追記:心強い仲間が加わりました!
活動報告でもお伝えしています通り、このプロジェクトに心強い仲間が加わりました!
大牟田市動物園の企画広報担当をされている冨澤奏子博士(カナコ先生)です。
そうそうたる肩書ですが、気さくで楽しいチャーミングな先生です!
このプロジェクトのオブザーバーとして、テンジン小学校では主に教育関係の視察で同行していただきます。
※今回ご支援いただいている当プロジェクトの支援金使用用途に、カナコ先生の渡航費は含まれておりません
(追記ここまで)
こんにちは、didiです
福岡・大名で2003年に生まれたオリジナルブランド、didi(ディディ)です。ネパール・カトマンズの自社工場でオリジナル製品を作っています。
カトマンズの工場では、シングルマザーのような金銭的に困っている女性に技術を習得してもらい、雇い入れる活動をしています。過酷労働、児童労働のない工場環境のもと、可能な限り天然素材・リサイクル可能な素材を使用した製品づくりを心がけています。
本プロジェクトの発起人、(株)didi専務 兼チーフデザイナーのSONOGA KATOです。
ネパール語で「おねえさん」という意味のdidi(ディディ)。それと同時にdidiは私の名前でもあります。ブランド名を決めるとき、このdidiを使おう!と即座に決めたのは私です。 というのもネパールで私はdidiと呼ばれているからです。
ネパールのみんなの期待にこたえられるよう、また単なるファッションブランドでも、エスニック衣類のメーカーでもないdidiを、一人でも多くの人に知ってもらえるよう、日々奮闘中です。
前回のプロジェクトについて。ビシュヌ校長との出会い
didiは20年にわたってネパールとの繫がりを大切にしてきました。ネパールで服を作って日本で販売するということは、ネパールで働く女性たちにまっとうな賃金を、という切実な気持ちから始めたことです。
ある日、長く日本に住んでいるネパール人の友達のウッタムさんからメッセージが来ました。「ネパールで最も貧しい地区にある、小さな小学校の校長先生に頼まれたんですが、didi、この学校を支援できませんか?」
紹介先のビシュヌ校長から送られてきた長い長いメールを見て、didiスタッフは全員言葉を失い涙をこぼしました。
「私の学校は州都から歩いて2日かかる村にあります。32人の生徒たちは常に物資不足に悩まされています。32人全員がそろって登校する日はほとんどありません。家の仕事があるときは学校よりも家の仕事が優先だからです。この愛しい小さな子どもたちが、裸足で、カバンに本を入れず、時にはカバンも持たずに、空腹で泣きながら学校に来るのです。」
「この村の親世代は読み書きができない方が珍しくはありません。せめてこの子たちの世代が読み書きに不自由しないように、と20年奮闘し続け、気がつくと私は50歳を超えていました。今学校に通っている子たちや、その子どもがネパールを背負って立ったり、平和貢献をしたりしてほしい……というような夢はありますが、日々食べるのにも困るような生活を強いられています。首都カトマンズの小学生と、この村の子どもたち。しても仕方のないことですが、私の心は比較してしまうのです。
山奥に住むこの愛らしい子どもたちが簡単に本を読めるようになったら、それはあなたと私にとって、人生の大きな大きな成果になるのではないでしょうか?」(ビシュヌ校長からのメール、一部省略の上で翻訳)
メールを読み終えたのはその日の深夜でしたが、私たちは居ても立ってもいられず、すぐにビデオ通話でビシュヌ校長と話しました。通話を切った後、またビシュヌ校長からメッセージが。
「昨夜あなたがたと話した後、興奮で眠れませんでした。こんな日本人と出会えたという喜びで!私の心を理解してくれて手を差し伸べてくれたこと、それが心の底から頼もしく、嬉しかった……。」
didiはお客様や身近な人たちにこの小学校のことをお話ししました。あるお客様が、学校の写真を見て「壮大な自然に囲まれた、まさに天空の小学校ですね!」とひとこと。あまりに素敵な表現だったのでそのまま採用させていただきました。
……かくして、didiの「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」が始動し、プロジェクトの第一弾として子どもたちに文具・靴・かばん・1か月分の給食費を届けるための資金を募りました。おかげさまで目標金額を達成し、その後、掲載期間終了までにネクストゴールとして、学用品を届けるためのキャラバン隊を組みたいと考え「キャラバン隊を組むための資金」としてさらに皆様にご協力いただきました。
前回のプロジェクト↓
前回のご支援について、校長に報告しました……が。
▲「資金が集まったよ!」と伝えたら、感謝の気持ちとdidiのロゴまで描きそえられたお礼のレターが届きました!!
