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【The Scene】写真家&エッセイスト・よしおか和の作品集 渾身の一冊!

‘50-'70年代のアメリカのTVや映画を通して憧れた世界を、『色彩の魔術師』とも言われた写真家、よしおか和が実際にその足で旅して、その記憶にオーバーラップするシーンを切り取りました。 そのノスタルジックで愛しい思いを言葉にして添え、お届けするこだわりの作品集を出版します。   

現在の支援総額

285,500

11%

目標金額は2,500,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/16に募集を開始し、 24人の支援により 285,500円の資金を集め、 2018/06/12に募集を終了しました

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‘50-'70年代のアメリカのTVや映画を通して憧れた世界を、『色彩の魔術師』とも言われた写真家、よしおか和が実際にその足で旅して、その記憶にオーバーラップするシーンを切り取りました。 そのノスタルジックで愛しい思いを言葉にして添え、お届けするこだわりの作品集を出版します。   

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 こんにちは、写真家でエッセイストのよしおか和と申します。

アメリカ車ジャーナリストとしての顔も持ち、カーショーやカーレースのイベントをオーガナイズしたりディレクションしたりしています。

また、アメリカ車専門誌でレギュラーページを持ち、毎月写真や歴史解説等をお届けしていますので、もしかしたら、そのカルチャーの中においでの方ならばボクの事を知ってくれている方もいらっしゃるのではないでしょうか⁈

 

 

 ボクは1957年生まれで、家の近くに米軍基地があったこともあり、幼い頃からアメリカ車を沢山見て育ち、アメリカのTVドラマや映画にも強い影響を受けました。

写真は9歳の時に始め、10代の頃から雑誌の仕事をさせていただき、後にコマーシャルの分野でも活動していましたが、昭和の終わりに写真家(アーティスト)として旗揚げし、以来自分の心の決めたままに制作を続けてきたのです。

 

本格的にアメリカを旅しながら撮り始めたのは90年代の半ばからです。

大好きなアメリカ車でアメリカじゅうを走り回り、幼い頃からTVや映画で見て憧れた記憶の中の印象的なシーンとオーバーラップする光景を切り取るというのがボクの基本的な制作スタイルです。

 

 

 

 代表作は、「Route66~置き去りにされた風景」です。

2001年に目黒美術館のギャラリーで個展を開催したのを皮切りに、都内を中心に通算10回以上の写真展を通じて皆さんにお見せしてきました。

東京アメリカンクラブの招待作家にしていただき、Nikonウェブギャラリーや、その他数多くのメディアに取り上げていただきました。

 

 

 

 さて、この度はそんなボクの制作の集大成として、写真にいくつかのエッセイを添えた作品集を出版しようと思っています。

実は、過去にもある著名なキュレーターの方から出版のお話をいただいたことがありました。

出版社も有名なところでしたが、ボクの中にあるふたつのこだわりをどうしても捨てることができずにお断わりさせていただいたのです。

 

そのこだわりのひとつがボクの独特のプリント技法に関するものです。

それは100%コットンペーパーにある細工を施し、顔料インクで出力するというもので、簡単に言うと目の荒い画用紙にプリントしてある感じです。

その独特な風合いを印刷においても可能な限り再現したいと考えています。

 

 

 

 しかし、商業ベースで考えるとなかなか難しく、具体的にはその当時「写真集は3900円以内の価格設定にしないと売れないから…」ということで、とても印刷手法にこだわって研究する余裕はありませんでした。

もうひとつ、ボクは作品のセレクトや構成、装丁に関してもすべて自分自身で手掛けたかったのですが、今日の出版に関する常識の中で実現させるのはとても難しいのです。

そもそも、トーハンとかニッパンといった江戸時代から続いているような流通体制の中では、それがアーティストとしては当たり前の主張だったとしてもなかなか受け入れてもらえないのが現実です。 

 

 

 結果としてボクは自費出版を決意したのですが、当時の中途半端にデジタル化した印刷技術にはまだまだ発展成長の余地が感じられたため、計画を少し先延ばしにすることにしたのでした。

ところがそれ以降、出版業界の不況はどんどん深刻化し、雑誌その他紙媒体全体を通してその存在そのものが危ぶまれるようになりました。

 

そこで、ボクは違う世界でその資金を増やそうと考えました。

最初にライブ・レストランバーを経営しましたがなかなか思い通りにはいきませんでした。

そのマイナスを取り戻すために、今度は知識も経験もないネットビジネスや投資の案件にも手を出しました。

しかし、結果的に詐欺まがいの商材に騙されて今度はマイナスどころか資金のほとんどを失ってしまったのです。

 

  

 

 これらのことから、自分が心から愛しているカルチャーや自分の分身とも言える作品たちを信じ切れず、知らない世界に頼って苦労せず稼ごうとした自分の判断が間違っていたことに改めて気づかされました。

そこで、気を取り直してイチからやり直そうと決意した時に、仲間たちからクラウドファンディングという方法があることを知らされたのです。

 

最初はちょっと抵抗もありましたが、皆さんからのご支援でボクのこだわりと夢が具現化し、その最終的な形を皆さんにお届けできたなら、それは素晴らしいことだと思い、その仲間たちの協力を得て、今こうしてお願いするに至りました!

