はじめまして!
こんにちは。公益社団法人 日本航空機操縦士協会(JAPA)です。私たちは公益法人として内閣総理大臣の認定を受けた、日本唯一のパイロットの団体です。
操縦士協会は現在6千数百名を超える航空事業会社、官公庁、自衛隊そして自家用のパイロット等の会員により構成され、「航空技術の向上を図り、航空の安全確保につとめ航空知識の普及と諸般の調査研究を行い、もって我が国航空の健全な発展を促進する(定款第3条)」ことを目的として活動しています。
※2024年2月末現在
私たちJAPAの主な活動内容
【子ども、青少年向け パイロット裾野拡大イベントの開催】
航空を目指す人材の発掘と育成のため、無料や安価でイベントを実施しています。
・こども航空教室・操縦体験(小学3年生~6年生)
・中高生航空教室・操縦体験(中学生~高校生)
・Fly with us~空の仕事ワークショップ~ (高校生~大学生)
・Be a pilot~現役操縦士とのオンライン座談会 Talk with us~ (小学生~大学院生)
・女性航空教室(中学生~30歳まで)
【航空安全等に関連するセミナー、シンポジウムの開催】
・航空安全講習会 / 小型航空機セーフティセミナー / 航空気象シンポジウム / 航空医学適性セミナー
・フライトシミュレーターによる操縦技術指導及び体験搭乗など
【黄綬褒章、国土交通大臣表彰等への推薦】
・航空功労者表彰/ 褒章 / 国土交通大臣表彰 / 地方航空局長表彰など
【AIM-J等の航空書籍の作成、販売】
・AIM-JAPAN、学科試験スタディガイド、TAKEOFF、パイロット誌など
【関係省庁等主催会議への参加】
・羽田空港衝突事故対策検討委員会
・航空整備士/操縦士の人材確保に関する検討会
・航空機操縦士養成連絡協議会
・航空管制等英語能力証明検討委員会
・空港安全技術懇談会
・航空身体検査証明審査会(操縦士代表として参加)など
今回ご支援をお願いする施設(フライトシミュレーター)の紹介
今回はJAPAの活動の核でもある「子ども、青少年向けのパイロット裾野拡大」「操縦技術指導」に重要な役割を担っている「フライトシミュレーター」の施設存続をご支援いただきたく、クラウドファンディングを実施させていただきました。
子どもたちの長期休暇に合わせて「こども航空教室・操縦体験」を実施しています。航空教室はパイロットから飛行機について学び、操縦を教えてもらうことができ、子どもたちが職業としての「航空」の魅力を感じることができる貴重な体験の場となっています。またパイロットと直接コミュニケーションを取ることで、その存在を身近に感じることができ、操縦を体験すること以上に得るものがあります。リピーターも多く、すでにパイロットを夢や目標にしているお子さまも多数ご参加いただいています。
「春休み子ども航空教室・操縦体験」
https://x.com/japa_pilot/status/1762768950339973538?s=20
「認定キッズパイロット」
https://x.com/japa_pilot/status/1773616771594879002?s=20
【プログラム】
①航空教室:飛行機の飛ぶ仕組みを学ぼう!
②世界一飛ぶ?!紙飛行機製作
③写真撮影:制服・帽子を着用して写真を撮ろう!
④フライトシミュレーター:シミュレーターを操縦して世界中の空を飛ぼう!
⑤認定証授与:JAPA認定キッズパイロット誕生!
【ご参加いただいた皆さまの感想】
これからパイロットを目指す多くの学生さんに、技術習熟の支援を行っています。フライトシミュレーターの性能を最大限に生かしたオペレーターによる操縦技術指導で、操縦に対する考え方や有事の際の対応力など養うことができます。実践さながらのリアルなシチュエーションを再現することができるため、非常に多くの学生さんにご利用いただいています。
【フライトシミュレーターの性能について】
このフライトシミュレーターの最大の特徴は「パイロットが自らが作ったシミュレーター」という点です。そのため実際の飛行感覚に即して作ってあります。当協会はこのシミュレーターを通じ、航空の安全維持や確保、またパイロット不足が深刻化する中、技能証明保持者へのレッスン、子どもを対象に航空教室・シミュレーター操縦体験を実施するなど、航空業界の裾野拡大に努めています。
「30秒でわかるフライトシミュレーター」
https://x.com/japa_pilot/status/1751906172695880180?s=20
●航空機の種類・・・バロン / セスナ
●飛行場・・・日本のみならず全世界のデータを導入
●気象・・・RVR、風を何層にも分けて設定可能 / 雲、天気現象、QNH、ランウェイコンディションの設定も可能
●航空機の故障・・・多様に再現可能
●運用時刻・・・24時間対応可能 / ナイトフライトの再現可能
●重量重心・・・燃料の変更から重心位置の変更まで対応可能
●保存・・・フライトの保存による再現が可能
●ナビゲーション訓練・・・対地速度を上げて時間短縮が可能
●教官卓・・・フライト経路の表示 / 飛行機の停止や継続の操作 / 全世界の最新のJeppesenのデータ / 日本の空港のデータ / 乱気流を選択すればフライトレベルにおける発生場所がわかる
●コックピット・・・コントロールはダブル / ライトシート、レフトシート両方とも操作可能
●ビジュアル・・・190度の円筒型スクリーン / プロジェクターはレーザー光源(日本ではJAPAのみ実装)