私たちは、前回支援していただいた資金で文具や学用品を揃え、給食費や職員・調理人の給料を学校に送ることを考えていました。ビシュヌ校長にお願いして、ラバ5~6頭に荷物を積んでキャラバン隊を組ませて、麓の町からカコット村までラバを扱う業者に運んでもらえれば大丈夫だろう、と手筈を整えていたつもりでしたが……。
前回のプロジェクトで資金ができた!と、校長に報告しました。
「ビシュヌ校長、日本中の皆さんが見てくださったよ。これで来年度の給食や用品を調達しましょうよ!この資金をビシュヌ先生に送金します。麓の町ならお店や食材の卸問屋さんなんかがあるんじゃない?」
「didi、私たちのためにここまでしてくれたとは。今、私の頬には涙が伝っています。本当に感動しています。ありがとう。しかし……」
校長は何かをうまく伝えられなさそうでした。私たちはこのやりとりをほとんど英語で行なっていたのですが、ビシュヌ校長にとって慣れた言葉ではないため細かなニュアンスが通じません。これはいけない。
私たちにビシュヌ校長を紹介してくれたウッタムさんに助けてもらうことにしました。実に在日40年。日本語(関西弁)がとっても流暢です。生まれ故郷のネパール語はもちろん、ビジネス英語も堪能です。
ビシュヌ校長、ウッタムさん、didi社長、SONOGA、スタッフR(本プロジェクトの編集をしています)の5人でビデオチャットしました。通訳入りで臨場感のある会議でした。
「didi、ビシュヌさんはネパール全体の問題についても伝えたいんですって。」
ビシュヌ校長とウッタムさんが語る、ネパールの問題とは。
「私には権限がないんです」
支援をどう実現するかが問題だ、と校長は話し始めました。
まず「校長に支援金を渡して、彼自らが文具や給食の食材を学校に手配すればいいのでは?」これがdidiが当初考えていたことです。しかしこれでは「そのお金はどうしたんだ?」と学校組織の上層部から追及されます。日本でもそうですが、公立だろうと私立だろうと学校の校長にこのような権限はありません。
では、現地のネパール人にそれを頼んだらどうでしょうか?実際にdidiの知り合いに「手数料を払うから」と、こういったことを頼んでみたのですが「専門外だから……」と引き受けてくれる人はいませんでした。逆に考えてみれば、外国からかなりの量の物資を富士山のてっぺんまで運んでくれと頼まれて、すぐ引き受けられる日本人もそうそういないでしょう。
では、校長のさらに上の立場の人、学校などを管轄する行政の長などに直接お金を渡したらどうでしょうか?実は、カコット村を含むドルパ郡では、つい最近まで外国の団体が支援をしていました。彼らも同じことを考えていたようですが、行政の長がお金を着服したとの疑いでリコールされたなどの不祥事があり、結局自らが物資を届けるに至ったという事実があります。
支援者の皆さんがせっかく私たちに寄せてくださった信頼を無駄にすることは絶対にできません。ビシュヌ校長や子どもたちにとっては、直接目を見て、顔を見て、握手やお話をして、直接物資を渡してもらうのが一番の望みです。私たちもそれがベストだとは思っていました。
「ですからdidiお願いです。全ての物資を調達して、それをカコット村までラバたちを率いて一緒に登ってくるのをお願いできませんか?私が麓の町まで行って案内しますから」
私たちはお互い顔を見合わせて呆然としてしまいました。
そうはいっても、社長を含めdidiスタッフは全員、登山経験はおろかハイキングもトレッキングもほとんどやったことがありません。富士山にも登ったことがありません。果たしてできるんだろうか?