  

 

 自分なりに調べてみたところ、昔ながらの美術印刷のレベルとほぼ同等の仕上がりが、今の最新の技術を上手く応用すれば、かなり低コストに抑えることが可能となります。さらに出版部数を限定にすることで、より現実的な数字に近づけられるという見通しも立てることができました。

ボクの選択したのは書店の店頭には並ばない出版ルートですので、もしかしたら皆さんのお手元にお届けできるまでには予想し得ない苦労難題も出てくることが考えられますが、全てをポジティブに捉えるならばそれがボクのポリシーにより近いスタンスでスタイルなんだと理解しています。

 

 そこで、すべてをトータルして必要な資金の半分をなんとか自分で稼ぎ出し、後の半分をクラウドファンディングで皆さんにご支援をお願いしようと目標金額を設定しました。

 

きっとご納得いただけるものをお届けいたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます!

 

 

※作品集のお届け予定時期   2018年12月

※ ただし、目標金額に達しなかった場合は、申し訳ありませんが更にお時間を頂きますことをご了承願います。

その場合も必ず出版は実現させますので、どうか信じてお待ちいただければ幸いです。

※巻末に支援者全員のお名前を記載させていただく計画がありますが、もしご迷惑な方がいらしたら予めご連絡ください。

 

よしおか 和

1957年東京生まれ。1978年写大卒。

子供の頃、TVや映画を通して憧れたアメリカとオーバーラップするシーンを求めて、今も旅を続ける写真家。

代表作は“ROUTE66~置き去りにされ た風景”。

尚、アメリカ車のクラッシックモデルについては超趣味人。

豊富なレストア経験を持ち、常に複数のアメリカ車と共に暮らす。

現在は‘67ダッジ・コロネットRTでドラッグレースにもプライベート参戦中。

“A-cars”他アメリカ車専門誌ではライターとしても活動、 またこれまでに数多くのカーショウやレースイベントをプロデュース、ディレクションしている。

 

主な写真展


1991年 「瞬間の色彩」ギャルリ玄(東京・世田谷)

1993年 「空の色彩」ニュ-アオヤマギャラリ-(東京・青山)

1994年 「FLOWER-神秘の色彩」ギャルリ玄(東京・広尾)

2001年 「ROUTE66~置き去りにされた風景」目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)

2002年 「ROUTE66 Views Left Behind」東京アメリカンクラブ(東京・麻布台)

2005年 「ROUTE66 California to Arizona」ギャラリー・コスモス(東京・目黒)

2006年「SCENEー旅の途中で切り取ったアメリカ車のある風景」目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒~6PACKより)

2006年「ROUTE66」フジテレビ お台場冒険王 冒険ランド(東京・台場)

2012年「Route66」Niiyama's Gallery and Sales Salon(東京・赤坂)

 

よしおか和公式サイト

よしおか和写真工房Facebookページ

 

最新の活動報告

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  • 制作にあたり、まずは印刷会社や実際にボクのイメージをデータ上で具現化してくれるデザイナー兼オペレーターと打ち合わせ中です。出版社が介入した場合にはこの行程のほとんどが出版社任せとなるところなんでしょうが、今回のボクのプロジェクトに於いてはそのひとつひとつをボク自身が研究した上で決めていかなければなりません。そして最初に悩んでいるのはどんな紙を採用するか?です。  ボクの作品(オリジナルプリント)の大きな特徴のひとつがセラミックコーティングを施した100%コットンペーパーに顔料インクジェットで出力するという技法なのですが、その独特な発色と風合いを出来るだけ忠実に再現したくて紙選びにもこだわっているのです。これまでにボクは写真展等で作品を発表するたびにオリジナルのポストカードを制作して来ましたが、その際に採用した紙は艶のないマット面でありボクとしてはいろいろと試した中でも納得のゆくものでした。そこで今回もひとまずそれと同じ紙をリクエストしたのですが、どうやらその紙はポストカードのような用途に限定したものらしく、写真集の用紙としては厚過ぎるようなのです。最終的にどんな紙を選ぶかによってそのロットやサイズが関係して来てトータルの予算にも大きく影響するわけで、とことんこだわりたい気持ちと現実を見つめる目が常に葛藤を繰り返すのです。また、それによって判型も変わって来るのでなかなか簡単に結論は出ません。それでも、こういうカタチでの出版だからこそ悩める、言って見れば最高に贅沢な悩みでもあり、印刷会社の技術者さんや仲間のデザイナーが付き合ってくれるうちは精々楽しんじゃおうと思っています。引き続き皆様の応援をお願いいたします!! もっと見る

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