みなさまこんばんは!プロジェクト”MOONRAKERS”です。
「O0u+MOONRAKERS」/「The Darkside of MOON-TECH®(ダークサイド オブ ムーンテック®)」。昨日深夜12時にてプロジェクト終了となりました。
なんと応援人数は188名に上り、支援総額は5,396,075円に到達しています。そして、お気に入り登録いただき、プロジェクトをお見守りいただいたみなさまも323名に上りました・・・
わたしたちと「O0u」の初めてのプロジェクトをほんとうにたくさんの方々に見ていただき、応援いただき、お見守りいただき、ほんとうにありがとうございました。
1ヵ月に渡るプロジェクトに伴走いただいた全てのみなさまに、心より深く御礼を申し上げたいと思います。
実は今回、当初検討していた「MOORAKERS」のショールーム、オンラインでの定価同時販売は取りやめをいたしました。
プロジェクト実施中も、何名かのお客様より「すぐに着たい!」「すぐに買いたい!」とのお言葉もいただけてほんとうに嬉しかったのですが、そこにはお応え出来ない形となってしましました。
上記軌道修正をしなくてはいけなかったのは、このキャンプファイヤーでみなさまよりいただいた支援がわたしたちの想定を超えて非常に大きいものとなったためです。
わたしたちはみなさまへのお届けを優先して素材などの確保を行う必要があると判断し、弊社での同時並行での販売については見送りをさせていただく判断をいたしました。
それはほんとうにたくさんの応援をいただいたことに起因するありがたいばかりのことなのですが、一方で本来わたしたちがやりたいオペレーションから言うと、やりきれなかった思いも残るものです。
不要なものはつくらない/けれど必要とされる分は必要な時期にお届けする
それがわたしたちのやりたいことです。
しかし本年は今回のプロジェクトに限らず、みなさまからの応援が拡大する中、そのバランスを取ることの難しさを痛感した1年でもありました。
生産者に適切な収益をお渡しする/みなさまによりリーズナブルな価格を提示する
自分達の収益性を向上させる/自分たちだけではなくあらゆる関係者とともに成長する
日本生産をあきらめず日本の繊維産業を後押しする/よりよい技術であれば海外のものを排他せず積極的に取り入れていく
バランス感覚は、在庫の問題に限らず価格面でも、収益性の面でも、社会性の面でも非常に重要です。割り切れれば良いのですが、割り切れないこともほんとうに多く、日々悩みます。
しかしわたしたちは、そのバランス感覚を見いだしていくしかありません。
難しいけれど。いままでにないけれど。
それでもそれを見いだせなければ未来がないように思うからです。
一人で考えていた時、それは「無理」なことでした。
よってわたしたちにとってのファッションビジネスはなんだかぎすぎすとしていて、夢のないものになっていたように思います。
しかし今は違います。一緒に悩み、一緒に考える仲間がいます。
見守っていただけるみなさまがいます。
わたしたちは、これからも悩み抜いていきます。仮に間違えたとしても、必ず正しい道に戻ります。透明に、誠実に、ひたすらに、あるべき姿を見いだす努力を続けていきます。
なぜならば、今回のプロジェクトでわたしたちは感じたからです。
わたしたちは、もう一人ではないことを。
すべての”MOONRAKERS”が、ともに歩んでくれることを。
プロジェクト”MOONRAKERS”