やがて、社長が一言いいました。
「didiの本気を見せなきゃいけないでしょ。でないと、支援してくれた人達にも申し訳ないよ」
この一言でスタッフ全員腹が決まりました。
行きます!テンジン小学校へ
そういうわけで私たちdidiは来春、テンジン小学校まで行くことになりました。発起人のSONOGAと、didiスタッフの2人です。SONOGAは還暦少し手前、不安もいっぱいですが、やると決めたからにはド根性で頑張ります。(だけど無理や無茶はしないようにします。万が一のことがあれば、一番悲しむのは生徒や校長であり、社長であり、ご支援くださった皆様であるからです)
富士山と同じぐらいの標高を登ったり降りたり、ルートについては、麓と村を何度も往復している校長先生が一番詳しいので、現在相談しています。カトマンズからカコット村まで、片道5日ぐらいを想定しておいてね、と言われました。
「ものすごいアドベンチャーだ!」と私たちは覚悟して決心しましたが、ウッタムさんによれば「そんなに大げさなことじゃないですよ!」とのこと。
カトマンズが標高およそ1500m、カコット村が3280m。それを5日間、体を慣らしながら進みます。
高山病のおそれがあるのは標高4000m以上の土地を短時間で登った場合だそうです。あとは天気や気候に注意すれば、ヒマラヤトレッキング観光と変わらないそうです。山道の途中で1泊しますが、これはテントを張った野宿ではなく、ちゃんとした宿屋の予定です。
以前テンジン小学校を支援していた外国の団体のリーダーは、75歳の女性だったそうです。彼女もストックを突きながらカコット村まで登ってきていたそうです。
今回のクラウドファンディングの目的
①didiスタッフ2人が日本からヒマラヤのカコット村まで旅をする旅費・宿泊費(往復)
[※新しく加わる同行者の費用は含みません(同行者はいわゆる「自腹」です)]
②ビシュヌ校長より依頼のあった、追加の用品(フライパン、絵具、コピー用紙など)
③前回のプロジェクトでお約束した物資(文具、靴、かばん)、給食の食材、②の用品を調達し、それらすべてをテンジン小学校に運ぶために、より大きなラバのキャラバンを組織する資金、麓からカコット村までのビシュヌ校長の随行にかかる経費
④現在の制服に代わる、新しい制服(スポーツジャージ)の購入36枚分(生徒32人、校長含む先生4人)
私たちはこれについて、一計を講じました。すなわち、皆様にスポンサーになっていただき、ジャージにお名前を入れられるというリターンです。詳しくはリターン詳細をご覧ください。
⑤先生の給料の補填(2か月分)
ネパール政府はすべての公立学校に、生徒1人あたり一律1食20ルピーを支給していますが、辺鄙な場所にあるカコット村では、給食の食材も麓から運ばなければならず、1食50~80ルピーもかかります。足りない分は職員の給料を回しているため、先生たちは現在ボランティアの状態で、無給で働いている状況です。
⑥リターン製作・輸入・通関手数料、配送料等didi諸経費
⑦CAMPFIRE手数料
③について、基本的に日本で考えられるような、整った配送業者のようなものはないということ。didiが商品を作って運ぶときに利用しているDHLなどの大企業も、山の上ではサービス対象外です。
個人経営や家族経営でラバを育て、御者をつけて貸しているところが多いようです。今回は荷物の総重量だけで見積もっても20頭を超える大キャラバンになると予想されます。キャラバン代はラバ1頭ごとのだいたいの価格は定まっていますが、天候や道路状況、距離によって前後します。前回のネクストゴールでご支援いただいた資金との差額を今回ご支援いただきたいと思っています。
キャラバンって?言葉として聞いたことはあっても、ピンとこない方もいらっしゃるでしょう。ビシュヌ校長にどんなものですか?と聞くと、こんな動画が送られてきました。
トラックもジープも使えない山道で、四つ足の動物を使って荷物を運ぶという昔ながらの物流方法しかないのです。このキャラバン隊を私たちが組織して、御者とビシュヌ校長に先導してもらって、一緒に2日間かけて歩きます。
