5月も終わりに近付き『ストレイ・メモリア』の頒布まで3ヶ月を切りました。今月も進捗についてお知らせいたします。▼シナリオについて先月から行っていたシナリオの校正も全て完了し、個別エンドまで無事にシナリオが完成しました。エンド部分はどこから分岐させ、どう終わらせるのか非常に悩み、校正も特に力を入れて見ていただきました。個別エンドだけでなく、全てのエンドに言えることですが、メインキャラからサブキャラまで、一人ひとりがどう変わっていったかが見えるものになればと願います。特に『インビジブル』『蒼のフラグメント』から作品を見てくださっている方に関して、私がリブートでしたかったこと、変えたくなかったことが伝わったら嬉しいです。シナリオを書き終わっても、まだ色々な作業が残っているせいか、あまり一区切りついた感覚が無いのですが、完成に向けて作業を進めていきます。▼CG、デザインについてイラスト関係もいよいよ大詰めで、同時進行しているオープニング動画、エンディング動画に使うためのスチルが完成し、怪異の立ち絵やカットインなども追加されています。水族館でのワンシーン。宗形とのんびりと水族館を楽しんでいます。このスチルもネタバレを大いに含むものではありますが、ここだけ切り取って見れば話の流れは分からないと思いますので、思い切ってお披露目します。いつもにこやかな皆川の緊迫した表情がとてもいい一枚です。今後はネタバレを含む、エンド付近のスチルを中心に描き進めていただくことになるので、進捗としてスチルをお見せすることは少なくなるかもしれません。本当はもっとスチルを増やしたかったのですが、個別エンドのスチル枚数等を調整する都合、どこまでスチルを増やせるかが分からないので、一旦は必ず必要になるスチルから作ることにしています。 そのため、時間に余裕ができればエンドに関係ない部分のスチルも増やせるかもしれません。また、一部背景も追加になっています。こちらに関しては組み込みしていないので、見せられるタイミングになりましたらスクリーンショットを出せたらと思います。▼ボイスについて今回『蒼のフラグメント』と比較して、さらにシナリオ量が多くなったことを受け、またクラウドファンディングの目標金額達成とならなかったこともあり、どのセリフをボイスありにするかを慎重に決めました。声付きにしたかったシーンが山ほどあるのですが、予算の中でギリギリのラインでセリフを選んでいます。今月には全ての収録が完了する見込みです。自分で台本を作っていても、声を聞くだけで心が震える、涙が流れるような素晴らしい演技をしていただいています。▼設定資料集について本文は手付かずですが、こちらも本編制作と同時進行で進めています。今回はショートショートの掲載は予定していないので、その分イラスト系を充実させられたらと思っており、その一環としてゲスト原稿もいただくことにしました。これまでいただいたファンアートの掲載許可をいただき収録するものもありますが、ほとんどが描きおろしです。キャラクターやシチュエーションはお任せしているので、どんなイラストが届くか今から楽しみです。頒布後になりますが、イラストのご紹介もしていく予定です。また今回は制作に携わった方から、コメントをお寄せいただくことも計画しています。全員分とはいかないと思いますが、作品や演じたキャラクターに対するコメント、力を入れた部分などをコメントいただく予定です。こちらもどうぞお楽しみに。▼動画についてオープニング、エンディング動画も制作が始まっています。ここが組み込まれるとより一層ゲームらしくなるので、今から完成が楽しみです。オープニングに関しては、7月のゲ制デーで公開できるかと思いますので、公開になりましたら、ぜひご覧ください。エンディングは動画としてどこかにアップすることはできませんが、スクリーンショットでお見せできればと思います。▼体験版・ファンディスクについて現在公開中の体験版はボイス無のものとなっていますが、校正を反映させ、ボイスを入れた最新版に差し替える予定です。本編作業が未完のため、おそらくはゲームの公開直前もしくは直後になるかと思います。ストレイ・メモリアの魅力をお伝えするため、体験版の範囲を4章までに拡大することも検討中です。クラウドファンディングの支援者様限定の特典となるファンディスクにつきまして、本編作業が完了していないこともあり、場合によってはお届け時期がずれることになる可能性がございます。本編もファンディスクも中途半端な状態で完成としたくないと考え、時間的に本編を優先させますが、ファンディスクのスチルも増やし、ボイスもできる限り入れた内容でお届けできるようにしたいです。詳細につきましては、もう少し見通しが立ってからお知らせいたします。※本編・設定資料集・サウンドトラックは予定どおり8月上旬のお届けで、ファンディスクのみ遅れて発送になる可能性がございます。※リターンにファンディスクが含まれている支援者様には、活動報告とは別に個別のお知らせをいたします。
ジュブナイル の付いた活動報告
ストレイ・メモリアの進捗につきまして、3月分のお知らせをすることができず申し訳ありません。前回のお知らせから現在の進捗についてまとめさせていただきます。シナリオに関しては、メインキャラの個別エンドと、エンド1の調整以外は完了しており、現在は校正を進めていただいています。校正内容に応じて、随時修正も行っています。シナリオに関してだけ言えば、あと一息というところまできました。体験版も2章まででなく、4章まで公開するか現在検討中です。校正を反映し、ボイスが揃ってからになるので、更新はもう少し先になりそうですが、より多くの方に興味をもっていただけるように考えています。ゲームとしてはイラスト・サウンド周りの作成、実装作業、テストプレイ、ボイス関連の作業など、まだまだやることはたくさんありますが、引き続き8月の公開に向けて制作を進めていきます。前回のお知らせから、スチルもたくさん増えましたので一部ではありますがご紹介です。つぐみ、篠塚、すずによるお風呂シーン。プールの立ち絵やスチルに引き続き、ちょっとしたご褒美スチルです。主人公の相棒として、仲間たちのムードメーカーとしての役回りが多い蓮が本気を出したシーンです。このシーンの茉莉花とのやり取りは、蓮の優しさと成長が窺えるよう特に力を入れた部分でもあります。つぐみの夢の中に現れる謎の女性のスチルになります。まだSNSなどでお披露目していないものです。ネタバレに関わるので多くは語れませんが、全ての謎が明かされた時に彼女の正体と、つぐみとの関係も明らかになります。こちらはクラファンの、支援者様が考えたキャラクターを作中に登場させるプランにより作成されたイラスト(右手の赤いドレスの女性です)を格闘ゲーム風にしたスチルになります。とても素敵な設定、デザインです。格ゲー風に整えていただきましたが、すごくそれっぽい画面になっているかと思います。今月のゲ制デーでお披露目となった美弥子のスチルですが、既に公開されている茉莉花のスチルとの対比もイメージしています。茉莉花のドッペルゲンガーは彼女そっくりの見た目ですが、美弥子のそれは雰囲気が違っています。それの意味することにも注目してもらえたらと思います。またUIに関しても、一通り完成しています。こちらはタイトルロゴやタイトルのボタン同様、藤沢さんが担当されています。シナリオチャートは蒼のフラグメントから形を変えて作成いただき、そのほかのデザインは大きく変えず、雰囲気を今作に合わせるために調整いただきました。藤沢さんにはフリー版のインビジブルからお世話になっておりますが、作品の個性や色を大切にデザインしてくださり、インビジブルのリブートということで、関わってくれています。新規で携わってくださっている方も、インビジブルから引き続き関わってくださっている方もいらっしゃいますが、作品をより良いものにするためにお力添えいただいています。プレイされる方も同じように、インビジブルから追いかけてくださっている方、今作から気に掛けてくださっている方、さまざまかと思います。ストレイ・メモリアをプレイして良かった!と思っていただけるよう全力を尽くしますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。