●コントロール系統・・・フォースピードバッグシステム / 空力を全てコンピューターで計算 / コントロール、ラダー、エルロン、エレベーターすべてに対応 / トリムの位置によってプレッシャーが変わる
●スイッチ類・・・すべて実際の通りに動く / パーキングブレーキのレバーは実際同様 / トリムのエレベーター、エルロン、ラダー、ギアレバーもすべて作動し操作可能
なぜ存続の危機なのか
このフライトシミュレーターは、航空業界の人材の発掘と育成という志で成り立っている極めて重要な公益事業です。ですが私たち公益社団法人はその組織の性格から、利益を追求する団体ではないため、できる限りぎりぎりの安価で操縦機会を提供しています。またこの施設を維持するための補助金などもなく、高額な維持費はJAPA会員の皆さまからの会費でまかなわれています。いただいた会費は各種機材リース料、保守管理費、それから操縦技術指導にあたるオペレーター費用に充てています。
ですが現在、以下の理由で事業継続が困難になってきています。
このフライトシミュレーターは精密機械のため、維持や管理に大変な費用がかかります。
これまで子どもたちのパイロットになる夢へのきっかけの場として、また学生たちへは操縦技術指導の場として提供しておりましたが、近年JAPA会員の減少に伴い会費収入が著しく減少し、無料だった「こども航空教室・操縦体験」を有料化に、それから公益性という観点から長年据え置いていたフライトシミュレーターの利用料金の値上げに踏み切りました。
今回のクラウドファンディングは、この施設の維持ができなくなる事態を避けるため、皆さまにご支援いただくプロジェクトです。
フライトシミュレーターの存続には
私たち日本航空機操縦士協会がフライトシミュレーターを利用した活動を続けるにあたって、必要な金額は年間500万円です。しかし今回初めてクラウドファンディングを利用してのお願いとなりますので、皆さまにご支援いただきたいのは、以下の金額とさせていただきました。
〇今回の目標金額 250万円
〇内訳
保守管理費:約100万円
各種機材リース料:約100万円
オペレーター(講師)費用:約50万円
CAMPFIREの新しい仕組み「CAMPFIRE for Social Good」
今までCAMPFIREの運営さんにお支払していた手数料を、皆様が分担して少しずつご負担いただく事で、私たちプロジェクト主が支払う手数料が0%になります。
これは私たち公益的な立場にとって、とても有難い仕組みであり、みなさんのご支援のお気持ちの全てを受け取ることが出来ます。
スケジュールについて
2024年5月17日(金):クラウドファンディング開始
2024年6月30日(日):クラウドファンディング終了
2024年8月上旬:リターンお届け
2024年8月下旬:プロジェクトページ内にて活動のご報告
継続支援はJAPA個人賛助会員へ
操縦士ライセンスをお持ちでない方も「賛助会員」としてご入会が可能です。クラウドファンディング終了後も引き続き当協会の趣旨にご賛同、ご支援いただける方は入会をご検討ください。
JAPA公式HP https://www.japa.or.jp/member
SNSでも応援お願いします!
このプロジェクトに共感していただけましたら、XとインスタグラムでSNSアカウントのフォローをお願いします。プロジェクトやシミュレーターの投稿への「いいね」やシェア、「#日本航空機操縦士協会」「#JAPA」のハッシュタグを入れた投稿などでご協力お願いします!
公式X:@japa_pilot
https://x.com/japa_pilot/status/1751906172695880180?s=46&t=EatXkgs8SDri8JcUSIePbg
公式インスタグラム:@japa_pilot
https://www.instagram.com/japa_pilot?igsh=MXI0dm91cjMxZXAyZA%3D%3D&utm_source=qr
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。クラウドファンディングでの寄付活動をより多くの方々に知っていただくために、日本航空機操縦士協会ではホームページ、メルマガ、SNSで広くお知らせしたいと考えております。
JAPAではこれからも子どもたち、学生たちへの航空業界裾野拡大活動に尽力して参ります。このプロジェクトに少しでも興味を持っていただければ幸いです。
皆さまのご理解と温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
【募集方式について】
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※本プロジェクトへのご寄付は公益社団法人 日本航空機操縦士協会への寄付となり、当団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収証」をもって確定申告をしていただく必要がございます。「領収書」は当クラウドファンディングの募集〆切後、速やかに発行・郵送いたします。
公益社団法人 日本航空機操縦士協会
所在地:東京都港区新橋5-34-3 栄進開発ビル2F
HP : https://www.japa.or.jp/
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