給食費に関しては、前回のクラウドファンディングで「給食費」「職員人件費」として、食材費と調理員の人件費をご支援いただきました。それぞれ1か月分をとりあえず送金しようと考えていましたが、前述のとおり、現金を送ってもどのように使われるか定かでないため、私たちで責任をもって調達して運ばなければなりません。前回ご支援いただいた資金を、今回の食材購入費の一部に充てさせていただきます。前回プロジェクトの支援者の皆様には、この点ご理解いただけますと幸いです。
また、給食に関しては、毎月このような大冒険をするわけにもいきませんので、早急に信頼のおける代理人を立てようと思っております。
スケジュール
2023年12月 クラウドファンディング終了、リターン準備
2023年12月~24年3月 ビザ申請やチケット手配など渡航の準備、ビシュヌ校長と運搬についての打ち合わせ、高地トレーニングなど
2024年3~4月 渡航、本プロジェクトの実行(政情や天候・天災など諸事情によりずれ込む可能性はご承知おきください)
2024年4月までに リターンお届け(品目によっては前後する場合がございます)
また、もちろんプロジェクト実行後は皆さまに結果・活動報告を行なう予定です。
最後に
カコット村にたどり着いて支援物資を渡したら、何日か滞在する予定です。そこでは、「村の生活に支援が必須である」という負のスパイラルを打開すべく、産業について校長や村民の方と調査・相談したいと思っています。現地に行ってみなければわからないことばかりです。どのような支援ができるのか、経済的自立の手助けが果たして可能かどうか、調査してきます。
皆さまの思いを、しっかりお届けしてまいります。どうか応援よろしくお願いいたします!
リターンについて
didiの商品をお求めいただくのが初めてのお客様にも親しみやすいラインナップを取り揃えました!ほとんどを自社工場で縫製していますので、カトマンズの工場で働く人たちにも還元されます。
もちろん、すでにdidiのファンのお客様にも!didiシルクサリーシリーズをお得にお求めいただけるチケットをご用意しました。
前回のプロジェクトにて人気だったリターンで、再度お届けできるものは引き続き掲載しています!見逃してしまった方も再チャンスです。
※ただし、「サリーポケット付きTシャツ・長袖」につきましては、原材料費高騰のためリターン金額を変更させていただきます。予めご了承ください。
リターンについての続報やバックグラウンドは「活動報告」にて掲載予定!ご支援をご検討の方は併せてお読みください。
最新の活動報告
もっと見る制服用スウェットの完成と、渡航の再延期につきまして
2024/10/01 18:48「天空の小学校支援プロジェクト」を応援いただきまして、誠にありがとうございます。なかなか進捗の報告ができず皆様にはご心配をおかけしております。さて、「天空の小学校のスポンサーになろう!」のリターンをお選びいただいた皆様へご報告です。生徒及び先生方に渡すためのスウェットシャツが完成いたしました!※お名前は個人情報につきモザイク処理をしております。当リターン支援者の皆様には別途モザイク無しの写真をお送りいたします。本来は現地で生徒たちが着用している様子をお送りするリターンですが、渡航前に取り急ぎのお知らせとして、こちらをご紹介いたします。また、スウェット本体の調達にご協力いただきました方にも、この場を借りてお礼申し上げます。渡航のタイミングを今か今かと待っているのですが、報道の通りネパールの首都カトマンズや周辺地域にて水害の影響が大きく出ております。以前の天候不良および土砂崩れから数か月経っておりますが、なかなか天気が安定せず、復旧が間に合わない地域もあるようです。また、ヒマラヤ山間部はそろそろ乾季を経て冬に入り、雪の積もる時期になります。なお、給食費・調理人給料・燃料費、それらの運搬費用は送金を行なっております。スタッフの安全が確保できるタイミングにて物資運搬と現地視察のための渡航を行ないます。ご支援いただいている皆様をお待たせし申し訳ございませんが、また改めて支援に関する告知をさせてくださいませ。 もっと見る
経過報告と、皆さまへのお願い
