10月9日に若松英輔さんを「清子の家」にお迎えしての「詩を書く人のための講座」を開催しました。
若松さんからは、好きな永瀬作品の紹介とともに、詩を「書くことの本質」の問いがなげかけられました。
「本当のことは言葉にならない」けれど「どうしても言葉にならないものを他者と分かち合う」「書きえないものを他者と見つめ合いたい」から詩を書くと。
「書く」ことはしていない方には「詩を書き写す」ことで「読む」とは全く違う味わいがある、とのおすすめも。
若松さんからは様々な視座が提供され、丁寧な質疑応答もありました。受講の方々それぞれに染みこむポイントがあったようです。
資料には「清子の家」原稿用紙を入れましたので、受講のみなさまからの「第七回永瀬清子現代詩賞」への作品応募をお待ちしています!
講座終了後には、地元赤磐市熊山の黒豆菓子などを食べながら、生前の永瀬清子のドキュメンタリー映像を見ていただきました。
今回の講座は記録撮影をお許しいただいたので、このプロジェクトにより改修工事が終了した来年には「清子の家」でご覧いただけるようにいたします。
ぜひ、プロジェクトへのご支援と拡散をお願いいたします。m(__)m