製造社の方から、みずなら材だけでウイスキー樽を作る難しさをとても丁寧に細かく詳しく教えていただき、その魅力にほれ込んで購入の決意を。今まで保管してもらっていた蒸留所から自社熟成所に引っ越して環境も変わって急激に熟成が進みました。熟成所は標高800m付近にあり南アルプスと八ヶ岳に囲まれた長閑な土地に隣接しています。蔵置しているコンテナの換気口からミズナラ独特の薫りが漂ってくるとその薫りに釣られてカブトムシがコンテナの周りで樹液を探しているような様子も見られました。
現在は熟成後のウイスキーを東京・自由が丘駅から徒歩3分ほどの小さなお店で「ウイスキー量り売り」を行っています。
ナラの木といえばイメージが湧くでしょうか?そうです。秋にたくさんのどんぐりを実らせる、あのナラです。その中でもミズナラ は導管の数がたくさんあるため水分を多く含む特長があり、特に北海道産のミズナラはウイスキー用の熟成樽として世界でも最高級のオーク材として評価されている希少な存在なのです。
原料はモルト
Nameless Distillery 名もない蒸留所 ブランド ウイスキーに使われた『ニューポット』の原料は イギリス産「二条大麦」です。
Nameless Distillery 名もない蒸留所
ウイスキーに使われる本格ニューポットのおはなし
麦の中にある「酵素」というたんぱく質のアミラーゼ成分を出しやすくするために麦を発芽させるそうです。
当社が仕入れているニューポットは発芽麦を麦芽(ばくが)もしくはモルトと言い、ウイスキーでは輸入品でも国内品でも品質の一番良いモルトを使うそうです。
麦の中の酵素(アミラーゼ)と澱粉にお湯を加えて混ぜていくうちに甘い糖液が作り出され、
それを麦汁(ばくじゅう)と呼び、中には糖分が含まれています。
これは発酵させたアルコール(モロミ)を作るための工程です。麦汁の中に「酵母菌」を投入すると麦汁の中の糖分を栄養にして炭酸ガスとアルコールを作りだし、やがて「モロミ」という発酵したアルコールを生み出します。
その「モロミ」は蒸留機に移され、最低2~3回蒸留されて無色透明なウイスキー NEW POT(ニューポット)が誕生するのです。
そのウイスキーニューポットがウイスキー樽に詰められて、熟成した結果 まろやかな味になるのが「ウイスキー原酒」です。
商品を完成させるまで色んな実体験がありました。その中から少しだけご紹介します。
いちばん人気のミズナラ樽熟成ウイスキー360本をはじめ、
サクラ樽熟成ウイスキーは80本、ラム酒90本
をご用意させていただきました。
癖のない飲みやすさが好きな方におススメ
ミズナラ樽熟成「シングルモルト ウイスキー」と「ビンテージ ラム酒」
同じミズナラ樽熟成でもモルトとサトウキビの原料違いで風味の違う味比べタイプ2種類のお酒です。濃い味の食べ物でもお互いの味・風味を邪魔せずに美味しくいただける食事との相性が良い、試飲の中では一番人気のミズナラ樽熟成「シングルモルト ウイスキー」と「ビンテージラム酒」です。飲み方としては、オンザロックがいちばんおススメではありますが、炭酸水で割って飲むハイボールやラムハイにしてもしっかりとミズナラ樽の香味と果実味の薫りが充分楽しめます。
「シングルモルト ウイスキー」はモルト独自の風味とミズナラが相まって出来る奥深い薫り、シングルモルトの上質で飲みやすさが自慢です。
個性が強いウイスキーが好きな方におススメ
サクラ樽熟成「シングルモルト ウイスキー」
6年ほど前に試作として作ってもらった樽胴体と鏡板すべて九州産さくら材で出来た200Lのウイスキー樽にシングルモルトニューポットウイスキーを入れて今年5月で丸3年経過してジャパニーズ シングルモルト ウイスキーになります。サクラ樽熟成 シングルモルト ウイスキーはあまり耳にしないと言われますが、個性が強く癖のあるウイスキーがお好きな方やアイリッシュ系ウイスキーがお好みの方におススメの独特な味わいです。
※これらの商品は簡素な包装での発送となります。尚、味比べの商品につきましても化粧箱には入っておりませんので、何卒ご理解ご容赦いただけますよう宜しくお願い致します。
※ギフト用でご購入を考えていらっしゃっている方にはご要望に応じて当社オリジナル紙袋を同梱させていただきます。
当社は製造者ではありませんが、国内蒸留所から分けてもらった上質なニューポットを自社が持つ樽で熟成した美味しいウイスキーを少しでも多くのウイスキー好きの方々に向けて楽しんでいただく事を目指しております。
※上記アルコール度数や内容量は見本品として掲載しております。
「蒸留所名を名乗ってはいけない」という条件のもと、厳しい販路の制約の中に『加工者』という希望の選択肢が生まれました。でも、加工と聞くと何か手を加えたような先入観を感じてしまいます。特にウイスキーという歴史とストーリーのある世界には...。
国内酒税法ではウイスキーや他の洋酒に関して「加工」という定義には加水して度数を下げる以外に何も手を加えてはいけないことを言い、原材料の異なるウイスキー(グレーン)など違う種類の原酒を混ぜたり、洋酒の性質を変えてはいけないこととなっております。
すべての自社樽熟成ウイスキーが今年の5月と6月に『ジャパニーズウイスキー』となります。ご支援していただいた資金の使い道としては、今までニューポットを供給していただいた国内蒸留所から、新しい自社熟成所までの酒税代と輸送費用や美味しい熟成に合う環境設備費用として使わせて頂きます。
本クラウドファンディングて集めた資金の使い道
国内酒税代と輸送費用
今まで保管中だった蒸留所から「移動」「酒税算出」「熟成樽保管庫へ輸送」
熟成樽保管庫の敷設資金
2023年7月 自社熟成所を設けて、新たな熟成保管庫(熟成場)へ引っ越しました。
販売用の実店舗開業資金
2023年8月 販売量り売りの実店舗開業
その他
・リターンのご用意の為の費用
・本クラウドファンディングへの手数料
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
私たちは【名もない蒸留所 ミズナラ樽熟成 樽出し シングルモルト ジャパニーズ ウイスキー】を製作するために、現在プロジェクトを誠心誠意進めております。
しかしながら何分手作業で試行錯誤をしているため、出荷までの工程においてラベルデザインなどが一部変更になることがございます。予期せぬ変更等が生じてしまった場合には、サポーターの皆さまにすぐに報告いたします。
リターン品の配送等に遅れやトラブルが発生した場合には、早急に対応いたします。
リターンスケジュールについては、状況によっては充填や配送作業に遅れが生じる場合がございます。 ご支援の性質上、配送遅延の可能性がございます。 原則として、配送遅延に伴うご支援のキャンセルはできません。 上記プロジェクトページに記載している内容に変更がある場合には、活動レポートなどで共有させていただく予定です。 心を込めてご対応させていただきますので、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見るリターン発送のお知らせ
2024/08/30 23:57こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターン発送予定日のお知らせ
2024/08/12 18:53こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ご購入者様へ
2024/07/01 18:45たくさんのプロジェクトの中から当社のプロジェクトウイスキーをご支援くださいました事、心よりお礼申し上げます。リターン発送はまだ先になりますが、皆さまのお手元にお届けする時期には、少しでも熟成が進んだシングルモルトウイスキーを大樽から出す予定です。美味しいウイスキーをお手元に届けられたらと思いますので、引き続き見守っていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る