2024/07/24 18:02こんにちは、didiです。ビシュヌ校長から写真が送られてきました。なんと隣村から新入生が6人来たとのこと!弊社では3回にわたってCAMPFIREで「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」のクラウドファンディングを行ないました。すべてのプロジェクトを応援してくださった方もいらっしゃいます。たくさんの皆様からのご協力、誠にありがとうございます。しかし皆さまご存知の通り、この円安……。didiの本業にも大打撃です。それ以外にもヒマラヤへの渡航と支援にはいろんな課題が立ちはだかっておりますが、どうにかしてプロジェクトを成功させたいと奮闘中です。そこで、第3弾のリターンでご好評いただいたアクセサリーやTシャツを、もっと多くの皆様にお届けしたい!と思い、新商品も含めて弊社noteにて再販を行なうことにしました。材料費と送料等の手数料以外はテンジン小学校支援に充てます。在庫がなくなり次第終了となりますが、ぜひお買い物でご協力いただければ幸いです。是非ご覧いただきご支援をお願いいたします。詳細noteはこちらhttps://note.com/didi_ethical/n/nfafbdb16eda7 もっと見る
新年度の様子
2024/05/03 12:51こんにちは、didiです。「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」をご支援くださいまして誠にありがとうございます。皆さまはゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?今回は、新年度に入ったテンジン小学校からの状況をご報告いたします。今年度のテンジン小学校の生徒数は27名。クラウドファンディングを開催したときから卒業した生徒がいるため生徒数が変動しています。このクラウドファンディングでご支援いただいた金額は32名(と先生4名)を想定したものであったため、制服や学用品などを購入する予定額を一部変更いたします。詳しい支援額につきましては、支援実施後にご報告となりますことご了承ください。ビシュヌ校長によると、テンジン小学校のクラス編成は大きく2つに分かれています。小学校の部(1~4年生)と、ECD(Early Child Development)と呼ばれる日本の保育園に相当する部です。写真手前に並んでいる小さな子どもたちがECDの子たちです 今年度の27人の内訳は、1年生が5人、2年生が5人、3年生が4人、4年生が2人、ECDの子どもたち11人です。ECDは近年ビシュヌ校長の念願かなって設立された、テンジン小学校独自のシステムだそうです。2歳~4歳の子どもたちが通っていますが、給食費や教材費は国から補助が出ているわけではないため、運用がうまくいっているとは言えないようです。保育士の代わりとして、ビシュヌ校長の奥さんのドゥルガさんがボランティアで働いています。また、5月に私たちが渡航できなくなった理由も併せてお知らせします。5月の下旬から3週間ほど、小学校の生徒とその家族は薬草を取りに出かけてしまうからです。薬草とは冬虫夏草(現地ではyatragumbaと呼ばれます)のことで、中国などで高値で取引されます。これが現在、村民たちの最大かつほぼ唯一の収入源です。ビシュヌ校長と奥さんは小さな子どもたちのために学校を開けていますが、授業はほとんどできなくなってしまいます。近年では気候変動の影響で冬虫夏草の収穫が少ない年があったり、競争が激化し危険な目に遭ってまで採取しようとする人も増えているそうです。その結果命を落とす人もいるとのこと。村に安定した収入があればこういったことは防げるのかもしれません。私たちにできることから支援していきたいです。さて、実際私たちが支援に向かうのはいつなのか?と疑問に思っていらっしゃる方も多いかと思われます。ご支援いただいている皆様にはご不安な思いをさせまして申し訳ありません。6月ごろから現地は雨季に入ります。雨の続く季節は足元がぬかるみ登山に向かないだけでなく、視界不良により飛行機が飛ばない日が頻発します。せっかくネパールに渡ったのに学校までたどり着けないのは避けたいところです。というわけで、天候が安定する9月を渡航のタイミングとさせていただきます。※ヒマラヤ渡航後にお渡し予定のリターン品につきましては、リターン到着予定が大幅に遅れますことをお詫び申し上げます。リターンお渡し予定時期が決定次第、追ってご連絡差し上げます。 もっと見る
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